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141.  カラー・オブ・ハート 《ネタバレ》 
発想や映像の面白さもさることながら、その中に、人間の弱さ・愚かさ・嫌らしさに対するある種の賛美を、ごくさりげなく織り込んでいるのが素晴らしい。色の変化の理由付けと、その出し方・見せ方も見事で、巧者ゲイリー・ロスの面目躍如だと思う。マグワイア、ウィザースプーン、メイシー、ジョアン・アレンという配役も実に適切。美術関係もいい仕事をしている。●再見して気づきましたが、ジョアン・アレンが結局どっちに行ったのかって、わざと曖昧にしているんですね。なぜならそれは、「先がどうなるか分からないからこそ人生は素晴らしい」という作品のテーマを一貫するならば、そうするしかないから。何とも丁寧な脚本です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-24 03:22:26)
142.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
ライカ犬云々の部分は作為的で逆に鼻につくが、そんなことよりも、少年を取り巻く人たちの魅力溢れるキャラクターぶりが素晴らしい。屋根の修理ばかりしているおじさんとか、覗きがばれても叱らないお姉さんとか、アダルト広告を枕元で朗読させるおじいさんなど、ほとんど天才的な創造力です。大人はこうでなくてはいけませんよ。少女サガの、子供から少女への成長の描写も絶妙です。淡々とした進行の中にも、息をひそめてじっと主人公たちを見守っているような、制作者の熱い観察眼を感じます。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 01:54:49)
143.  スティル・クレイジー 《ネタバレ》 
何よりも、作中で登場するストレンジ・フルーツの楽曲が、猛烈に格好良く、強烈に70'sブリティッシュ風なのに驚き。これって全部オリジナルなんですよね?音のボリュームを上げすぎて中断するシーンの曲なんて、ビル・ナイがアレックス・ハーヴェイに見えましたよ。中盤過ぎまでは、浅いエピソードを何となくつなげているという印象は否めなかったのですが、再会シーンとラストのブライアンのはにかんだ笑顔、あれは反則です。あれ一発で映画のイメージも全部塗り替えられてしまいました。マネージャーのジュリエット・オーブリーの立ち位置もいい感じ。こういう作品はイギリスにしか作れませんね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-26 01:49:56)(良:1票)
144.  白い巨塔 《ネタバレ》 
重厚な作りながら、一気に最後まで見られる好作品。投票の結果にしろ裁判の結果にしろ、徹底的に先を読ませないことに気を遣っており、制作者の執念を感じる。豪華キャストの面々は、それぞれ、枠が限られている中になかなか頑張った役作りを行っており、しかもそれが主演の田宮二郎の存在感を際立たせるためにしっかり機能している。ヒール大勝利という容赦ないラストも、今考えるとなかなか強烈。
[DVD(邦画)] 8点(2005-10-11 01:17:58)
145.  恋はデジャ・ブ
前半はやや単調だったが、主人公が本格的に悩んだり迷ったりし始めてからは、物語全体が有機的に動き出して、最後の着地まで見事な展開だった。終盤などはお約束以外の何物でもないのだが、それをマイナスと感じさせないほどのカタルシスがある。単純明快な表現がびしっと決まったときの効果は恐ろしい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-17 03:03:40)
146.  グッバイガール
すべての現代ラブコメ映画の源流が行き着く記念碑的作品。前半の2人がいがみ合う部分は、会話が詰め込まれすぎていて逆に作り物っぽさが漂っていたが、2人の感情が動き出してからは、ラストまでは怒濤の勢いだった。締め方も実にお洒落で、後味も良く、もう一度見たくなる作品。室内のシーンが多い中で、奥行きを十分に駆使したカメラワークもいい仕事をしていると思う。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-14 03:48:04)
147.  オールウェイズ 《ネタバレ》 
いい年したおじさんの純な恋愛を正面から讃美してみせた製作者のスタンスに感動。これこそが大人のラブロマンスです。主演3人はいずれもなかなかの好演ですが、特に、この種の「男勝りだけどよく見ると可愛い女性」を演じさせたら、ホリー・ハンターの右に出る人はいません。若い彼が引き寄せられるのもよく分かります。唯一の難点は、数回出てくる山中消火の場面が凝りすぎてて(特に音響)、本体のラブロマンスの部分を凌駕しかかっていること。この辺はスピルバーグの生真面目さが裏目に出たか。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-12 03:09:35)
148.  愛と青春の旅だち 《ネタバレ》 
