81. 隠し砦の三悪人
この映画は筋よりも三船敏郎のカッコよさが印象に残る。 あの馬に乗っての格闘や槍の対決の鋭い眼つき、女を馬に引き上げる肉体的な力強さには男が憧れるものがある。 こういう男は超人的な展開であっても、あり得ると思わせられるものがあるので見ていて楽しい。まさに役者が違うという感じがしました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-12 11:12:28) |
82. フォレスト・ガンプ/一期一会
ストーリーについては色々と途中で言いたくなったのだけれど、終わってみたら感動。 邦題に付いている「一期一会」の生き様を主人公から教えられたような気分になりました。彼は身近な人をとても大切にする。もちろん幼少期から周囲との関係の構築が難しかったことが大きな要因になっているのだろうが、成功者になったことを無視してもガンプが立派に見えたのは、私自身が考える理想の人間の振舞いに彼が重なったからだろう。 身近な周囲の人を大切にする。言葉では単純なことだけど、なかなかできない。でも改めて実践していきたいし、しなくてはならないことだと改めて教わりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-06 00:27:01) |
83. センチメンタル・アドベンチャー
可もなく不可もない仕上がりですが、誰が考えたのか邦題だけは酷いと思います。しかし泣けました。 クリントイーストウッドほど銃とハットと埃っぽさが似合う男はいない! [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-04 22:11:30) |
84. ペーパー・ムーン
親子の事実の曖昧さが二人の距離感として表れて、良い感じにドラマを作っている。 子役がこれほどハマっている映画は今までに見たことが無いほどで、序盤のアディの可笑しさから作品に惹きこまれました。 残念に思ったのはエンディングで、あれほど愛着が湧いた親子だったのに、これからハッピーに生きていけるような未来を全く想起できませんでした。時代も国も色々が大きく違うということで価値観の問題もあるでしょうが、父親と出会うまでのアディの不遇をもう少し描いてくれていたら救いがあったのにという感想が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-03 23:46:49) |
85. サイクロンZ
よくあるジャッキー映画だけど、これはコメディのところがイマイチでした。久々にカンフー映画を見たのもあってかアクションは相変わらず楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-21 00:54:16) |
86. ベイブ
子供の頃に見ていたらどう感じただろうと考えてしまうほどの、面白く優しく教育的な面もある作品。 特にめえめえと鳴く理性的な羊が好きで、ベイブに言われトコトコと集団で移動する様は可愛くコミカルで笑ってしまう。 灰汁の強いアヒルの出番がそれなりに少ないのも良かったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-07 18:38:46) |
87. アメリカン・ビューティー
クソみたいな価値観に蹴りをいれる痛快な映画。 登場人物の各々が裏の顔があって、誇大な部分はあれども現実感もある。そんな見えない現実のことを表示するのも映画の面白さなんだと分かった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-03-01 18:02:36) |
88. 2112年ドラえもん誕生
《ネタバレ》 あのみんなが知っているドラえもんはネジが抜けていたんだね!知らない人は見るべきです! ドラえもんの養成所でのトレーニングやオーディションでの頑張りとダメダメさ、そして「OK」を押してくれた幼少期のセワシくんとのやり取りがとても和みました。 見るとドラえもんをより好きになる。そんな作品だと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2017-02-20 23:45:46) |
89. ローマの休日
《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンの美しさと切ないロマンスがこの映画を有名たらしめているのはもちろんであるが、最終的に各々が立場を受け入れている様が印象に残った。 特に記者とカメラマンの男二人。男たちの心情は察しきれないが、難しい判断をやってのけた彼らはカッコいい男そのもので憧れます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-16 21:45:01)(良:1票) |
90. ヒトラー 最期の12日間
映画としての面白さを求めてはいけない、ドキュメンタリー的に見るべき作品かもしれない。 戦争映画として十分な悲惨さを表現できていることと、事実としての忠実さについてドイツ内で一定の評価をされているという点で、信頼できるし教養のために見ておくべき映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-12 23:36:52) |
91. ドラえもん のび太の創世日記
あんまり内容が無いですね。しかし、「僕も手伝ったんだよー」→「そ、そうだね苦笑」はメッチャ好きです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2017-02-10 21:45:56) |
92. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
