Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧。54ページ目
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1061.  風の丘を越えて~西便制
パンソリがどういったものか全く知識が無かったんですけど、これでまた一つ勉強することが出来ました。私の解釈は、「恨」とは歌い手の生きてきた人生そのもの。正に人生を賭して歌い続け、人生を超えることでパンソリが完成する。前述した様に全く知識の無かった私でも、ラストの歌はそれまでの歌と全く違って聞こえ、恨を超えたことがひしひしと伝わってきました。しかし映画としては時間の経過が判り辛く、構成にもう一工夫あっても良かったと思います。それでも、起きて鑑賞することもままならなかった「旅芸人の記録」よりは楽しめた旅芸人の物語です。という訳で、6点献上。
6点(2004-12-28 01:35:45)
1062.  詩人の大冒険
頂点に君臨する者の傍若無人振りを基本とした過剰でベタベタなギャグ。「カンフーハッスル」よりもありえねー人体水墨画(?)や一子相伝の功夫技。すっかりお馴染みとなったこの馬鹿馬鹿しさと下品さは期待を裏切ることはないでしょう。しかし、私が本作で驚いたのは、チャウ・シンチーではなくコン・リーでした。当時、既に中国を代表する大女優になっていながら、この馬鹿馬鹿しさに付き合った女優魂が凄い。そして、まるでその意気に応える様に、私が観た彼女の映画の中では最も綺麗で可愛く撮られてます。本作はコン・リーの魅力を再発見する映画でもありました、6点献上。
6点(2004-12-28 01:35:25)
1063.  秋菊の物語
一人の農村主婦の頑なな行動を通して、当時の中国の近代化の現状を包括的に、そしてユーモラスに描いた佳作。一般的な国民の暮らし、一人っ子政策、先富論に引き裂かれた都市と農村、そして本作の僅か三年前、天安門で市民を武力弾圧した国とは思えない程の民主的法整備等が淡々と描かれていく。秋菊自身の物語の結末は少し皮肉なものでしたが、舞台となる中国の近代化自体に賛否の視線は無く、そのまま提示されていた様に感じました(詳しくないですケド)。既に10年以上前の作品となってしまいましたが、これは中国社会の勉強にもなると思います、7点献上。
7点(2004-12-28 01:35:02)
1064.  紅夢
寒色の中に暖色を灯すお馴染みの色彩設計で表現される、秩序の中の混沌。(キューブリック風の)シンメトリーとパースペクティヴを意識した構図で表現される、広漠の中の閉塞。平安な日常で繰り広げられる権謀術数、笑顔の裏にある悪意、初心な女の持っている激しい気性…。封建時代(1920年代?)の中国に生きた女達の悲しい運命を描きながら、映画は表層的に見える物とは正反対の資質を暴いていき、そこに普遍的なテーマを浮かび上がらせる。作り込まれた過飾な映像は好き嫌いが分かれそうですが、私は大変好みの映画でした。菩薩の顔をした蠍は怖い、7点献上。
7点(2004-12-28 01:34:24)
1065.  ハイジャック/台湾海峡緊急指令
こいつはつまらなかったなぁ。狙い所は良いと思うんですよ、中台間の政治状況をテーマに据えたポリティカル・アクション映画という狙いは…。しかし、これは自主映画並の制作費しかなかったんじゃないでしょうか?(もしかしたらテレビ映画なのかもしれない) 政治的な部分はスチール写真にナレーションで済まし、アクション部分の派手さも緊迫感も無し。「活きる」の葛優の貧相なルックスはハイジャック犯のリーダーには見えないし、ラストに高らかと(そして長々と)歌われる勇ましい主題歌もショボ過ぎる。張藝謀も鞏俐も、何のしがらみでこれに付き合ったんでしょうか? 3点献上。
3点(2004-12-28 01:34:00)
1066.  TAXi3
ドイツ人、日本人ときて、今回は順当に行ってフェラーリに乗ったイタリア人か、「ミニミニ大作戦」の向こう張ってミニ・クーパーに乗ったイギリス人かと思ってたら、何と意表をついた中国人(EU圏内の関係悪化を避ける為か、連続してアジア人が悪役)。しかしいくらプジョーといえど、中国車では勝ち目がないので、中国人は肉体で逃げる。って、これはカー・チェイスじゃないじゃん…。しかし中国人とカー・チェイスって、前年の「トランスポーター」と丸っきり一緒。もう散々同じ様な映画ばっか作ってたから、いよいよネタ切れだ。次はどーする、このままハリウッドに任せるか? 4点献上。
