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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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141.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
何をコメントしたらいいか悩む映画です。 ありとあらゆるモノが描かれています。その一つ一つを取り上げて云々は、止めておきたい。 戦争中という、極めて異常な時間の中で、前線から遙か後方に普通の家族が普通に暮らしていた。 一時帰国して幼馴染に合いに来た兵士が、「お前は普通で居てくれ」という言葉の重さ。 この物語は、戦争中に、国民が皆戦争していたわけでなく、かといって皆暗い顔で毎日過ごして 居たわけでもない。時代に流されても、誰もが苦しみを乗り越えて、毎日を精一杯生きていた。 辛い、苦しい、悲しい、悔しいだけで生きるのではなく、小さな事にでもとにかく笑ってエネルギーに 変えていく、たくましい当時の日本人が確かにそこにいました。 終戦後、占領軍の兵士に道を教えてチョコレートを貰うしたたかなヒロイン。とにかく前を向いて 顔を上げて進んで行く普通の人々の日常を見ると、生きる力を貰えたような気がします。 見終わっても、いろいろな事が頭の中をぐるぐる回ってしまい、考えをまとめられず、一体この映画は 何だったのかと一晩過ぎてしまいましたが、これは答えは1つではないんだと納得する事にしました。 どうして、こんなにも心の底に響くのか、その答えは当時の広島の街並みや人々の姿を忠実に書いて くれたのが、大きいと思う。のどかな呉の空に対空砲火の轟音が響くそのインパクトはかつてない衝撃・・ これはとんでもない名作が出来たのではないでしょうか・・? あの映画、蛍の墓と比較されがちですが、生きる力が貰えるという点で、こっちがフェイバリットです。
[映画館(邦画)] 10点(2016-12-01 18:47:26)(良:3票)
142.  テッド2 《ネタバレ》 
下品な会話が売りでありツボであり、ネック・・。 人に勧めると、変態の仲間入りしてしまう危険性に注意。 また、ドラッグや度を越したイタズラで、モラル崩壊の内容です。 良くも悪くも今のアメリカを象徴してるのでしょうかね・・ その意味でもR指定なのかも。  まあ大人が自宅で一人で馬鹿笑いするには問題なしです。  ニューヨークへのドライブ中、テッドが運転して事故るシーンは 「大災難 PTA」(30年程前のコメディ)のパロディでした。 今は亡きジョンキャンディの顔が見たくて押入れの在庫探してしまいました。 キャンディ氏に哀悼の意で1点プラス。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-04 18:14:53)
143.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
映画館から帰りました。まあまあ面白かったんですが、 周りから、もろ手を挙げてオススメされた割にはいまひとつでした。  国を守る為と言いつつ、事後の出世に拘る会話がウザイ。不要。 アメリカ政府から派遣された重要人物として石原さとみが、50歳迄に 大統領になるという夢について語るシーンもウザイ・・ 興醒め、至極不要。 このシーン入れるなら米国人の俳優にすべき。入れ無ければさとみチャンでOK。 ゴジラがエネルギー切れで立ったまま何週間も眠る設定も・・無理。 しかもその間も飛行物体だけに反応して光線攻撃するが地上を移動の場合は 攻撃してこないというのもマヌケ。人知を超える生命体じゃなかったのか・・ 沢山攻撃すればエネルギー切れで昏倒すると判っていたなら1発核攻撃の前に 東京大空襲なみの波状攻撃なら効果がある事になる。核に拘るには理由が不足。 いずれ光線だか熱線だかの威力が、怪獣とはいえ生物の体中から出るというのも 絵に華やかさを出す為だろうが盛り過ぎの感がある。 ゴジラが執拗に東京を目指す理由が不明のままというのもどうなの?体内組成の 解析、弱点の解明に至る科学力があるなら、推論くらい出せないのか? あと撮影のカメラ揺らしてパニック演出も、目が疲れるから押さえてくれ、やり過ぎ。 