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161.  ダメージ 《ネタバレ》 
導入部のところで、「おいおい、もうかよ」と突っ込んでしまいました。既婚者の不倫であり、さらにそれが息子の恋人ともなれば、まずそれに先立つ夫婦関係や親子関係の「日常生活」があっての、それに対する背徳や逸脱でしょうに。●加えて、ビノシュとリチャードソンが並んだときに、どう見ても「母親と、その息子の恋人」に見えません(ちなみに2人は6歳違い)。このキャスティングは役者が可哀想でしょ。ただし、ビノシュはここで自分はこういうファム・ファタールには合わないと悟ったのか、後の「イングリッシュ・ペイシェント」や「ショコラ」では家庭的ほっこり路線で才能を開花させたわけで、やはり役の選択って大事です。●息子が「それを知ったとき」がクライマックスであることは当然なのですが、その後の処理の、まあ何ともったいないこと!あそこから関係者の心理の綾がどう重層的に展開するか、がこの作品の骨であるはずなのに。あれだったら、そもそも登場人物にとっての主題自体が、不倫から息子の死にスライドしてしまいます(実際そうなってます)。●とかいろいろアラも発見しつつ、全体としては、アイアンズ/ビノシュ/リチャードソンの強固な存在感トライアングルによって自然に最後まで見られてしまうという、何とも困った作品。
[DVD(字幕)] 6点(2020-11-10 01:57:11)
162.  コン・エアー 《ネタバレ》 
こういう設定なんだったら、ケイジ/キューザック/マルコヴィッチの巴戦がいかに頭脳と死力を尽くして展開されるかという点が肝なのに、まず、キューザックが終始慌ててあたふたしているだけで、まったく有能そうに見えない。ケイジも、もうちょっと何か極限状態下での才能を表してくれるのかと思ったら、終盤入口くらいまで、基本的にはじっと我慢しているだけ(まあ、護送機という単純な構造では、工夫もしにくいとは思いますが・・・)。一方で、ただでさえ極悪非道なマルコヴィッチに、ただ座っているだけでそれを上回るど迫力を発散するブシェミが加わってしまったため、全体がバランスを崩しているのです。もっとも、ブシェミの使い方はなかなかトリッキーで、あの「バイバ-イ」のシーンは、割と好きだったりしますが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-11-08 17:39:21)
163.  ボディガード(1992)
ボディガードと大スターのラブロマンスなんて、それだけで王道ですし、だからあっさり寝てしまうのもまあ許せる。問題は、演出力がまったく追いついていないことで、そもそも主人公の警護技術は描写されてないどころか意識すらされていないし、前半メインのステージに観衆押し寄せ場面なんかも、主人公の視線も台詞も作戦もほとんどすっ飛ばされている有様で、せっかくのシーンが死んでいる。●しかし、本作の唯一最大の勝因は、「主演にホイットニーをキャスティングしたこと」ではないでしょうか。必ずしも演技は上手いわけではない(そもそも本職でもないですから)のに、その驚異的なほどのスター性で、最後まで押し切ってしまう。この作品の時期は、デビューからスター街道を歩んできた彼女の1つのピークの時期でもあったわけであり、それを見事に切り取ったものとして、大いに意味があるのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-21 00:57:54)
164.  オープン・ユア・アイズ
夢と現実が交錯する不思議な雰囲気は悪くないのですが、コンセプト先行の作品にしては焦点が絞られずに尺が長すぎです。
[DVD(字幕)] 4点(2020-10-20 01:03:15)
165.  奇跡の海 《ネタバレ》 
トリアー監督はとりあえず、「一番救わなければならない人を拒絶する神の矛盾や偽善」とかその辺をテーマとして作り出したのでしょうが、エミリー・ワトソンという逸材に出会ってしまって、制作のポイントが異なってきたのではないかと思います。この作品は一言で言うと、「トリアー監督とワトソンのエンドレスノーガード殴り合いバトル」です。トリアーはこれでもかという状況を延々と設定してワトソンにメンタルを削りまくる芝居を要求する。ワトソン(これが映画初出演!)は驚異の粘り腰でそれにどこまでも対応していく。最後は2時間40分、時間切れドロー。ラストの鐘の音は、トリアーからワトソンに対する「よくやった」というご褒美にしか聞こえません。そしてこれで「こういう創作の方法もあるのか!」と目覚めてしまったトリアーが、後に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか「ドッグヴィル」に進んでしまったのではないかと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-19 01:48:00)(良:1票)
166.  季節の中で 《ネタバレ》 
以前見たときは平坦で面白くないと思っていたのですが、再見したら何とも味わい深い作品でした。こういうことがあるから映画は油断できない。3つの話がそれぞれ、じわじわっと進む中にドラマが展開しています。シクロの兄ちゃんは純朴そのものと見せかけて、ここぞというときは周到に戦略を練っているし、一面の蓮沼での舟上花摘みの視覚的インパクトもなかなか。箱をなくした少年は、どん底まで絶望する状況かと思いきや、さらっと仲間に路上サッカーに入れてもらう。そうそう、3本が並行しているように見えて、この少年の部分だけ時制が違ってますよね(ここだけ一晩の話です)。そのようなトリッキーな味付けにも趣があります。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-15 00:01:54)
167.  エアフォース・ワン 《ネタバレ》 
以前見たときは、脳天気な大統領礼賛ぶりに嫌悪感しか覚えなかったのですが、改めて見てみると、心が広くなってその辺は許せます。次々に課題を提示して飽きさせない手法もなかなかです(携帯の使い方みたいな頭脳戦は、もっと見たかった気がしますが)。ただ、この作品で何が一番まずいかといって、あの妻と娘の存在です。何かにつけて「家族が!」みたいにその存在自体がハリソンの足を引っ張って、物語の上でも戦術の上でも何も機能していない。せっかく専門用語や各種機器が駆使されて緊張感が高まっても、あの妻と娘が画面に登場するたびに流れが遮断されます。あの娘には、オールドマンと対峙した際には、「父の大義のためなら、私の命など何も惜しくはありませぬ!さあ、まず私の命を取りなさい!」くらいは言ってほしいところでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-12 00:11:45)
168.  陽が西から昇ったら 《ネタバレ》 
手紙のやりとりの中でいろんな感情が動いていく切ないラブロマンスかと思っていたのに、肝心の手紙の中身はほぼ関係ないじゃん!しかもほとんどは、何で入ってくるのか分からない野球とか審判関係のシーンばかりです。もちろん、この2人がどこでどうなったことによって最後に結びつくのかは全然分かりません。これはハズレの部類でした。
[DVD(字幕)] 2点(2020-10-05 23:56:31)
169.  イン&アウト
もう、脚本が途中で息切れしまくりなのが丸わかりで。いろいろ配置したはずの登場人物も、まったく活用されていません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-03 01:00:42)
170.  アイス・ストーム
アン・リーともあろう者が、これだけ個性派の役者を揃えておいて、全然使いこなせていない。実は一番存在感があったのは、キー・パーティーなどという凄いものをニコニコ顔で当たり前のように仕切っているアリソン・ジャネイじゃなかったのかな・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2020-10-02 00:24:28)
171.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 
一ポルノ男優の半生を、まるで大河ドラマのように仰々しく構築してしまうハッタリ力に感動。内容的には、粗削りにも程があるという感じで、およそまとめ切れてはいないんだけど(尺も必要以上に長いし)、ほとばしる初期エネルギーみたいなものは十分に感じさせます。●その発想の変態ぶりと比較すると、なぜか挿入曲群はやたらまともで。途中でマークが下手クソに歌ってレコーディングする曲、スタン・ブッシュの"You've Got The Touch"じゃないですか!(彼はこんな使われ方を了承しているのだろうか・・・)ヤク売人宅突入時には"Sister Christian"に"Jessie's Girl"、終局に向けては"God Only Knows"、そしてエンドクレジットではE.L.O.の「オーロラの救世主」!!これはこれで一貫しているのですが(そしてどれも名曲なのですが)、やはり作品内容に即しているとはいいがたいような・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2020-09-25 01:38:15)
172.  ニクソン
まあとにかく、アンソニー・ホプキンスが物真似演技しかさせられていなくて、彼の本領発揮には全然至っていない。ジョアン・アレンも、ピリピリ怒っているシーンばかりで、珍しく魅力なし。また、全体のつくりかたとしても、各シーンがやたら細切れな上に、得意気に差し込まれるリアル記録映像(またはそれに似せた映像)が邪魔でしかなく、そして意識して入れているっぽい斜めカメラのアングルのショットが、さらに邪魔。これと対置されるはずのJFKでは3時間以上を一気に見せ切ったストーン監督も、さすがにそれをもう一度とはいきませんでしたね。
[DVD(字幕)] 4点(2020-09-09 01:27:31)
173.  我が心のオルガン
年上の同僚女教師に憧れて、他方おませな小学生から憧れられる、なんて、いろいろひねれそうで面白そうな設定なのですが、関係の変化に何の工夫もないばかりか、後半の力技、というか滅茶苦茶な、というか考えるのを放棄したようないい加減な収束には唖然。邦題もほとんど中身と関係ありません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-09-05 01:20:20)
174.  ラッキー・ガイ 《ネタバレ》 
とある街角のこぢんまりしたタルトショップ(その割に店員の数はやたら多い)での、イケメン店員・ブサメン店員・店長の息子のそれぞれのラブコメ沙汰のお話。人物設定は実にありきたりで、進行についても目新しいところは何もないはずなのに、各シーンに妙に勢いがあって、端役を含めた各登場人物にも程良いテンションの高さがあって、なぜか引き込まれて見てしまう。大体、3本の筋のどれをとっても、4分の1くらいでほぼ後の予想はできてしまって、しかも本当にそのとおりになってしまうのだが、こういうのはそれでいいのです。ラストの脳天気ぶりというか、楽天的世界観というのも、ここまでやると逆に貴重。●サミー・チェンの、ほとんど男装かというようなボーイッシュショートカットは、ちょっともったいなかったかなー。●しんちゃんとまるこちゃんの著作権関係は大丈夫なのでしょうか・・・(それっぽいクレジットもなかった気が・・・)。
[DVD(字幕)] 6点(2020-07-29 00:37:42)
175.  果てぬ想い
香港発のラブロマンスには名作・佳作が多いのでこれにも期待したのですが、まったく外れでした・・・。導入部から、どういう関係なのか分からない人たちが勝手に交錯しているし、途中ではラブロマンスに不似合いな変なビジネスマン崩れのような人たちもうろうろしています。また、主人公2人にはそれぞれ背負っているものがあるはずなのですが、それも通り一遍の描写で、したがってそれを乗り越えようとする意志や感情も見当たりませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2020-07-10 00:01:31)
176.  蜘蛛女(1993)
レナ・オリンが「ただ怖いだけ」で、しかもそれが人格的な怖さではなく超人ゾンビとしての怖さでしかないので、話に引き入れられる前提を欠いてしまう。したがって、あれだけの妻と愛人にもともと囲まれていたオールドマンが何で振り回されるのかも不明。あんなケバメイクでも可憐オーラを放っているジュリエット・ルイスに4点。
[DVD(字幕)] 4点(2020-07-07 00:40:34)
177.  ビッグムービー 《ネタバレ》 
設定はすごく面白いはずなのに、ネタがついていっていない感じ。大体、マーティンがやっていることが滅茶苦茶なのだから、マーフィの方はそれを「一般人の立場から」受けてこそ面白さが引き立つはずなのに、精神的に不安定になって宗教(?)に逃げ込むという受け方では、仕掛けが仕掛けになってません。主演二人の演技も、お互いに遠慮したのか、何となく腰が引き気味になっています。
[DVD(字幕)] 4点(2020-06-24 00:04:27)
178.  セレブリティ
いつも通り、喋りすぎ、動きすぎ、騒がしすぎ、説明しすぎの画面を並べているだけであって(ほかの作品ほど極端ではないとは思うが)、それによって何を言いたいのかが全然分からなかった。似たようなシーンが延々と繰り返されて、そのまま終わってしまっただけという感じ。
[DVD(字幕)] 3点(2020-06-23 00:37:07)
179.  ラスト・キングス 《ネタバレ》 
主人公は徹頭徹尾椅子に縛り付けられたまま!そしてそこで5人の誘拐犯と繰り広げられる心理戦!と、そこだけで期待しまくってしまう絶妙なシチュエーションなのです。はたして、閉塞的な空間の中でじわじわ高まっていく緊張感はなかなかです。が、そこからラストにかけて、思ったほど結実しなかったという気が・・・。振り返ってみれば、まずやはり、肝心の5人組が個性弱すぎです。ウォーケンもどうあしらっていいのか、芝居が戸惑い気味です。あと、ポーカーとかホテルの彼女とか美味しいネタをせっかく入れていながら、そこがそんなに広がっていないのも一因かなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2020-06-04 00:56:04)
180.  バラ色の選択 《ネタバレ》 
設定と邦題と主演キャストからして「摩天楼はバラ色に」の劣化コピーの予感が漂ってくるわけですが、実際本当にそのとおりで、しかもそこに「アパートの鍵貸します」のパクリみたいな展開がねじ込まれてくるわけですから、もう方向性がバラバラなわけです。大体、この種の話だったら、主演がマイケル君というのが間違いで、もっとぱっとしないもてなさそうな人を選ぶべきでしょ。ヒロインも、あんな普通のまともそうな美人ではなく、もっと王女様というか高嶺の花タイプの人にすべきでした。●と、文句を言いながらも、マイケル君のお姿と高速回転台詞を存分に鑑賞できるという点では大いに意味があるので、+1点。結局、ほぼ全部のシーンで出ていたのでは?
[DVD(字幕)] 5点(2020-05-14 00:48:56)
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