1181. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 刑務所内に音楽が鳴り響く場面は本当に感動しました。あれだけでお腹いっぱいです。人間には音楽、芸術が必要なんですよ。それを教えてくれる素晴らしい映画でした。 他にも感動ポイントは多く、流石は三大感動映画だけの事はあると思いました。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-09 01:38:32) |
1182. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 純粋に面白い!今でもマーティが場違いなギターを披露する場面は鮮明に覚えています。クリストファー・ロイドの変人っ振りが素晴らしい。 [ビデオ(吹替)] 9点(2008-08-09 01:35:23) |
1183. ターミネーター2
《ネタバレ》 続編としての質はとんでもなく高いです。という1を超えているといった方が妥当でしょうか。今回はシュワちゃんが味方で、私はこっちの方がやっぱりシックリきました。 一番の拍手を送りたいのが、適役のロバート・パトリックです。ほんとに機械じゃないのかと思うくらい、冷酷なT-1000を演じ切っています。人体模型走りで車を追ってくるシーンはホントに怖かったです。 [地上波(吹替)] 8点(2008-08-09 01:33:21) |
1184. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 舞台はたった一つの小部屋のみ、登場人物は僅か一二人、それでもこの映画が非常に面白い理由は登場人物の人間模様の描き方が非常に上手い事なのでしょう。 少年の有罪無罪に関する八番陪審員の推理は、まあそこそこ面白い位ですが、その推理が展開されていく中での登場人物の人間関係の移り変わりが非常に面白いです。 ある者は勇敢で、ある者は残酷で、ある者は面倒臭がり屋で、ある者はカタ物だったり登場人物の一人一人の個性が非常に上手く自然に表現されています。あっという間に過ぎる90分でした。ただ会話が延々と続くだけの映画なのに、これだけ素晴らしい作品が出来るのかと。 [DVD(字幕)] 9点(2008-08-09 01:28:21) |
1185. ジュマンジ
テレビでやっていると、つい観てしまって、いつの間にか終わっている、そんな映画です。子ども向けですが、大人でも観れないことは無いです。子役時代のキリスティン・ダンストが結構可愛かったのが個人的に印象的でした。 [地上波(吹替)] 6点(2008-08-08 01:32:47) |
1186. X-メン
《ネタバレ》 いかんせん登場するミュータントの数が多いので、どうやって全員にスポットライトを当てようか苦心している様な感じは否めませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-08 01:29:59) |
1187. X-MEN2
《ネタバレ》 序盤のナイトクロウラーのホワイトハウス襲撃シーン以外は別段面白く感じる点は無かったと思います。 もう少しミュータントの数を減らせばまだまとまっていたかなあと思いました。新入りとかがホントに空気キャラで浮かばれません。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-08 01:26:19) |
1188. キャットウーマン
《ネタバレ》 嫌いではないんですけど、映画としはどーしても点を低くせざるを得ません。 シャロン・ストーンが只の人間なのに、あの強さは無茶があるかと思います。 [地上波(吹替)] 4点(2008-08-08 01:23:57)(笑:1票) |
1189. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
衝撃のラスト!っていう宣伝文句が売りだったと思うのですが、大して衝撃でもありませんでした。その手の映画を観ている人ならすぐ分かるオチ。一番印象に残っているのが、ハル・ベリーの獣の様なセックスってどーよ。 [映画館(字幕)] 2点(2008-08-08 01:21:30) |
1190. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
う~ん、ドクター・ドゥームの悪役としての魅力が全くありませんでした。味方は個性的な面々なのにもったいないと思ってしまいました。 [DVD(字幕)] 4点(2008-08-08 01:18:48) |