せっかくテンポ良く話が進んでいる中に、対策室のメンバーが体臭の件で風呂入るか どうかなんて、要らない絵でしょ。カットカット!  とまあ、散々ケチ付けましたが、CGや特撮では頑張っていると思います。 東京都心でゴジラが闊歩する映像には、以前の子供映画にはない重厚な感じが出ました。 序盤の成長過程の容姿には爆笑して不安になりましたが後半は納得のゴジラでした。 自衛隊の戦闘シーンも迫力あって、日本映画史上最高の絵になったのでは? これらのすばらしい絵が、盛り過ぎ設定と不要なエピソードで台無しです。 シンプルに巨大生物と自衛隊との戦いを、リアルな現代日本に降りかかったSFとして まとめて欲しかった。  こう言うと、「それじゃあ沢山あるゴジラ映画との違いが無くなるよ」の意見もね。 いやストーリーで奇をてらうのではなく、あくまで高度な映像技術でリメイクして欲しい。 着ぐるみ特撮ではなくハリウッドの技術ででね。お話はシンプルでいいんです。 ただリアルさに拘って、政治家の野心の話とかは不要ですのでヨロシク。  大量の俳優さんを無駄使いの件ですが、自分にはオールスター戦観てるような 楽しさがあり、娯楽映画としては大正解かと。 なんせ娯楽ですから。
[映画館(邦画)] 5点(2016-09-01 21:02:03)
144.  バンクーバーの朝日 《ネタバレ》 
典型的な日本的、超ウジウジ映画・・。 テーマや伝えたい事は理解可能だけど、あまりにもテンポが無い。 セリフもボソボソ、会話の間が永遠のように長い。 どう考えてもこの2時間以上の作品は、半分の内容しかない。 セリフの間をこんなに待たせておいて、結論は見せないで次へ飛ぶ。 一番嫌いなタイプの映画でした。 戦争との絡みで厳しい差別や虐待があったのを描くと、カナダ国民の 反感買うから描かないでサラリと流した結果、この映画を良くも悪くも 中途半端な作品にしてしまってる。 仕事も無く生活もままならない不遇な日系人の、希望の象徴だった野球チームを 描いたことで伝えたいモノはあるだろう。しかし見る側に対し「行間を読めば判る」 の姿勢が鼻に付いてしまうのは、自分が単細胞だからなのかな・・? 唯一、一攫千金を夢見てカナダへ来てしまった日本人が、成功してる様に 取り繕って、貧乏なのに祖国の親戚に送金を続ける下りは身に染みたなあ
[DVD(字幕)] 4点(2016-07-18 15:14:31)
145.  俺物語!! 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。 鈴木亮平君、役者魂のなせる技か・・ それとも、極端なキャラ造りによる効果なのか。 正解は前者でしょう。なにしろ変態仮面でのあの姿や トーキョートライブのキレまくり具合・・今一番気合の 入っている俳優は彼ですよ。 それは置いといて、この映画はラブコメであって、本来自分のカテでは 無いんだけど、なんかハマりました。暑苦しいゴリラとイケメンモデル との凸凹コンビの勘違いエピソードに腹がよじれつつ最後まで見てしまい ました。と思ったら、予告編のキスの練習場面がありませんでした。 で、調べたら・・エンドロールの後にありました。一番の最後が 暑苦しいゴリラのドアップで、超ウザイ終わり方なのに・・ 後味としては悪くない映画でした・・ ヒロインの女優さんはなんと、16歳・・? 亮平君33歳でダブルスコアですか。キャスティングの妙も効いてるなー
[DVD(邦画)] 7点(2016-06-02 23:42:23)
146.  予告犯 《ネタバレ》 
中村義洋という監督さんは、安定してますね。ハズレが無い。 どれも今一歩な面がある事はありますが、見終わった時にいつも 何かの暖かい感情を残してくれる監督さんです。 大した役でもないのに、そうそうたる顔ぶれのキャスト陣。 監督の人柄にもよるのかな・・。 観ている途中は、時系列が理解できず、山中での殺人事件と ネット利用犯罪が、同時期かと勘違いしていました。反省。 自分のような鈍感な人は、字幕表示してもう一度観る事を おすすめします。 前後関係がワカラナイと、彼らの動機というか、病死した 少年への思いが空振りです。 他の監督だと、その辺の説明に時間やセリフを追加する処を、 中村監督は、いつもサラリと流すので、置いていかれてしまう。 