1121. ゆめのかよいじ
都会から田舎に転校してきたちょっと謎めいた少女を演じた石橋杏奈が良い。マイペースでフワッとしてて何考えてるのかわからないキャラなんだけど、人を引きつける魅力がある。彼女を見ているとなんだがほのぼのしてきました。物語も全体的にほのぼのした雰囲気で、映し出される綺麗な田舎の風景と相まって眠たく・・・いや、心地良い時間でした。普通の青春ものかと思いきや霊能力的要素が入ってきたり、色々と不思議な映画。カメラをもった同級生の男はこの映画に必要だったんだろうか。完全に空気です。 [DVD(邦画)] 6点(2014-07-06 16:42:33) |
1122. もらとりあむタマ子
ニートで毎日ゲームに漫画でダラダラ暇を潰すタマ子。まるで『俺はまだ本気出してないだけ』の女版である。違うのは『俺はー』の主人公は遂に本気を出すが、タマ子は全然変わらない事である。いよいよ家を出される宣告を受けるが、あまり危機感は無く近所の中学生とだらだらアイスを食べている。目標も何もなくただなんとなく、何とかなるだろうという思考のタマ子。自分も大体そんな楽観的な性格なのでとても共感できました。基本的に終始タマ子がだらだらしているだけの映画なので、短気な人はタマ子に対してイライラするかもしれない。もしくはキレて怒鳴りつけている事でしょう。 [DVD(邦画)] 6点(2014-07-04 21:45:09) |
1123. 大脱出(2013)
《ネタバレ》 幸いな事に予告も観る機会が無く全く予備知識が無い状態で観る事が出来た。スタローンがシュワに「垂直に作られている」「おそらく洞窟みたいな所に建てられているのだろう」「とにかく地表にさえ出てしまえばこっちのものよ」と熱く語っているのを聞いて、ああ、きっと地上に出たと思ったら海に浮かぶ孤島でしたという定番のパターンだな。と予想できました。なので、プロモーションでネタばれしていたとしても面白さが半減するという事はないでしょう。問題はそこじゃない。これまで周到な計画を練って脱獄してきたプロのスタローンが、どんな鮮やかな技で脱獄を見せてくれるのかが最大のポイントだったはず。残念ながら私をおおーっ!と唸らせるほどの知略は見られないのであった。結局はシュワちゃんのガトリングガン頼りですよ。最強のコンビが派手にドンパチして最後は爆薬でドカーン。ねえ?これが観たかったんでしょ?と言わんばかりである。まあ、そう言われると否定出来ないのがファンの困った所なのよねぇ(苦笑) [DVD(字幕)] 6点(2014-07-04 17:33:51) |
1124. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 この映画の主役は完全にヒットガールですね。ただ強いだけじゃなくて、今回は彼女の可愛い部分が満載なので良かったです。女子力を磨くため?ダンス部に入ってダンスを披露するシーンが私的にハイライトでした。キャリーよろしく同級生からのイジメにあい茫然自失するも決して武力でやり返さない所が良い。いつ爆発するんだ?とドキドキしていたのだが、まさかの化粧とファッションに磨きをかけてリベンジするとは。ゲロを吐かせるアイテムに頼ったのはちょっとあれだったが、かわいいクロエちゃんをイジメた奴には倍返しが相応しいのでよし。 一方の、キックアスについてだが、相変わらず情けなくて良い。終始ヒットガールに頼り切りで、仲間が居ないと何も出来ない。そんな彼もヒーローを辞めるかどうかの瀬戸際に追い込まれ、悩むのだが、やはり悪は許すことが出来なくて立ち上がるのだ。今回はヒーローそれぞれ辞めるかどうかの葛藤が描かれていて良かったと思います。 残念なのは悪役が幼稚すぎて、全く魅力を感じない事。圧倒的強さで観るものに絶望感を与えるという意味では成功していたが、それも1、2人くらいで、あとは寄せ集めの連中にしか見えず、格好もダサすぎでした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-07-03 20:03:53) |
