121. 28日後...
楽しく観れるもののパニック映画に終始してしまう作品。 [DVD(吹替)] 5点(2007-10-11 04:18:58) |
122. 青の炎
主人公にもう一歩暗部に踏み込んだ演出を施すか、多少のカリスマ性や何か欠落した部分が見える描写がなくては、どうにも違和感が付きまとう成り行き。 [映画館(邦画)] 5点(2007-09-26 12:47:42) |
123. ミリオンダラー・ベイビー
個人的にこれを観て改めて考えさせられるようなことはなかったけれど、人によっては考えるきっかけとなるでしょうから意味のある作品なんでしょうね。 「いつか死ぬのに生きている」という状況の中で何を選択するか。 そして、思うがままに生きても、必ずやって来る生かされている状態。 個人的にはああいう状態で死にたいと願っている人を生かすことはないと思う。 「死」を悪と捉えるような向き自体が理解不能(「生」賛美も同様に)。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-15 03:34:42) |
124. ディボース・ショウ
《ネタバレ》 展開自体は心地よいテンポで気持ち良く裏切り、二転三転してくれるのですが、それでもあの二人がくっつくってのは「コメディだから」でしかないのは勿体ない。 それに、あのオッサンが遺言の書き換えもなく、死んじゃうってのは話をまとめる都合でしかない処理で残念。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-12 05:49:39) |
125. ピンポン
原作が素晴らしいだけに、今作のように随分と端折られた内容には閉口してしまう。 はっきり言って評価不能です(物語として観れる程度に編集されていますが、原作を知る者としては浅すぎる内容ゆえ)。 とにかく、こんな方法で金儲けを目論むような人達は映画作りなんてしないでもらいたいですね。 とりあえず原作への敬意として中間点、5点。 [DVD(邦画)] 5点(2007-07-17 03:32:16) |
126. ブラザーズ・グリム
兄弟の確執を二人で窮地を乗り切ったというだけで解決させたようにみせるのには無理がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-07-15 01:53:21) |
127. きょうのできごと a day on the planet
よく企画が通ったな~と感心するぐらい何も起きない。 特に何があるというわけでもない日常、人物。 でも、この監督の作品の中では一番無理なく、自然なムードを出せていると思う。 若者のダラダラした空気が好きかどうかで判断するしかないけど、自分のいないところでも地球は回ってるって描写は好きだし、ムードも好きということで中間5点。 [DVD(邦画)] 5点(2007-07-12 05:05:50) |
128. シムソンズ
ドラマの処理=競技技術の上達という構図が成立しない以上、こういう類いの話は難しい。 下手に勝利させてご都合主義を際立たせるより、敗北させてドラマをクローズアップする内容で仕上げるに限る。 そういう意味では結構全うな方だと思うのですが、随分と稚拙な部分が目立つ・・・。 [DVD(邦画)] 5点(2007-07-10 18:36:23) |
129. あの頃ペニー・レインと
《ネタバレ》 一度の挫折で何か学んだ気にさせるだけの淡泊な文学作品。 脚本賞なんて獲る作品には構造的な匠を感じさせられるようなものであってほしいものです。 多数の人のドラマを処理しているということで甘めの評価。 [DVD(吹替)] 5点(2007-06-23 20:55:36)(良:1票) |
130. 約三十の嘘
この監督の前二作を観ている人なら、心理劇に興味のある人であるのは知っているだろうが、それを知らずに巧妙なコンゲームを期待してしまった人は確実に肩透かしをくらう内容でしょう。 それにしてもこのちゃちな詐欺師集団の造形は・・・。 [映画館(邦画)] 5点(2007-06-13 22:52:08) |
131. テープ
てっきりコンゲームだと思って観ていたので肩透かしをくらいました。 単なる心理劇だったんですね。だとしても、少々強引な展開に閉口してしまいました。ラリッた男が理不尽な言動をとるのはわかりますが、久しぶりにあった女があんなに感情的になるのは不自然。 心理劇でしかない内容なら、そこら辺の運びなり設定はもっと繊細にやってくれなくては。 [DVD(吹替)] 5点(2007-05-02 01:46:55) |
132. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
女性記者にとっては他人事の域を出ていないためにスリラーとして仕上げるには支障がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 12:12:56) |
133. Mr.&Mrs. スミス
ああいった組織があの程度のことでこんな派手なことをする方が問題あるだろ、という疑問を観客に抱かせること自体がコメディとしての伏線なのでしょう。 展開するに従ってチープになっていく内容。しかし、それに反比例するかのように派手になるアクション。よって伏線はより効果を増す。 イベントとして映画を楽しむ人向け。もっとコメディだと売り文句を出していた方が総体的な評価は上がっていたと思う。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 11:59:16) |
134. スターリングラード(2001)
ゲーム性の強い内容で楽しめました。 でも、決着があの要因だけで着いてしまうのでは主人公の意味合いが希薄になってしまうのでは・・・。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-15 18:23:58) |
135. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 何かしらのリモコン機能で現在に戻れて解決という流れだと思っていたら、夢オチ的処理とはいただけません。 いかなるシーンかも厭わない無神経なB級ノリが終始続けられるのに目をつぶったとしてもあの落とし方では評価の下がるところ・・・。 結構プロットとしては優秀だと思うのですが・・・。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-08 14:46:03) |
136. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
しっかりとした因果関係を設定することなく、求める展開を「バタフライ効果」という出来合いの理屈を都合良く使って構築し、観客を納得させようとするのでは芸を感じられません。 単なる作家の怠慢だ。 毎回最悪の結果になるのには理由がいるでしょう。だって、それによって主人公は決断するぐらいなんだから。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-04 20:43:07)(良:1票) |
137. ポビーとディンガン
《ネタバレ》 この救いようのないシチュエーション(空想の友達の失踪)をどこへ持っていくのかと案じていると、思わぬ展開でうれしい驚きがありました。 しかし、驚きはあったものの、漠然とした美談で終わっているのが残念。 迫害した住民との和解、虐めた同級生との和解といった部分を掘り下げれば、ドラマ然としたものをみせることが出来たと思うのですが・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-25 01:13:58) |
138. くじらとり
《ネタバレ》 空想で遊ぶ園児たちの様子を追うだけの内容。 映像としては、その空想を実体化させて描写。 みんなの作ったストーリーに納得いかない男の子が最後にこぼす「ぼくが行っていたらもっと小さいくじらを見付けてやったのにな」というつぶやきが愉快。 [試写会(邦画)] 4点(2008-01-14 06:56:13) |
139. バニラ・スカイ
観ている間は単純に楽しめるものの、結局世界観披露にすぎない内容。 こちらをオリジナルより先に観ていたのですが、トム・クルーズの方がもてそうにも軽そうにも見えるので、役どころにははまっているんじゃないかな。 [DVD(吹替)] 4点(2008-01-11 23:04:13) |
140. トニー滝谷
《ネタバレ》 延々と説明が続くだけで、話の趣旨をどこに持っていくんだろうと興味津々で観ていたのですが、「記憶」に於ける是非を表現したに過ぎない内容に不満が残る。 [地上波(邦画)] 4点(2008-01-03 22:19:57) |