要は、ここまでの大事件にした事で、少年の父親が一体誰なのかを、 日本の警察を本気にさせて、全国民から探し出してもらった・・? まあ、フィリピン人の子供が懇願しても、こんな途方も無い調査、 誰も動いてくれるわけも無いのが世の中の現実。 彼らはその後の追い込まれた状況の中で、自分達がやるべき事は これしかないと決起してしまった。 そして、ラスト。親友を得るのが夢だったゲイツは、親友の為に あえて犠牲になる事を選択。それを知った時の仲間たちの供述。 犯罪者達の心が響きあい、捜査担当者までも共鳴していく展開。 この映画(原作)は、結構深いかも。  気が付けば、他の映画「ヒミズ」で、染谷君が泣きながら走る ラストシーンを、また観たくなってました。無関係ですが・・
[DVD(邦画)] 8点(2016-06-01 22:00:16)
147.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
この監督さん、ついにやりました。シリーズ最高傑作。 マッドマックス4作目で、究極の駄作サンダードームの汚名を 30年後に返上してしまうとは、想像しませんでした。 しかも、1と2の足りなかった部分も見事に粉砕。 悪役たちのキワモノぶり、荒廃した世界観の再現、これでもかの カースタントとバイオレンス。たたみ掛けるスピード感。 次から次へと重量級・怒涛の快感映像のバーゲンセール。 30年も経ったのでCGも多用ですが、仕上がりは自然です。 スローと早送りの混ぜ方も効果出てます。 家で見てもスゴイのですが、これは映画館で見るべきでした。後悔役立たず。 メルギブソンが居ないとお嘆きの向きもありますが、今回はマックスと 双頭ヒーローに、シャーリーズ・セロンが突き抜けています。 コレじゃセロンが主役じゃないかと、ご立腹の意見もありますが そのままで納得の行く作品でした。セロンがカッコイイ・・でOK! 2作目のマックスは、ヒーローで終わったのではなく、勝利したのは 戦士ではない民衆。人助けして立ち去るヒーロー像は、7人の侍ですね。 攻殻機動隊の草薙とバトーの死闘を連想しました。 これぞ、超娯楽大作。 お見事でした。
[DVD(字幕)] 10点(2016-05-28 19:24:59)
148.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 《ネタバレ》 
雰囲気は良かったですよ。 韓国映画シュリの終盤の緊迫感が蘇りました。川井憲次氏の 重厚な音楽も大変気に入っています。ホントは8点以上付けたい位 好感あるのですが・・脚本や設定にどーも無理が・・  原作では、日本国内の話でしたが、今回は韓国の科学者という設定で 日本語と韓国語が行ったり来たりです。 良く判らない韓国企業のヤバイ連中から逃げながら、わが身に起きた 謎の現象を解明していと、驚愕の真実にたどり着くお話ですが・・  まずは、ヒロインとの出会いが出来すぎ君です。んな偶然はないっしょ。 原作ではヒロインが近づいてくる理由があります。 次に、主役の着てるものが最後まで同じ服です。逃走劇の中で、汚れ破れて それでも着替えない。さらに拉致されて韓国へつれて行かれて、決死の 逃亡の末に一人で日本へ戻りますが、まだボロボロの服のままです。 なぜ着替えないかなー。全くお金無いなら帰って来れないしね。 その他、ツッコミ処は他にもありますが、トドメは原作でしょうか。 注射一本で、人格と記憶が転送可能って・・無理でしょ。 まあ、シュワちゃんの6DAYSというSFでも、網膜にフラッシュ一発 で、完璧にゴーストダビングというのやってましたので、SFとしては ありでしょうか・・。  それでも、見せ方と音楽で、良く判らない物語が大変ドラマチックに見えます。 その雰囲気だけで、なんだかスゴイ映画見たかのような満足感があります。 原作と設定、脚本を作り直してリメイクして欲しい程、惜しい作品です。  シリアスな雰囲気はパーフェクトなので、西島君の女性ファンには10点満点でしょうね。
[DVD(字幕)] 7点(2016-05-05 10:57:45)
149.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
期待してなかったけど、面白いと思います。以下ネタバレ注意です。  ゲオでオススメ品だったので借りてみました。 最初に登場の案内人のキャラでドン引きして、見るのやめようか迷いました。 お話は、ファンタジーですが、扱っているエピソードは、実の親の不倫に、 気になる異性の援助交際等、中学生には重い現実で暗いムードが続く。 でも、その現実にもまれながらも成長して人生の意義を見出していく前向きな 展開と、ベタだけど芯の通ったテーマがあるのは原作が良いという証かな。  自分を第三者の視点から、客観的に冷静に分析するのはそう簡単ではない。 その環境を完璧にお膳立てするために、ファンタジーを利用したお話。 実に面白い。記憶を消されて、他人の体に入り込みその人生の代打を努める。 成り行き上、始めてしまった他人の人生を、ゲーム感覚で演ずる主人公が 次第に演技ではなく、素の自分で家族や友人と関わり、対峙していく。 他人の人生を歩みながら、失った自分の記憶を取り戻せという使命には タイムリミットがあったが、最後に取り戻した記憶の中身は・・・?  原作が面白いので、後は映像化の出来が良いかどうかですが・・ 今回は実写ではなく、アニメ作品という事で、イメージの実体化には ある程度成功でしょうか。端々の肌に合わない演出は無視しましょう。 2006年の「時をかける少女」の青春アニメに似て、ピアノ練習曲を BGMにしたりですが、あちらはSFをベースに純な恋愛がテーマ。 こちらは、死後の世界、神の存在をベースに、下衆な現実との対峙が テーマになっています。どちらも伝えたいコアがしっかりと描かれて いて良作です。  出来れば、母親との和解の絵も欲しいかと思いましたが、ラストのシーンで 主人公が着ている上着を見て、ホッとしました。ベタですが良い映画でした。  追伸・・母親の声が、麻生久美子さん。コレがハマり過ぎで驚きました。
[DVD(邦画)] 8点(2016-04-18 21:34:34)(良:1票)
150.  インターステラー 《ネタバレ》 
面白いんですが、頭の悪い自分、置いてけぼり感が否めません。 宇宙の事、時間の概念、ブラックホールとは何か等、ある程度の理解が無いと 何を話し合っているのか・・??? 小一時間のミッションに行き、戻ってきたら、母船では何十年も経っていた? とてつもないです。これって未来へタイムトラベルに近いけど別ですよね。 終盤で、過去が見える空間から、過去の自分の家族へアクセスしようと奮闘の シーンも、コレって何?・・・ 疑問符だらけ そういうものなんだと無理やり納得したつもりで最後まで見ました。 時間の交錯やら冷凍睡眠やらの結果、親父の数日の任務により、娘は100歳超え の悲劇でしたが、生きて再会の喜びは伝わりました。 アメリアとも再会を 果たすのだろうというイメージで幕引き。 うーむ、恥ずかしながら理解できませんでした。それでも、面白いです。 この監督、次は一体何を作ってくれるのでしょうか。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-08 18:55:58)
151.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
子供たちには、ある意味恐怖映画かも。 体だけでは移動もままならない宇宙空間での孤独な戦い。何回死んでもおかしくない程の トラブルの連続。高所恐怖症であれば眼下に広がる地球を見るだけで失神寸前。 いやー、「大きくなったら宇宙飛行士になりたい」の子供たちがどれだけ減ったか・・。 ただ、同じ意味で貴重な作品と言えます。現実は厳しいぞと。ヒロインはそれらの障害を 全て打破して突き進むという、ご都合主義な面もありますが、そこは娯楽映画ですから。  消火器で無重力空間移動って、アニメ「ウォーリー」でもありましたねー。 他に、銃をバンバン撃って軌道修正していた映画もありましたが・・ まあ、主人公が諦めずに困難に立ち向かう姿に感動すれば良し。感動できなかった人も タイトルどおり、「ゼロ重力空間」を疑似体験できる良作ではないでしょうか。 自分は大変気に入っております。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-08 18:21:35)
152.  イコライザー 《ネタバレ》 