4点(2004-12-24 00:13:18)
1067.  銀幕のメモワール
昔の映画俳優の取材を通して、図らずも自らの歴史的・民族的アイデンティティを発見していくユダヤ系フランス人青年の物語…の筈なのに、映画は原題・邦題の通り、その映画俳優の恋人だった老女の語る、戦時下の悲恋物語になってしまっている。売り出し中のマリオン・コティヤールと大御所ジャンヌ・モローのダブル・キャストが相手では、いくらブノワ・マジメルでも主役の座を奪回するには至らなかったか。その所為で、映画の印象は随分と中途半端なものになってしまいました。それに過去の熱愛を語るジャンヌってのも、少し見飽きた感があります。そういうことで、4点献上。
4点(2004-12-24 00:12:56)
1068.  ハリー、見知らぬ友人
世界各国そのお国柄がある訳で、例えばドイツでは「マニトの靴」、イタリアでは「ピノッキオ」等、とても信じられない映画が大ヒットしています。そんなフランスの大ヒット映画である本作もまた、私には今一つ面白さの良く解らない作品でした。しかし思い返せば、本作はハリーではなく、あくまでもミシェルの物語だったのでしょう。【337】さんのお書きの通りハリーはストーカーではなく、黒沢清の「ドッペルゲンガー」と同じ役割だった様に思えてくる。日常に埋没し、小さな幸せに満足した振りをしていて、ふと疑問が頭をもたげた時、私達もハリーと再会するのかもしれません、5点献上。
5点(2004-12-24 00:12:34)
1069.  ニコラ
スキー教室の近隣で発生した少年の失踪事件から、更に妄想を逞しくする空想癖のある12歳の主人公。しかし本当に残酷な運命は空想の中にではなく、彼を取り巻く現実にこそやってくる…。「雪の教室」という原題通り、全編寒々しい映像で綴られる思春期少年の心の闇。雰囲気は悪くありませんし、空想(妄想?)のヴィジュアルもダークで中々いい感じ。しかし映画を観終わっても、その主題が何だったのかは良く判りませんでした。過保護への戒めか、逆に愛ある子育ての喚起か、若しくは少年期の孤独か、はたまた統合失調症発症の過程を描きたかったのか…? 5点献上。
5点(2004-12-24 00:12:03)
1070.  アンナ・カレーニナ(1997)
愛の前では理性は無力になるのが道理。従って、盲目的な愛の物語は嫌いではないのですけど、これは根本的に違う。最初にアンナはヴロンスキーを拒む→でも愛に身を任せる→が、子供の為に諦める→しかし子供をほっぽり出して駆け落ち→やっぱり子供に会いたい…って、どっちなんだよ! ヴロンスキーはヴロンスキーで、地位も家も捨ててアンナをストーキング→醜聞も気にしない→駆け落ちに成功→でもロシアが恋しい→そして家も地位もお金も恋しい…って、お前、これじゃ人の家庭を壊しただけだろが! 二人共ブレ過ぎ。それにドック・オクは、この物語で一体何の役割を担ってたんだ? これならいない方が良かったゾ。こんなつまらん話に、これだけのロシア・ロケや豪華なセットは全くの無駄です、3点献上。
3点(2004-12-24 00:11:41)
1071.  ドーベルマン(1997)
ストーリーなんて破綻しまくりで、もちろんそんなものを楽しむ映画ではない。キャラクターは「キレてる」と言うよりは、文字通りの馬鹿にしか見えない。アクションと言える様なアクションも無い。カー・チェイスもほとんど無い。銃撃戦はただ撃ち合ってるだけ。じゃ、一体何を楽しむの? これはどー考えたって馬鹿映画なんだから、突き抜けた何かが欲しい。本作を形容すれば、弾けない、うるさい、カッコ悪い、そしてつまらない。3点献上。
3点(2004-12-24 00:11:11)
1072.  仕立て屋の恋
とにかく視る。次に嗅ぐ。そして優しく触れる。対象を決して傷つけず、所有しようとしない仕立て屋の愛情表現は、どんな熱烈な愛の言葉や激しいセックスよりもエロティック。仕立て屋の決して見返りを求めない愛情は、どんな恋愛感情よりも深く純粋。そして彼にとっては、女がどういう人間でも構わない。ただ彼が愛した女というだけで充分。だから仕立て屋は、後悔せずに愛に殉ずることが出来た。余りにも切ないけれど、これは幸せな幕切れ。これだけ高尚な愛に生きた男を変態と呼ぶなかれ。勃起したペニスを突っ込むことしか考えていない輩こそ、本当の変態です、7点献上。
7点(2004-12-24 00:10:47)(良:2票)
1073.  ギャルソン!