1125. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
今日は皆さんに驚愕の事実を伝えなければなりません。それは・・・打ち上げ花火は横から見ると・・・なんと、平らだった!マジで! 普通に考えれば、爆発して四方八方に拡散するのだから、丸くなると思うだろう。ところがどっこい実は平たかったのさ。 今日花火大会に行って見ちゃったんだよねー。決定的瞬間を・・・(以下全文削除) 昔書いたレビューを読み返して恥ずかしくなる事ってありますよね・・・?↑何を得意げに花火は平たいとか物知り顔で書き連ねちゃってるんだろう。恥ずかしいから削除しました。他のレビュワーの方も言ってるように四方八方に飛び散るんだから丸に決まってるじゃないか。いや、でもたまに花とかキャラクターの形の花火が失敗して楕円形になったりしてるがあれは平たくなるように計算して上げてるんじゃないのか。ってことは平たくもできるのか?(また振り出しか)という答えの出ない問いを私はこの映画を初めてみた10何年前から探し続けているのかもしれない。願わくばアニメ版でその答えが出ますように。 というわけで、この夏この映画をリメイクしたアニメ映画が公開されるので、興味のある方は先にこちらを観て予習されるともっと楽しめるかもしれません。あの時代を知らない人が見てもあまりピンと来ないかもしれませんが・・・。この映画、オリジナルから観るか?アニメから観るか? [ビデオ(邦画)] 8点(2014-06-30 22:09:12)(笑:1票) |
1126. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 おそらく多くの人がデカプリオが主演だからという理由で観たのではないだろうか。実際、それ位しか見所のない映画でした。 刺激を求めてやって来たアメリカ人の旅行者が、ついに楽園にたどり着き、そこで魚捕まえたり美女をゲットしたりと楽しい毎日を送るのだった。 そこまではそこそこ面白かったのだが、主人公がゲームに没頭し始めたあたりからおかしくなった。いや、その前に美女との水中でのラブシーン辺りからもう完全にひいてしまっていた。極めつけは、死傷者が出たのにそれを無かった事にして平然と楽しい毎日を送るバカ共。もはや楽園でも何でもない。最終的にはディカプリオが芋虫を食べてバンダナして一人ランボーごっこするというお話。究極の現実逃避ドラッグムービー。 [映画館(字幕)] 3点(2014-06-30 16:06:48) |
1127. ミッドナイト・ラン
金の亡者で誰も信用しない一匹狼のジャックが最初は寂しい人間として描かれるのだが、デュークという人間と出会い護送していく内に、当初金だけが目的だったはずなのに、段々と正義について心が揺らいでいく。その葛藤が良く描かれていて良い。非常に人間味溢れる愛すべきキャラだ。 また、敵同士だった2人に信頼関係が芽生えていく過程も面白い。道中、デュークは飛行機を操縦して逃亡を図るが、余裕で逃げられたはずなのにわざとゆっくり走ってジャックに追いつかれる。単におちょくりたいだけで、逃げる気などないのだ。そういう所が好き。 [DVD(字幕)] 9点(2014-06-30 13:34:47)(良:1票) |
1128. 告白(2010)
あまりに荒唐無稽。しょせんフィクションだ。中二病もここまで極めるとたいしたもんだな。 というのが見終わった私の正直な感想。あまりに重い内容に打ちのめされ観てる間十苦痛しかなかったわけで、やっと終わりかと安堵したのも束の間。ラストの松たか子の一言でさらに追い撃ちをかけてくるという、終始徹底して観るものに平穏を与えない演出が凄すぎた。疲れすぎてもう二度と観たいとは思えず、これは中島監督の力業に軍配が上がりました。 [DVD(邦画)] 7点(2014-06-30 11:50:43) |
1129. オール・ユー・ニード・イズ・キル