単なる青春猛特訓&お気楽ハッピーエンドラブロマンスではない、ということに、今頃になって気づきました。(1)全体的に、各登場人物に妙な背景の暗さが漂っている。メイヨもシドも近しい親族を不慮の事情で亡くしている。ポーラやリネットは言わずもがな、毎期の訓練生に遊ばれるのを繰り返してきたんだろう。それを象徴するかのように、屋外のシーンの空はどよんとしている。それが、まるでかつての日本の大映ドラマのような奥行きをもたらしている。(2)途中でフォーリーがメイヨをしごくんだけど、フォーリーは突っ立って上から怒鳴るのではなく、メイヨの顔の位置まで自分の顔を下げて怒鳴っている。この辺に(アングルの便宜はあるにしても)演出の意志が感じられますし、卒業場面の説得力を強めています。(3)あの「ただ連れて行くだけ」のラストは、シンプルだからこそ強烈なのです。細かいところで、ギアがデブラを抱き上げた瞬間、デブラの帽子が落ちて、長髪がなびき、フィニッシュの図柄が完成!映画のラストシーンとはこうあってほしいよなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-03 03:15:39)
149.  ストリート・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
何なんだろう、この、当たり前のことを単純にやっているだけなのに、全編からにじみ出ている異様な格好良さは。つまり、登場人物(相手方悪役含む)をいかに格好良く見せるか、ということ以外は一切考えていない潔さが、奇跡的な純度の高さを導いているのだ。何より素晴らしいのは、あれだけ双方がもっともらしく動員していながら、最後は堂々とタイマンで決着をつけていること。それとやっぱり、オーラスで炸裂するジム・スタインマン畢生の超名曲"Tonight Is What It Means To Be Young"。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-31 03:18:43)
150.  ミリオンダラー・ベイビー
筋立て自体は特段目新しいものではなく、むしろ古典的な部類に属するが、それを作品として忘れがたいものにしているのは、卓越した演出のセンスと、主演3人の陰影をたたえた濃密な演技、そして絶妙な音楽と照明。内容の各論を逐一突っ込む以前に、「映画」として非常に心地よいし、だからそこを評価したい。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-25 22:48:47)
151.  この子を残して
本来、点数などはつけられない作品。原爆被災下の人々の生活を丹念に描くだけでなく、そこからの復興によって示される人間の限りない可能性と、どんな状況下でも決して前を向いて進むことを止めない永井隆博士の強い意志の力をきっちりと映像化しているのが素晴らしい。だからこそ、最後に提示される永井博士の一言は、重い迫力をもって普遍的に我々全員に突きつけられるのである。この作品は、悲惨な被害状況を再現しただけのものでは断じてありません。その後で我々がどのように考えるべきなのか、何をすべきなのか、ということをきちんと考えさせてくれる、受け手を信頼した作品なのです。
[DVD(邦画)] 8点(2005-06-12 01:39:35)
152.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 
単に複雑な話を分かりやすくまとめただけではなく、その表現の目的やコンセプトがしっかりしているのが素晴らしい。第1は、いうまでもなく、個人の運命が国家権力の指先によって簡単に左右されることの悲劇という点です(死刑囚でもこれは変わりません)。そして第2は、すべてを失った後の個人のアイデンティティの希求という主題です。島にやってきた訓練兵は、所持品や身分はおろか、自分の法的存在すら抹殺された、幽霊と同じ状態でした。それでも、自分が存在していることの証を求めたいという強力な意志から、彼らは訓練を完遂し、さらに官邸に行くことを決意したのです。だから、訓練からソウル突入までのすべての過程が、身近なものとして説得力を持っていますし、最後の血文字の場面が忘れがたい名場面となっているのです。DVDのジャケットのみんなの表情も絶品。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-11 02:39:53)
153.  陽暉楼 《ネタバレ》 
芸妓の皆様が集団で廊下を歩いているという、ただそれだけで醸し出されるど迫力。演出側も役者側も技術側も、すべてのイメージと照準がぴたりとあっているから、このような奇跡的な瞬間が生まれる。池上季実子は最初から最後まで衣装負け・美術負け・メイク負けしない存在感を放っており、「100年に1人あるかないかの芸者」という作中の台詞が誇張に感じない。緒形拳も、チンケな女衒に自分を位置づけつつ、実はいつでも極道にも刃向かえる牙を持っているという役柄を絶妙に演じている。桃若と珠子の席同士でのにらみ合いからキャットファイトに至るまでのシークエンスの緊迫感はもちろんだが、四人の芸妓が舞ながら会話を交わすシーンなど、演出の冴えも見事。
[DVD(邦画)] 8点(2005-05-11 02:31:40)
154.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
俳優陣の巧演、美術関係の職人芸、明暗を駆使する映像の美しさといった点はいうまでもなく。後からじわじわ湧き上がってくる味わいは、なぜタイトルがこれなのかということ。花子の登場自体はほとんどないにもかかわらず、あくまでもこれは「花子の生涯」なのである。隆盛を極めた鬼龍院にたった一つ欠けていたもの、それは鬼政を継承すべき実子だった。花子の誕生は、誰も否定できない、全員から崇め奉られるものとして迎えられる。しかし、その画竜点睛が埋まった瞬間から、鬼龍院は着実に傾いていく。その象徴であり、もしかしたら裏からの原動力でさえあったかもしれないのが、花子の存在なのだ。だから、鬼政や松恵がいくら主役であっても、すべての登場人物は、花子の存在を前提とし、またそこに帰着するものとして位置づけられている。そんなあっと驚く構成を一言で象徴し、また拉致以降は一切描かれない花子のその後を存分に想像させるものとして、あまりにも見事な、これ以上はないタイトル。
