Menu
 > レビュワー
 > ともとも さんの口コミ一覧
ともともさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 508
性別 女性
年齢 48歳
自己紹介 皆様ご無沙汰しております。
やく四年ぶりにネット環境が復活しました。
私の事、覚えていてくれてる人、いるかな?
まだじゃんじゃんレビューしたいと思います!

以前は見た映画すべてをレビューしていましたが、最近は見て「いいな」と思った作品、他の人にも見ることをおススメしたい作品だけをレビューしています。
歳のせいか、辛口コメントを書くのがしんどくなってきました。なので今年からのレビューは、総じて平均点が高めです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  イングロリアス・バスターズ
すごく好き。バイオレンスな男の子の汚いおもちゃ箱をひっくり返したような(生き物の死骸が入っていそうな)おぞましさとワクワク感。それを大スターを使って、巨額の製作費を使って映画にする、芸術的なバカバカしさに拍手!
[DVD(字幕)] 9点(2013-04-21 15:11:37)(良:1票)
2.  リミッツ・オブ・コントロール
強い酒をショットグラスでちびちび飲みながら見たくなる。そんな映画。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 15:06:50)
3.  そんな彼なら捨てちゃえば?
冴えない邦題のため、期待ゼロで鑑賞。レンタルした理由は、大好きなスカヨハが見たかったから。でも意外に面白かった! 私も三十数年オンナをやっているので、それなりに色々な恋愛や失恋をしている。どれも誇張されているけれどリアリティーがあって、この手の恋愛ものの中では良作だと思う。『ルールズ』的恋愛観への警鐘だったり、本当の時分の欲求って何だろうという問いかけだったり。豪華過ぎる女優陣が等身大の女性を演じているもの、楽しいところ。歴史に残る名画では決してないけれど、こういう気軽に観られて元気になれる映画って、必要だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-29 15:23:39)
4.  失われた肌 《ネタバレ》 
日本の男は「昔の女はいまでも皆オレの女」と思う傾向があり、日本の女は男を吹っ切るのが早く「次、行こう、次!」という勢いがあるものだが、ラテンの方々は逆なのか、過去の愛に執着する女と、愛のしがらみから逃げようとする男の姿が描かれている。さすが、名監督の作品らしく、説明が過多ではないところがイイ。心情を丁寧に描く場面はゆっくりじっくりでありながら、筋書きの説明は省略できる限界までそぎ落とされていて、こういう作り方は個人的に好きだ。また、主演ガエルの演技力が素晴らしく、存在感も抜群で、まさに「女が放っておかない男」ぶりがイイ。破滅してもいいから、こういう女たらしにたらされてみたいモンです、ハイ。アルゼンチンが舞台なのだが、こういうよく知らない国の庶民の生活みたいなものが見られるのも映画を見る愉しみのひとつ。ただ、こういうテーマの作品なら、トリュフォーの「アデルの恋の物語」の方がはるかに極上で、途中、オマージュ的に入っている寸劇のせいもあって、比べられることを前提として挿入したんだろうが、比べるとやっぱり見ごたえで劣る。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-11 12:57:15)
5.  薬指の標本
小川洋子の小説に漂う世界観は、きっと邦画にしたら泥臭く、生々しい感じになるのだろうけれど、ヨーロッパの乾いた感じと、登場人物たちの色素の薄さで、妙に美しく仕上がっている。PVを観る感覚であればそこそこ楽しめる。映画としては、エロもミステリーも芸術的な空気もどれも中途半端で、学生が理想だけで作った作品のよう。
[DVD(字幕)] 5点(2010-02-28 20:28:06)
6.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生
ウィットに富んだフィッツジェラルドの原作を読んだ時の感動に比べると、半分以下といった感じ。 やたらお涙頂戴になっているところが、好みじゃないなぁ。
[DVD(字幕)] 4点(2010-01-24 19:59:24)
7.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 