問答無用でイブ・モンタンがカッコ良い。社会的に最下層の職業をイキイキとこなす、バツイチ(バツニだっけ?)、独身。既に結構なお歳にも関わらず、何を恥じるわけでも誇るわけでもない。それなりにガールフレンドもいるけど、そんなことに固執することもなく、頼られれば断らず、去る者は追わない。もちろん心で泣くことはあっても、顔にはスマイルを絶やさない。突然の豪雨にも負けないバイタリティと機転を併せ持ち、残された人生を飄々と生きていく…。クゥ~ッ、カッコ良すぎる!!  「ノーバディーズ・フール」のポール・ニューマン共々、これぞ男の生き方の見本ですヨ、6点献上。
6点(2004-12-24 00:10:24)
1074.  シベールの日曜日
聞きかじったプロットから、数十年も「記憶喪失の男が純真無垢な少女に癒されていく物語」だとばかり思い込んでたんですけど、全く逆でした。純真だったのは男の方で、本作の少女は歴としたファム・ファタールです。もちろん女の武器を使う訳でも、悪意がある訳でもありませんが、彼女には「無邪気の邪気」がある。こんな可愛い子に「ジュ・テーム」と甘く囁かれたら、ロリコンじゃなくても人生が破滅に向かうことは目に見えてる。私は映画の冒頭から、ずっと薄氷を踏む様なサスペンスを感じてました。こりゃある意味、「勝手にしやがれ」よりも遥かに衝撃的な古典です、7点献上。
7点(2004-12-24 00:09:53)
1075.  美女と野獣(1946)
黒板に手書き(?)の、一見侘しいタイトル・バックからは想像もつかない、息を呑むイマジネーションの数々と野獣の特殊メイク(精々当時の「狼男」程度のものを想像したら大間違い。このメイクは今見ても凄い)。ジャン・コクトー云々以前に、終戦の翌年にこんな夢のある作品が、しかも一流の美術と特撮を駆使して実写映画化されていたとは、それだけで驚きです。ディズニーの「美女と野獣」を観た時も、CGを駆使したアニメらしからぬカメラ・ワークに驚きましたけど、本作はそれ以上の驚きを与えてくれました。これは老若男女問わず、夢の世界に誘ってくれる作品です、7点献上。
7点(2004-12-24 00:09:30)
1076.  ゴーストシャウト
いかにも脱税してそうな胡散臭い婆さんの戯言を真に受けて、簡単にタイトルを変えちゃう製作側のスタンスが、そのまま現れてるその程度の映画。幽霊を「退治」する西洋と、「成仏」させる東洋の思想の違いはあれど(話が湿っぽいのも東洋的)、基本は「ゴースト・バスターズ」。警察の取調官よろしく、癒し系と恫喝系でコンビを組んだ「ゴーストネゴシエイター」(これが元のタイトル)が、成仏するよう霊を説得するという、馬鹿映画になりきれない中途半端なコメディ映画。長身でキツイ顔立ちの滝沢沙織(私、この人初めて知りました)が主人公(恫喝系)で、拙いながらも頑張ってますが、映画は南野陽子と川島なお美が全部持ってってしまいました(特に44歳の川島なお美が、26歳の永井大の母親役で驚きの大熱演!)、4点献上。
4点(2004-12-18 02:47:21)
1077.  ゴジラ FINAL WARS
