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poppoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

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161.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップはいつもながら個性的でチャーミング、オーランド・ブルームの清潔 感あふれるスタンダードなヒーローが、互いの役どころを一層引き立てていた。 ディズニーランドのアトラクションシーンの再現などもなかなか楽しめ、家族揃って観られる痛快娯楽作品って、今日びなかなか貴重です。 欲を言えばラストがちっちゃくまとまりすぎ。もっと破天荒な終わり方の方が、ファン タジー色が強まって、より楽しめたかも。
7点(2004-06-02 13:40:19)
162.  羊たちの沈黙
面白かったし、怖かった。アンソニー・ホプキンスの演技もキレていたと思う。 思うのだが、「犯罪心理」という点にやいては、掘り下げが浅く、そこを期待していた私としてはやや残念。後半部、クラリスが孤軍奮闘するあたりは、スリリングで息もつかせぬ展開になってはいるのだが、どうにもこうにも「研修生が単独で犯人宅に強行突入」という突飛さに、ちとひいてしまって残念。。。 本作への世間の高評価は「ハンニバル・レクター」というキャラクターのインパクトゆえかなぁ。
6点(2004-06-02 12:31:25)
163.  波止場(1954)
カザンらしい骨太な社会派ドラマ。 本作でも「不正の摘発」という正義を、若き主人公の揺れる心を通じて、真正面から描いている。 マーロン・ブランドは主人公が愛をとおして真実に目覚めていく成長過程を実に繊細に演じていたと思う。 それにしても、彼のまぶたは重そうだ。 
7点(2004-06-02 11:46:30)
164.  告発
冒頭から繰り返されるショッキングな暴力シーンに圧倒された。 実に見ごたえがあり、最後まで食い入るように観たが…、本作が実話である以上、裁判の内容、結果ともに腑に落ちない点が多々あり、それが非常に後味の悪さを残すのが残念。 ヘンリーはなぜ、告発した、つまり敵とも言えるアルカトラズ刑務所へ再度収容されたのか、みすみすそのような審判が下されたのなら、あるまじき事実だ。 映画ではただ「死んだ」としているが(記録では自殺とされているらしい)、戻った刑務所で何が彼の身に起こったのか、極めて曖昧で気になる。 アルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだとは言うものの、実際の裁判は1941年で、刑務所の閉鎖はそれから実に22年の歳月を経てのことだ。 とは言え、これは映画であり、ドキュメンタリーではない。 そのような不満を補って余りあるケビン・ベーコンら役者の熱演には、拍手をおくりたい。
8点(2004-05-18 16:25:13)
165.  ぼくの国、パパの国
外国のどの映画を観ても描かれ方が不本意な私たち日本人としては、「パキスタン人的にはこれ正解なの?」という一抹の疑念を抱きつつ、ハナシ半分に鑑賞するのがよろしいかと。 イギリスで生まれ育った子ども達と、パキスタン人頑固親父との埋めがたい溝をコメディータッチで描いているが、どうも笑いのツボが違うのか、いまいち笑えなかった。しかし、末っ子サジの成長と、夫婦の絆にはホロリとさせられた。 「カップに半分」のコーヒーは、愛の証か。
7点(2004-05-18 14:20:27)
166.  何がジェーンに起ったか?