先行上映、2D字幕で鑑賞。 タイムループものという点と『これは単なるSFアクションではない極限状態下のラブストーリーだ!』というキャッチコピー位しか事前情報を知らずに観に行きました。うーん、ラブストーリーを期待しちゃうとちょっと物足りないし、設定にもツッコミ所満載なので、単純に娯楽SFアクション大作として観るのが正解。 この映画最大の肝はタイムループするという点なのだが、これは一言で言うと機数を無限に増やしたマリオ状態である。何回も同じ所で死んではまた最初からやり直すので、最近のいつでも何処でもセーブできるヌルゲーに比べると、ファミコン時代のソフトに近いかもしれない。せっかくいい所まで行ったのにまたここからかよ!と発狂した経験のある方は共感できるのでは?最初どうやって倒すんだよと絶望するような敵、例えば魔界村のレッドアリーマーでも何回も死んで戦うことでパターンがわかり余裕で倒せるようになりますよね。そういう達成感もあります。ただ、このゲーム(映画)の主人公はあまりに下手。まるで友達の家でアクションゲームが苦手な奴のプレーを延々と見せられる状態に似てる。 [映画館(字幕)] 7点(2014-06-30 00:36:35) |
1130. 渇き。(2014)
私は8bitさんとは逆で、観に行く前の日に原作を熟読し、ばっちりと耐性が付いた状態で観に行ったので、いくらバイオレンスなシーンが続いても全然余裕がありました。 原作を知らずに「告白」の中島監督だから観に行ったという人には期待ハズレかもしれません。「告白」では全編に渡って無駄の無い完璧な映像世界が繰り広げられていたが、本作は荒削りで暴力シーンのたびに挿入される血のカットや、わざとらしい効果音も多く、演出がかなり大味な印象を受けるからだ。 内容としてはかなり原作に忠実だったので文句無し。違うのはオダギリジョー演じる小山内がただの快楽殺人者になっていた事くらいかな。まあ、小山内の子供のエピソードとか盛り込んだら上映時間的に長くなりすぎるから省いて単純に悪役にしたのかな。 簡単にどういう映画か説明すると、これは2時間あまりの間、ひたすら役所広司を観る映画である。終始、画面狭しと吠えて暴れまくる!まるで「役所広司」という怪獣映画を見ているかのよう。殴って殴られて、撃って撃たれて、叫びまくって、罵って、ゲロは吐くは、ヤクは打つは、強かんするはでとにかくヤバすぎる。こんなダーティーな主人公なかなか居ない。常に血と汗にまみれているので大画面で観ると余計に暑苦しい。これは久々に良い役所広司。このテンションの高さに付いていけるかどうかが鍵。 [映画館(邦画)] 8点(2014-06-28 00:03:49)(良:1票) |
1131. 天才マックスの世界
なんかタイトルとパッケージに騙されました。マックスは天才というより、ただの厨ニ病全開のストーカー野郎じゃないか。しかも、偏屈でプライドが高くて負けず嫌いという相当なスペックを誇っている。こんな奴現実に居たら絶対関わりあいたく無いし、避けて通るだろう。でも、何故かマックスの事が気になってしょうがないのは、次に何をやらかすか分からない謎めいた魅力があるからだ。どんな事に対しても物おじしないその振る舞いはもはや図々しさを飛び越えて、尊敬の念を抱かざるを得ない。憧れの先生とやりたくてしょうがないマックスは偽の血を付けて先生の家に行くが、その計画は天才というには程遠く、あまりにもお粗末な詰めの甘さであった。そんな馬鹿な所が最高だ。学力だけで見ると落ちこぼれかもしれないが、人の心を引き付ける天才だと思う。いい意味でも悪い意味でも。 [DVD(吹替)] 8点(2014-06-25 20:29:16)(良:1票) |
1132. 少林サッカー
前回レビューをしたのが4年前で、ワールドカップの事しか書いてなくて、よく削除されなかったなぁと思ったので反省。今回はちゃんと映画についてレビューを書きたい。 ドードシドシソーラミーミソラーレイ、ドーシーミソラレイ、ドシラドシラ‥‥ ↑のシーンがとにかく好きなんだよー!観た人には脳内再生余裕なはず(笑) サッカーのシーンよりも、こういうくだらないギャグがとにかく面白くて繰り返し観てしまう。映画館で観た当時なら間違いなく10点点けていたが、今だと冷静に観てしまうので9点とする。 [映画館(字幕)] 9点(2014-06-25 17:57:07) |