《ネタバレ》 しずかちゃんは可哀想ですが、絵本に入ってしずかちゃんが行方不明になるというキッカケも良いし、ロードムービー的でドラえもんの道具に頼れない状況も良いです。 小さいころに見た時は、スネ夫の蜃気楼で蜃気楼という現象と言葉を覚えて、ランプの聖の門番が火の玉に襲われた時の「あじゅー、あじゅー」をやたらに真似したことを思い出し、懐かしくなりました。 大人になって改めて見るとストーリーが無理があるような気もしますが、ジャイアンがのび太をおんぶしているのも良いし、ポケットが無いドラえもんはホントにタヌキっぽい(特に腹の丸さ)など、いろいろ発見があり楽しめました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2017-02-09 17:36:28) |
93. ドラえもん のび太と夢幻三剣士
勇ましい挿入歌も好きだし、しずかちゃんだけアンテナほくろを外してないのも良い感じだし、何よりオチがあっけないけど面白くて好きだ。 色々とネタ振りもあったりして大人になっても懐かしいだけじゃなく楽しめた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-02-07 21:17:35) |
94. 最強のふたり
世の中に何となくある認識や、何となく認められている価値観にコメディータッチで冷や水を浴びせているのが楽しい。 特に言うと、ミュージカルかオペラかで木が歌っているのをドリスが爆笑するところは私もツボでした笑 ただこの作品は色々なドラマの要素がありすぎていて、映画としては時間が足りなくまとまっていない何を主張したいのかがボヤけた印象が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-07 18:50:08) |
95. ドラえもん のび太とブリキの迷宮
《ネタバレ》 公開当時見た時は地下迷宮の入口とかホテルの雰囲気に怖さを感じたりで思い入れのある作品だったけれど、今大人になって見るとちょっとツッコミどころが多すぎて評価できないなあ。 それでも、音楽は好きだし、ドラえもんが海に捨てられるところはウルッときました。 それと、近頃話題になっているAIの発展を予見したような藤子・F・不二雄先生の見識。ドラえもんもロボットであることにも少しだけだけど言及があって、そこも未来への質問を投げかけられているようで面白いです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2017-02-06 17:57:13)(良:1票) |
96. ドラえもん のび太と雲の王国
《ネタバレ》 個人的に初めて見た映画作品だったので思い入れは深く、20年ぶりくらいに大人になって見ても懐かしさも相まって泣ける作品でした。 自分が学校を休む度に録画していた本作を見ていたので、好きなシーンがたくさんありすぎて挙げきれませんが、その中で特に感情的になってしまう2つがあります。 一つは挙げている人も多いと思いますが、ドラえもんのタンク突撃シーン。天上人達の命には代えられないという台詞と突撃するその勇ましさに、またドラえもんが好きになります。(密漁4人組には当時も腹立たしかったですが、今見ても腹が立ちました笑) もう一つはのび太が故障したドラえもんを連れて鳥に乗って王国へ帰ってくるシーン。故障したドラえもんのコミカルさと、のび太がドラえもんに頼らず一人で頑張らなくてはいけないという状況。そして絶対にドラえもんを直したいという強いのび太の気持ちと2人の友情。鳥に乗って帰れるのか?と思ったら、あの「ごはんだよー」の道具が伏線になっているとはもうホントに恐れ入ります。そして王国内に帰ってきた時に「雲が行くのは」の音楽が流れて僕も涙が流れます笑 藤子・F・不二雄先生は本作あたりの時期には、もう体を悪くされていたのでしょう。彼の環境問題についての強い訴えも伝わって来、子供当時は強い影響を受けましたし、そういった社会的な意味でも良い作品だと今見ていても思いました。 [ビデオ(邦画)] 9点(2017-02-05 10:05:43) |
97. あん
《ネタバレ》 生きていく上での色々なものを感じさせてくれる作品です。 客商売という周りの噂一つで時に繁盛し時に閑散してしまうという難しさに桜の木が重なって見え、儚く切なくなりました。 そして、その両方の要因である徳江婆ちゃんへの感謝と何とも言えない負の感情との葛藤。 オーナーへの慰謝料を肩代わりしてくれた感謝もあり、徳江婆ちゃんについての辛辣すぎる配慮が全く無い言葉に何も言い返すことが出来ない自分への情けなさ悔しさ。結果的にその言葉は正論であったと言えますが、劇中はその言葉が正しくないことを願って見ていたので、現実を突き付けられた気分になりました。 また、ハンセン病患者の隔離と鳥かごの中のカナリヤに自由の尊さや、カナリヤを放した婆ちゃんへの女学生の理解と優しさも感じます。 色々ありましたが終盤のいくつかのシーンでは、その期間は徳江婆ちゃんにとって特別なものだったろうし、どら焼き屋の店長や女学生にも何かを残したであろうと思い起こさせられたので、それが良かったと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-04 19:00:33) |
98. ビバリーヒルズ・コップ
作中登場する人たちと同じく、見ている側もエディマーフィのキャラクターに引き込まれました。 楽しめるという意味では最高レベルの映画でしょう。気軽に見ていたら最後は夢中になっていました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-02-02 21:12:35) |
99. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 気が合うのに楽しくやっていけないというデニーロと会計士の関係性が好きで、ラストの都合の良い決着も受け入れることが出来ます。 気軽に見られるけれど押さえる所は押さえていて、とても良く纏まっている楽しく見られる作品です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-01 17:29:12) |
100. バーディ
《ネタバレ》 最後が凄い。絶妙なこれ以上ない着地だと思いました。 もしバーディが死んでいたら最悪で0点、鳥になって飛んで行っても0点、正気になっていて何を逃れたら3点くらいでしょうか。 自分の発想の貧しさを痛感させられました。 [地上波(字幕)] 6点(2017-01-31 10:35:44) |