微妙…。確かにけなそうと思えば、いくらでもけなすことが出来る映画なのは間違いない。でも本作は【東京サンダ】さんご指摘の通り、昭和ゴジラ、更には東宝特撮映画の総集編。しかも、わざわざリメイクした上で繋いだ総集編です(「TOHO SCOPE」の入った東宝シンボルは最高のオマージュだったと思う)。そう思えば相応の作品だった様な気もします。また、パクリで言えば見た目以上に、「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」と「ドラゴンボール」が一番近い雰囲気だったと思う。しかし世界規模の破壊や最終戦争(アルマゲドン)というモチーフ、そしてキース・エマーソンの音楽と、北村龍平の頭の中にあったのはゴジラやハリウッドではなく、何より「幻魔大戦」だったんじゃないでしょうか。てことで、微妙な点数5点献上。
5点(2004-12-18 02:46:55)
1078.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
「ゴジラ×メカゴジラ」の完全なる続編(本作の鑑賞には「ゴジラ(54)」「モスラ(61)」及び前作の鑑賞が大前提となります)。丸っきり「G消滅作戦」の焼き直し及び「エヴァ」のパクリだった前作には、個人的にかなり白けてしまったんですけど、今回は意外なほど面白く観れました。ま、オープニングの演出は「ガメラ」のパクリだし、機龍の最期も「ジャイアントロボ」等のパクリっぽいし、モスラの扱いも「モスラ」の焼き直しに変わりはないんですけど、今作ではそれらがちゃんと脚本の中で消化されていたと思います(ガキの扱いが小さかったのも大きいと思う)。オリジナルに近い小美人の歌が流れ、生まれた幼虫がちゃんと双子だった辺りには少し感動してしまった。それにしても、またゴジラ細胞持ち出すつもりなんですか、6点献上。
6点(2004-12-18 02:46:33)
1079.  マナに抱かれて
沖縄映画ブームの更に先を目指した、ハワイが舞台の癒し系ドラマ。ありきたりな雰囲気ながら、そこそこは見れた前半から一転、後半へ進むに従い、物語が加速度的に陳腐化していく。現代の癒しの物語に、余計な心の傷は不要だと思う。現代人は、ただ生きてるだけで心身共ズタズタになるんですから、それを癒すような映画にして欲しかった。また、例によって西島秀俊は全く抑揚の無い演技(こりゃ伊藤英明君が抜かされる日も近いゾ)。モデル出身の川原亜矢子は流石に見栄えがしますけど、演技は飯島直子の醜悪なコピーにしか見えなくて痛々しかったです、4点献上。
4点(2004-12-18 02:46:09)
1080.  ヘヴンズ・ドア 殺人症候群
本作は一応劇場公開もされた様ですけど、それって単にビデオ発売イベントというレベルだと思う。ということで、これは完全に「Vシネマ」。Vシネだから、もちろんフィルムじゃなくてビデオ撮り。予算も無いから写せる場所も構図も限られちゃって、TVドラマより貧乏臭い仕上がりです。確かに、きっちりとオチが着けられた日本製サイコ・スリラーとして、同じ様なテーマの「自殺サークル」なんか比べ物にならない位「脚本は」良く出来てると思いますが、「映画」としては中々評価し辛いですね。で、最後のオチですけど、これは沢山の「死にたがり」が増殖してるので、事件は氷山の一角でしかないってことじゃないでしょうか。最近は「練炭集団自殺事件」等もあり、テーマ的には非常にタイムリーで身近なものだと思います、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:48)(良:1票)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS