1621. ナイトホークス
《ネタバレ》 ディークの囮捜査のシーン。ウルフガーの爆破のシーン。 つかみとしてはこれ以上ない演出でした。 その後の展開を期待せずにはいられません。 ですが、実際は中盤から後半にかけて尻すぼみ。(個人的にはですけど) 緊張感を欠いた一番の原因は、ウルフガーのテロの目的が余りにも抽象的すぎて、ピンとこないからではないでしょうか。 言ってしまえば、ウルフガーの就職活動にみんなつき合わされているだけですからね。 国際テロ組織に認めてもらう(再び雇ってもらう)ために、ロープウェイジャックって。さすがに共感できません。なんだかなーって感じで見ていました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-09 05:06:57) |
1622. アイス・キャッスル
《ネタバレ》 予想していたより、嫉妬や葛藤が入り乱れる一筋縄ではいかないサクセスストーリーでした。その分、最後の爽快感は素晴らしいものがありましたが。 父親は娘に傍にいてほしい。 ビウラはアレクシスの才能を開花させたい。 デボラはアレクシスの才能を開花させることで、実績と名声が欲しい。 それぞれがアレクシスに求めるものが違うことで、ドラマに深みが増した気がします。 そして恋愛係のニックとブライアン。 これにスケートでの成功と挫折、そして再起をもりこんでいるものですから、そりゃあ面白い。・・・と言いたいところですが、個人的な意見で、どうも登場人物の誰にも感情移入できるほどの魅力を感じません。 フィギュアスケートにあまり興味がなかったのもイマイチ盛り上がれなかった原因かもしれません。 スケートで拍手喝采を浴びるシーンとラストはとても良かった。 無名の選手が注目される瞬間というのはたとえフィクションでも気持ちが良いものですね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-03 00:51:55) |
1623. レベルポイント
中学生のときは、確かにこういう精神状態のときが多かった気がします。 ただ、その不安定な心をここまであからさまに、人様に迷惑かけてまで表現することは普通しません。それって日本人の感性なんでしょうかね。 この映画は見るときの年齢で感想が分かれそうです。 この年になるととても子供目線で見ることはできません。 主張はするが、義務は果たさない。 親や社会に文句を言いつつ、自分たちは好き放題。 挙句の果てに被害者ぶって、自分たちを正当化。 そんな子供に育ててしまった親たち。 つくづく教育って大切だと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-02 02:30:59) |
1624. サブウェイ・パニック
《ネタバレ》 正直この時代の役者さんは知らない人ばかりですが、それでも楽しく観賞させていただきました。 さきに感想をいくつか述べさせていただきます。 「えぇ?この人が殺されちゃうの?」 「わかりやすい死亡フラグの立て方だなー。」 「わかりやすい伏線とオチだなー。」 あの人とあの人が撃たれちゃうまでは、誰も死なないタイプの映画かと思っていました。 ですから、「あぁ、普通に殺すんだ~」ってわかって、少し緊張感でました。 「俺達こんな感じだけど、殺るときゃ殺るよ~」 ってなスタンスも好きですね。 一番ハラハラしたのは、お金を隠したコンロに火を付けられるんじゃないかと思ったときですね。自分の妄想が一番ハラハラしました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-22 06:11:31)(良:1票) |
1625. 悪魔の墓場
《ネタバレ》 ストーリーが割りとしっかりしているゾンビ映画だと思います。 これぐらいのテンポで出てくるゾンビもまた乙な感じで良いですね。 ただ道具使うのだけはやめて。 あと変な儀式もやめて。 それ以外はまぁ良いでしょう。 特に病院で出てくる頭に包帯巻いたゾンビはなかなか良いビジュアルでした。 お笑い芸人の誰かに似ている・・・ (1箇所だけつっこみ) →「こっちに来い。警官、君もだ!早くこっちに避難するんだ!」 「・・・・逃げ道がない。・・」 っておいおい! あまりホラーにつっこみはいれないほうなんですが、 そこだけはつっこみまっせ! [DVD(字幕)] 6点(2012-07-20 15:24:50) |
1626. IT/イット〈TVM〉