見終わって直ぐは、なんだこの程度の映画か・・という感じでしたが 後で記憶をたどっていたら、無性にもう一度見たくなりました。 結果3回は見たかな・・。  やはり悪いやつをコテンパンにというのは、ツボですよね。 水戸黄門を何十年も見てしまう老人の心理と同じなんだろうなー もっとも悪いやつのレベルも、コテンパンのレベルも段違いです。 スタローン、アーノルド、ステイサムとは違い、アクションは地味で 渋いけど、結果は全員抹殺なのでスッキリ。  ホームセンターの店員が元はキラーエリートで、世直しヒーローに 立ち上がる、ベタな物語ですが、これで良いんです。 襲ってくるマフィアの殺し屋との戦いで終了かと思ったら、そこまで やりますか?ていうラスト・・ 更にアンコールでクロエちゃんが再登場してハッピーエンドの大サービス。  しかし、レジの金奪った強盗から、形見の指輪を取り返すのに使った 売り物のハンマーを、血を拭きながら店に返却って・・荒過ぎですう
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-06 23:55:07)
153.  アンダルシア 女神の報復
はい、黒田康作というキャラ、お気に入りです。 1作目は、犯人説得・説教シーンが長いのと、陳腐なエンディングが 余計でしたが、今回の2作目はスマートに決めてます。 織田裕二は、笑わない寡黙な役が来ると映えますねー。 本人の素は軽いので、自身が気に入ってるかは知りませんが・・  あまり笑わない俳優て、何人か居ますが、高倉健とか蟹江敬三とか 少数派ですが、確実に存在価値の高い貴重な俳優さんばかりですから 目指してもいいのではないでしょうか? 余計なお世話ですが・・  ダンシング捜査線は嫌いですが、このシリーズはもっと見たい。 3作目製作発表を期待してるが、噂すら無いか・・残念。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-06 22:42:21)
154.  インセプション 《ネタバレ》 
ノーラン監督の傑作映画、しかも日本の謙さんも出ている。 夢オチ物は安易だという向きはありますが、こりゃレベルが違います。 装置で繋がった相手と、夢が共有可能になる。 夢の中で、夢を見ると時間は長くなる。 重ねた結果、50年の人生を過ごしてから目覚める事が可能に? なるほどそういう設定で来ましたか? 目の付け所チャイますね、この監督。 なんか毎年リプレイして見てしまうスルメの様な作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-06 22:07:36)(良:1票)
155.  臨場 劇場版 《ネタバレ》 
若村麻由美の力演によって、点数は甘めです。 最初は、まあまあの映画だったような気もしましたが、頭冷やしたら 気になる点が増えてきました。 通り魔犯人を無罪にするべく暗躍した連中が、コイツの無罪で どこから報酬を得たのか描かれてません。もう一つの悪が野放しです。 無罪男へ天誅の準備として打った薬はどんな効果があったのか、数分後 溌剌とし反撃に走り回ったんでは、設定が破綻してます。 この男に本当の天誅をという観客の期待を裏切ってはいけません。 心神喪失は演技だったとの自白映像でも、隠し撮りして公開するとか もっとスッキリする展開にできないかなー。 原作もドラマも未見でして、主役の個人主義が鼻につきます。なんか 同僚がお気の毒。 真実の解明は完全無視して、県警に都合の良い結末へと誘導に躍起になる お偉いさんへの天罰も、足撃たれただけって生温いっすね。 悪い輩に法を無視して天誅を与えれば、そいつの家族を不幸にしてしまうぞ? それは天誅されちゃった輩の問題でしょ。悪い事してたんだから。 娯楽映画として、もっと豪快にいってくれないかな。 等々  8年前と2年前の2つの事件により、怨恨が複数のベクトルで重なり 誰が誰に殺意を持ったのかが徐々に解明されていく中で、 事件が2つに分かれて同時進行に至る設定は面白かった。  他の方も言ってますが、日本映画の悪い癖は、説教が長くてクドイとこ。 1から10まで言わなくても判るから、次行って欲しいのに・・ 脚本も演出も編集も、どれか一つレベルが落ちると全体が落ちるよなー その辺を上手くまとめてくれる新しい監督の登場をあと何年待てば 良いのだろうか?
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-05 23:47:14)
156.  REDリターンズ
またまた、殺し屋高齢者合コン映画の続編。 ヒロインが前回にも増して、プッツン行動で笑わせてくれます。 美人というわけでもなく、若くも無いのに、可愛いし可笑しい。 イ・ビョンホンが、怒りで爆発寸前で堪えてるのも可笑しい。 もう登場人物がどいつもこいつも、世間とズレていて変です。 この変な連中が、結果として世の中のために決死の活躍をするという 歳寄り向けのファンタジーとして、よく出来ています。 いいぞ、もっとやれ! です
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-04 22:36:55)
157.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 
娯楽映画ですねー。 特にお疲れ中年世代向けファンタジーアクション。 ただ、余命少ないからといって仲間を見殺しにするのは頂けない。 只撃たれる役目なら、クリントイーストウッドみたいに服の中に鉄板を 仕込んでいれば、スッキリだったのにねー。唯一残念。 ヒロインの行き遅れノーテンっぷりが、コミカルで大変愉快。 年寄りが集まって、一旗上げるノリの映画、まだまだ増えそうだな。
[DVD(字幕)] 7点(2016-04-04 22:18:51)(良:1票)
158.  セッション 《ネタバレ》 
音が凄いから絶対映画館で見ろと友人に言われて行きましたが。 なまじ楽器を習った事のある身としては、辛すぎてストレスばかりの映画でした。  最後はどうかというと、見る人によって受けとめ方が分かれますよね。 和解したハッピーエンドという向きもありますが、それは無いと思います。  個人的な恨みを晴らす為に、大勢の客の前で滅茶苦茶な演奏をさせるって 聞きに来たお客に対してあまりに失礼です。有り得ない。 例えばフレッチャーが、既に有名になった後のマイルスデイビスだとしたら この展開は有り得たかも知れない。ドラムが馬鹿やって、1曲でクビになっても オーディエンスはマイルスの次の演奏が聴ければ納得してくれる可能性はある。 でも、地域のセミプロビッグバンドレベルがフェスティバルに出た程度じゃ ドラムの恥は、バンドのしかもマスターの恥となる。 主人公へのトドメの一撃は、自分の経歴にも汚点を残す、諸刃の剣でした。  ジャズドラムの優劣も、方向性によって評価は分かれるトコロ。この映画では ドラマー大御所のバディリッチにリスペクトしている傾向があるけど、 時代が違うからなのか、どーもスイングしません。 聞く側が音を楽しめるジャズもあれば、正座して対峙すべきジャズもあります。 楽しめないジャズばかりのこの映画、伝えたいものは何だったのか・・  「極限まで追い込まれて、隠れていた才能が覚醒した瞬間が見せ場」と友人は 言いました。その衝撃に憎しみよりも、その演奏の継続を望むフレッチャーは ニーマンと一体となってフィナーレへ・・ ? うーむ そりゃそーですが、この後どうなるのでしょうか? あれほど憎みあったのに 拍手喝采で仲良く笑顔で握手できるのでしょうか。自分だったら無理。 ていうか、フレッチャーの性格悪すぎで嫌悪感ばかりです。  ここは評論家とか格上の音楽家が、水戸黄門のように成敗してくれる展開を 期待しましたが、まあそれを描かなくても想像でどーぞという事なのかも。 自分にはスイングガールズの方が、感動的でしたスミマセン。
[映画館(字幕)] 6点(2016-04-04 19:47:51)
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