Menu
 > レビュワー
 > すべから さんの口コミ一覧。7ページ目
すべからさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21
変更日付順1234567891011121314151617181920
21
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  酔いがさめたら、うちに帰ろう。 《ネタバレ》 
観た後、確実にカレーが食べたくなる一本。 アル中と病気がテーマだから、シリアスなヒューマンドラマかと思いきや、かなりコメディ色の強い作品だった。アル中の病棟が舞台となるあたりから、もっと禁断症状に苦しむアル中を描くのかと思ったらそういう描写はほとんどない。浅野さん、ちょっとピンピンしすぎじゃねーの?っていう突っ込みもされるだろうが、これはこれでいい気がする。 入院して、周りの患者さんとダベったり、ケンカしたり、看護婦さんにデレデレしたり、食事にウダウダ文句言ったりと、『愉快な入院体験』の様子という感じで、観ていて楽しい。 泣かせに走らないライトさがなかなか好みの作品である。 エンディングテーマのキヨシロウには、かなり涙腺刺激されたけど。  あー、永作さんと結婚してえ。
[映画館(邦画)] 8点(2010-12-12 17:02:45)
122.  エクスペリメント(2010) 《ネタバレ》 
内容はesとほとんど一緒だから新鮮味はないけど、面白かった! esにあったような寄り道や、余計なシーンはほとんどなく、こちらのが完成度は高いかも。 逆にesを観たことない人は観た方がいいかも。 特にウィテカーさんのブチ切れ演技は最高。俺だったら、最初に笑顔で挨拶されたときに全力で逃げるね。この人、キレだすと目が優しいのにマブタがピクピクして泣き出しそうな顔なのに、なんでこんなに怖いのよ。 しかし、ブロディ君が飯をだまって食ってればこんなことにはならなかったんじゃ…。 和を乱す奴が一人でもいるとみんなの迷惑になるよね。 ラストの実験中止の描き方が印象的で良かったなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-05 01:48:31)
123.  乱暴と待機
かのパビリオン山椒魚を撮った監督だから警戒していたが、超面白かった! こんなすげー面白くて笑える脚本かけるんじゃん!(上から御免) 原作のおかげ? にしても、面白かった! いやー、ドロドログチャグチャとした人間関係なのに、とにかく笑えてしまう。 この作品の手触りは同原作の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」に近い。 やっぱ原作の貢献度は高いんだろうな。 4人だけしか登場人物が出てこなく、みんな声をやたら張っていて演劇っぽくもあったのが、余計おかしさを強調していたのだろう。4人のぶっとんだキャラクターの掛け合いがとにかく気持ち良い。 心に残る映画でもないけど、久々に邦画のコメディでこれだけ面白いものを観たような気がする。 
[映画館(邦画)] 8点(2010-11-03 19:54:46)(良:1票)
124.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