[映画館(邦画)] 8点(2005-05-03 01:28:09)(良:1票)
155.  リメンバー・ミー(2000)
すごく素朴で単純な作りなんですが、心に残る好作品です。時間軸を超えた無線通信という初期設定以外に話を拡げすぎず、かつ、二人のやりとりも話を成立させるために必要最小限度であるのが良い。そうした中で、過去と現在のそれぞれの環境において、現実との関わりの中で相手の存在が意味を持ってきています。また、ラストの、あえて変に盛り上げようとしないあっさりとした切なさも印象的です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-02 01:46:29)
156.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
この作品は、筋だけ追っていけば、ごく普通の作品です。しかし、オチを知った上で見返すと、そのたびごとに、ここにこういう工夫があったのかという発見がありますし、その細部のこだわり職人芸を堪能する作品なのです。その上で、ネタそのものというよりも、その「ネタの割り方」の美しさが、作品を後世に残るものにしています。また、G・バーン、S・ボールドウィン、デルトロ、ポスルスウェイト、そしてスペイシーといった、一癖も二癖もありそうな連中をこれでもかと揃えてみせたキャスティングの妙も称賛されるべきです。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-28 03:05:25)
157.  ショコラ(2000)
とにかく、ジュリエット・ビノシュの一貫した凛とした気品が素晴らしい。それを最大限に生かすべく、カメラは遠近を自在に使い分け、表情・仕草・動きを存分に切り取っています。また、ジュディ・デンチ、レナ・オリン、キャリー=アン・モス、そしてもちろん子役の彼女も、立ち位置を的確に把握した見事なサポートを見せつけています。かえって、ジョニー・デップが霞んでしまうほど。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-19 01:37:54)(良:1票)
158.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 
制作者の真摯な姿勢と、出演者たちの名演が、ずしりとした感動を残すドラマ。とりわけ、主演の2人は、過剰な演技をすべて排して、どこまでも「その辺にいそうなパパとママ」であるのが素晴らしい(だからこそ、2人がかけた執念が現実味を帯びて伝わってくる)。元の話自体が重い話だが、その重圧に負けずに、1つの世界を伝えてくれた制作者に拍手。ただし、似たような演出をしている似たようなシーン(親の会の集会のシーンとか、看護婦をクビにするシーンとか)が意外に多いのは、映画としてはマイナス。なお、細かいことだが、ローラ・リニーの映画デビュー作としても重要。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 02:54:33)
159.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
最初と最後のモノローグの意味をよく考えると、この作品はグイドではなく、ジョズエの視点から見なければならないことが分かる。前半ではドーラを落とすために全精力を振り絞り(この部分は後日に母親から聞いたのだろう)、後半では我が子を守るために命をかける(この部分は自分自身の回想)。幸福な時期でも、不幸な時期でも、道を信じて全力を傾ければ、奇跡が起きることもある。その点でこの作品は一貫している。だから、人生は美しい。最後の連行の場面でおどけて行進調で歩く主人公の「意志」の強さが衝撃的。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-12 03:49:46)
160.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 
数回見てやっと名作だと分かりました。レオは父の敵を討つはずでありながら、手間取ったり逡巡したりしてなかなか前に進まない。スーパースター的な活躍を全然しない。凄くリアリティがあります。デイ=ルイスは、単なる敵役のボスではなく、レオを父の代わりのような暖かさで包んでいる気配がある。キャメロンも、この作品では珍しく立ち位置を把握した的確な演技を行っている。登場人物の造形に一筋縄ではいかない味わいがあります。そして、脇役も含めて、それらの人物の行動が、これまで意外にふれられることのなかったNYという街の生まれていく経過を一体となって表現しています。最初は単なるヤンキーの喧嘩(文字通りだ)だったのが、利権と結びついてマフィアの原型のようになり、それが最終的に国家権力によって制圧される、その構造が徐々に浮かび上がってくるのです。米版キャッチの"America Was Born In The Streets."が見事にこの映画の本質を表しています。それを具現化したのが、当時の街の全体風景を執念で再現してしまった美術陣であり、この頑張りも称賛されるべきでしょう。2時間40分があっという間。
[DVD(字幕)] 8点(2005-03-27 00:46:17)
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