1. ラブソングができるまで
《ネタバレ》 久しぶりに映画館に行ってきました。 肩のこらない映画が良いと思ってこの作品にしたのですが、(前知識全く無しで、映画館のポスターで決めました)私的には大当たり!でしたね。 とにかく、オープニングのアレックス様(ヒュー)プロモにやられ、小ネタ満載でくすくす笑わされ、アレックスの腰フリで大笑い…というように、とにかく飽きる事ない映画でした。音楽もすごく良かったし、パンフレットによるとヒューもドリューも自力で歌っている上に、ヒューはピアノまで自分だそうです。そういう部分も非常に楽しめました。 軽く笑え、程よいバランスのシリアスなエピソード、ノリの良い楽曲、ご都合主義だけどスムースな展開、ハッピーな結末。 中だるみ無しで最後までずっと画面に釘付けでした。名作とか佳作といわれる映画じゃないのは確かなんですが、久しぶりにずっと目を離せない映画でした。 [映画館(字幕)] 10点(2007-05-07 15:47:35)(良:1票) |
2. アニー(1982)
小学生のときって、映画館に行くのは大人同伴じゃないとだめじゃありませんでした?私はそうでした。中学に入ってやっと友達同士だけで見に行けるようになり、初めて行った映画がこれ♪私にとって、「自分が観たいから観る映画」は、この作品が出発点なのです。だから採点も甘めになってしまうのかもしれませんが、この作品のワクワク感を子供のうちに体験できて本当によかった~!字幕版と吹替え版を交互に上映していて、両方ともみたんですよね。あ~さが来れば~、トゥモーロー、涙のあ~と~も消え~る~♪帰り道で「トゥモロー」をみんなで合唱しながら歩いたのも、本当に楽しい思い出です^^ジョージアのおかげでこの主題歌もすっかり有名になりましたね~。(歌詞は違いますけど)今観たらどうでしょう?子供の頃のすごく良かった思い出をこわしたくなくて、この映画は観られないんですよね^^; 10点(2004-07-30 19:13:54)(良:2票) |
3. 夢のチョコレート工場
《ネタバレ》 子供のときに読んだ本で、未だに記憶鮮明な作品が何冊かあるんですが、この原作がまさにそれです。怖くて楽しくて、ずっとドキドキしてしまう一冊。映画化されてるって聞いていたんですが、ずっと原作の邦題「チョコレート工場の秘密」で探してて見つからず…。探して探して、ここのサイトでタイトルが違うことに気付き、やっと出会えてさっそく鑑賞♪一番強烈なのはやっぱりウンパルンパですかね~w。子供のとき読んでてどういう状態(生物)なのか想像つきませんでしたもん。ディズニーランドのスモールワールド並に頭の中ぐるぐるしますね。原作の挿絵にあった、ひとつのベッドにおじいさん二人とおばあさん二人の計4人が寝ているところも、実写で再現されててうれしかったな~。ちなみに原作の挿絵ってなんか怖くて暗いイメージがあったんですが、この映画はものすごくカラフルな感じで、原作とは違った意味でそこもよかったですね。子供向けの映画なんでしょうけど、大人が観てもものすごくワクワクするし、意外とブラックな展開もあったりで、十分楽しめると思います。とにかくおすすめ!でもこの映画を見つけるのに、ビデオ屋さん5軒まわりましたけどね^^; 10点(2004-07-28 14:15:00) |
4. 鬼畜
《ネタバレ》 小学生のときに初めて観て、映画を観て泣くことがあるということを教えられた作品です。親が子供をひとりずつ「消していく」という行為が本当に恐ろしかった。真夏のいらだつような暑さの描写が、爆発寸前の狂気をより一層効果的にみせています。赤ん坊の上に被さったビニールシート(でしたっけ?)を取らないで、冷ややかに見つめる岩下志麻が忘れられません。子役達がまた上手ですよね。ラストで警官に「君のおとうさんだね?」って聞かれて、男の子が「おとうちゃんじゃないやい」っていうシーン、言葉通りの意味なのか、それともかばっているのか、ものすごく考えさせられました。どちらにとっても、泣けて泣けて仕方ないわけなのですが…。蟹江敬三が緒方拳に「あんたがしっかりしなきゃ子供が可哀相だろう」っていうシーンだけが、唯一この映画でまともな大人がでてくるところっていうのも、主役の3人の鬼畜ぶりを際立たせていますね。東京50km圏道路地図さんが書かれていますが、私も東京タワーを見るたびにいなくなってしまった女の子のことを思い出してしまいます。 10点(2004-03-23 14:50:17)(良:2票) |
5. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 最初から最後まで、どうなっていくのだろう?っていう感じでずっと目が離せなかった映画です。淡々としているんですが、色々なことが次々に起こって、飽きることなく観られます。始めた事をやりとげる、そんな簡単なような難しいことを少しずつ黙々とこなしていきます。図書室、チェスの石彫り、ポスター…。そして観終った後、爽やかな感動につつまれることができます。特にラスト。レッドと再会する海のシーンは本当に素晴らしい。多分ふたりは抱き合って、再会を喜んでいるのですが、それをアップで撮らずに遠景にしているところに爽やかさを感じました。その感動が、自分がうまくいってない時に観るとものすごくツボにはまってしまうんです。そしてがんばろうっていう気になれるんです。無実の罪が証明できない結末に納得がいかない人が多いのもわかりますが、私個人としては、理不尽な状況、勧善懲悪じゃない所がこの映画の感動の源でもあるような気がします。 10点(2003-10-20 17:26:31)(良:2票) |
6. サウンド・オブ・ミュージック
<ネタバレありますw>大大大好きな映画です^^子供のときから何回観たかわからないくらいです。(親がビデオで買ったから好きなときにみられるせいなんですけどね)子供の頃は、みんなで人形劇をやるシーンが好きでしたね^^ものすごく楽しそうで、自分もやりたいなあなんて…wその頃は、男爵夫人がマリアのパーティのドレスを選んであげるのを、親切なんだと思っていました。反戦とか、ちょっとした皮肉のシーンを理解していなかったんですけど、それでも楽しい映画でしたね^^10代の頃はやっぱりリーズルと彼が、あずまやで踊るシーンが好きでした。ロマンチックですよね。大人になってからは、シスター達がナチの車をパンクさせてしまったことを告白するシーンがお気に入りですね。毎回観るたびに、色々な発見があって本当に素晴らしい映画です。 10点(2003-06-06 13:24:36) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス
シネスイッチ銀座で3回も観ました。ロードショーではなかったんですよねえ、こんなに良い映画なのに。ほのぼのしていて、人生の楽しいことや哀しいことが、無理のないかたちで描かれていて、「ちょっとせつない良い映画」みたいな印象になるかと思ったのですが…。ラストのキスシーンをつなぎあわせたフィルムにやられてしまいました。あれでボロボロ涙があふれてとまらなくなったなあ。しかも何度観ても泣いてしまう…^^;本当に大好きな映画です。 10点(2003-05-19 18:54:24) |
8. ひまわり(1970)
泣いた泣いた。列車の中で言葉の通じない人たちの中で泣くソフィア・ローレンが本当に可哀想だった。ひまわりの評価って、わりと日本人に高いらしいけど、わしも日本人じゃのお~。 10点(2003-05-12 13:59:53)(良:1票) |
9. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 夢のチョコレート工場の方にもレビューしましたが、この原作の大ファンです。ワイルダー版が本当に楽しくてよかったので、こちらにはあまり期待していなかったのですが、こちらはこちらでやっぱりよかった^^ただ、金のチケットが当たるまでの過程の描き方がいまいちだったので1点マイナスです。原作は、チャーリー君がネコババしても仕方ない、むしろネコババしてくれって思える描かれ方をされているんですが、本作はそこがイマイチ弱いんですよね~。要は貧乏度合いが足りないと思うのです。時代が現代に設定されているみたいなので、そこんとこは難しかったのかもしれません。だってどんな貧乏だって戸籍さえしっかりしていれば、最低限の生活は保障されている時代ですからね。あとウンパルンパ、すごかったです^^親父なんだけど、ものすごく可愛くてよかった♪マスゲームというか、あの一糸乱れぬダンス最高です!私もウンパルンパつれて帰りたくなりましたwでもウンパルンパに関しては、実は前作の方に軍配をあげてしまうんですが。この作品よかったと思われた方は、ぜひ「夢のチョコレート工場」の方もごらんいただきたいと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2005-12-20 10:41:52) |
10. ターミナル
