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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1881.  ゴジラVSキングギドラ 《ネタバレ》 
 多少の不満はありつつも、それなりに楽しめました。  以下に不満をまとめます。  不満①未来人の片言が気になる。  不満②なんでロボットも片言なのかが気になる。  不満③ゴジラが圧倒的に強すぎるのが気になる。  前作「ビオランテ」では、彼女の攻撃を受けてゴジラが苦しんでいるのがすごく良かったのですが、今作は、キングギドラの光線?熱線?くらっても、ゴジラが平気な顔しているのが気に入らないです。ある程度実力は伯仲させてほしいです。フィクションなんですから。  特撮や合成がチープなのは、逆にゴジラ映画っぽくて味があって好きです。  今回、一番お気に入りのシーンは、新堂会長とゴジラのからみ。特に新堂会長の最後は素晴らしいの一言。ゴジラ映画でこんな気分にさせられるとは思わなかったくらい切なくなりました。「ゴジラVS新堂会長」のほうが面白い映画になったかもしれないです。それくらい彼とゴジラの関係は良かったです。
[DVD(邦画)] 6点(2012-05-19 15:38:12)
1882.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
 あまりに救いようのないストーリーに、苦手なミュージカルがブレンドされて、観賞後しばらく後遺症が残りました。  面白い、面白くないに関わらず、今までに、観賞後「見なければ良かった」とまで思ったのはこれと「メメント」くらいです。  完全無実に決まっているのに、その無実を証明するために、弁護士費用として息子の目の手術代が必要って・・・そこまでしますか・・・。  観賞時、DVDのパッケージだけで勝手に「サクセスストーリー系の感動もの」と思い込んでいた自分も悪いのですが、それにしてもあのパッケージと中身のギャップが大きすぎます。  しばらくしてから、友人と「ダンサー・イン・ザ・ダーク被害者の会」を作って(と言っても3人だけですが・・・)、慰めあって、お互い元気を取り戻すことができました。
[DVD(字幕)] 0点(2012-05-18 15:03:17)(良:1票)
1883.  メメント
 数年前にまったく予備知識なしで見ました。  何が起こっているのかまったくわからなかった。  初見でこの映画を面白いという人はエジソンより頭が良いと思う。  ただ、昔、友人が飲み会の席で、「メメントが面白い」、と女の子達に話していましたが、それは嘘だと思いました。あいつに理解できているわけがない。  「メメント」をナンパに使うとはなんてヤツだと思いましたが、映画にはそんな使い方もあるのだと感心しました。 
[DVD(字幕)] 1点(2012-05-18 14:52:11)(笑:3票)
1884.  ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) 《ネタバレ》 
 愉快。痛快。爽快。  ロビン・フッドのことを何も知らないので、冒険活劇として、娯楽映画として純粋に楽しみました。  アクションばかりではなく、人物同士の小洒落のきいたやりとりも見所だと思います。  これ、昔見たことがあって、てっきりウィルが裏切るような記憶があったのですが、裏切りませんでした。しかも、とってつけたような異母兄弟という設定。  と、いうことで、味方が善人ばかりなので、緊張感はあまりないですが、その分安心して見られます。  最後の馬乗りがなければ、家族で楽しく鑑賞できると思うのですが。  「ねえ、ねえ。あれ何やってるのー。」  と聞かれてしまうかどうかは、一か八かの賭けですね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 13:19:31)
1885.  プロジェクト・イーグル
 ジャッキー映画のアクションは、たとえ序盤であっても、ひとつひとつのシーンに全力を投じて出し惜しみしない姿勢が好きです。  こちらも前半のカーチェイスからかなりのクオリティのアクションを楽しめます。  そのアクションのレベルの高さにおごることなく、ストーリや音楽、演出は軽めのコメディタッチなので、気楽に、楽しく鑑賞できるのがまた良いですね。  登場シーンではそれぞれ個性のあった女性3人組みが、ストーリーが進むに連れてだんだん個性がなくなっていったのはちょっと残念。みんな似たりよったりになっちゃいましたね。エイダとエルザはもうちょっとしっかり者キャラでいっても良かったんじゃないかな。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 12:05:17)(良:1票)
1886.  マトリックス 《ネタバレ》 