高級食材でハンバーガーを作ったような映画でした。まずキャスト。ナタリーの知的な美貌も、スカーレットの色香も、エリック・バナの存在感も、組み合わせの悪さと、どの人物にも感情移入できる部分や魅力的な要素が無いせいで、全て台無し。衣装やセットがものすごく豪華なのに、余韻が無いストーリー展開のため、美術館を駆け足で観ている感じ。そしてこの、教皇庁との断絶という大事件をびっくりするくらい「サラ~」と描いているかわりに、姉妹の関係を話の軸に据えているのは良いとして、その姉妹の関係が少女マンガ並に浅い。いがみ合うけど最後は「分身よ」って・・・ステレオタイプすぎるでしょう。でもなんだかんだ言って、ハンバーガーは気軽に食べられてたまには美味しいということで、実は好きだったりする。5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2009-11-18 23:46:48)(良:1票)
8.  姉のいた夏、いない夏
そんなに深刻でもないことを過度に深刻に捉えて、かえって深刻な状況になっていくエロロリ顔の主人公のお話でした。撮影が美しいのが良点かな。
[DVD(字幕)] 4点(2009-11-15 13:39:51)
9.  ブラインドネス 《ネタバレ》 
シティ・オブ・ゴッドで大評判になってしまった監督が、スランプの中で無理やり話題作を作ろうとした企画モノみたいな邪推をしてしまう。ミステリーでもパニックものでもなく、極限状態に置かれた人間の心理がメインなのに、深みも情緒も何もなく、ただセンセーショナルな筋書きだけ。熱演している豪華な俳優陣が哀れ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-11-12 18:15:23)
10.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
前評判通りの傑作。「何かに夢中になった若い頃」があった大人なら、誰もが楽しめるドキュメンタリーになっているのは、「ヘヴィメタルが大嫌い」というダスティン・ホフマンが絶賛しているだけのこともあって確か。ただHR/HMの知識がそれなりにある人なら、もっと深く楽しめる。前半でメタリカのラーズやモーターヘッドのレミーといったスーパースター達が喋っているのにまず興奮。そして何より元ガンズのスラッシュがアンヴィルの素晴らしさについて語っている姿に、アクセル・ローズとスラッシュの関係と、アンヴィルのリップスとロブの関係を比較せずにはいられない。全世界で一億枚のアルバムを売り、パパラッチに追いかけられ、メンバーが次々と去り、人間不信のあまり引きこもりになったアクセル。冷凍食品の配達の仕事をしながら音楽を続け、応援してくれる家族がいて、全てをさら出し、泣きながら抱き合える親友がいるリップス。幸せって何だろう、成功って何だろう。ちっぽけな会社員である自分も、本当にこれで良かったんだろうか、自分が選択してきた道は正しかったのだろうか、と思うことはよくある。でももし迷いがあるんだったら、「やるしかない!」(追記・LOUDPARKが昼間から人でいっぱいって所が、何だか日本人の律儀さを象徴してたなぁ・・・ ツイステッド・シスターだの、カーマイン・アピスだの、ちょこちょこ出てくるミュージシャンが、かなり豪華で楽しめます)
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-07 17:24:05)
11.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 《ネタバレ》 
映画として観ると微妙だけど、ドキュメンタリーとして観れば、良い出来なんじゃないかなと思う。マイケル・ジャクソンという人の個性や人となりが、今までに作られたどの映像作品よりも、よくあらわれている。「怒っているんじゃないよ、愛なんだよ」という台詞に涙・・・・もうこの世にいないなんて悲しすぎる。作品として10点はどうかと思いつつ、私の中でマイケルは神なので、恐れ多くて10以外の点はつけられません。
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-01 17:35:40)(良:1票)
12.  デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 
オジー・オズボーンが大好きで、HR/HM大好きな私には楽しい映画でした。ジーン・シモンズが出演しているなんて、見て良かった! メタルが良いとかポップスが良いとかそういう次元ではなくて、音楽が人に何かを与えるってメッセージを、笑いに乗せて伝えているところはすごく良かった。松山ケンイチは演技派ですね。最近はこういう優れた若手俳優が出てきていて、邦画が楽しいです。彼は素晴らしい!