《ネタバレ》 結構好きです。予備知識全くなしで観たので素直に面白かった♪ビクターが空港内をガンガン改造して好き勝手なものつくっちゃうエピソードがいいですね。あの豪華な噴水みたいな手洗い?あれ贈られたらイチコロかも…wあれをひとりで造ってしまう男ってかっこよすぎだわあ。 9点(2005-01-05 20:15:31) |
11. ヤングガン
この映画大好き♪面白かったです。当時チャーリー・シーンとエミリオ・エステベスの兄弟の大ファンだったので、一粒で2度おいしい映画かと思いきや、死ぬのはやすぎるよ…チャーリー…。もうちょっと生きててくれれば10点あげてもいいんだけどな~。それにしてもガンシーンのかっこいいことったらないですね、外国の人がみるサムライ映画ってこの視点なのかな。 9点(2004-09-10 18:42:33) |
12. メン・アット・ワーク
《ネタバレ》 社会のクズ!二人組を、チャーリー・シーンとエミリオ・エステベスの兄弟で演じています。クズだからってゴミ収集作業が仕事ってのも、なかなかベタな設定なんですが、けっこう馬鹿馬鹿コンビでいい味だしてます。いろんな人から目の敵にされていて(まあ、そうされるのも当たり前なほど態度の悪い二人なんだけどw)、いろんな意地悪や嫌がらせをされるんですが、それを全部仕返ししてて、そんな細かいところが面白い。ストーリーはありがちなんだけど、小ネタが効いてるって感じですね。難しい映画観ちゃったデザートにご覧あれ!って感じです。でも私的には二人がかなり好きだったので、それだけで高得点な映画なんですけどね^^; 9点(2004-06-14 16:16:08) |
13. ラルフ一世はアメリカン
《ネタバレ》 あれは20歳くらいの頃だったでしょうか。新宿で友達と飲んでいて終電がなくなり、タクシー代もなくて仕方なくオールナイトの映画館へ…。そこでやっていたのがこの映画でした。ちょっと酔っぱらいだったのも手伝って、出だしのロイヤルファミリーが全員感電死する写真撮影のシーンに大爆笑wものすごくバカバカしくて、はっきりいってそれに点数のほとんどを捧げているといっても過言じゃありません。(本編はほのぼのコメディで悪くないと思うんですけど。)お客さんも私達しか(映画まじめに観てる人は)いなかったから、大声で笑ったり拍手したり、映画につっこみいれたり、なんかワイワイ騒ぎながら観た覚えがあります。おかげでこの映画めちゃめちゃ面白かったんですよねえ。しかも、出るときに封筒に入った10万円拾って、もちろん大金すぎたので届けましたが、結局落とし主があらわれず後で10万もらえたのもこの映画の評価を高くしているかもしれません。今観たらどうなんでしょうか…?冷静な方の意見をぜひうかがいたいですね。 9点(2004-06-07 14:49:04) |
14. 壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男〈TVM〉
《ネタバレ》 原作にかなり近い感じでつくっています。原作のファンとしては、映画よりこちらの方に軍配をあげてしまいますね。残念なのは、「貧乏の質感」が映画の方がかなり良かったことでしょうか。ドラマなんで、制作費の問題で無理なんでしょうけど…。一番気になったのは、昼のドラマのようなBGMと効果音です。音無しでいいんだけど…っていう箇所が多すぎです。それから画面がものすごく明るい。貧乏なのに夜でも灯り入れてるみたいです。貧乏な割にみんないい体してるし、ひもじいはずなのに動きが機敏。着物も継ぎはあたってるけどぱりっとしたもん着てるんですよ。貧乏なのに清潔感ただよってます。体弱いはずのしづもかなりの健脚で、雫石から神奈川の馬入川まで歩いちゃうし。(ここはドラマならではの蛇足なシーンですね)そんな丈夫な人が、自分の体の弱さを理由に自殺するかな?ひ~、ツッコミ始めたらとまらない…。こんな書いて、本当にこの作品好きなのかよって感じですが、こんなツッコミどころ満載でも素晴らしいドラマだということを皆さんに知っていただきたいのです。物語に入りこんで、主人公やその家族、友人、新撰組の隊士たちに思いっきり感情移入して観て欲しいです。ほら、涙がとまらない…。 9点(2004-03-22 16:52:30) |
15. シザーハンズ
エドワードの人間になりきれない、ある意味切ない部分がこの映画のコミカルな部分でもあるという、なんだか不思議な映画です。しかもとても哀しい恋物語なのに、映画を観終わったあとに心が温かくなる不思議…。この映画って、雪のイメージありますよね?最初と最後が雪のシーンだったような気がするのでそのせいかもしれませんが、冬になると必ず1回は観てしまう映画なのです。切ないけど暖かい、鑑賞後の余韻が心地よいファンタジーです。 9点(2004-02-10 01:53:24) |
16. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 単純に面白かった!CMを見て、もっとおどろおどろしい感じを想像していたのですが、(しかも主演がジョニー・デップだから、小難しい話なのかと思ってしまった^^;)私好みの方向で予想を裏切られました。子供の頃に想像した海賊の世界がそのまま映像になっているって感じです。(TDLのカリブの海賊の刷りこみですね^^;)それだけでもかなり素晴らしい~。小道具・大道具・シチュエーションだけで5点献上できます。ジャック船長が女に次々殴られる海賊の町(結構このシーンお気に入りです)とか、呪いの金貨が納められている柩のある洞窟とか、「あ~こんな感じこんな感じ!」っていう場所じゃあないですか!あと、最初の方の、海兵からジャック船長が逃げ回るシーン、ロープやマストを次々跳び移っていくところとか、すごいな~って感じでワクワクしました。戦闘シーンだけじゃなく、そういうアクションの見せ方が良かったです。ストーリーはファミリー向けなのか割と単純ですが、ジャック船長のコミカルな乱暴者(?)っぷりがすごく面白かったし、恋物語あり、アクションあり、宝島や無人島あり、呪われた海賊あり、船長以外も個性的なキャラクターが勢揃いって感じで、2時間超えが気になりません。観終わった後は、すっきり爽快!よしっ!いっちょわしもやったるかい!(意味不明)あとに何が心に残るというわけではありませんが、「娯楽」としての映画を目一杯満喫できる作品だと思います。三銃士といい、意外とディズニーの実写は私のつぼかも…?うん、もう一回この「よかった~っ」て感じを味わいたいですね。 9点(2004-01-31 17:22:09) |
17. 点子ちゃんとアントン
《ネタバレ》 レンタル屋さんのDVDコーナーにあったのですが、タイトルを見た瞬間なんだか懐かしさがこみあげてきて…。30年くらい前にこの原作の本を読んだことを思い出しました。内容は現代風に若干アレンジされていますが、原作の優しい雰囲気を壊さずに、子供達の悩みや思いやり、友情が描かれています。トランポリンを効果的に使った冒頭部分や、駅の地下道で歌うシーンなど、微笑ましい感じの映像が盛沢山。他の方も書いていらっしゃいますが、まさに「癒し系」ですね。 9点(2004-01-21 12:34:21) |
18. レナードの朝
《ネタバレ》 この映画には原作(?)があるんですが、そちらの方は小説ではなくて症例の記録みたいな感じです。映画ではレナードが主人公ですが、原作の方は他の患者さんのことも均等に書かれています。この映画で感動した人にはぜひそちらの本もおすすめです。実際には症状に個人差があって、三年間眠りから覚めていた人もいたそうです。それにしてもデニーロの演技は圧巻ですね。病状がまた悪化しだすチックの症状の演技や、顔面のゆがみの作り方など、人間業とは思えません。他の患者役の人達のキャッチボールのシーンなども凄いです。リアルな症状の演技をしていることによって、より深く感動でき、より深く考えさせられます。 9点(2003-09-04 13:52:41) |
19. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 主人公の二人のテーマは「キュート」。高校生のときからキュートを追求して生きてきてもう30才手前まできてしまい、ふと自分たちが何も他人に自慢できるものを持っていないことに気付く…。すじはありきたりですが、この映画のファッションはとてもかわいい^^試行錯誤しつつ、でもやっぱりマイペースな二人の天然っぷりは本当にキュートで、見ていて楽しくなる映画です。 9点(2003-08-02 07:53:18) |
20. 八月の鯨
老姉妹の生活を淡々と描いた、静かで優しい映画。あんな老人になっても姉は姉、妹は妹、各々長年果たしてきた姉妹の役割を貫いているところが微笑ましい。どんなに歳をとっても、相手を思いやる気持ちや優しさを表現するのが不器用だったり。近すぎて伝わらないこととか…。年取りすぎて、裏の裏の裏の…みたいな感じになるんですかね?別に老人フェチじゃないのですが、帽子とか靴下とかフレアースカートとか、妙にかわいらしく感じてしまったのは私だけでしょうか?本当は妹役のリリアン・ギッシュの方が年上なんですよねえ。う~ん、可愛い。 9点(2003-06-18 16:00:41) |