 ネオが真実の世界を知り、仮想空間で進化を遂げていくストーリーと世界観がたまらないです。  シリーズすべてを観賞(アニマトリックスは除く)し、まだ何となくしか理解できていない部分もありますが、おそらくネオは1作目で仮想世界のプログラミングを理解し、それを自在に書き換えるレベルまで達したのではないかと思っています。  ですので、仮想世界ではまさに神の領域。  ただ現実世界ではただの人間にすぎないので、シリーズ通してそのギャップにも魅了されました。  1作目が世間一般で最も評価されているのも、何となくわかる気がします。  3作目まで見てしまうと、ある程度世界の姿が見えてしまうのに対し、1作目ではそのスケールの概要がまだ覆い隠されています。  何でも、すべて見えてしまうと面白さが半減してしまうということでしょうか。  僕も例にもれず、1作目が一番好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-17 16:37:06)(良:2票)
1887.  モ’・ベター・ブルース 《ネタバレ》 
 中盤過ぎたくらいまでは普通の映画なのですが、終盤からはすごいです。  人間ドラマが突然加速し始めます。  まずブルークがジャイアントの巻き添えをくらい、なんとトランペット奏者の命とも言うべき口を大怪我しちゃいます。すると、ついさっきまで大喧嘩していたシャドウが真っ先にかけよります。これだけでも熱い展開なのに、そのとき彼の言ったセリフが・・・。このシーンだけでも見る価値はあります。  ところがまだまだ続くんです。  事件から1年後、シャドウはクラークと成功していて、元ブルークのバンドメンバーと演奏しています。そこへブルークが復帰します。シャドウとクラークはブルークを快く迎え入れます。そう、あの名台詞付きで。本編を見ていたら、これだけで感動するはずです。シャドウとクラークがもう最高です。  ところが、ブルーク、やはり怪我の後遺症で、もう・・・  そこからブルークは、そう、あの彼女の元へ・・・  もちろん彼女のリアクションは・・・  いや、ほんとに切なさ№1映画ですが、最後は妙にほのぼのと終わりますので、良かったら見てみてください。大人向けの良質映画です。  あ、それからジャズのことはよくわかりませんが、1時間22分辺りで演奏される、「モ’ベター・ブルース」というタイトルにもなっている曲は、妙に聞き入ってしまうくらい良い曲でした。  
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-17 04:32:12)
1888.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
 記憶が正しければ、アニメで泣いてしまった唯一の作品です。  そして、おそらく最も数多くみているアニメです。  当時テレビで放映されたものをビデオに録画し、ビデオが擦り切れるまで見た記憶があります。この映画をかわきりに、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」と見続けて、すっかり宮崎駿のアニメのとりこになり、「もののけ姫」あたりで彼の映画を見るのをやめました。  (「千と千尋の神隠し」だけは、嫌がるのを無理矢理連れて行かれて見ましたが。面白かったけど。)  この映画が宮崎アニメの中で一番好きです。  世界観が最も好きだし、ナウシカ、ミト、クシャナ、アスベル、戦車をうばうじいさんズと、好きなキャラクターがたくさん出てくるからです。  そして、やはり一番感動したのもこの作品ですね。とくに後半はもうやばい。ストーリー構成と伏線が完璧すぎる上に、ナウシカの自己犠牲がミックスされて、後半の盛り上がりが半端じゃないです  今でも、「宮崎駿」、「ジブリ」、というワードを聞くと、真っ先に思い出すのはこれと、兄の、大ババ様のものまね。あのモノマネも脳が擦り切れるほど聞かされました・・・。   
[地上波(邦画)] 10点(2012-05-17 04:03:22)(笑:2票) (良:2票)
1889.  ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲
 レンタル開始当時、「グラディエーター」の続編だと思って借りてきてしまった映画。  勝手に面白いと思い込み、あろうことかそのとき付き合っていた彼女に、「これすごく面白いから一緒に見よう。」と言って一緒に見てしまった映画。  ・・・かなりきつい目にあいました。  その後、「スターシップトゥルーパーズ」で同じ過ちを繰り返す・・・
[DVD(字幕)] 3点(2012-05-16 17:43:13)(笑:1票)
1890.  グラディエーター
 満点。満点。満点。  誰が何と言おうと、満点。  僕の中では満点以外ありえない映画。  「ラッセル・クロウ」  映画ど素人の僕が、名前を覚えた数少ない映画俳優の一人。  この数年後に、「ビューティフル・マインド」を見て、ラッセル・クロウを神だと思いました。  当時友人・知人に薦めまくって、うざがられた思い出深い映画。  ですが、観終わったあと、みんなから「○○が薦める映画にしては、マジ面白かった。」と言われました。若干ひっかかる言い方でははありましたが、かなり嬉しかった。  どちらかというと、男友達のほうが評判が良かったです。  女友達からは「男の子映画だね。」と、なぜか上から目線で言われました。
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-16 16:03:27)(笑:1票)