1191. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 あの前作のダメさ加減をここまで昇華出来たのはすごいです。その要因としては、明確な敵キャラを作った事と、脚本が安易にハルクに変身させるばかりに頼らなかった事ではないでしょうか。ブラジルでブルースが軍隊に追われている場面は、別にハルクになっているわけでも無いけど十分スリルを楽しめました。なんか色々とボーン・アルティメイタムにそっくりでしたけど。 ティム・ロスが悪役なのはイメージと違ってて少し違和感を感じました。といっても最後には俳優の顔とか関係無くなってましたけど。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-08 01:17:40) |
1192. ハルク
《ネタバレ》 何というか昨今のアメコミブームに乗っかって一応作ってしまったというような感じの作品。大した悪役も設定してないので、映画中ハルクが軍隊と延々とバトルしているのは観ていて非常に疲れました。見所は殆ど無かったですが、ハルクの走り幅跳びは凄かった。 [DVD(字幕)] 3点(2008-08-08 01:11:12) |
1193. 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
《ネタバレ》 オリジナルとクローンの対立と共生、自己の存在とは?生まれてきた意味とは何か?という子どもには少々難しいお話です。それでも子ども向けアニメで現代版フランケンシュタインを作る小学館は侮れないし、その志を非常に高く評価したい。しかし最後にサトシがポケモンから力を貰って簡単に生き返ってしまうのは少し苦言を呈したくなりましたが。 [映画館(邦画)] 9点(2008-08-06 17:13:11) |
1194. トレマーズ2<TVM>
映画館では観る必要は無いような映画ですかね。間違いなく1よりは面白くないです。 [地上波(吹替)] 5点(2008-08-06 17:09:21) |
1195. トレマーズ
《ネタバレ》 結構面白いB級映画でした。モンスターはもうこれでもか!っていうほどしょぼいんですが、それでも十分楽しめました。 お決まりの展開に、お決まりの登場人物、お決まりのラストと安心して観ることができます。 [地上波(吹替)] 7点(2008-08-06 17:08:34) |
1196. アニマトリックス
ファンしか余り楽しめない内容だと思うので鑑賞には注意が必要。ウォシャウスキー兄弟は「ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス」以外は日本の優秀なクリエイターを採用していて、映像は非常に見ごたえがあります。マトリックスの世界観を掘り下げたい人は観てもいいかなっという感じですね。ただ全てのアニメーターがビッグマイナーな方ばかりなのを考えると、ホントにウォシャウスキー兄弟ってゴリゴリのオタクなんだなと感心。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-06 17:04:49) |
1197. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 2では結構笑えるシーンの多々あったのですが、それすら無くなってしまった3作目。ホップ・ステップまでいってジャンプでこけた感じでしょうか。面白い設定なので勿体なく感じました。 あと私は劇場の字幕版を観たのですが、戸田女史の訳が今回ばかりは酷すぎます。スミスがイキナリ女口調になって驚いた人は私だけでは無い筈。やるならしっかり翻訳して欲しいと思います。今更に言えたことでは無いですが。 [映画館(字幕)] 5点(2008-08-06 16:58:42) |
