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神谷玄次郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  夢(1990)
桃畑や狐の嫁入りなど、せっかく映画史に残るであろう映像美を見せながら、夢のいくつかにベタなメッセージ性を感じずにはいられず、しかもそれを言葉で説明してしまっているのが残念でした。黒澤監督の冗長さについては、ピーターの前歴があるわけですが、細やかな計算をもってしてもどうしても出てしまう彼の癖なのでしょうか。最後の葬式は、映像だけで喜びを表現して欲しかった。笠さんの表情で十分伝わったはずです。赤富士と鬼は続いている夢であるべきです。
7点(2003-12-18 03:08:56)
82.  どですかでん
四騎の会第一弾として、もっと売れる映画を作ろうと思えば作れたんでしょうが、黒澤監督はここぞとばかりに世に問う作品を叩き付けたかったんでしょう。同じく世間に挑戦し続ける宮崎駿がそれでも評価を上げ続けるのとは対照的な人生ですね。やっぱりこれは「実験映画」だと思います。そういう目でみれば非常に面白い。万人に薦められないが、気心知れた友人には勧めて感想を聞きたい。そんな作品です。それにしてもオムニバスの短い各シークエンスで、これだけ人物の描写ができるのはやはりすごいですよ。伴淳三郎の演技にはたまげました。乞食の父親の「プールができたよ!」は名台詞ですね。
7点(2003-12-17 21:32:01)
83.  グラディエーター 《ネタバレ》 
それなりに迫力もあり、それなりに面白いストーリーだが、今ひとつ感情移入できない。それがために最後の大観衆の場面でも盛り上がりに欠ける。そういう印象を持ちました。これはそれぞれの登場人物が持つ葛藤と、それに対応する実行動に、微妙なズレがあったからではないでしょうか?暴君コモドゥス自身が闘うことを選んだことにしても、見方によっては自ら死を選んだのではないかとも思えるほどの自殺行為ですし、相手を弱らせる策を講じているくらいだからそうではないらしい。マキシマスはローマ帝国に忠誠を誓ったのか、それとも先帝を愛していただけなのか。などなど、単純な「動機と行動」に対して納得できないところがあったのが原因ではないかと思います。先帝アウレリウスは名君ではあったとは思いますが、あそこまで庶民的だったのでしょうか・・・。
7点(2003-12-17 10:28:42)
84.  ビッグ・リボウスキ
コーエン兄弟の映画からいつも感じるのは、乾燥した空気。この感覚が日本のジトッとした雰囲気との違いを感じさせる。その分ホワイトロシアンがうまそう。しかし軽快に見えてかなり長く感じるのはなぜだろうか。正直疲れる。コーエン兄弟の常連達は見ているだけで相当インパクトがあるだけに、そいつらがニョロニョロ、チョキチョキと立ち回ると、ついていくのがしんどい部分がある。
6点(2004-07-10 23:50:42)
85.  デス・トゥ・スムーチー
ストーリーは面白い。上映時間の短さからもわかるように、編集作業に相当根をつめたようで、テンポもよく小気味いい。ただ各登場人物の描きこみがもうひとつ。特に悪役が複数登場するので、このあたりの区別をもっとしっかりと見せて欲しかったのが残念だ。また、登場人物の心の動きが読みづらい。まずキャスリン・キーナー演ずるノラが、モープスに心を開いていく過程。はじめは穴が空いた番組の顔として、モープスのことをただのつなぎだとしか思っていなかった彼女が、徐々に心を開いていくわけだが、彼の人となりを理解していく過程がほとんど描かれていない。よった勢いで彼に詫びを入れる前に、そうする決心と、勇気を振り絞る状況というものが必要だったはずだ。また、心に鉄の扉を持っている理由はこの時点ではまったくわからない。ひとつのなぞときとして、ここも描きこんで欲しかった。レインボーがモープスにひざをなでられただけで改心してしまうところも拍子抜け。さらに、モープスに裏切られ、親分が殺された最後の手段が、舞台上の殺し、というのも短絡的。スピナーのいとこのアイリッシュマフィアは、名実ともにかなり強力だが、やっていることがチンピラのそれに近い。
