141. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 これはあくまでも娯楽映画。 死刑制度は、こんな単純なことではありません。 どんでん返し映画としては秀作ですが 死刑制度を娯楽に使う作風は好きになれません。 [DVD(字幕)] 3点(2015-06-26 04:29:19)(良:1票) |
142. ヘラクレス(1997)
《ネタバレ》 ディズニーのアニメ作品は、やっぱり音楽がなきゃね。 ムーサたちの歌うゴスペル。良いですわー。 でも、この映画で一番好きなのは、ハデス。 まぁ愚痴に悪態、ペラベラと良くしゃべるwww J.ウッズが声を当てていますが、 数多いマシンガントークを売りにした俳優さんの中でも屈指の才能だと個人的には思っているので、 この軽妙なトーク術をフル活用した映画を見てみたい。 J.ウッズはMIT出身で、おっそろしいほど頭が良いらしいです。 テンポの良い早口の人って、頭良い人多いですよね。映画には関係ないけど。 [映画館(字幕)] 7点(2015-06-26 01:04:44) |
143. チャッピー
《ネタバレ》 人間の意識とは何ぞや? 心とは何ぞや? チャッピーは人工頭脳。 でも、遠隔操作でニヤニヤしながらロボットを操作し、 人を真っ二つに切り裂くことをためらわないのは人間。 抵抗しないことをいいことに、怯えて逃げ惑うチャッピーを棒で殴り、火をつけるのも人間。 人工頭脳の純粋さに付け込んで、悪事を適当な言葉でごまかして教えるのも人間。 全体的に人間の悪どさが露骨に描かれていて、その中でオロオロして 振り回されて、それでも一生懸命なチャッピーが可哀そうで(;_;) 最後まで、もう止めてやってくれー、 チャッピーをそっとしてやってくれー、でいっぱいでした。 それにしてもH.ジャックマンの悪役は見事。 面構えから、態度から、どこを切り取っても、とーっても嫌な野郎。 「お前は悪い奴だ。それでもチャッピーはお前を許す」 って、許すもなにも、すでにボッコボコですよ、チャッピー(笑 [映画館(字幕)] 7点(2015-06-25 23:47:01) |
144. THE 有頂天ホテル
《ネタバレ》 このテンポで見せてくれる日本映画は なかなかないですね。 それにしてもヨーコが可愛い。 初めて篠原涼子の 色気と可愛さに気付かされた映画でもあります。 [DVD(邦画)] 7点(2015-06-09 21:34:57) |
145. ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
《ネタバレ》 本作の原作、トールキンの指輪物語。 今、存在するすべてのファンタジーの原点。 魔法、種族、文化、自然、そして食べ物に至るまで この作品の影響を無視できないでしょう。 そして、物語の世界を映す大自然。 トールキンの世界を目で見れることの素晴らしさ。 物語は1作目。 ボロミアの物語かも。 メリーとピピン。 ホビットと一緒に旅をしてることを誰よりも楽しんでいたのはボロミアだったのかも。 ほろっと見せる優しさは、 常に自分を律するアラゴルンの優しさとは違い、 純粋すぎる優しさ。 その純粋な心が指輪がつけこむ隙になり、 でも、その優しさが最後の理性を守ったのですね。 [映画館(字幕)] 9点(2015-06-07 00:41:32) |
146. アフターライフ
《ネタバレ》 結局のところ、スーパーセンスなのか、サイコパスなのか ようわからん落とし方が消化不良。 個人的にはスーパーセンスなんだろうなとは思うけど じゃったら、普通にそういう演出のほうが納得がいくような。 さぁ、どっちでしょー みたいなエンディングで、 それまでの全てを台無しにしてしまった気がします。 どんでん返し風味で面白くしようとして、 大失敗した映画ですな~。 それだけどんでん返しって、難しい演出なのですね。 [DVD(字幕)] 3点(2015-05-26 02:54:39) |
147. 塔の上のラプンツェル
《ネタバレ》 チョイ役まで 本当に魅力的で 歌と音楽と楽しさに溢れていて ユージンのことを聴きたがるラプンツェルの可愛さ 舞い上がる美しい光 そしてマクシマスにフライパン もぅ最高でっす [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-05-14 04:23:41) |
148. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 動きのある映像やセリフやストーリ進行。 ましてやりりこが崩壊してから終盤の演出は 音楽も映像も、もぅ、もぅ、 芸術系専門学校の学祭に来た気分。 原作の岡崎京子さんの世界観を表すには 明らかに腕が足りませんでしたね。 才能ある写真家とされる人と 優れた映画を撮る人はイコールではない。 それだけ 他の良い映画の素晴らしさを再確認できました。 [インターネット(字幕)] 2点(2015-05-13 17:28:18) |
149. タイタンの戦い(2010)
《ネタバレ》 んー いろいろ唐突だし、 それぞれのキャラの立ち位置が微妙だし。 特にゼウス。 まぁ、ゼウスにポリシーが感じられないのは ギリシア神話そのものからやけん しゃーないですなw でも、まぁ、なんですか。。。 [インターネット(字幕)] 3点(2015-05-13 05:24:32) |
150. アパルーサの決闘
《ネタバレ》 V.モーテンセン&E.ハリスの西部劇。 この硬派あふれる二人組の西部劇。 そして敵はJ.アイアンズ。 どうしても骨太の西部劇を期待してしまう。 で、で、でも、ズコーーーーーーー 時折はすごいカッコいい西部劇。 でも強いけど、色ボケでなまくらになったとしか思えないコール。 どうしようもなく男好きが止まらないヒロイン。 ただ、一人 エヴェレットだけがひたすらに骨太の西部の男。 その骨太っぷりは、とっても西部の男らしいだけに、 なんか滑稽にも感じてしまって 哀れにも思えてしまいました。 まぁ、権勢や名誉に身体を使ってすりよる女がいるのも事実だし 女の存在で、自分を見失う男がいるのも事実だし そういう人を描いた映画なのかな、とも。 エヴェレットの誇りある西部の男っぷりは10点です。 でも色ぼけ男と、色情狂女は終始、苦笑いです。 ダメ男女と、誇りある男。 どっちに焦点を当てているのかがわからん映画なので まぁ、どっちつかずの5点でお願いしますw [インターネット(字幕)] 5点(2015-05-13 03:36:36)(笑:1票) |
151. スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
《ネタバレ》 この著名な作品をレビューするにあたり、順番に迷ったのですが エンディングが最も好きなエピソード5から。 幼い頃、エピソード4を見てから、映画の虜となりました。 想像すること、創造することの面白さ。 中でもエピソード5は衝撃的だったのを覚えています。 ベイダーと帝国の圧倒的な力。 扉が開いた時にベイダーがいた衝撃 盟友、そしてダーティーヒーローのハンを失った喪失感。 脇役のくせにカッコイイ、ボバとスレーブ1(機体) ハンとレイアの思い。 そしてベイダーの言葉。 当時は、ゴメン、ヨーダはそれほどでもなかったwww そしてエンディング。 何度見ても、スターウォーズは音響が素晴らしいですね。 セイバーや、それぞれのガンの発射音。 それぞれの機体のエンジン音。 もちろんベイダーの呼吸音。 それぞれ個性があって、 なにより、それが本当にこんな音をしてそうだ、 って思える説得力。 R2のピポピポピーが、意味不明ながら でも意味を理解できる(気がする) それがあってこその、スターウォーズなのかなーと思います。 ちなみにハンとレイアがカーボンフリーズの機械の前で ハンが死ぬかもしれないという ボバとベイダーの会話の前で見つめあうシーンは 今まで見た映画で、ゆるぎない最高のラブシーンですw [映画館(字幕)] 10点(2015-05-10 18:23:19) |
152. ファンダンゴ
《ネタバレ》 切なく美しい映画。 特にトルーマンが彼女を連れてきてからは、どのシーンも一枚の絵画のように美しくて、そして切ない。 青春という言葉は安っぽくて単純だけど、その時にしかない純粋さは、その時しか手に入らない。 今の楽しさを信じていても、未来への不安がどこかにある。 馬鹿馬鹿しいことを純粋に楽しんでいても、満たされない思いを抱えている。 その時しか手に入らないもの。二度と戻れない時間。 ちいさな会話のひとつひとつが美しい。 今までの思いと、これからの不安と希望の中の 彼らだからこそ美しい。 [映画館(字幕)] 10点(2015-04-20 01:49:37)(良:1票) |
153. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 ブルーレイを購入して、久しぶりに通して見ました。 やっぱり、素晴らしい。 純愛映画としても見れますが、 何よりも素晴らしいのは、タイタニックが沈んだ中にある数々の事実を描いていること。 希望に満ちた出航。当時には当たり前だった貧富の差別。悲劇に直面した人々の行動。 もちろん映画という娯楽ありきなので、事実と異なることやオーバーな表現はあるかもしれません。 でも、それぞれの立場、それぞれの思いを、沈みゆくタイタニックの中、ほんの一瞬の言葉や表現で表している。 その中には事実として確実なものある。 娯楽作品で、恋愛映画。 でも実話に基づく、人々の思いを描く大きな、本当に大きな物語。 [映画館(字幕)] 10点(2015-04-20 01:28:54) |
154. アメリカン・スナイパー
《ネタバレ》 映画が終わってからのエンドクレジットは、作品を総括するような音楽などの演出で余韻を煽る、とても重要なものだと思ってます。 そこで、ああ面白かったなとか、切ないなぁとか、良かったーとか、悲しいのぉとか、映画の全体的な印象をまとめるような。 しかし、本作は、まさかの無音エンドクレジット。 C.イーストウッド監督は、作品を見た観客の各々が抱いた感情を、自らの演出で誘導したくなかったのかもしれないです。 戦争の空しさを感じるのか、アメリカ万歳と捉えるのか、帰還兵や家族の苦しみを戦争の被害者と共感するのか、英雄的行為だと賞賛するのか。 ただ、映画の描写よりも、もっと凄惨で、苦悩に溢れた事実は現実に存在している。 今、この時も。 [映画館(字幕)] 9点(2015-03-25 20:57:49) |
155. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
《ネタバレ》 理屈も理由もいらない純粋なファンタジー作品でした。 自らの傲慢により人間不在になった世界で、人間たちのように個性いっぱいに動く、ちょっとレトロな人形たち。 決してバラバラにならないよう、9人揃えて一緒に並べてあげたいっす(T^T) [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-01-23 16:08:21) |
156. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 映画を見終えた友人がボソッと 「戦争にハッピーエンドなんかねぇよ」 これに勝る言葉を、僕は持っておりません。。。 [映画館(字幕)] 8点(2015-01-23 12:18:09) |
157. ウルトラヴァイオレット(2006)
《ネタバレ》 要所要所、なかなか見応えのある映像がありますが、単純な割には、いろいろな要素を詰め込みすぎたストーリーで、結局、こいつは何だ?みたいなキャラもいっぱいw 世界観に入り込めないままに、上映終了。 いろんなエピソードやバトルを掘り下げて、連作かテレビシリーズのような長尺にしたら、意外と面白いんじゃないかな? それにしてもミラ・ジョボさん。すっかりアクション女優さんですね。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-01-23 12:13:48) |
158. サイン
《ネタバレ》 ただの宇宙人映画としてみたら駄作ですが、この映画はその枠ではありませんでした。 良いことも悪いことも、偶然や運命を感じたことがある人は少なからずいるでしょう。 その出来事に、人知を超えた意味があるのか、それとも、ただの事実なのか。 悲しみの中にこそ、サインがあると信じたい。きっと僕の悲しみにもサインがあって、今を生きているのだろうと。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-21 12:33:44) |
159. ロボット
《ネタバレ》 なんの予備知識もなく鑑賞。 オープニングで、あ!インド映画だったのか! そして スーパースター! あ! ラジニなのか!!wわははw インド映画ならではの演出が盛りだくさん。 でも2時間前後に収めれば、テーマも演出も十分に世界規模の映画だと思います。 ロボットは遠くない未来に日常的な存在になるでしょう。 その時に、思いもかけない事実に直面することがあるかもしれません。 飛行機、ロケット、携帯電話。 全ては夢の産物であった時代があったのですから。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-20 11:07:56) |
160. 北のカナリアたち
《ネタバレ》 ロケ地となった礼文島は、本当に綺麗な島です。 セットは校舎も含め残っていて、そこから見える利尻富士はホントに綺麗。。。だそうですが、今だ晴れに当たったことがないので見たことありません。なので映画の中の利尻富士で我慢。 礼文の風景は、本当に綺麗ですねぇ。 [DVD(邦画)] 5点(2015-01-12 08:09:50) |