いやー、これは良い! 近年の邦画大作のしょぼさを見ると、これだけのスケールを持ったアクション娯楽大作が見られるとは思えなかった。 序盤は粛々と、しかし緊張感を持ったままストーリーが進むが中盤以降は、もう切って切って切りまくる。もう、その辺にしときんしゃいって思っても斬りまくる。 爆薬もドカーン。罠ドーン。で、迫力満点。 相手側がもっと頼りになる用心棒(中ボス)を数名用意しといてくれればもっと盛り上がったんでないかな。敵は、誰も飛び道具持ってないし、弱すぎる。 13人が強すぎるのかもしれないけど。 13人ものキャラを描き分けろとは言わないけど、それぞれ得意分野で戦い方が違ったりするような工夫があれば、もっと良かったんでないかな。 薄い人もいたけど、キャストの顔つきもギラギラしてて良かった。 だが、やっぱこの作品でもっとも語られる役者は、稲垣吾郎だろう。戦場でただ一人涼しく冷たい顔したり、ヘラヘラしたりする姿は異様で良かった。 というわけでアクションに次ぐアクションと、セットの豪華さ、キャストの本気具合も相まって中々レベルの高い娯楽作となっており、俺は十分に満足した!! 細かい事はどうでもいいんだこういう映画は。 邦画にも娯楽大作を撮る力があったという事を知らしめる作品なのである。  俺はあんまり長いと感じなかったけど、 たぶん乱闘(チャンバラ)がクソ長いので、アクション嫌いな人は見ない方がいいです。 
[映画館(邦画)] 8点(2010-09-25 23:24:10)(良:2票)
125.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
次から次へと展開するストーリーと、愉快なキャラクター達とアイデアのつまったバカアクション。なんと言っても戦車のシーンがいい!バカすぎる!! しかし、それが序盤か中盤あたりに出てきてしまって、これ以上に熱いシーンはないのであった。前半は脳みそ空っぽで楽しめてひたすら面白くてもう黒幕とか結構どーでもよくなっちゃってるのに、後半は黒幕がアイツなのか? それともコイツなのか?的に、ちょこっと脳みそが必要な展開になり、失速。 でも、こういうバカアクション映画はやはり気持ち良いので、また何作か作ってもいいんじゃないかね。てーてれってー てれってー♪ Aチームのテーマが耳から離れない!!
[映画館(字幕)] 8点(2010-08-29 12:44:17)
126.  宇宙ショーへようこそ
絵が本当に美麗!! 精密に描きこまれまくった田舎の風景とか、実写を超える美しさがあると思う。 キャラクターの動きも当然、めちゃめちゃ滑らか。 アクションシーンとかも凄くカッコ良い!そうそう! こういうのが観たかったの。 宇宙に出てからの、宇宙人の造形やら何やらも全てのアイデアを ぶち込みまくり精魂込めて描かれている。 髪の毛が手みたいになってる宇宙人のインクちゃんとか可愛すぎだし。 物語のプロットとしては、大長編ドラえもんのあの感じ。 異世界をちょっと覗いてみたら、でっかい事件に巻き込まれててんやわんや。 子どもだけど勇気を出して戦う!みたいな。 しかし、本作では「ドラえもん」は不在。 便利な道具がタダで出てくることもなく、子どもはただの子ども。 そこらへんの苦悩もしっかり描かれている。 あまねとなつきのビミョーな関係性の描き方が絶妙で、どちらも非常に愛くるしい。 メッセージも子供へ向けているのものと思われるので、観ているのが大きなお友達だけってのは勿体無い。  ただ、長すぎる。丁寧すぎるのと、表現したいものを全て形にしたいという高い志ゆえに、広げすぎた話のテンポが若干悪かったり、話がごちゃごちゃしてて整然としていないため、お子さんが集中して席に座って見ているのは辛いかもしれない。  しかし、大人も子供も楽しめる作品であるので、もっと多くの人に観て欲しいと思うのであった。面白かったです。
[映画館(邦画)] 8点(2010-07-17 15:14:22)(良:2票)
127.  さんかく