1198. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 結論から言うと前作のマトリックスから後退している部分は多々あります。箇条書きしていくと、①前作でウリだったバレットタイムの演出を殆どCGで済ましている、②完結編の前半部なので尻切れトンボ感は否めない、③前作にあったような哲学的なテーマはマトリックス内のシステムを説明する過程で消えている、等です。しかし中学生の頃に映画館で12回観た作品としては愛して止まずには居られない訳ですので、勝手に本作の好きな部分を箇条書きします。ハッキリ言ってオタクの戯言として聞き流してOKです。①このシリーズに通じる点ですが小ネタが多い(ⅰ.数字ネタ。ネオを表す101(ワン:救世主)トリニティを表す303(三位一体)、ⅱ.キャラクターのポージング(スミスの登場シーンはいつも足元から、モーフィアスの手をクイクイッと挑発するポーズは1作目でネオにしたポーズと同じ、いつものトリニティのスワンキック等々ほかにも山ほどある)。②終盤でアーキテクト(設計者)によって明かされるマトリックス創設の秘密、世界観が鮮明になったことで前任者の場合はどうだったのだろうかと妄想が広がる。③2㎞のフリーウェイを建設してまで撮ったカーチェイスシーン。所々のガードレールがCGで消えてたり、ジャンプ台(沢山の車が跳ね上がる所)がCGで消されてなかったり、モーフィアスがブッ刺した刀の位置がコロコロ変わったりしてるが、男の子だったら燃えるんだから仕方ない。高速を突っ走るトラック上でスーツ姿のオッサンが素手で殺し合うなんて面白すぎる(このトラック上のシーンは殆どCGだが気にしない)。④前作に引き続き監督の趣味丸出しのカンフーシーン。無理矢理に茶屋のシーンでコリン・チャウ相手にネオを戦わせたりやりたい放題。だがそれがいい。カンフー映画好きな奴に悪い奴はいない。⑤これはスターウォーズやエヴァンゲリオンやガンダムなど熱狂的なオタクが存在する全ての作品に言えることだと思うが、裏設定や世界観を友人と議論し合うのが面白い。所詮素人があーでもないこーでもないと言っているだけなのだがこれが仕様も無く面白いのである。オタクの方は共感してくれますよね? [映画館(字幕)] 7点(2008-08-06 16:55:28) |
1199. マトリックス
私を映画バカにした記念すべき作品です。ここから映画にドップリ嵌ってしまった事を考えると10点以外は考えられません。良くマトリックスが語られる上で評価されがちなのは、随所にバレット・タイム(有名な弾避けシーンなどのアレ)を使った革新的な映像でしょう。確かにあの映像は当時の人々の度肝を抜きました。今久し振りに観返しても10年前とは思えない程です。でもマトリックスの魅力はそこだけでは無いと思えます。まずこの映画はウォシャウスキー兄弟の好きなものを、まるでオモチャ箱のようにぶちまけてしまっている事です。それは主に、ネット、カンフー、ジャパニメーションの動き、ハードロック・ヘヴィメタル、そして社会への反抗です。これだけのバラバラな要素が一つのお話の中で絶妙に溶け合っているのがマトリックスの一番素晴らしい点だと思います。 また続編を含めるマトリックス三部作の中で、様々なシーン、数字、名前などに暗喩が隠されているのも個人的に好きな所です。こういうオタク心くすぐるサービスはたまりません。 [DVD(字幕)] 10点(2008-08-06 16:51:27) |
1200. もののけ姫
《ネタバレ》 エコや勧善懲悪な話が多いジブリから突然生まれた宮崎監督の実質的引退作品。今までナウシカやラピュタで魅力的な悪役や自然保護を繰り返し観客に提示してきた宮崎映画としては若干異色の作品となっている。本作は「これは善、これは悪」として物語を単純化していない。一応観客は自然をもののけ達から奪う人間を悪として解釈できますが、実は決して人間が一方的に悪としては描かれている訳ではない。エボシ御前はシシ神の森を奪う侵略者だが、エボシは無闇に森を切り崩している訳では無く、身売りにされた娘達や当時人として扱われていなかった業病の患者達、そしてタタラ場を守る為に木を切っているにすぎない。タタラ場にすむ者達からすればエボシは生涯の救世主に違いない。彼女は人間の残酷さを併せ持った聖母なのだ。 つまり両者ともに"守る"為に戦っている。人間はタタラ場を、もののけはシシ神の森を。そこに明確な善と悪の境が無いからこそ観客はこの映画を観た後も迷ってしまう。非常に考えるのが辛い問題を直に投げかけてくる。現代でも環境破壊問題が良く取り上げられるが、別に誰も地球が嫌いで木を切っている訳ではない。それでも地球を破壊する人間が100%悪いと言えるのか。 宮崎監督が今までの勧善懲悪のスタイルを大きく変えたのには意味がある。今の映画界に溢れている、「正義が勝つ、悪は滅びる」という観た後に何も残らない様な映画と、観客に決して解ける事の無い「問い」を投げかける映画と、どちらが価値のある映画と言えるだろう。私は後者の「もののけ姫」の様な映画にこそ価値を感じる。 [DVD(邦画)] 10点(2008-08-06 16:43:08)(良:4票) |