1201. 殺人ブルドーザー
初見。去年、孫へのクリスマスプレゼントのチョットだけお高いパワーショベル。ブルドーザーにするか迷ったものです。今年はブルドーザーにしようかな。そして本作も一緒に。嫁さんからクレームくるかな。遠のきそうな意識の中で考えを巡らせておりました。ネヴィル・ブランドが出演していたとは(驚)パッとしない役柄だけど存在感は独特のものがありました。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-26 16:45:31) |
1202. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 図らずも2作続けて天才的頭脳の持ち主の物語を鑑賞。驚くべき展開を経ての実話ものとしての感動的な結末。 クリストファー・プラマー出演していたとは知らなかった(嬉) 奥さんがよくぞ見捨てずに支え続けたと感じ入っていましたが、一度離婚していた事を知り-1点。 実際病気で苦しまれている方々も、ああもハッキリとした幻が見えるものなのかと怖くなりました。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 12:47:58) |
1203. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
ロビン・ウィリアムズのカウンセラーという設定で展開から結末までほぼほぼ見通せる作品。カウンセリングでのやりとり、ステラン・スカルスガルド&ベン・アフレックの存在が目を惹いたものの、物語の意外性は感じられなかった点が物足りません。恥知らずな者の「私は悪くない」とそうでない者への「君は悪くない」自分の心の持ちようを考えさせられたところです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-24 12:34:45)(良:1票) |
1204. 翔んで埼玉
ギャグ漫画のようだと思ったら魔夜峰央作品の映画化だそうで。馬鹿馬鹿しさを体現した美術・衣装・他スタッフの気合いの入った仕事ぶりに拍手。東京テイスティングシーンで初めて気がついたGacktは観るに耐えるお芝居でちょっと意外。大阪府民として爆笑とまではいかなかったものの楽しく観ることが出来ました。「草でも食わせとけ」に子供時分に擦り剥いて泣いてたら父親に「そんなもん、唾でもつけといたら治るワイ」と言われたのを思い出しました。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-17 16:45:23)(良:1票) |
1205. 孤児ダビド物語
デイヴィッド誕生からの成長物語。善人悪人様々な人との出会いでの喜怒哀楽模様がテンポ良く描かれていて飽きずに観ていられる。結末に至る迄の人の死に都合良さを感じるのが残念なところ。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-17 08:28:34) |
1206. 人生劇場 飛車角と吉良常
仁侠の世界を舞台にした文芸作品のような本作。辰巳柳太郎が美味しいところを全て持って行ってしまったようで、お目当て鶴田浩二も霞んでいました。ただ、この人の殺陣は何時もながらの鬼気迫るヒリヒリさせられるもので、何時もながらに両手握り拳で硬直して見入ってしまいました。主体性のカケラもないおとよに虫唾が走る(野暮な事を言いますが)のがマイナスです。 [DVD(邦画)] 7点(2020-08-14 02:46:13) |
1207. 引き裂かれたカーテン
《ネタバレ》 ジュリー・アンドリュースが物語に機能していないのが残念。彼女以外の女性キャラクターがそれぞれ印象的なので、尚更お飾り感が強く、脚本に問題ありです。任務が数式を盗み出すというところも気持ちが盛り上がらず。小技は効いていてもそれだけで終わってしまった作品。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-14 02:22:25) |
1208. Tommy/トミー
中学生時分にラジオ番組で一度だけ聞いたジャック・ニコルソンの歌声。念願叶っての鑑賞。不意をつかれた登場シーンに「アッ! 待ってました~」歌う姿を目に出来て感動しました。音楽界、映画界からの有名どころが集結していて全員からやりきった感をみました。中でもアン=マーグレットとロジャー・ダルトリーにお疲れ様でしたと申し上げたいところです。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-11 15:38:49) |
1209. 青空に踊る
WW2中、撃墜王アステア10日間休暇中の束の間のロマンス。一目惚れしてからの展開は時間が無いとはいえサイコパスなストーカーにしか見えなくてイライラ「早く踊って!」ダンスシーンではアステアに付いていってるジョーン・レスリーに目を奪われる。18歳とは到底思えない成熟な姿を見せる彼女にプラス2点。戦意高揚モノとして「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」程に突き抜けた感は無い。ロバート・ライアン共演に「ラッキー♪」喜んだものの全く当たり障りのないキャラクター。全てに亘って程々でこじんまりした作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-10 11:46:21) |
1210. ナイスガイズ!
ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング、アンガーリー・ライスはいい雰囲気をだしていましたが、展開が分かり辛くてモヤモヤし通しで、事件の全容の無理筋さに白けてしまいました。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-07 10:25:13) |
1211. 宇宙戦争(1953)
《ネタバレ》 原作未読、初見。映像は1953年製にしては良く出来ていると思います。ストーリーも見応えありました。自分の世界が滅びそうだから他の世界を侵略する。問答無用で攻撃して破壊の限りを尽くす。今にも当てはまるもので結構な恐怖でありました。懸命に対抗する科学者達を襲う暴徒群衆も然りです。核攻撃も効かない(お粗末な描写に失笑)相手が滅んだのがウイルスというのに呆気にとられると共に最狂兵器はやはり生物化学兵器なのかと考えさせられました。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-03 14:20:45)(良:1票) |
1212. ダーティ・グランパ
糟糠の妻葬儀翌日から孫と過ごすハチャメチャ爺さんのオハナシ。99%がエロくてクスリまみれで気持ち悪い。だけど、1%ホロリとさせる姿を見せるのが、稀代の名優ロバート・デ・ニーロならではか。「マイ・インターン」の落ち着いた佇まいとは真逆な作品に出演するのは、この1%があるからなのか、通販のCMで見かける「男の活力・・・」「生涯現役を目指す男性に・・・・」という思いがあるからなのか聞いてみたいところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-30 14:56:02) |
1213. 男と女 人生最良の日々
1作目から53年後の本作。クロード・ルルーシュ、フランシス・レイ、ジャン=ルイ・トランティニャン、アヌーク・エーメのみならず当時の子供二人も再登場しているというのが奇跡的。アヌーク・エーメの87歳とは到底思えない美しさが特筆もの。1作目の名場面をふんだんに盛り込んだ映像が感慨深い。老いる事が絶望ではないラストシーンに救われる思い。コロナ禍で劇場鑑賞を見送ったのが何とも残念です。 [DVD(字幕)] 8点(2020-07-27 12:09:57)(良:1票) |
1214. ガープの世界
ガープの母親への胸糞悪さが最後まで付いてまわり、ハナシの展開に付いてゆけない。「何でそうなるの?」 ロビン・ウィリアムズの持ち味が感じられない点も併せて観ていてグッタリさせられた作品。 [DVD(字幕)] 3点(2020-07-20 16:11:57) |
1215. いまを生きる
全寮制学校では学問のみならず、親が教えるべき生き方も教えるものだという点で、型破りなキーティング先生以外にそれを見る事がなく、彼の教えに独り善がりな部分を感じてしまい、今一つ惹き込まれませんでした。ロビン・ウィリアムズ安定の善い人ぶりは安心して観れるものの、印象薄いところが物足りません。 [DVD(字幕)] 4点(2020-07-20 16:03:05) |
1216. 人生は四十二から
1908年時に於ける英国人気質と米国人気質の違いを描いた1935年製作作品。執事と言えば「日の名残り」アンソニー・ホプキンスが思い浮かびますが、その58年前に演じたチャールズ・ロートンが彼のモデルだったのかなぁと思います。厳格一直線ではない百面相ぶりが実に味わい深い。彼を取り巻く面々も個性豊か。ラストシーン大合唱は生涯忘れじの名場面。余韻の深い傑作です。 [DVD(字幕)] 9点(2020-07-18 15:14:36) |
1217. キャスト・アウェイ
手に汗握った映像。トム・ハンクスの熱演。理詰めで見応え満点の展開。「何一つ希望が無くても息をし続ける」(台詞に+1点)チャックの生き様が強烈な印象を残す傑作。「ウイルソ~ン」涙溢れる名場面でリプレイタイムとなりました。 [DVD(字幕)] 9点(2020-07-17 16:50:59) |
1218. グッドモーニング,ベトナム
戦闘シーンの無いベトナム戦争映画。唐突感・違和感あった爆破テロですが、米軍の情報操作(何時の時代、何処の国でも行われている事を実感)とベトナムに対する正義の押しつけ上から目線を浮かび上がらせる不可欠なシーンだったところに脚本の見事さを感じます。スタンダップコメディアン出身ロビン・ウィリアムズ本領発揮のマシンガントークとトラックの兵士を見送る「絶対生きて帰って来いよ」との思いが滲む眼差し、共に忘れ難い名演です。フォレスト・ウィテカーも安定の名脇役振り。良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2020-07-14 16:43:07) |
1219. 虎鮫
《ネタバレ》 マイク・マスカレーニャス船長、パイプス、キータ。三人の先行きは予感したとおりでした。本作でもエドワード・G・ロビンソン名人芸を堪能させてもらいました。二言目には「太平洋一の・・・・」と吠える超俺様キャラをベースに仕事師で部下思いの親分肌、そのキャラがたたって女性にはもてない。けれどキータに見せる優しさと人懐っこさ。それぞれに魅入ります。不貞現場を目の当たりにした際のパイプスに向ける視線で刺し殺せる程の怒りとキータに向ける潤んだ瞳での身もだえせんばかりの悲しみは、歌舞伎でいうところの「エドワード!!!」叫びたくなる名場面でした。リプレイタイム出来ないのが残念。また、マグロ一本釣りの模様が異様なほどに丹念に示されて、鮫の襲来と併せてもの凄い迫力であり、見どころの一つでありました。昭和7年にこのような力作が製作されているのに驚いています。 [映画館(字幕)] 8点(2020-07-05 20:03:16) |
1220. ガス人間第一号
《ネタバレ》 トンデモな題名に興味そそられての鑑賞。オープニングから「これは当たりかも」寄せた期待を裏切られる事無く最後まで一気に見終えました。破滅に向かって突き進む八千草薫と土屋嘉男の恋模様を黙って見守り最期まで付き従う左卜全、3人共々忘れ難い名演です。変身の件は添え物に見えて別にガス人間で無くてもいいような気がしますが、模倣犯が続出する事に対して警察が抹殺決断に至る展開は見事で、やはり必要なキャラクターだったのだと思います。時間が経って湧いてくるツッコミどころも鑑賞中には八千草薫の凛とした女性像の前にはカケラも浮かびませんでした。題名とのギャップが激しい名作です。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-07-05 01:57:51)(良:2票) |