いやー、やはり痛面白い!! この監督は一体どんな人生を送ってきたんだか。 痛い人間の生態の描き方が、ひたすら生々しく滑稽。 恋をしている男女なんてものは多かれ少なかれ痛いものだから、少しくらいは、自分と共通する部分を見つけてしまうかもしれない。「そんな痛いトコみせないでくれよ」と居心地が悪くなり、笑えるシーンも苦笑いしかできなくなってしまうことだろう。  キャスティングがかなり絶妙。 出ている映画のほとんどがヤンキーか柄の悪い高岡蒼甫は、本作ではかなりの新境地を開いたのではないかと思う。これこそが、本当の高岡蒼甫なのでは?と思うくらい自然にかなり痛い男だった。 そんでもってこういう男にコロっといっちゃう痛い女っているよなー。っていうのを演ずるのが田畑智子。この方も痛い女を演じさせたら恐ろしいくらいにハマってて「ザ・男をイラつかせる女」としてかなりリアル。 そして、ひっかき回すのがAKB48の小野恵令奈。この娘がとびきりエロい。15歳と言えど、バカにできない肉体。可愛すぎない程度の可愛さ、計算しつくされた無防備さと、あどけなさ。寝起きとか風呂上りとか、もう! このエロさで責められたら、ロリコンでなくとも悩殺されてしまったとて何ら不思議ではない。 ナタリー・ポートマンにデレデレのジャン・レノを責められないのと一緒である。 喋りも相当に舌ったらずで甘ったるく、何を言ってるのか分らない場面もしばしば。普通の映画では、まず起用されないだろうが、本作ではこれでいいのだ。「こういう娘フツーにいるよな」っていう自然的な若い娘を演じるには演技力などむしろジャマにしかならんのだ。そして、こういう娘に弱い男は多い。  恋をするのに年齢は関係ないと言うが、ロリコンにだけはならないようにした方がいいと思うばかりである。 
[映画館(邦画)] 8点(2010-07-04 23:00:44)(良:4票)
128.  アウトレイジ(2010)
面白いじゃねーかコノヤロー!! 本作「アウトレイジ」は、北野武監督が今まで得意としていた表現、芸術的、叙情的なものを一切排除し、暴力による暴力のためのバイオレンスエンターテイメント映画であり、 それ以上でも以下でもないのである。 だから、感情移入出来ないとか、中身がないだとかそんな批判をするまでもなく、 こういう映画嫌いな人は、「嫌い!」とか「つまらん!」とか「低俗!! 」とか一言で片付けてしまえば十分であると思う。  痛々しいシーンも多いし、笑えるところも意外とある。 監督が得意とする「静」すらも放り投げ、常に誰かが殴ってるか怒鳴っていて、 ひたすら「動」で攻める攻める。北野映画で最もテンポが良いだろう。 伏線や、細かい部分も凝っているようで、確かにもう一回見たい気になる。  どっかの映画祭で絶賛と言うより、タランティーノ絶賛タイプ、 北野武版「仁義なき戦い」とも言えよう。 バイオレンス好きの肉食野郎どもは直ちに映画館へ直行すべし! 
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-13 12:22:25)(良:3票)
129.  ヒーローショー 《ネタバレ》 
前半は、執拗に生々しく、気持ちの良くない暴力シーンがひたすら流される。 ヤンキーの登場人物達も下手にイケメンばかりだったりせず、リアルな顔つきしているのが良い。イカレタ兄弟の眼つきはホンマモンのキ●ガイのそれだった。 有名キャストで固めていない事で、より生々しさが強調される。 ジャルジャルの二人も、特に違和感なく、この映画の住人として溶け込んでいた。  さて、しつこい暴力シーンがこのまま最後まで繰り返されると思いきや、後半は割と静かになり、人間ドラマになる。圧倒的な暴力の象徴だった男の人間的部分が見せられることになる。さっきまで、「ひどい!こんなヤツ死んだ方がマシだ!」って思っていた対象が見せる人間らしさにこちらは戸惑う。悪人が、愛情の対象により、人間味をみせるという展開は南アフリカの映画「ツォツィ」を思い起こされたが、「ヒーローショー」での暴力にはバックボーンがない。