6点(2004-05-01 00:09:27)(良:1票)
86.  テルマ&ルイーズ
映画界のターニングポイントで常にマイルストーンをおき続けてきた同監督の映画にしては、見るべきところは少ない気がした。ストーリーや見せ方は、「俺たちに明日はない」や「ミッドナイト・ラン」に酷似しているが、それ以上に感じるのは、「解釈」という点に新鮮味が感じられないところ。崖から飛び降りて「華と散る」美しさとは別のものを見せて欲しかった。せっかく「女性のロード・ムービー」なのだから、違った友情の昇華の仕方もあったのではないか。あのままでは、「レイプの犠牲になった二人」にすぎず、後味が悪い。たとえば、潔くつかまって新たな人生を歩んでいる二人、という切り口など。生き残るにせよ死ぬにせよ、「こうなるのか!」と驚き納得する結末でないと、ただのロード・ムービーといわれても仕方が無いのではないか。
6点(2004-03-15 00:44:11)
87.  波止場(1954)
神父が最終的には裏切るのだろうと思っていたのですがすっかりハズレてしまいました。このあたりが、宗教観に対するお国柄の違いなのでしょうか。
6点(2004-03-09 23:22:38)
88.  世界中がアイ・ラヴ・ユー
まあまあ面白かった。しかし映画を見ることで何か大きなものを得ようとか、そういう方にはお勧めできない。みんな幸せになってよかったね、という「合法ドラッグ」のような作品だ。キャストが贅沢なので救われる。
6点(2004-02-28 21:17:47)
89.  レオン/完全版
シチュエーション的にはとても楽しめた。しかしなんか日本映画の匂いがするのはなんでだろうか?ジャン・レノの演技か?ちとクサいような気もする。練習で街の人をうっちゃいかんよ。あれでかなり引いてしまった。
6点(2004-02-27 01:53:15)
90.  まあだだよ
黒澤映画にはいつもどっしりした「核」のようなものがあって、それを中心にさまざまな粒子がうずまいたり反発しあったりするのが魅力なのだが、この作品についてはそれに該当するものは「内田百閒」そのものと思われるが、それ自身の主体性というものがほとんど見て取れない。少年時代を思い出すことと、そこまで2時間で見せたエピソードが必然性を持って結びついているとは思えない。故人を偲ぶ、ゆかりの人間達のインタビュー映画のようだ。しかも、ドキュメンタリーならまだしも、演じている周りの俳優が、黒澤組の中でもへたくそ、または手垢にまみれた人ばかりがチョイスされているために、とてもウソ臭い。寺尾明、油井昌由樹、井川比佐志が、根津甚八など別の俳優だったら、もっと違う百閒のあぶり出しかたも出来たのではなかろうか。周りがこれだから所ジョージも個性を出すには荷が重く、周りに同調した面白みのないキャラになってしまった。「オイチニの薬」のとても地味なスペクタクルシーンに、映画人としての意地を感じたのでプラス1点。
6点(2004-02-16 01:05:19)
91.  イルカの日
まあまあの作品だと思いました。ジョージ・C・スコットのキャスティングは秀逸ですね。個人的にはもう少しテリルの自戒というものを物語の障壁として打ち立ててほしかった気がします。かわいい動物と、動物に好かれたおじさんと、それを脅かす敵、という構図では、どうしてもベタな勧善懲悪に見えてしまうのもしょうがないかなと思いました。諸悪の根源は彼なのですから。
6点(2004-02-15 19:49:15)
92.  天井桟敷の人々
バチスト、ルメートルは見事な存在感と演技だけれども、その他の役者にはもう一つキレが感じられない。特にガランス。食えないオバサンにしか見えない。女性の魅力を一方向で語ることは出来ないことぐらい理解できるが、数多の男性達を魅了するような、若き熱情の息吹が萌えるような魅力は残念ながら見て取れない。一方のナタリーもカチカチの表情だ。饒舌によってやっと位置づけが理解できる。(中盤の二人の会話を、一度音を消してご覧になるとよくわかると思う)名作との誉れ高いが、時代とともに風化していく部分は否めないと感じた。それとも、カキワリの「天井桟敷の人々」の中で、最後までバチストは「一人芝居」をしていたという意味なのか・・・。
6点(2004-02-15 01:59:19)
93.  もののけ姫
何度も話されているが、展開がナウシカと同じ。宮崎作品は嫌いではないが、批評するときどうしても批判的になってしまうのは、「動物の擬人化」に言及せざるを得ないからであろうと思う。彼がエコロジーを語るとき、かならず動物と会話できるキャラクターが登場するが、これは幻想でしかなく、これを子供が見てどういう未来を築こうと思うのか、科学的に想像がつかない。人間と野生生物は別物で、野生生物の世界を支配することで人間社会たりえているわけで、これに目をそむけたままでは、自然との真の共生はありえない。そのへんの犬食ったり山羊食ったり、そういう共生の時代をどう説明できるというのか、と思ってしまう。
6点(2004-02-02 19:57:59)(良:1票)
94.  ダイナマイトどんどん
序盤の話の展開はとてもテンポがよくてすばらしい。残念なことに中盤だれてしまう。そして後半はメチャクチャ。序盤だけでいえば世界に出しても恥ずかしくないだけの出来。なんといってもパワーが凄い。もっと多くの方の評価を聞きたい作品ではある。
6点(2004-02-01 22:22:52)
95.  ドライビング Miss デイジー
単調だがほのぼのとした春のような映画でした。モーガン・フリーマンは、感情を抑えた、朴訥としたものながら、体中からそれまでの人生の紆余曲折を物語るようなしっかりとした演技だったと思います。
6点(2004-01-31 20:00:54)
96.  メリーに首ったけ
恋多き女だね。個人的には、犬が燃えるシーンが面白かった。モンティ・パイソンの「デニス・ムーア」に出てくる猫のようでした。
6点(2004-01-30 02:15:08)
97.  ビューティフル・マインド
スジも面白いし、ラッセル・クロウの演技も特筆すべきものがあるが、なぜか映画のテンポについていけない。映画の中にいくつかのヤマがあるが、それぞれの頂点に向かうまでの上り坂が急すぎて、置いてけぼりを食ってしまう。これが何度か繰り返されて、それぞれのヤマの感動が相殺されてしまっているように感じるのは惜しい。淡々と終わるのかと思いきや、最後にもっとも言いたいことを感動的に映している。ならばこのクライマックスをもっと効果的に見せる編集があったのではないか?シナリオよりも、編集に物足りなさを感じた。
6点(2004-01-30 02:09:55)
98.  ラスト サムライ
時代考証云々をいいだすと、「戦国自衛隊」を評することができなくなってしまうので(笑)、まあ、どこかの国のおとぎ話として見ましょう。としたら・・・何も語るところがないんだなあ・・・。困った・・・。しかし、真田広之に尽きます。彼だけ凄い!彼だけで映画館で見る価値あった!
6点(2004-01-25 01:35:38)
99.  会社物語 MEMORIES OF YOU
市川準監督作品の、「BUSU」が東京の朝の風景を写しているとすれば、この作品は東京の夕暮れを見事に表現している。これは、それぞれ富田靖子の成長、ハナ肇の老いとオーバーラップしてみることができると思います。ストーリー事態はものすごく地味なのですが、東京の風景に同化することで非常に心にしみる作品になったと思います。
6点(2004-01-03 22:42:01)
100.  酔いどれ天使
暗い雰囲気がどうも好きになれない。やはり時代の流れを感じてしまう。三船は怖すぎる・・・。
6点(2004-01-03 22:34:19)
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