1891.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 
 どこに視点を置くかでこの映画のイメージは変わりそうな気もしますが、僕にとってはこの映画は「異文化交流」の映画でした。もちろん、当時の世界史に明るければ、もう少しこの映画を違う視点から見ることもできるかもしれませんが。  ちなみに「異文化交流」としては最高の映画だと思います。  僕は映画を見るときマイノリティー側に自分を重ね合わせることが多く、この映画でもかなりシンクロしちゃいました。そのシンクロ率はかなり高く、いつもは3時間という長さの映画は敬遠しがちなのですが、その長さを全く感じませんでした。  そういえば、初めは白人としての主観で観てしまうのですが、気づくとネイティブアメリカンとしての主観で観てしまっているこの不思議・・・  個人的には誰が見てもその世界に引きこまれる素晴らしい作品だと思います。  ただ、あくまで娯楽作品のフィクションだとして観るほうが良いかもしれないですけどね。最後にさもノンフィクションと誤解しそうなメッセージが出てきますから。
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-16 13:15:03)(良:1票)
1892.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 
 小学生~中学生くらいの頃に、父がやたらとホラー映画ばかりを借りてきて、しきりと僕らと一緒に見ようとしました。気が小さい自分にとってはほとんど虐待に近かった・・・  ただあんまり見すぎて、少し耐性がついてきて、割りとホラー映画が平気になってきた頃、父が借りてきたのがこのビデオ。  あまりの衝撃に数日落ち込みました。  今まで見てきたホラー映画とは一線を画していました。  一番衝撃的だったのは、子供がトラックにはねられる瞬間。  一回目は寸前で助けられたのですが、そのときに「この子はいずれ、トラックにはねられてしまうのでは。」という予感がはしりました。結果、二回目でその予感の通りになったわけですが・・・  ペットセメタリーで、人を生き返らせることだけは今だに共感できません。確か、外見は自分の家族ですが、中に宿る魂は悪霊かなんかでしたよね?  つまり、器が同じなだけで中身はもはや自分の愛する家族ではないのに、その選択をしてしまうのはどうなのだろうと、ずっと考えていました。  それからしばらくして、「世にも奇妙な物語」で、この映画がまるパクリされていました。それもショックでした。  稲垣吾郎が主演で、愛する彼女を生き返らせるも、違う魂が宿って襲われていました。  なんか、嫌な気分にさせられました。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-05-15 23:22:21)
1893.  ミラーズ・クロッシング 《ネタバレ》 
 腕っぷしが強いわけでもなければ、殺し屋でもない。競馬が弱くて借金もかさんでいる。しかしずば抜けた頭の良さと、その人柄で、敵・味方双方から一目置かれているという変わったヒーロー像の主人公トム。  そのトムですが、一見何を考えているのかわかりません。  ですが、彼の行動にはある優先順位がはっきり存在していて、実は終始一貫しているのがわかります。  漫画のワンピースに例えるならば、彼はまさに「火拳のエース」のような存在。「トムとレオ」は、「エースと白ひげ」の関係にそっくりです。  トムの目的はただ一つ。「レオを守ること。」  そのためには他はどうなってもいいんです。  ・・・のはずだったんですが、彼のそのキャラにぶれが・・・  それがヴァーナの存在。彼女の存在は、彼にとって唯一目的意識をぶれさせてしまうものでした。  土壇場で、彼は「レオを守る」という本来の目的から逸れる行動をとってしまいます。 それが、「ミラーズ・クロッシング」でヴァーナの弟バーニーを逃がしてしまうという愚行です。  オープニングの映像も、このミラーズ・クロッシングでした。  当然彼はこの行為によって窮地に立たされていくわけです。   ってな感じで、冷静かつ頭がばりばりきれる主人公のトムがかなりかっこ良いのに、ちょっと私情をはさむだけで途端に窮地に立たされてしまう展開が見事で、かなり見入ってしまいました。  頭脳戦やかけひきをメインとしたマフィアものですので、そういったものが好きな人にはかなり楽しめると思います。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 10:46:53)(良:1票)
1894.  レナードの朝 《ネタバレ》 
