1041. 秋刀魚の味(1962)
小津監督の遺作がこの映画っていうのはちょっと寂しい。例によって例のごとくの一人娘が嫁に行くまでの一騒動。本筋より、笠智衆たちが学生時代憧れてた恩師の娘(杉村春子)が口うるさいオバサンになっちゃってるのを見て、皆がシュンとするってエピソードの方が印象に残ってます。小津のカラー作なら自分は「彼岸花」がベストだと思うけどなあ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-04 11:17:31) |
1042. 男はつらいよ 噂の寅次郎
大原麗子のヒロインにちょっと主体性が欠けてますねえ。あの甘い声で「私、寅さん好きよ!」なんてとらやの皆の前で言われちゃったら誤解しちゃうでしょ、やっぱ。 [DVD(吹替)] 6点(2005-05-22 12:24:24) |
1043. 戦国自衛隊
竜雷太「・・・まだ、子供じゃないか、戦国時代・・・(絶命)」ってシーンしか記憶にないなあ。要するに薬師丸ひろ子(子供のような武士)目当てで昔観ただけなんで・・・。 [地上波(吹替)] 6点(2005-05-21 13:29:20) |
1044. 戦争と平和(1956)
オードリーの主な見せ場は前半に集中。初めての舞踏会で「ナターシャのテーマ」に乗ってドレスを翻して踊る可憐さ、バルコニーでのアンドレイへの愛の告白、雨粒がたたきつけられる窓ガラス越しの困惑の表情、今でも目に焼き付いてます。後半が少々退屈なのが玉に瑕、しかも長い! [映画館(字幕)] 6点(2005-05-08 15:37:08) |
1045. 終着駅
モンティ&ジェニファーという、自分にとっては恋愛映画最強タッグの組み合わせながら、評価は割りと低めです。理由はキリコ様が↓でこと細かに挙げられているので多くは述べません。要は二人の類希なる演技力を持ってしても,過程が描かれていない恋愛の結末だけリアルタイムで観せられるのは正直キツかったという事です。観てる間、縄跳びの輪に入ろうして自分だけ除け者にされたような気分でした。クリフトのコートの着こなしが抜群にカッコ良くて、僕も大人になったら絶対こういう格好で街を歩くんだって初見した中学生の頃は思ったものです。ジェニファーのコートも素敵でした。衣装担当がディオールだって知ったのはかなり後だったんですけど。 [地上波(字幕)] 6点(2005-05-08 13:25:02) |
1046. 恋は邪魔者
ラストのレニーとユアンのデュエット、サイコーでした。ミュージカルとまではいかなくても劇中二人がハモるシーンとか増やせばもっと高得点だったかも。カラフルな色使いの衣装やセットを観てるだけでも楽しい。エッチなシーンはなくとも意外に大胆なコトしてるカット分割とかあるのにも注目。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-05 15:40:22) |
1047. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
前作よりこっちのほうがまだしもドリューがエンジェルからの足抜けを図る(まあ当然だわな)葛藤のドラマがあって、映画として成り立っていたような気がします。この手の映画でストーリーがどうのこうの言っても始まらんでしょう。お祭り映画なんだから、ジャクリーン・スミスだけじゃなくシェリル・ラッドやケイト・ジャクソンにも揃って出てもらいたかったよなあ・・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-05 10:43:20) |
1048. あの頃ペニー・レインと
ラッセルって「ビッグ・フィッシュ」の孝行息子だったんですね。全体に流れる雰囲気はすごくいいなあって思ったけど、自分だけは彼にとって特別なんだっていうペニー・レインの気持ちにはイマイチ共感できなかったです。君も30年後にはヨン様を空港で待ちうける軍団の一人になっちまうんじゃないかと。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-04 11:22:51) |
1049. 空中庭園
先日、完成披露試写会で観てきました。公開はまだずっと先らしいんで細かい部分は控えますが、何でも包み隠さず話し合いましょうってタテマエの癖に皆がみんな秘密を抱えてるっていう家族のお話です。正直ストーリー自体、ほんっと自分にとってはどうでもいいというか、てんで共感出来ない内容でした。女性の方が理解しやすいお話なんかなあ、これ・・・。勢い、出ている俳優さんの演技を楽しむって結果になったんですが、男優の影が薄い分女優陣が個性を競い合うって感じで頑張ってました。特にほの暗いローソクの灯りの下での小泉今日子と大楠道代の対決シーン、圧巻でした。実際小泉今日子が演じるヒロインのように顔の表情は笑ってるのに目が座ってるって女性よくいますよねえ。鈴木杏は水準。個人的にソニンにはキワモノ扱いと化しつつある歌より本格的に女優を目指してもらいたいっす。広田レオナの息子君はこの映画を見る限りじゃ、まだ未知数ですね。原作読んで、内容もっと把握出来たらもう一度レビューします。 [試写会(字幕)] 6点(2005-05-01 11:44:25) |
1050. バンガー・シスターズ
「永遠に美しく・・・」あたりからゴールディの主演作を観る時には「まだ変ってないか?・・・どうかなあ・・・うーん、やっぱりまだ彼女は若かった!」って思ってしまうのが常になってました。いや、もうこれ信じられない、驚異の50代です。(つうか今年で還暦じゃん!)逆に俺なんて、今年の正月実家に帰ったら久々に逢った4コ上の姉貴に「アンタオッサンになったね~」って言われちゃいました。20キロ太ったアンタに言われたかねえよ!って逆襲したらボコボコにされたけどさあ。 [試写会(字幕)] 6点(2005-04-29 15:41:48) |
1051. ボディガード(1992)
特に優れた映画とも思えないのに、ゴールデン洋画劇場(番組名変わった?)とかで放映してると何気に最後まで観てしまう。なんでだろう・・・。ラストに一応カタルシスがあってホイットニーの熱唱が聴けるからでしょうか。 [地上波(吹替)] 6点(2005-04-10 17:30:44) |
1052. 鬼龍院花子の生涯
夏目雅子が胸をはだけ,恍惚の表情を浮かべている大看板を映画館の前でぼーっと見上げていたら母親にどつかれました。ええやん別にぃ! [地上波(字幕)] 6点(2005-04-09 17:28:43) |
1053. 探偵物語(1983)
これは自分にとって映画館がイベント会場だった時代の幸福な記憶と共に、永久に忘れる事の出来ない一本です。薬師丸ひろ子がこの映画で復帰すると聞くや否や、まず赤川次郎原作を熟読、「フラッシュバックひろ子」(写真集)を購入、当然前売り券を買い「ひろ子探偵局オリジナルバッチ」をゲット、万全の態勢で公開初日に臨みました。当日映画館のシートは同年代の中高生で埋め尽くされ、それはもう物凄い熱気で、ようやく映画が始まると・・・、あっさり同時上映の「時をかける少女」に寝返ってしまったオイラ・・・。映画館を出るとそこはキャラクター商品売場になってて、友人連中共々角川商法にまんまと乗せられてしまいました。今年の正月実家に帰ったらその映画館は更地になってて、なんか複雑な思いでそこを通り過ぎました。映画自体の感想は、この映画に限ってはどうでもいい事なのです。 [映画館(字幕)] 6点(2005-04-09 17:06:21) |
1054. あした
JRでも「尾道駅」と新幹線が止まる「新尾道駅」じゃかなり距離があるそうです。なので名作揃いの「尾道三部作」と「新同左」っていうのは全く別物だという概念で観た方が良さそうですね。これ悪くはないけど不必要なシーンが多くて映画全体が間延びしてしまった印象があります。宝生舞はまだ初々しいけどこの頃からとんがった個性を見せてくれてます。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 17:57:58) |
1055. SONNY ソニー
うーん、ソニー君は何年かの軍隊生活で何を学んできたんですかねえ。軍隊時代の友人宅での破天荒なキレッぷりで、この主人公に対する興味や同情が一気に冷めてしまいました。ああいった環境で育った場合、人間はどういう形で成長するのかを観たかったんですけどね。ニューオーリンズの退廃的な街の雰囲気は、意外に良く出ていたとは思うんだけど・・・。 6点(2005-03-21 17:57:06) |
1056. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
映画館で観たけど、フツーに面白かったけどなあ・・・。ここでこれほどの酷評の嵐とは思わなかったです。だってここに出てくる人物すべて漫画のキャラクターでしょ?しかも「時空を超えた戦い」映画ってタイトルに謳ってあるわけだからネモ船長とドリアングレイが一緒にいてもおかしくない訳だし。うーん、俺の映画の観方が甘すぎるんですかね。 6点(2005-03-21 15:42:30) |
1057. シャーク・テイル
《ネタバレ》 出来不出来にかかわらず、海の中の物語という事でどうしても「ニモ」と比較されてしまうハンデを持った不幸な作品ですね、これは。「社会的名声や金より真実の愛」ってテーマも至ってシンプル、だから子供にもわかりやすく受けるかも。この程度の内容なら一時間半でも十分。自分は深海アニメ版「ウォール街」だなって思いながら観てました。「ニモ」よか評価が落ちるのは、ただ単に音痴の自分が全編に流れるヒップホップやレゲエのリズムに乗り切れなかったって理由だけ。トホホホ・・・。レニーが「アンジー」のアテレコ、ジャック・ブラックが「レニー」のアテレコ、なんか途中混乱したのは俺だけ? 6点(2005-02-22 12:53:18) |
1058. グレムリン
記憶にあるのは後半のグレムリンの度を越した悪ふざけぶりと、当時の自分としては高価だったパンフレットが飛び出るつくりになってて、そっちの方がびっくりした事くらいかなあ・・・。 6点(2005-02-16 15:30:50) |
1059. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
寅さんと沖縄の風景っていうのは正直ミスマッチ。相手役が三度目の顔合わせとなる相性抜群の浅丘ルリ子だから何とか観られた作品でしたね。飛行機に乗るの乗らないのと、例によって例のごとくの大騒ぎが面白かった程度。 6点(2005-02-09 18:57:59) |
1060. 男はつらいよ 純情篇
既にこの頃は、大女優然としたオーラがあった若尾文子に寅さんのマドンナは似合いません。なんか施しをしてあげてますって感じにしか見えないんだもんなあ。 6点(2005-02-09 09:56:44) |