別に貧困でも何でもない。 若者なんて悶々として、ただの日常や自分の未来に絶望したりして、無理矢理夢とか探そうとしちゃったりして、また絶望したりする。そんな当たり前の絶望が安易に暴力に向いてしまう人間は、彼女や子供に優しいからといって許されない。 そんな人間の末路は結局悲劇。暴力の結果はこんなにも醜悪なんだよっていう事を突き付けてくるような作品と言えるかもしれない。 監督の味が濃厚に出ている良い作品だったと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-07 11:42:06)(良:2票)
130.  武士道シックスティーン 《ネタバレ》 
ツンデレで侍な役柄が過剰にも見えるが、雄叫びを上げる成海璃子の気迫はホンモノだ。北乃きいはひたすら愛くるしさで勝負するというバランスが良い。 可愛い娘達がはかまで戦う姿はなんとも美しい。面の下のほっかむりするシーンとかを丁寧に見せてくれるのもわかってるなーって思う。袴フェチのおいさんも大満足だよ。 変態的視点を置いといても、内容も悪くない。硬派なのだ。 高校生の青春モノと言えば、普通恋愛要素を入れたくなるものなのだが、そういう浮いた話は一切ない。恋愛要素のない話って好きなのだ僕は。二人の主人公がそれぞれ違う思いで、真剣に剣道に向き合ってる姿が、とてつもなく爽やかだ。時に師弟関係、時にライバル関係、時に恋人同士のような二人のイチャつきっぷりにドキドキし、いっそのことこの二人つきあっちゃえばいいのに!って思ったほどだ。 ガールズラブなら許す。 自分が正しいと信じてきた道に、ふと疑問を抱いちゃったり、迷っちゃってるあなたにもオススメですよ。
[映画館(邦画)] 8点(2010-05-22 23:33:24)(良:2票)
131.  ウルフマン(2010) 《ネタバレ》 
面白かった!! しょぼいB級映画の可能性も覚悟してたが、なかなか格調高い。 古くて大きい洋館とかの美術も力入ってて、古典への敬意がしっかりと込められたゴシックホラーと言えるかもしれない。 それでいて、ゴア描写にかなり力が入っているのに好感が持てる。 集落の人々が、一瞬にして次々と狩られていくシーンとか、演出的にも素晴らしくて生唾もの。おぞましい変身シーンもフリーザ様の変身のときのような恐怖感があった。 変身完了後のウルフさんは、若干笑いそうだったが。 ストーリー自体もサスペンス性があって面白い。不要とも思えるバトルシーンなどもサービス精神が旺盛とも言えるかもしれない。 気軽に見れるシリアスで高潔で残酷なケダモノ映画だ。 それにしても、酷い殺され方して死んだばかりなのに、弟と嫁がいい感じになっちゃうなんて不憫なお兄ちゃんだ。呪われすぎ。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-29 22:32:47)
132.  紙の月 《ネタバレ》 
不正っていうのは、善悪の問題では語れないんですよね。その辺りを分かって作ってらっしゃる。一回、手出しちゃうともうダメです。感覚狂いますね。最初のうちは罪悪感があると思うのですが、どんどん鈍ります。彼女は、一線を越え、ありのままの彼女になり、短期的ではありましたが幸せを手にしました。 そんな彼女を「悪人」として描かない手法は賛否がありそうですが、極めて人間的に見えます。こういう人は正直イヤですが、憎たらしいという感情は湧きません。どこにでも当たり前にいるんだろうな、と思えます。 一歩間違えばマルサの聡美姉さんが不正をしていたのかもしれません。 そして、男の視点で見ると露見しないようなすれ違いの積み重ねで、嫁にとんでもないストレスを溜めさせてしまって、それが不倫&横領を引き起こさせちゃうなんて恐ろしくてしょうがない。 世にも恐ろしくて胸の苦しい傑作「テイク・ディス・ワルツ」を思い出しました。 ありがちな小さな事件を描いた作品ですが、音の使い方がうまく居心地が悪く、ソワソワさせられました。