 点数をつけること自体に気がひけてしまうくらいすばらしい映画です。   マルコム・セイヤー医師は、医師ではなく研究者であったから、序盤は常に優先順位が「真実を知ること」でした。そのセイヤー医師がこの病院に、勘違いから赴任してしまったことが、最初の奇跡だったように思います。  赴任後、セイヤー医師は、看護師や患者さんたちと一緒に病気に向き合っていくことで、次第に医師としての側面を持つようになっていきます。  序盤、どうしてもセイヤー医師の笑顔が、「新しい真実を発見した喜び」に見えてしまいました。ですが彼は、少しずつ心境の変化を見せていきます。   セイヤー医師は、日常の小さな気付きから仮説をたて、実証することを繰り返します。  これが、言葉を発することができない患者さんたちの心と、少しずつ触れ合っていくきっかけとなったように思います。   また、後半では、レナードが自分を実験台にするように申し出ます。  実際に痙攣が始まります。レナードは、セイヤー医師に自分を撮るように促します。  ところが、セイヤー医師はためらってしまいます。  ああ、この人はもう医師であり、レナードの友人なんだと思いました。   レナードをふくむ病気の方たちが目覚めた期間はわずかなものだったかもしれません。 だとしても、その期間、間違いなくこの方たちは自分の人生を享受していました。そして自分にとって大切な人達との再会を果たすことができたのです。  それは彼らだけではなく、彼らを支え続けた人々にとっても同じことが言えると思います。むしろ、長い年月寂しい思いをしてきたのは、周りで支え続ける家族や医師たちのほうだったかもしれません。患者さんたちは、ずっと自分たちを支え続けてくれた人達のために、ほんのひとときだけ目覚めてくれたようにさえ感じます。   別れは再びやってきます。ラストは、彼らに取り残されたような気分になりましたが、それは彼らが目覚めていたとき、一緒に彼らの人生を楽しむことができたからだと思いました。   100冊の自己啓発本を読むより、この映画を1本見るほうが、自分の中で何かが目覚めた気がします。 
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-14 11:29:59)
1895.  A.I. 《ネタバレ》 
 10年前くらいに、「シックスセンス」で「ハーレイ・ジョエル・オスメント」という子役を初めて見て、すっかりファンになってしまいました。  彼が出ている他の映画を見てみたくて、「ペイ・フォワード」を見て感動しました。  それから、何かのテレビで、「この子役は本当にすごい役者さんです。今度上映される『A.I.』の役づくりのために、まばたきをしない練習をしているそうです。」という裏話を聞いて、「A.I.」を見たくて見たくてたまらない日が続きました。  そして、何週間かして、ようやく鑑賞する日がやってきました。  やっとやっと、見ることができました。  冒頭からすぐに物語にひきこまれ、ずっと画面に釘付けでした。  次が気になって気になって、ずっと見ていました。  人類が滅んでしまいました。  宇宙人が出てきました。  ・・・その日以降、すごく楽しみにしていた「A.I.」への熱意とともに、「ハーレイ・ジョエル・オスメント」さんへの熱も少しだけ冷めてしまったみたいです。 
[DVD(字幕)] 2点(2012-05-13 19:44:59)(笑:1票)
1896.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 
 ゾンビ映画に求めるものは人それぞれ違うと思いますが、僕の場合は何と言っても「サバイバル感」。更に、たてこもってくれちゃったりしたら、それはそれはもう最高のシチュエーションです。  この映画では、ラストでゾンビと生き残っている人間との立場が逆転します。  このラストも大好きなんです。  生きている人間と、ゾンビの境界線があいまいになってゆく感触。  また。唯一小屋で生き残っていたクーパーは、バーバラから銃で撃ち殺されちゃいます。生きている人間が、ゾンビと等価値になった瞬間ですね。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 00:30:03)
1897.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
 ずっと真相を考えていました。  パターン① 実はジェジーたちが出てくるほうが夢  パターン② いやいや、やっぱりサラや家族が出てくるほうが夢  パターン③ ベトナム戦争だけが真実で、それ以外はすべて夢の世界。  最初は、パターン①か、②しか思いつきませんでした。きっとこの世のものではない電車や車が見えるのは、戦争のけがによる後遺症か、軍の実験の副作用によって、ジェイコブがシックスセンス的なものを見につけたのだろうと。  ですが、ストーリーが進むにつれて、「もしかして・・・?」と思い始めたのがパターン③です。  でも個人的に、③だけはやだなー、と思いながら見ていました。  いろいろ想像していたことを、すべて台無しにされそうでしたから・・・  ですが話が終盤にさしかかると、③の可能性が濃厚になってきて、「まさか、まさか・・・」と思っていたら、そのまさかでしたね。  あーーーあ。  ひとつひとつの演出は素晴らしすぎて、かなり映画に入り込んでしまっていたので、オール夢オチはちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-13 00:15:59)
1898.  ホワイトファング 《ネタバレ》 