《ネタバレ》 「もしもこんなスタンド・バイ・ミーがあったら?」のコーナー! ・・・パチパチ。 ってな感じでしょうか。個人的には楽しかったんですけど。 中だるみしそうなところで出てくる恐怖演出。 本人たちにしか見えない幻覚。「本人たちにしか見えない」というのは、当事者たちを精神的に孤立させ、恐怖感や不安感を助長するのでとても良かったです。 それはそうと、ITの正体は「巨大タラバガニ説」と「巨大蜘蛛説」で真っ二つに分かれているようですが、蜘蛛が正解みたいですね。蜘蛛の巣みたいなのにみなさん捕まっていましたからね。 ・・・・んー。最後のオチというか、正体は、正直なんとも思わなかったなぁ。 なんの憤りも感じませんでした。 「おぉ!とうとう正体あらわしやがって!お前がITか!正体あらわした途端急に無口になりやがったな、おい!」 くらいは思いましたけど・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-03 12:07:00)(笑:1票) |
1627. シングルス(1992)
《ネタバレ》 「40ドル!」 「200ドル!」 「60ドル!」 「150ドル!」 「80ドル!」 「・・・皿洗いつき!」 え~ほかいませんか、ほか・・・ はい、「80ドル皿洗いつきで自転車男落札!おめでとうございます!」 あー、笑った。自転車男の表情が最高です。 「俺に風邪うつすなよ。」→「恵みあれ。」 ふふ、最高ですね。 予想通り。予定調和。でもそれが良いのでございます。 群像劇。起伏のないストーリー。 やや苦手なタイプではありますが、それでも最後まで普通に楽しめました。 全然受け付けなかった登場人物たちに、いつの間にか愛着を感じていました。 きっと人物の描き方が上手なんでしょうね。 良い映画でございました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-20 16:28:19) |
1628. アウト・フォー・ジャスティス
《ネタバレ》 無敵超人セガールの無敵物語。 「まてー」「やんのかー」「おらー」ぼこぼこ。 「あいつはどこだー」「知らねーのかー」「暴れたい気分だぜー」「おらー」ぼこぼこ。 「あいつはどこだー」「言わねーのかー」「別にいいやー」「おらー」ぼこぼこ。 「敵だー」「撃ってきたー」「だからなんだー」「おらー」ぼこぼこ。 「見つけたー」「おらー」「おらー」「おらー」ぼこぼこ。 「てめえ犬捨てただろー」「おらー」ぼこぼこ。 結構言いがかりも多いセガール。 ただの悪漢に見えなくもない。 そんなセガールが大好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-16 11:08:07)(笑:3票) |
1629. インファナル・デイズ 逆転人生
面白くないことはないんですけど、何か物足りない・・・。 アクションとしてはもう少しキレがほしい。 どたばたコメディとしては思い切りが足りない。 サクセスストーリーとしては爽快感が今ひとつ。 ん~。成り行きで二人の生活が上手いこと入れ替わるのはすごく良かったのですが、そのせっかくの設定を生かしきれなかった感じでしょうか。 ・・・面白い。でも何か物足りない・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-15 16:39:06) |
1630. 地獄の警備員
《ネタバレ》 まず、ゆすり男を殺してロッカーに入れておきます。 先輩警備員に見せてあげます。 先輩警備員は恐れおののきます。はい、手下の出来上がり。 今度は、先輩警備員を上手に使い、変態会社員をなぐってみましょう。 あれ?なかなか死にませんね。 そんなときは配電盤に連れて行って電気を流してみるというのもひとつの手です。 びりびりびり。 んー、まだ生きていますね。 わかりました!じゃあもう一回あちこち殴って、最後は窒息させて袋につめてしまいましょう! ・・・・・・・・・・・・・といった感じで、いろいろな殺害の仕方を紹介してくれる、サービス精神にあふれたポップなホラーサスペンスだと思います。 序盤だけネタバレしてしまいましたが、まだまだ見所はあります! 特に犠牲者のみなさん、洋画ホラーと違ってかなり丈夫でなかなか死にません。 一人ひとりの犠牲者ができるだけ長く視聴者のみなさんを楽しませてくれるでしょう。 [DVD(邦画)] 6点(2012-06-07 17:13:37)(笑:2票) |
1631. ヒルコ 妖怪ハンター
《ネタバレ》 正体がわからないものに怯え、正体がわかってしまうと突っ込みを入れたくなるのはなぜでしょう? 美しすぎるヒルコの造形美。 ホラーというよりモンスター映画のノリ。 なかなか好きなタイプの映画でした。 ラストの「アレ」がなければもっと良かったんですけど。 ラストの「アレ」はどう感じてほしかったんでしょう? まさか、感動しろと? [DVD(邦画)] 6点(2012-06-03 13:52:10)(良:1票) |