[映画館(邦画)] 7点(2015-05-21 01:43:18)(良:1票)
133.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 
前2作は、ともに大好きだが、3度めのお祭りは、少々パワーダウンか。オープニングのアクションは、テンション上がったんだけどなー。キャストは、凄すぎる!!っていうか一気に増やしすぎだよ…。 いちゃつくスタローンとステイサムには、やたらニヤニヤ。卒業してなかったジェット・リーにホっとする。新メンバーの割に後半陰の薄いウェズリー・スナイプス。ナイフじゃなくてブレイド持たせないとアカンのじゃない?アントニオ・バンデラスは、こんな人だったっけ…?おしゃべりクソ野郎っぷりがかわいすぎて、小物臭プンプン。あのかっこ良すぎるマスク・オブ・ゾロとは思えん。周りの体格がデカすぎるから余計ちっちゃく見えるのだろうか。なんだかんだで一番目立ってた。 メル・ギブソンは悪いやつっぷりが良かった。悪い顔だった。単身で消耗品軍団に挑みに行っちゃう男気が素敵。ハリソン・フォードはお爺ちゃんだった。シュワちゃんは太り過ぎて、最初目を疑った。 お話としても世代交代を試みているが、知らない顔ばかりなので全員やられキャラなのかと思ったら、次に繋げる気満々で感心した。 人数増える割に、あんまり死ぬ気配がないのでたるんできた感じがするぞ。そろそろリストラも兼ねて、ガンガン死なせていかないとアカン。アクション自体はパワーダウンを感じる。見せ場の作り方が上手でないため、せっかくのキャストの戦闘シーンなのに満を持してって感じがしない。 一番、満を持して!!って思ったのはジェット・リーだったって言う…。 でも、マシンガン撃たせるばかりで、体術少なめなのはダメだと思う。戦車バトルは迫力あるけど、CGが増えて火薬が減っていないか? あと減っているのが血の量!!!本作では、血がほとんどないので、痛みや恐怖が表現されていない。 1作目はR-15、2作目はPG12となって、遂に3作目では全年齢向けのファミリー映画となってしまった。 やってることは変わらないのに!!
[映画館(字幕)] 7点(2015-05-21 01:38:41)
134.  イコライザー 《ネタバレ》 
デンゼル強い!! クロエのおっぱいを守るために立ち上がったデンゼルのファーストバトルは、緊張感マックスでドッキドキ!スーパーマーケットバトルも見応えあり!普通に殺したほうが手っ取り早いぐらいに一生懸命トラップを仕掛ける。でも、こういうバトルどっかで見たことがある気がするんだよなー。そんなに頑張って戦ってたのに後半になるとスーパーパワーが超インフレ! 何もしなくても敵が死ぬ!!最後の方はどっちが悪者かよく分からない! お前いったい何者だ!
[映画館(字幕)] 7点(2015-05-21 01:35:09)
135.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 
終った直後とても気持ちよくなれた! が、観てからしばらく時間が経ってしまったので、結構記憶が薄れている…。退屈は全然しなかったんだけど、ストーリー自体はそんなに特徴的なものではなかったからか。低音ボイスの人が一番好きだったな。我慢していた思いのたけをぶちまけるシーンは可笑しかった。コメディテストで笑えるのは楽しくて良いんだが、逆に話に緊張感はなかった。ヤクザっぽいウォーケンさんが味方だったら怖いものないよね。 何より、やっぱり「君の瞳に恋してる」の初披露シーンは上がった!名曲!! エンドロールも素敵で踊りだしたくなった。良作!!