 ディズニー映画って本当に大好きです。毎度ハッピーエンドを文字通りお約束してくれるので、いつも観終わった後ハッピーな気分になれます。  この映画も例にもれず、とても美しく仕上がっております。   前半は過酷な大自然からスタートします。親切なおじさんが狼の犠牲になってしまったり、ホワイトファングのお母さんもそのとき死んでしまったりと、厳しい生存競争の現場を映し出しています。  ですので、中盤以降はサクセス、サクセスでハッピーかもしれませんが、前半の出来事を忘れてはいけないなと、今レビューを書きながら思いました。  風景の映像が息を呑むほど美しいところもディズニー映画の醍醐味ですね。真っ白な雪景色の中を進むシーン、大自然の湖にボートを漕ぎ出すシーン、見るたびにふわぁーってなります。  もちろんこの映画の一番の見所は、ホワイトファングとジャックの友情です。ジャックが熊に襲われるのを助けたり(けっこうハラハラします。ってゆーか、この撮影すごいですね。)、逆にジャックがホワイトファングを助けだして看病したりして、ゆっくりと二人の絆が出来上がります。  もう本当にべたべたなストーリーですが、そのべったべたなストーリーを心の底から楽しめる映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 04:55:17)
1899.  リベンジ(1990) 《ネタバレ》 
 コクラン、それは駄目でしょう。本当に自業自得ですよ。  と、いうことでコクランに感情移入はしづらいものの、後半はわだかまりを残しつつ、多少応援はしてしまいます。いや、でもねぇ・・・  クライマックスは、個人的に中盤だと思っています。「リベンジ」決行前日。  メンデスは、二人に最後のチャンスを与えます。  とくにコクランに。 「パイロットをしてくれないか。」 「私の頼みでも駄目か。」  すでにコクランは不倫済みでありましたが、メンデスはここではまだコクランを許す準備がありました。ここで手をひくなら、それまでの過ちは無かったことにするかのように。しかし、ここまでメンデスが広い心を見せても、コクランはその申し出を断ってしまいます。  あーあ。あーーーーあ。  ですので、後半はあまり楽しめませんでした。  もちろんメンデスのしたことは許されることではありませんが、かと言ってコクランとミリアを手放しで支持することもできません。なのにさも悲劇的かつ感動的なラブストーリーを演出されてもねえ。共感しづらい・・・難しい映画です。 
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 11:27:11)
1900.  蝿の王 《ネタバレ》 
 原作未読。映画だけでの感想です。  一言で言うと、「es」にそっっっくり。  「環境」と「役割」によって、人格は形成されるということを如実に物語っています。  あの少年たちが、もし無人島で生活することがなければ、いつ助けが来るか分からない状況でなければ、もしくはリーダー的な大人が複数存在すれば、きっとこうはならなかったのでしょう。  それは現実社会にも言えることでありまして、何もこの映画の中に限ったことではありません。人の理性や人格というものは、こうも容易く環境に支配・左右されやすいということを疑似体験できるということを考えれば、この映画の存在意義は非常に大きいと思われます。  あれだけ仲が良く、信頼しお互いを認め合っていたラルフとジャックが、気づけば、生死をかけて「狩る者」と「狩られる者」に分かれている。  もちろんジャックがラルフと袂を分かった瞬間に、それぞれの役割がこれから少しずつ変わっていくのであろうことは暗示されていました。そしてジャックとラルフを除く他のメンバーたちが、どちらの側につくかで役割が決まっていきます。  印象的なのは、もともとラルフ側にいたけれど、それからジャック側へと移っていったメンバーたちの心境の変化。(まあ本当は子供ながらにもっと葛藤などはあってしかるべきだとは思いますが。その辺双子はよくその心理描写が表現できていたと思います。)  まさに、「環境」と「役割」の変化によって「人格」が形成された瞬間です。  この映画では、「殺人」への意識の鈍化もかなり上手に、深刻に表現されています。サイモンが殺された時と、ピギーが殺された時では、過失具合も違っていれば、そこでの罪の意識の大きさも違います。更に三人目のラルフ(ラルフは未遂で終わりますが)にいたっては、ついに少年たちは自らの意志で狩りを始めます。  この感覚は、犯罪や戦争に通じるものがあるのではないでしょうか。  ラストのオチは非常に良かったです。これがあったことで、この映画の完成度は非常に高くなりました。新たな、より大きな力をもつ新コミュニティーの出現により、ラルフ、ジャック、及びジャックの指揮下にいた者たちの環境と役割は再び大きな変化をこれから見せていくのでしょう。そして恐らくは、ラルフの存在(生き証人)によって、ジャックたちは社会から粛清されていく運命を辿っていくのだと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-11 10:56:34)
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