1061. 四月の永い夢
《ネタバレ》 故郷に帰るまでの内容は面白いが、故郷に帰ってからはつまらなくなる。 哀しみを携えた喪服姿って、何故あんなに綺麗なのか。 とにかくそれが印象的。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-22 19:22:44) |
1062. 光(河瀬直美監督作品)
生きていると辛い事は沢山ある。 せめて映画を見ている間くらいは厳しい現実を忘れたい。 現実と真摯に向き合う姿勢は評価に値するが、いささか厳し過ぎる内容。 個人的にはキスシーンまでは蛇足だと思われる。 顔を触るシーンだけで十分官能的。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-21 01:00:29) |
1063. サッドティー
《ネタバレ》 とても楽しめた。 今泉監督のセンスで溢れた映画だ。 ほんとに人を好きになった事があるか? 好きって何か? 二人を同時に好きになる事ってアリか? 「好き」というものに関して色々問いかけてくる。 それでいて笑えるシーンもあり。 実に魅力的な作品だ。 しかしあのアンテナの様な髪型は凄いインパクトだ。 この作品のスパイスになっている。 [DVD(邦画)] 8点(2020-10-20 21:28:56) |
1064. nico
《ネタバレ》 無差別殺人集団の話かと思いきや、無差別殺人集団の映画を作ろうとしている自主製作映画集団の話だった。 何だかややこしいし、よく分からない内容なのだが、会話の掛け合いの面白さは今泉監督ならでは魅力が発揮されていた。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-19 00:45:05) |
1065. 死刑執行人もまた死す
終盤の逆転に次ぐ逆転劇は緊迫感があるが、少々分かりにくさもあった。 傑作とまでは言えないかなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2020-10-18 22:26:56) |
1066. シャンドライの恋
《ネタバレ》 さすがベルトルッチ、余韻を残す味わいのある作品だ。 冒頭のアフリカ人による演奏、既に掴みはOKという感じで、インパクト絶大です。 最後は、 「私の為にありがとう、愛してますけど、私には夫がいます。添い寝一晩でガマンしてネ」 ってな感じで、切ないです。 無償の愛を捧げたキンスキーは究極のプラトニックラブですね。 [DVD(字幕)] 6点(2020-10-18 15:23:33) |
1067. 三姉妹~雲南の子
このドキュメンタリー映画は同情を誘う為の映画ではない。 これについてはワン・ビン監督へのインタビューでも明らかだ。 長女が逞しく、慎ましやかに生きている姿が感動を呼ぶのです。 だけど、長女がずっと咳をしているのが気にかかった。 これだけは見ていて辛かった。 悪い肺病とかでなければ良いが・・・ 貧しいからイコール不幸だと思わない。 スマホとにらめっこで物質的に満たされていても不幸な人間は腐るほどいる。 「豊かさと幸福度」の関連性について、どう捉えているかによって、鑑賞後の印象を左右するかもしれない。 私は少なくとも、この三姉妹を不幸だと決めつけたくはない。 [DVD(字幕)] 7点(2020-10-17 21:12:31) |
1068. 三人の狙撃者
コンパクトにまとまっており緊迫感があって、なかなか楽しめた。 最初から最後まで退屈せずにみる事ができた。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-10-16 22:57:17) |
1069. 愛に関する短いフィルム
《ネタバレ》 覗かれているのに逆に同情するとは、女の方も性格が良いなぁ。 覗き男は変態なので、私なら同情はしない。 [DVD(字幕)] 5点(2020-10-15 12:21:26) |
1070. 迷子の警察音楽隊
苦いコーヒーのように味わい深い作品。 哀しい経験は人を優しくする。 世界は広いが、人間は皆似たような哀しみを背負い、どこかに孤独を抱えながら生きている。 その人間たちを繋ぐのは音楽か。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-14 19:41:39) |
1071. リトル・ブッダ
死というものへの概念を変化させる。 映像はとても綺麗。 それ以外の所感なし。 [DVD(字幕)] 5点(2020-10-13 19:54:59) |
1072. 魚影の群れ
《ネタバレ》 緒形拳の熱演が凄し。 対する佐藤浩市も若々しく尖っていてこれはこれでいい味。 男女の織りなす漁り火。 だが十朱幸代のラブシーンは不要。 演歌が流れる屋台。 焼酎を一気飲み。 大間の風情を伝える演出が出色の出来栄え。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-12 19:40:39) |
1073. 静かなる決闘
医者としての使命、一人の男としての欲求。 その葛藤が克明に伝わってくる。 一方で黒澤は男女の恋愛を描くのは苦手とみえる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-11 20:22:37) |
1074. 天使のはらわた 赤い淫画
《ネタバレ》 意外と面白いが、さすがに自慰シーンが多すぎ。 あそこまでやらなアカンものか。 80年代のダサさ満載で、当時の新宿が舞台なのが印象的。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-11 08:36:10) |
1075. 夜明け前(1953)
《ネタバレ》 これはとても点数を付け難い。 間違いなく名作であり力作だ。 だがしかし映画としてみてみると、面白いとは言い難い。 正直、長く感じてしまったし。 時代の大きな波に飲み込まれながらも、あくまでその波に抗い、病んでしまった男の一生。 しかと、この眼に焼き付けた! [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-11 00:00:54) |
1076. 勝手にふるえてろ
コメディな味付けがもし無ければ、もっと好きになれただろう作品。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-10 02:06:24) |
1077. わが青春に悔なし
この映画の良さが分からない。 原節子の魅力が分からない。 黒澤明の作品が苦手。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2020-10-10 02:03:28) |
1078. his
女性の社会進出やLGBT問題などを盛り込んでおり、リアルな社会問題を扱っている。 その為か少々、真面目すぎる内容。 脚本を今泉監督が担当していない影響がありそうだ。 余談ですが、個人的に藤原季節という役者の外見はいけ好かない、生理的に受け付けない何かを感じます。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-09 11:59:19) |
1079. 一番美しく
終戦の一年前に撮られた貴重な作品。 入江たか子が異様に美しい! [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-08 19:45:24) |
1080. 真昼の決闘
《ネタバレ》 町から出てけと言われても出ていかず、味方なしで1人で4人に挑む。 非常に馬鹿げた行為だ。 度胸は認めるが、町の皆さんの気持ちを無視するのは独善的で好ましくない。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-10-07 19:32:54) |