1041. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 腹を抱えて笑った…わけではないが、赤ちゃんの手を取ってあんな事したり、スタンガンで仕返しできると決まった時の少年の顔だったりはかなり面白かった。とはいえ、目覚めた時の部屋の様子でハードルが高くなりすぎてしまい、結局そのハードルを超えられずに終わった感はある。特にトラの存在はいくらアメリカといえど、通常ではありえない事なので、奇跡的な偶然の重なり等を期待してしまうのも無理はないが、「タイソンの家でふざけたついでに連れてきただけ」というがっがり展開。あの中国人も素っ裸で笑いを取らされるってのが80年代?たけし軍団の発想みたいでかわいそう。馬鹿騒ぎできる友達の存在は良いものだと思えた事と、歯科医の話でスッキリできたのは良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-11 23:32:43) |
1042. (500)日のサマー
生き方指南という訳でもないだろうが、シンプルかつ前向きになれる映画。←理想 現実→ってのが面白くも切なかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-09 18:35:31) |
1043. 二十四の瞳(1954)
終戦から約10年、GHQの占領も終わり、日本人が日本人の手によって先の大戦を振り返り、改めて反戦の意志を強くする。あるいは、戦時中にはまだ幼かった世代から戦後生まれの子供にも戦争の悲劇を伝えていこう、といった志が感じられる映画。ただ、そういった時代的な価値を除けば月並みな反戦映画だと思った。ここ!という盛り上がりもなく、2時間半超は少々長いかな~…。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-08 20:00:46) |
1044. 劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ
考えてみればポケモン映画をちゃんと見たのは本作が初めてだった。んでこれ、どうもTVアニメシリーズや過去の劇場版と繋がってる部分もあるようで、ディアルガだのパルキアだの何のこっちゃさっぱり分らず、挫折しかかったが、サトシたちが過去に送られてからは問題なく楽しめた。現代で怒り狂ってるアルセウスには手のつけようがないので、過去へ行って歴史を変える。まあ、都合のいい話だが、逆に未来を知ったギシンは本来の歴史では使われなかった「銀の水」とやらを用い、アルセウスには死の危機が迫る。ただし、ギシンの行動も町の事を思えばこそ。恩があるとはいえ、ポケモン一体の命と、豊かな大地とそこに住む人々、どっちが大事なんだ?…という決して単純ではないテーマを扱っていたように思う。そういう意味でまずまず面白かった。ゲスト声優陣はさすがの存在感だった美輪明宏はもちろん、高嶋政宏の安定した演技も良かった。その一方で、北乃きいは一人終始浮いてて、ちょっとかわいそうである。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-04 17:45:10) |
1045. 熱海殺人事件
舞台の方は未見。ふざけた設定のコメディではあるが、思ったほどは笑えなかった。むしろ少々しんみりさせる場面の方が良く出来ていたのではないかと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-03 21:09:47) |
1046. 砂漠の流れ者
《ネタバレ》 復讐を果たした後、スパッと終わってほしかったが、その後の物語が重要らしく、どうも取り残された気分である。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-01 22:45:30) |
1047. 魔界転生(1981)
初めの方は馬鹿馬鹿しいと思いながら観ていたが、この物語の世界にだんだん慣れてくると、これはこれで結構面白い。まあ、何といっても若山富三郎、緒形拳など日本を代表するような俳優たちが大真面目に演じてる以上、こっちも冷めてたらダメっていう気分になってくる。沢田研二も上手いし、はまっている。歌手としての顔しか知らなかったから、正直驚いた。魔界と言っても、キリシタンの恨みを背負う天草四郎は一方的な悪者ではなく、それゆえ苦悩する霧丸が十兵衛に殺してくれと頼む場面は千葉真一と真田広之の実際の師弟関係も相俟って、凄く雰囲気が出ていた。クライマックス、燃えさかる城での激しい戦いはもう圧巻の一言。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-31 20:31:04) |
1048. ダンボ(1941)
ネズミを活躍させるのがディズニーらしいかな。ダンボも可愛くて楽しかったけど、多少長く感じたところもあり。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-03-30 20:00:16) |
1049. 影なき男(1988)
《ネタバレ》 冒頭、宝石店のオーナー夫人が人質に取られるが、これがもう怖すぎてびっくり。異常な緊張感に包まれたが、その後は良し悪しは別として落ち着き、少し笑えるような場面もあった。年を取ったシドニー・ポワチエがお荷物になりながらもトム・ベレンジャーについて行くという迷惑な話でもあるんだけど、最後には友情で結ばれ、めでたし、めでたし。なかなか楽しかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-29 22:31:02) |
1050. しあわせのかおり
期待したほどの感動や面白さはなかったけど、じんわりと良さが感じられるという点では邦画らしい邦画なのかもしれない。また中国語訛りがある日本語での演技は一歩間違えばコントにもなりかねない難しいものだと思うが、これを藤竜也が見事にこなして、作品に真実味を与えていた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-25 20:35:02) |
1051. クロッシング(2008)
普通の映画なら山になるような場面が107分の中にこれでもかと詰め込まれていて、さすがに疲れた。北朝鮮の人々のことを考える機会をくれた点では良かったし、美しい映像にも目を見張るものがあるのだが、やはり全体を通して泣かせようとしすぎているのではないかと思う。まあ、北朝鮮の指導部に見せる前提ならこれくらい重いほうがいいのだろうが…。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-24 21:39:33) |
1052. さまよう刃(2009)
《ネタバレ》 原作未読。つっこみ所は多々あれど、それなりに面白く観ていた。しかし最後はどうなんだろう。犯人二人のうち、復讐によって殺された者と、恐怖だけ与えられ、後は司法に委ねられた者の差が分からない。これは単純に復讐を果たしてほしかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-20 00:06:09) |
1053. 華麗なる一族
この物語を面白くしたのは相子(京マチ子)の存在だったに違いない。万俵大介(佐分利信)は意外と大したことなくて(少なくとも魅力的には感じない)、犠牲にされた周りの人々、特に大介の妻・寧子(月丘夢路)が可哀想という思いがやたらと強い。山崎豊子さん原作の映画は勉強にはなるが、尺が長くなってしまうのが難点だな~。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-20 00:00:59) |
1054. AK ドキュメント黒澤明
「乱」撮影時の黒澤監督を中心とした記録映像。戦、馬、雨、霧、などいくつかのパートで成り立つ。黒澤監督は当時74歳だが体力的な面以外で衰えは感じられず、相変わらずの厳しさを見せている。スタッフも「羅生門」の頃から一緒に仕事をしてきた人など、熟練の面々が揃い、まさにプロフェッショナル集団だが、ロケ地が富士の裾野であるため、霧で撮影できなかったり、リハの段階と風向きが変わったり、と難題が多く、苦労して撮られた映画なのだという事がよく分かった。本編ではカットされたススキを金色に染めて、幻想的な世界を作り出す黒澤流の演出もおさめられている。なかなか貴重かも。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-03-04 20:16:24) |
1055. 三人の妻への手紙
3組の夫婦のエピソードをこういう形で見せていく発想が面白い。3人を不安にした手紙だったが、結果的にはパートナーの事を考える機会をくれたありがたい手紙になるなんておしゃれ。ただ、回想してる内容自体は特別面白いとは思えなかったかな…、つまらない訳じゃないです。6点で。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-25 00:07:53) |
1056. 戦場でワルツを
ドキュメンタリー風で淡々と語られる内容に少々退屈。戦争映画を加害者視点で作る難しさを感じつつも、価値ある作品だとは思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-17 20:09:13) |
1057. ゆりかごを揺らす手
《ネタバレ》 なかなか面白かったが、クレアさん、簡単に罠にはまりすぎでしょう…。ソロモンを追い出した時はクレアにちょっとイラッとしたし、喘息の薬をすべて中身抜かれてるのに、それでもなおペイトンを疑わない鈍感さにびっくりした。ソロモン、マイケル、エマなどに比べると、クレアはいまいち好きになれない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-16 19:40:38) |
1058. 虹の女神 Rainbow Song
岩井俊二テイストが感じられ、美しい画やリアルな人物描写はさすがだと思った。でも職場の暴力はちょっと… 学生ならいいんだけど、社会人でやっちゃうと、どうも嫌な気分。相田翔子パートの「もう34にしか見えない」は面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-14 20:08:01) |
1059. BANDAGE バンデイジ
《ネタバレ》 90年代初頭に存在してはいけない車がバンバン通るのはご愛嬌として、全体的には割りと良い印象。特にナツが良かったかな。いかにもそれっぽく、チャラチャラしているが、程よい馬鹿さ加減であまり嫌味には感じず、さらに自分に大した才能が無いことも理解していて、悩んだり、苦しんだりする姿に共感できる部分もある。アサコも自分に似たナツの弱さが嫌いで、二人はぶつかり合う。そんなアサコの成長がひとつの形となって表れ、とても清々しい気分の中、ラストシーンへ。いろいろあったけど自分と向き合って、すっきりしたようにも見えるナツとそのナツを見守るアサコ、二人の未来が感じられる素晴らしい場面だった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-14 20:00:40) |
1060. アンナと過ごした4日間
不器用で不運な男の変わった愛の形を緊張感を持たせながら描いている…。印象的なラストシーンも用意されていて、さすがに評価が高い監督の作品だな~と思うものの、共感するにはいたらず、心に響くものはありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-05 17:17:43) |