1632. ラ・ブーム2
《ネタバレ》 こっちがダメならあっち。あっちがダメならやっぱこっち。 少し成長して落ち着いてはいるものの、ヴィックの八方美人は相変わらずです。 どんなにきれいな娘でも、これは好き嫌いが別れるところでしょうね。 弟の世話をしたり、ひいおばあちゃんと仲が良かったり、良いところもたくさんあるヴィック。長所と短所のバランスが良いキャラクターです。 僕が一番好きなキャラはお父さん。最高ですね。 ヴィックとフィリップのいる部屋に入るところなんか笑っちゃいます。 父親ってどこの国でも同じなんですねー。 親近感のわく父親ぶりは顕在。 え?ストーリーはどうなのかって? 前作と同じくストーリーはあってないようなものですよ。 おそらくストーリーを楽しむような映画ではないんでしょうね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-27 15:24:11)(良:1票) |
1633. ゼイラム
《ネタバレ》 見たことある。な~んか見たことあるよ、この感じ。この設定。この雰囲気。 ・・・・転送。スーツ。捕獲装置。どんどん強力になっていく銃。 ・・・・はっ(゜o゜)!これって・・・まんまガ○ツ!? 鉄平君の柔軟な感じが、なんだか良い味、良い感じ。 お経のBGMだけなんか邪魔です。 もう少しだけ時間を短くしてテンポを速くすれば、途中の中だるみもしなかったかも。 イリア姉さん途中退場ですものねぇ。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-26 12:56:53) |
1634. ゼイリブ
《ネタバレ》 サングラスくらいかけたらいいやん!!! ・・・しかし彼はかけなかった。頑なに断り続けた。 そして始まる殴り合い。 そう、これは「絶対にサングラスをかける」と決めた男と、 「絶対にサングラスはかけない」と決めた男の、避けられぬ戦い。 決して時間稼ぎではありません。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-24 13:09:24)(笑:4票) |
1635. 大誘拐 RAINBOW KIDS
《ネタバレ》 最近見た映画のセリフで、「良い演技というものは、演技に見えない演技だ。」と言っていました。そういった意味では、確かに風間トオルさん達の演技は拙いのかもしれませんが、個人的には好きな演技でした。 なんかこの演技、役柄にあっていて、味があって、懐かしい感じがします。上手すぎないのが逆に良かったのかなーと。 ストーリー展開は中盤あたりから思った以上に早くなるし、せりふもやや聞き取りづらい部分があるため、何回か巻き戻しながら、鑑賞しました。 おばあさんや元女中頭といった方たちの人を喰ったような雰囲気と、警察関係者の必死な様子が対照的で楽しめます。 3人組が、最後には身代金や誘拐とは関係ない決着に落ち着いたのも非常に好感触です。 原作は見たことありませんが、十分楽しめました。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-21 03:26:48)(良:1票) |
1636. ロケッティア
《ネタバレ》 ディズニー映画は、必ずハッピーエンドを用意してくれるので大好きです。 ある意味予定調和なので、その分刺激は少なくなっちゃいますが、毒にはならなくても薬にはなります。 なんたってハッピーエンドですから。この映画の場合プチサクセスストーリーになってますから。少なくとも見終わったとき嫌な気分になることはありません。 なんか元気ないとき、少しだけスカッとしたいなと思ったときが、見時でしょう。 ただ、この映画はディズニーにしては少しスリルがあって、普通に銃撃戦や暗殺が出てきます。こういう映画も作るんですねー、とちょっと意外でした。 惜しむらくは、「ロケッティア」ならではの飛行シーンと、活躍シーンが思ったよりも少ないことです。駆け引きを重視しちゃっていますね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-20 10:32:03) |
1637. ゴジラVSキングギドラ
《ネタバレ》 多少の不満はありつつも、それなりに楽しめました。 以下に不満をまとめます。 不満①未来人の片言が気になる。 不満②なんでロボットも片言なのかが気になる。 不満③ゴジラが圧倒的に強すぎるのが気になる。 前作「ビオランテ」では、彼女の攻撃を受けてゴジラが苦しんでいるのがすごく良かったのですが、今作は、キングギドラの光線?熱線?くらっても、ゴジラが平気な顔しているのが気に入らないです。ある程度実力は伯仲させてほしいです。フィクションなんですから。 特撮や合成がチープなのは、逆にゴジラ映画っぽくて味があって好きです。 今回、一番お気に入りのシーンは、新堂会長とゴジラのからみ。特に新堂会長の最後は素晴らしいの一言。ゴジラ映画でこんな気分にさせられるとは思わなかったくらい切なくなりました。「ゴジラVS新堂会長」のほうが面白い映画になったかもしれないです。それくらい彼とゴジラの関係は良かったです。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-19 15:38:12) |
1638. ジェイコブス・ラダー(1990)
《ネタバレ》 ずっと真相を考えていました。 パターン① 実はジェジーたちが出てくるほうが夢 パターン② いやいや、やっぱりサラや家族が出てくるほうが夢 パターン③ ベトナム戦争だけが真実で、それ以外はすべて夢の世界。 最初は、パターン①か、②しか思いつきませんでした。きっとこの世のものではない電車や車が見えるのは、戦争のけがによる後遺症か、軍の実験の副作用によって、ジェイコブがシックスセンス的なものを見につけたのだろうと。 ですが、ストーリーが進むにつれて、「もしかして・・・?」と思い始めたのがパターン③です。 でも個人的に、③だけはやだなー、と思いながら見ていました。 いろいろ想像していたことを、すべて台無しにされそうでしたから・・・ ですが話が終盤にさしかかると、③の可能性が濃厚になってきて、「まさか、まさか・・・」と思っていたら、そのまさかでしたね。 あーーーあ。 ひとつひとつの演出は素晴らしすぎて、かなり映画に入り込んでしまっていたので、オール夢オチはちょっと残念でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-13 00:15:59) |
1639. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 コメディ系の映画かと思いきや、意外や意外。 火星人到着後、いきなりはじまる殺戮ショー。ここまではスケールこそ違えど、「インディペンデンスデイ」や「宇宙戦争」と同じですね。 猟奇的な描写はきらいではないので、宇宙船につかまった二人がいろいろと人体改造されるシーンは楽しめました。特にチワワと体を交換されたのは・・・「死霊のしたたり2」を思い出します。 最後のオチは、この映画の場合あれで良かったと思いますね。あんなしょーもないことで頭が爆発するとは。今まで被害にあった地球人のみなさんが浮かばれないですね。 ホラーは好きだけど、ブラックユーモアはちょっと苦手という人には向かないタイプの映画です。 でも宇宙人が出てくる映画って、地球人が友好的に構えていると宇宙人は侵略する気満々だし、逆に宇宙人が友好的だと地球人は宇宙人解剖することしか考えていなかったりするし、どちらも友好的なパターンってなかなかないですね。 もしくはどちらも最初から戦う気満々ってのも意外とない・・・ [DVD(字幕)] 6点(2012-05-07 23:44:08) |
1640. 死霊のしたたり2
《ネタバレ》 シリーズものの2作目以降が、どうしてもインパクト弱く感じてしまうのは1作目で多少なりとも耐性ができてしまっているからでしょうか。だとすると、ホラーで2作目を前作より面白くするのって大変なんでしょうね。 この作品も例にもれず、1作目のときほどのインパクトは感じませんが、新しい趣向を追加しているので面白かったです。 新しい趣向ってのは、ずばりキメラの作成です。指と目をくっつけたり、手と足をくっつけたり、犬と手をくっつけたり。更にはラストにウェストのこっそりキメラコレクションが大量に出てくるので、気持ち悪い生き物が好きな人にはきっとたまらないです。 ただ女性のフランケンシュタインは、作るまでは良かったのですが、その後の二人のフランケンシュタインに対する対応にさすがにひいてしまいました。 作っておいてそれはないです。 たとえ娯楽ホラーでも、やはり最低限の人としてのモラルやマナーは大事かなーと思いますが・・・ 僕はてっきり、あのフランケンシュタインが3人を守るために、キメラやゾンビたちと戦って力尽きる、感動ものに仕上げてくるのかと思っていたので、(いや、勝手にそんなこと思うほうが悪いんですけど)ちょっとだけラストの終わり方には不満が残ります。 ウェストくんなんて生き埋めですからね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 15:42:24) |