こりゃあ恐ろしい。 とてもじゃないが、耐えられず、途中2回ほどDVDを停止した。(←邪道) 何が恐ろしいといって、ベティ・デイビスの鬼気迫る怪演、それを引き立てるジョーン・クロフォードの抑えた演技。 暴力的なシーンより、猫なで声で姉を労わるシーンや恍惚としてダンスをするシーンの方がよほど恐ろしい。忘れられぬ過去の栄光にしがみつき、過剰な化粧で可愛い表情を作る老婆のおぞましさはこの世のものとは思えない。 ラストのオチは、前半の母とブランチの会話で、予測可能だが、ここでも繰り広げられるジェーンの完全に逝ってしまった姿を、開放感溢れる健全そのものの海と共に映し出す俯瞰のカメラが、なんとも言えない醒めた哀切を醸しだしている。 アカデミー女優ベティ・デイビスの役者魂、恐るべし。
8点(2004-05-18 13:24:54)(良:1票)
167.  アラバマ物語
力強く信念を貫く優しい父親アティカスが、2003年に「最も偉大な映画のヒーロー」として選ばれたことは、こんな世情だからこそ、本当に喜ばしいことだ。 「相手の靴を履く事」言葉でいうのは易しく、実行は困難を極めるこの言葉を、体現してみせる父親を持つ、スカウトは本当に幸福だと思う。 人種差別を扱った法廷もの、ではあるが、重苦しくなく爽やかな感動を呼ぶという稀有な作品。
9点(2004-05-18 12:20:53)(良:1票)
168.  のど自慢
軽妙なつもりの台詞まわしも少しわざとらしく、もう少し地に足のついたスタイルでないと、共感を呼びにくい。 また、竹中直人をああいう使い方するのは、日本映画界で何かの協定でもあるのかと疑ってしまう。 とかなんとか文句をいいながら、実は私は、国営放送のこの番組の大ファンである。 見るたびテレビの前で、喝采し、共に歌い、ホロリとし、応援し、カネの音が少なすぎるとブーイングをしたりして、家族に引かれまくりながら、実に楽しませてもらっている。なので、よくぞこれを題材にしたなぁ!と感心しつつ、ツボにはまりまくり、エンディングでは滂沱の涙。 はっきり言って、今日び、あの程度の歌唱力では合格の鐘はあり得ないが、それでもいいじゃん。映画だもん。 人が懸命に歌う姿は、歌唱力にかかわらず、感動や共感を呼ぶものだ。 数々の名曲と共に、歌う喜びを存分に謳いあげた感動作に拍手。
9点(2004-05-18 11:11:05)(笑:1票) (良:2票)
169.  地雷を踏んだらサヨウナラ
結果だけ見れば悲惨といっていいはずの若者の晩年を描いていながら、不思議なほど主人公の内的葛藤や戦場の恐怖に戦慄するシーンが少ない。 浅野演じる泰造は、一時帰国した折、家族の前で、実にあっけらかんと血生臭い戦場の様子を語る。 そんな筈がない、という人もいるだろう。実際の一ノ瀬氏はどうだったのかわからない。しかし私的には、この主人公の様にとてもリアリティーを感じた。 もしかすると一ノ瀬は戦場に身を置いてはいても「命を賭して」などというつもりは全くなかったのではなかったか。 功名心、憧憬、無自覚かもわからないが使命感などの、色々な思いが混沌としている中、押さえられない情熱に従っただけだったのではないか、などということを思いながら観た。 うそ臭いヒロイズムに流されず、浅野忠信は、実にうまく演じていて素晴らしい。 私が見た、一ノ瀬氏の写真の印象に違わない、優しさのあるいい映画だった。
9点(2004-05-13 20:57:38)
170.  英二
長渕剛を役者にしたのは、ドラマ「とんぼ」をヒットさせたTBSプロデューサー柳井氏。(代表作は金八先生) 家族ゲーム(だったか)という同氏の手がけたドラマが初主演だが、実にいい味を出していた。 当時共演していた役者さんに聞いたところによると、その演技センスは共演者たちから「天才長渕くん」と呼ばれるほどだったそうだ。 才能豊かなヒトだけに、この思い込みと自己陶酔を誰かどうにかしてやれよ~と残念だった。
1点(2004-05-13 15:42:18)
171.  わんわん物語(1955)
まだ子ども達が小さかった頃、これを観てアメリカン・コッカ・スパニエルがどうしても欲しかった。 しかし実際はアイフルのCMのように、チワワにみつめられ、今では我が家はチワワパラダイスとなっている。 今でも、実は未練たっぷりではあるが、これも縁なので仕方ない。 スパゲッテイのキスシーンは、レディとトランプの愛らしさもさることながら、恋人達のために歌ってくれているコックも粋で好きだなぁ。
8点(2004-05-11 18:34:28)
172.  黄泉がえり
サイドストーリーはもう少し絞り込めばそこそこなのに、主演のトレンディドラマチックなドタバタぶりにげんなり。 ライブシーンのあまりの商業臭さにげっそり。 シックスセンスショック(>byりく&あんさん)も、役者の力量不足と相まって、さすがに新鮮味に欠けがっかり。 原作は悪くないだけに、惜しまれる。
4点(2004-05-11 13:28:52)
173.  ニュー・シネマ・パラダイス
暗く不安な時代、人々に笑顔を与えた、ひと時夢を見させた映画という娯楽。 様々なメディアの出現により衰退しつつある、映画館で観る映画という文化に、万感の想いを込めた「映画好きによる映画好きのための映画」と観るもよし、アルフレードとトトの年齢を超えた友情に感じ入るもよし、過ぎ行く時代へのノスタルジーに浸るもよし。 完全版では、得られなかった愛と気付かなかった愛、について思いを巡らせるのもよいだろう。 このように、観客それぞれがそれぞれの視点で思い入れを持つことができる作品はやはり、名画と呼ばれるに相応しいものだと私は思う。 私は、アルフレードの語る兵士の話しと、「話すのと黙ってるのは同じこと」というこの深い深い台詞がとても好きだ。 世の不条理は不条理ゆえに美しいままその姿を保つこともある。 「俺はお前の噂が聞きたい」とトトを町から追い出したその友情に、感動を覚えずにはいられない。
9点(2004-05-11 12:25:24)(良:2票)
174.  死ぬまでにしたい10のこと
淡々と、しかし丁寧に小さなエピソードを積み重ねていく。 決してドラマチックでも衝撃的でもない、普通の人の普通の死をリアルに真摯に描いている。 17歳で母になったアンの最期の望みは、髪型と爪を変える、娘達に毎日愛してると言うなどの慎ましやかなものから、密かな恋愛まで色々ある。 しかし、眠りについた夫に呟く「私を忘れないで」が、本当のたったひとつの切ない希望だったのではないだろうか。 実に身につまされる、切なく哀しい作品。
7点(2004-05-10 18:33:40)
175.  愛のコリーダ
一体大島監督はこの事件の「何」を描きたかったのか。 濃厚な性描写はいい、それなくしてこの事件は語れないだろうから。しかし、定がああまで吉蔵の肉体に執着した心理などがまったく描かれていないのはどういうわけか。 例えば、定の生育歴や初体験、その後の境遇などから、女としての定の不幸を描く必要はなかったか。この犯行の背景として、私には必須とも思えるのだが。 また、実際ふたりは、一時別れており、それが定の吉蔵への執着を深めているが、その間の身悶えするような本妻への強烈な嫉妬などはほとんど描かれていない。おざなりに台詞で言わせているだけだ。 この事件の強烈な印象は、あくまでも「殺害」ではなく「局部切断」だが、この行為に至る定の心情にも一切触れていない。 実際の犯罪の奇矯さばかりに目を向けた監督の軽薄さが透けて見えるようだ。 あるいは、監督がこの事件を通して男女の究極のエロスを描きたかったのだとしたら、あまりにお粗末と言うほかない。 映画の中で徹底して繋がっている様は、あれは性愛と言うより交尾だ。 これでは「世間から変態のように云はれるのが口惜しう御座います」と供述していた定があまりに憐れだ。 思うに定とは、ある意味ある種の男性にとっての理想だと思う。 時に童女のようで、稀代の妖婦であり、儚く強く美しい。 この事件は、もっと美しくも、もっと猥褻にも、もっと哀しくも描けたはずなのに、とまったく残念に思う。 ただ、本作の公開によりその後法廷で争われることになる、わいせつ論争などは非常に有意であり、その功績にのみ3点献上したい。
3点(2004-05-10 17:26:53)(良:2票)
176.  再見(ツァイツェン) また逢う日まで
雄大な、しかし貧しさの残る中国の風景・生活様式と、子ども達の笑顔と涙に、やられっぱなしだった。 最初のうちは気になっていた泣かせどころの少々大げさすぎる音楽も演出も、途中からどうでも良くなってくる。 ひとり、またひとりと、身を切るような思いで離れ離れになっていく子どもたちの涙を見て、泣かない人がいるというなら会ってみたいものだ。 が、しかし、ラストはあれじゃダメだ。台無しだ。 思わず吹き出し「う、嘘だろ~っ」と心の中で叫んでしまった。 余談ながら、前の席にいた年配の女性は、ほぼずーーーっと泣きっぱなしだった。 後で頭痛になりはしないかと、他人事ながら心配になったほどだ。
5点(2004-05-07 18:59:57)
177.  サウンド・オブ・ミュージック
もしも私が、映画のない国に行くとして、たった1本だけお気に入りを持っていくとしたら、間違いなくそれは本作だ。 トラップ家という実在する家族の歴史を、実に手際よくまとめたこの作品には、楽しいシーンで、理由もわからずなぜか涙が出るという稀有な体験をさせてもらった。 清々しく壮大なロケーション、どこまでも澄んだ歌声、苦難に打ち勝ち貫く信念、幸福そうな子ども達の笑顔、清潔なラブシーンと、私が映画に望むすべてのものがぎっしりと詰まった宝箱のような作品。
10点(2004-05-07 18:34:41)(良:1票)
178.  TATTOO[刺青]あり
この凄惨な事件は、映画を観るより前に、新聞社によるドキュメントを読んでいたのだが、映画もなかなか丁寧に事実に基づいて描かれている。 冒頭で荻島真一扮する検視医が「TATTOO」と、本人にとっては勲章であり、自己顕示の手段であり、強さの証明であったはずの刺青を、単なる身体的特徴として口述する。 この出だしから痺れてしまった。 日本の犯罪史上稀に見る凶悪で残忍なこの事件の犯人像に、適度に心情的な距離を保ちつつ肉薄していく、という作り手のスタンスが感じられた。 特に私が興味深かった読書家である一面、ストイックなまでに健康管理に取り組んでいた点なども、きちんと触れられており、何がこの男を凶行に走らせたのか、といった主題からいささかもぶれず、最後まできっちりまとめあげている。 さらに宇崎の演技がすばらしい。 虚栄と自己顕示欲に満ち、勤勉で努力家だが、情緒に欠如しており病質的という難解な役を完全に自分のものにしている。 相手役の関根恵子も、圧倒的な美しさと存在感で目を奪う。 ラストにかかる曲も、この犯人への鎮魂歌になっており、渡辺美佐子の好演とともに胸に深く残っている。私の大好きな作品だ。登録感謝いたします>木戸満さま
9点(2004-05-06 17:30:43)
179.  アメリ
珍しく落ち込んだ日。 仕事やら何やら、面倒なことが山積していて、憂鬱だったので「元気がでる」と評判の本作を観た。 でも、この主人公がどうも好きになれない。ちーっとも共感できない。 したがって、単調な小ネタ(ぼちぼち笑える)でつなぐテンポに飽きてしまい、挙句の果てに全然元気がでない自分に腹立ち、ますます落ち込んでしまった。 日常の中の小さな喜びから幸福を得るというポリアンナ的発想は、大好きなのだが。 全体としては、独特の世界観と映像美、音楽は良い。それとアメリ役のオドレイ・トトゥはまったくはまり役であった。 で、自分への教訓。「ビデオ1本で悩みを解決できると思うな」
6点(2004-05-06 14:53:35)(笑:1票)
180.  ペット・セメタリー(1989)
万が一娘にもしものことがあったなら…。 たとえ、どんな報いが待っていようとも、私はきっと、たったひと目、動いているその子に会うためだけに、主人公と同じ愚を犯すに違いない。 これは、この世で一番悲しいホラー映画だ。
8点(2004-04-30 17:44:31)
020.55%
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