1133. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 劇場で、デジタルリマスターで、遂に観た! 初めて観たのは「ゴジラ対ビオランテ」で、映画館で観る迫力に興奮し、以来ゴジラというと年に一回必ず映画館で観るのが恒例でした。したがって白黒のゴジラ作品は観たことが無く、今回60周年記念で第1作を見れるという貴重な機会なので行って参りました。 まず、戦後10年足らずでこんな作品を作ってしまうそのパワーに驚かされる、そして反戦映画でもあり、戦争の悲惨さ水爆の恐ろしさをゴジラに置き換えて描いていると思いました。勿論エンターテイメントとしても面白く、人間のドラマ部分もしっかりしているのでこの評価なのだなと感じました。 何より良かったのは、ゴジラが怖いという意見が多い中、私はカワイイ!と思わず叫んでしまうほどゴジラに親しみを覚えました。初登場シーンの山の向こうからひょっこり覗いているところとか、ミサイルの集中攻撃にあうもマイペースに、ちょっと踊りながら余裕で海に帰って行くシーンとか、最高にチャーミング! なので、ラストの海底で何も知らずに興味津々の様子で兵器を持った人間に近づいてくるゴジラを観た時、ダメー!こっちに来ちゃダメー!と夢中で叫んでいました。 [映画館(邦画)] 8点(2014-06-24 15:37:08) |
1134. スノーピアサー
《ネタバレ》 ツッコミ所満載!そもそもなんで列車にしたのかという所からツッコミを入れるが、本当に走ってる列車内なの?と疑うほどにリアリティがない。時折挿入される外の映像とのギャップが凄い。薄暗い列車内でバトルが繰り広げられていたかと思えば、水族館や寿司や学校が出てくるのは面白いと思ったが、急に教室で列車を崇拝するような歌を皆で唄い出す場面が出てきたり、カニバリズムがあったりとカルト的要素が満載すぎてもはや完全に置いてきぼりを食ってしまった。 斧でのバトルは韓国映画っぽくて良いのだが、圧倒的不利だった主人公サイドが、よくわからないうちにいつの間にか形成逆転してるのには驚きました。かといえば終盤で急にガンアクションになるという(あるなら最初から使えよ)、単に斧アクションをやりたかっただけだろと、ツッコミを入れずにはいられない。 列車と同じくストーリー的にも暴走が止まらない。一体何処へ向かっているのか。もはやツッコミを入れすぎて疲労感が凄い。 [DVD(吹替)] 4点(2014-06-24 11:02:26) |
1135. 潔く柔く きよくやわく
《ネタバレ》 色んな人に警告したい映画ですねこれは。 とにかく、この映画に登場する人物誰にも共感できない。幼なじみを亡くした主人公(長澤まさみ)が、何故あんなに同級生に責められるのかわからない。しかも、その死因が自転車乗りながらメールしていたからというのには目を疑った。このご時世にである。これで観客を感動させようというのだから凄い。 もう一方の主人公(岡田将生)も、幼い頃に事故で同級生を亡くし自分だけ生き残るという過去があるのですが、何故かその死んだ少女の姉(池脇千鶴)が付きまとってきてウザい。しかもどうでもいい所で崖みたいな所から落ちて抱き抱えるシーンは何?必要?隙あらば無理矢理感動させようとしてくる強引な演出に引いてしまった。 それから26歳の長澤まさみをはじめとする面々が、そのまま15歳を演じるのはどうかと思った。役作りも何もなくそのままである。似た役者を探すのが面倒でそのまま強行したとしか思えない。 また、大人になってからの長澤まさみにも全く共感できない。酔った勢いで男の家に上がりこんで寝転がって幼なじみを思い出して泣くというとんでもなシーンがあるのだが、この泣く演技の酷いこと酷いこと…。 とにかく観客を舐めてるとしか思えない。安易な少女漫画の映画化とか禁止しましょう。やるならもっと脚本を練るべき。こういうぬるい映画ばかり作るから日本映画がダメになるのでしょう。 [DVD(邦画)] 2点(2014-06-24 02:40:52) |