[映画館(字幕)] 7点(2015-05-21 01:34:04)
136.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 
タイムトラベルで過去に戻れる青年ティムの物語。能力を使って、好きな子を射止めるなんてズルい。ズルすぎる。人のために使うことも多いけど、ちょっとした失敗もすぐ能力で解決しようとしたりするので、コイツはロクな大人にならんなーと思ったんだが、後半は少し成長して、最低限にとどめるようにしているし、根本が善良で素朴なので許せる。この能力を持ったことでマスコミやマッドサイエンティストに追っかけまわされたり、同じ能力を持つ人間と対決したりっていうSF的展開はない。 それにしても、何らかの代償があってしかるべきだと思う。何も失わないなんて!能力を使ったことで他の誰かが不幸になる(死ぬ)とか老化が進むとか、で普通はバランスをとるもんだよ。代償らしきシーンもあるんだけど、それもなかったことにできちゃうのはズルすぎる。嫁にも一生言わないつもりかしら…。 ここまで徹底していることから、陰の要素はあえて排除しているのだということもわかる。タイムトラベルの能力は一つのスパイスと捉えれば、グッと来る部分は多く、平凡な幸せを描いた素敵な物語だと思います。 本も映画も時間を気にせず見放題で楽しそうだなー。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-14 01:18:14)(笑:1票) (良:1票)
137.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》 
面白かったんだけど、前作 創世記(ジェネシス)の良さが消えて、やたらシリアスな紛争映画になってしまった。前作は、主人公とシーザーが何年も一緒に暮らした上でのあのラストだからグッと来たんだけど、今回は出会ったばかりの人間と猿なので、信頼しあってしまうほうが無理があるんだよな。 戦争のキッカケが「愚かな人間が一線を越えてしまう」というお決まりのパターンじゃないのが良い。猿が人間レベルの知性をもったら、猿もまた人間のような愚かさを持つこともあるんだよという皮肉。もはや猿でも人間でも同じこと…。こうなると、猿が猿であることの意味もあまりなくなってきてしまう。 それでも、前作のように自分が猿になったかのような躍動感のある映像が多ければ、良かったんだけど、今回は腰を据えた俯瞰の映像がメイン。アクション描写は、少々迫力不足。 それにしても、本作のラストで猿の天下になると思ったのに、このラストじゃ全然届いてないじゃんか!猿同士でもめてるレベルで、人間の軍隊に勝てるのか?
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-14 01:13:43)(良:1票)
138.  麦子さんと 《ネタバレ》 
色んな人と接点を持って、ざっくばらんに話をしながら、相手の嫌なところを発見してしまって、それを通じて自分の嫌な部分と向き合ったりして、っていう流れが自然。音楽の使い方とかは泣かせに走っている感はあるしベタベタな話ではあるが、一人二役の堀北真希の魅力でこの映画の価値が一段上がっている。
[DVD(邦画)] 7点(2015-04-12 16:31:20)
139.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 
ラップとオッパイと暴力だけでできている映画です。こんな危険な都市はこの世にない、なんと恐ろしい、TOKYO!!池袋、新宿、渋谷と並んで出てくるのが「練馬」だったり「武蔵野」だったりするのは作者の愛着の問題なのだろうか。 せっかく地名は出てくるんだけど、本物の街が舞台ではなく、地下だかスラムだかよくわからないところが舞台なので、東京感あんまりなく、地名をどこに置き換えても成立する。もう少し、その土地の特色をもったキャラクターだったら良かったのに。 変なテンションのキャラクターがラップに載せたアクションで乱闘し続けるだけなのであまり語ることもないが、それなりに迫力がありなかなか楽しかった。 語りべでありながら、実はそこそこ強くてクールな染谷くんがなんだかんだで一番イイトコ持っていってるのがズルい。白目を向いてシコシコしまくるブチ切れヤリスギ竹内力は、この映画に出て大切なモノを失ってはいないか心配だ。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-10 01:21:07)
140.  わたしは生きていける 《ネタバレ》 
世界崩壊系ドラマではありながら、主軸は「一人の少女の生きかた」である。第三次世界大戦は、ただの1要素。いい人もクソヤローも出てくるけれど、デイジーにさほど影響を与えない。 食べ物に困ることもほとんどないので、サバイバル度は全くない。脅威は常に人間だし。 旅を通じて、自分の力で道を開くことで自分の視野がいかに狭かったかを気づく話である。 でも、その原動力は結局「愛」なので、少女の成長を描いた恋愛映画と言ってしまっても良かろう。私は、愛だ恋だというものがなくてもたくましく生きていける女の子のほうが魅力を感じますが…。
[映画館(字幕)] 7点(2015-04-10 01:18:26)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS