161. ダラス・バイヤーズクラブ
《ネタバレ》 ○重たい映画かと思ったが、実はコメディ要素もある。○主人公のマシュー・マコノヒーのメインストーリーも印象的だが、その彼に惚れるジャレッド・レトーのサイドストーリーが切ない。オスカー獲得には納得。 [映画館(字幕)] 8点(2014-03-21 21:25:33) |
162. ムーンライズ・キングダム
《ネタバレ》 ○二人の保護者的目線で観られるほのぼのした作品。○独特の色使いに見せられる映像美には惹きつけられる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-21 21:15:01) |
163. ゼロ・ダーク・サーティ
《ネタバレ》 ○これだけの時間に表現してもまだまだ隠された事実はあるだろうが、かなりの力作といえる。しかし、娯楽の観点からみると徐々に面白味が少なくなってくる。○徐々にテンポが悪くなってくるのは解決までに時間がかかるのを意図していないと思うが結果的に表現されている。どこか疲れた表情の主人公もいい塩梅に。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-09 22:14:37) |
164. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 ○前作ほどではないがおおむね楽しめた。○ちょっと大人びたキック・アスの普通への憧れ。ヒーローものとしても青春ものとしてもありだとは思う。しかし、前作からヒットガールの活躍ばかりを望んでいる観客(自分)を楽しませてくれるのはやはりアクションシーン。それのない中盤はちょっと退屈。○今作から登場のジム・キャリーがあっさりやられる良い意味での裏切りなどは良いが、悪役が残念だな。金を持っている以外になんかあったか。さすがにそれだけで人を寄せ集められんだろう。むしろジム・キャリーには悪役としての出演を期待していたが残念だった。○エンドロール後に次回作への含みが残されていたが、どうなんだろうか。グダグダにならなきゃいいけど。 [映画館(字幕)] 7点(2014-03-09 20:18:37) |
165. それでも夜は明ける
《ネタバレ》 ○アカデミー賞作品賞とあり観に行ったが、それほどでもなかったかな。この題材で映画化する意義がちょっと弱いかな。○悪役のマイケル・ファスベンダーも良かったが、悪役としては出番は少ないながらもポール・ダノの方が印象に残った。○「12Years a Slave」でも「それでも夜は明ける」でも良いのだが、奴隷としてとてつもなく長い期間を過ごしたように見えないのが残念。上映時間を延ばすくらいしか工夫の仕様がないのか。作品賞「ゼロ・グラビティ」で良かったんじゃないの。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-09 20:07:26) |
166. アルバート氏の人生
《ネタバレ》 ○隠れた佳作。どこかグレン・クローズの本気が伝わってくる。○なんとなく設定を理解できた頃にルームメイトにばれる。その後その人物も自分と同じ境遇だと分かるところはかなりびっくりした。お前もか!?と。○その後の叶わぬ恋(?)と死んでから周りに憐れまれる悲しさ。ものすごく切なかった。○ヘレンの彼氏がキック・アスの主人公とは。こちらも驚かされた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-09 19:56:28) |
167. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 ○ディカプリオによる金とセックスとドラッグのオンパレード。18禁になったといえここまですごいとは思わなかった。○もう狂人を演じても様になるディカプリオはさすがだが、度が過ぎるといつぞやのアル・パチーノみたいにならないか心配。○助演のジョナ・ヒルも最近株が急上昇中で今後にもぜひ注目したい。○全体的には往年のスコセッシ節が久々に発揮された印象。「ヒューゴ~」からみ始めた人はびっくりするだろうな。○3時間飽きずに見られたが、もう30分くらい短くてもなと。その割に回収できてないエピソードもちらほらあったような気もするし。 [映画館(字幕)] 7点(2014-02-17 21:44:05) |
168. エージェント:ライアン
《ネタバレ》 ○とりあえず省けるところは省きましたと言わんばかりにどんどん話は進み、テンポは良い。○ケネス・ブラナーvsクリス・パイン一味といった構図は分かりやすいが、それ故スケールがものすごく小さく感じるし、セリフの中だけで経済戦争だなんだ言っても緊迫感もない。それにまたロシアとやるのかよと。○終盤の主人公の謎解きが過ぎるのと、ストーリーに絡ませるためとは婚約者のキャラがうざい。○このシリーズ特有の地味さ加減は結構好きなのでそれは良かった。 [映画館(字幕)] 4点(2014-02-17 21:37:39) |
169. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 ○よくある二項対立だが、そこはさすがロン・ハワード。うまくまとめられている。○F1にそこまで詳しくなくても楽しめるし、あのエンジン音と迫力こそ映画館で楽しむべきだと思う。○邦題のサブタイトルは少し安っぽく感じた。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-17 21:27:21) |
170. アメリカン・ハッスル
《ネタバレ》 ○豪華キャストの演技を非常に楽しめる作品。○ストーリーの方は、詐欺師ものにしてはラストでスカッとする感じでもない。アーヴィンが市長に取り込まれてしまった部分も影響しているか。○やはり冒頭に書いたように私には演技合戦を楽しめる作品だったと思う。特に中心にいた5人は見ていて楽しかった。他の作品でもぜひ見てみたいと感じた。 [映画館(字幕)] 7点(2014-02-17 21:20:34) |
171. ヒューゴの不思議な発明
《ネタバレ》 ○まず「ニュー・シネマ・パラダイス」が思い起こされる作品であった。○そして、スコセッシがこんな映画を撮ることに驚かされた。○今までの映画への感謝の気持ちのこもった良作。○ただ、タイトルから想像されるような内容ではないかな。実際ヒューゴが発明したのではないからな。子供向けでもないかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-10 00:46:49) |
172. ライジング・ドラゴン
《ネタバレ》 ○年のせいか、本当にジャッキーがやっているのかというシーンが多数あり、残念に感じた。○ストーリーもチャプターごとにぶつ切りで何が起こっているのかわからない場面が多い。○アクション映画からの引退とあり、ラストのクレジットには胸を打たれた。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-02-10 00:39:28) |
173. キッズ・オールライト
《ネタバレ》 ○特殊な形で出会った5人のドラマ。○結果的に駄目な大人3人に、冷静な娘と息子。○駄目な大人たちを尻目にいい大人になりたい娘が良い。堅物と言われ、強引にキスしたり、親へ子離れを説いたり…。しかし最後に親が帰ってしまったのではと心配してしまうシーンが挿入される。非常に応援したくなる娘だ。彼女の成長が楽しみになる。○特にこの5人に焦点を当てているが、みんな演技が素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-05 22:13:34) |
174. 鍵泥棒のメソッド
《ネタバレ》 ○後に半沢直樹で共演する二人の作品ということで観賞。○テンポ良く楽しめたが、脚本はもう少しやりようがあったように感じる。惜しい作品。ラストもありきたりというかなんというか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-05 21:55:38) |
175. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 ○オープニングにしてラストがあまりにもはっきり見えてしまうという意味では盛り上げるのが非常に難しい作品なのだろうが、結果的にその通りになってしまっている。○訓練しても直前までうまくいっていなかったのに、本番は危ういところもありつつ成功に終わる。ライオネルとのやり取りもあってそれなりに成立している印象。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-05 21:53:27) |
176. 戦火の馬
《ネタバレ》 ○スピルバーグらしい絵作り、展開なのだが全体として可もなく不可もなくといった印象。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-31 23:54:41) |
177. 遺体 明日への十日間
《ネタバレ》 ○批評してはいけないのか、そんな気持ちもあるが、批評してみます。○良くも悪くも西田敏行の映画になっているかなという印象。○淡々と描かれ、あっさりと次のシーンへカットされる展開は、風化される現実を反映しているのか。そんな意図はしてないだろうが。○あと、終わってみて一番に思ったのは、えげつなさが全くと言っていいほど感じられなかったこと。被災者等への配慮なのかは不明だが。○見て損したとかは全くないが、この出来ならドキュメンタリーの方が良かったのではと思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-27 23:53:23) |
178. 夢売るふたり
《ネタバレ》 ○西川美和監督作品を続けてみているが、やはり人間の嫌なところを描くのがうまいなと感じる。○それを演じるキャストも良かった。「告白」でいまいちだなと思っていた松たか子も本作で見直した。○ラストについてはいろいろ調べてみてなるほどというものもあったが、いろいろと分析してみたくなる作品だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-22 21:25:13) |
179. BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012)
《ネタバレ》 ○最初はどうなるかと思ったが、割と面白くまとまってる。○リース・ウィザースプーンてまだこんな役やれるんだね。少し老けたがやっぱりかわいい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-15 21:04:47) |
180. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 ○緊張の1時間半。表現に語弊があるかもしれないが本当に無駄がない。○割とSF映画にありがちな要素を踏襲しつつ、宇宙空間に二人のキャストで描かれる世界と決まったといわんばかりのエンディング。新たなSF名作が一つ生まれた瞬間だと感じた。○強いて言うなら音楽はもっと少なくても良かったが、映画館で楽しむべき作品。 [映画館(字幕)] 9点(2013-12-15 20:40:25) |