1136. 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇
《ネタバレ》 全く期待しないで観たらちょっとは面白いかなと思ったけど、やっぱりつまらなかった。前作「天」でも散々酷評したが、それを上回る駄作ぶり。なんかスケール感も大幅ダウン。ファンは当麻と瀬文のグダグダした掛け合いが見られればそれでいいのにそれすらもあまりなく、中途半端なスケールで何か凄い事が起こっているかのような展開ばかりでうんざり。笑える場面も全然なく残念。 また、ニノマエという分かりやすい悪役が居なくなったので、一体何と戦っているのかイマイチ見えてこないのも駄目。向井理と大島優子は何がしたいのか…出てくるだけで面白さ半減するからマジで要らない。劇場版になってからもうこのシリーズはオワコンです。 [ブルーレイ(邦画)] 1点(2014-06-24 00:23:22) |
1137. 風立ちぬ(2013)
飛行機に興味があって尚且つ宮崎駿の熱狂的ファンならば楽しめる作品だと思いますよ。 そのどちらでもない単なるミーハーなジブリ好きの私には、そこそこ面白い作品でしたがもう一度観たいかと言われればNOなのでこんな点数です。 序盤は夢落ちだらけで、ああこれは実在の人物に宮崎駿の脳内をMIXしたファンタジーなのだなと思って興ざめしていたのだが、後半に進むにつれシリアスな展開で段々と引き込まれました。主人公が女の子と紙飛行機でキャッチボールするシーンが秀逸。束の間のこういう何気ない和む場面は大好き。 [DVD(邦画)] 6点(2014-06-23 22:49:01) |
1138. グッドフェローズ
《ネタバレ》 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観てからこの作品を観ると、あ、同じだなと思った。マフィアとウォール街で舞台こそ違えど、一人の男が金の為にのし上がって行き、やがてクスリがきっかけで逮捕され、仲間を売り、没落していくという物語はほぼ同じだ。極論は悪い事をして儲ければ必ず報いがくるという事。それでもこの2作の主人公に憧れるのは、そのカリスマ性とダークな世界に身を投じていく姿に共感し、惹かれるものがあるからだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2014-06-19 21:19:54) |
1139. 私の男(2013)
まず、原作を読んで面白かったし、二階堂ふみが出てるのでかなりの期待感を抱きつつ観に行ってきました。平日のレイトショーとは言え、公開3日目で客が自分を含め4人しか居ないのはちょっと興行的に心配になりました。田舎とは言え…。 ストーリー的には原作にほぼ忠実で、無駄のない作りだったかなと。原作と違うのは時間系列が逆で年代順に流れていたこと位ですね。あと、浅野忠信の役は変態度を増していました。これははまり役。そして、二階堂ふみは少女から大人の女へと変化していくその過程を見事に演じきっていて良かったですね。 ただ、ちょっと気になったのは流氷の重要なシーン。原作でも思ったんだけど、映像で観てもやっぱり納得できない。あんな簡単に流れていくもんかね?重いだろうに…。あと、事件が放ったらかしなのもスッキリしなくて駄目でした。 最後に結論。原作ファンはもちろん、主演2人のファンなら観て損はないですね。また、これはあくまでラブストーリーなので、サスペンスとかそういうのは求めない方がいいかもしれません。自分的には7点かなと思ったけど、二階堂ふみちゃんの前髪ぱっつんメガネ萌えで1点オマケ(笑) [映画館(邦画)] 8点(2014-06-19 15:37:24)(良:2票) |
1140. ダーク・シャドウ(2012)
完全にティム・バートンの趣味の世界。ジョニデの特殊メイクだけでもうお腹いっぱいです。 [地上波(吹替)] 4点(2014-06-12 19:48:15) |