[DVD(邦画)] 7点(2009-09-22 23:02:33)
13.  クリミナル
大スターも絶世の美女も派手なアクションシーンもない所が小粋さに見えてしまう作品。例えて言えば、お散歩の途中に見つけた小さな隠れ家的レストランの食事が、とても美味しく感じてしまうとか・・・そんな作品。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-16 22:38:29)
14.  幸せのちから 《ネタバレ》 
自分も株や債権でご飯を食べているので、こういう内容の映画の成功談(美談)として証券マンという設定はどうかと思う(実話だから仕方ないけど)。ある意味他人をだましてなんぼの世界だし。リーマンショック後の今見ると、悪趣味な回顧以外の何物でもない。まぁそれを差し引いて見れば、優等生的にまとまった、そこそこ楽しめて、そこそこ笑えて、そこそこ感動出来る映画といえる。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-07 22:06:09)
15.  ビハインド・ザ・サン 《ネタバレ》 
いいところが沢山ある作品。映像が幻想的で、光の使い方がとても美しい。テンポも悪くない。子役の演技は光っているし、主演のロドリゴ・サントロはどこから見てもいい男。でも何だか「馬鹿馬鹿しい」感じがするんだよね。一人づつ殺していくなんて「きりがないじゃん」そんなこと、いい大人があれだけいて、わかりきっているだろうに・・・・「どうしても殺さないといけない」という理由が薄くて、演じるひとたちはすごく切迫した表情なんだけど、何だかな・・・・と思ってしまう。そこを差し引いてもブランコのシーン一枚でも、あの映像の独特な美しさは見る価値ありです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-12 20:51:12)
16.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
きたないものや、目を背けたくなるものを、隠すわけでもなく、美化するでもなく、そのまんま描いている作品。すごく日本的なのだけれど、ヨーロッパ発のミニシアター系にあるような雰囲気を帯びていて、素晴らしい作品だと思う。こういった映画が日本で作られたことはすごいなと思うし、池脇千鶴も妻夫木聡も、自然な演技でちゃんと上手で、ああいい俳優だなと思う。
[DVD(邦画)] 9点(2009-04-05 20:35:49)(良:1票)
17.  ブラックホーク・ダウン
アメリカ目線という批判は的外れだと思う。戦争映画なんて、どちらか側からの視点に決めないと内容がばらけるだけ。そんなことを言っていたら、大河ドラマも見られない。この映画が訴えかけるメッセージは、前線の悲惨さを、この映画を観るものに、現場の兵士の一万分の一でもいいから感じて欲しい、というところではないかなと思った。戦争を壮大に俯瞰して描くのではなく、ある一日の一場面を切り取り、丹念に描く。小さな小さな歯車のひとつとして現場に赴く者は、生き残ることと仲間を助けることに必死で、主義主張とはまるでかけはなれたところにいる。「大国アメリカの戦争」が、ボトムアップアプローチによって、リアルに描かれていると思う。
[DVD(字幕)] 7点(2009-04-05 16:40:49)(良:2票)
18.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
初めて聞く名前の監督だったが、このページを見て、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ監督の作品に色々関わっている様子で、なるほど、と思った。一見、「ミツバチのささやき」の色々な面を。突出させてドラマティックにした作品という印象で、光と影のコントラストの見事さもあって、ビクトル・エリセ監督の影響が大きいのかなと思ったけれど、どちらかというと、「バベル」や「アモーレスペロス」の中で描かれているような現実の残酷さの中に、少女の逃げ場としてファンタジーを織り込んだ作品なのだろう。戦争、少女の妄想、ゲリラをかくまう逞しい女と、ひとつひとつのエピソードはそれほど斬新ではないのだけれど、正反対のものを組み合わせているというのにきちんとまとまっていて、構成がとても斬新だった。無理にハッピーエンドにしていないところもいい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-05 16:23:14)
19.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 
傑作。女の心理がとても奥深くまでえぐるように描かれている。理想ばかりをかかげ、何も出来ない青い学生たちと、金と権力を持つ大人の男。前者はなかよしごっこにも見え、後者は孤高である。惹かれてはいけないと思いつつそちらに吸い寄せられていくのが、子宮でものを考える女の性である。観客にその心の動きを丁寧に見せることにより、観客の気持ちがチアチーに移入し、徐々にその人間性が明らかになるイーに惹かれ、イーがどうか殺されませんようにと願いすらする。(そもそも、一度は逃げ教師になったチアチーが、またスパイになった理由が、イーにもう一度「マイ夫人」として逢いたかったからではないかと思う。)しかし一度愛した女に処刑という決断を下せるのがイーという男の性である。心は深く傷ついたとしても、イーはこの先も何事もなかったかのように、職務を続けて行くのだろう。そして、歴史を知っている現在の我々は、彼が仕える政権が、もうまもなく崩壊することを知っている。イーにもイーの妻にも、決して幸福な未来は待っていない。鳩の卵のようなダイヤモンドの、何もかもを見透かしたようなギラリとした輝き。10点献上。
[DVD(字幕)] 10点(2009-03-29 16:25:44)(良:2票)
20.  マッチポイント 《ネタバレ》 
運について云々は皆さんが書いている通り。私は違った観点から感想を。 「最後に勝つのはクロエみたいな女」 これって女性誌や恋愛ハウツー本にはよく出てくる話。 男と結婚したければ、エロカワよりお嬢系ファッション。 でも何で? その過程がいやらしいほどよく描かれていて、ウッディアレンはやっぱり凄いなと思った。あんな爺さんなのに、よくおわかりで! 男なら、いい女に夢中になる。でもいい女の賞味期限は短い。手に入れたとたんにただの女になり、追いすがってくるに至っては、邪魔者でしかなくなる。 でも女は、そのことに気付かない。私はこんなにいい女なのに。いい女である私が愛しているのに、背中を向けるなんて酷すぎる。そうやって男を追い詰め、それによって自ら女度を下げていく。 観客も、クリスと同じ過程を経験する。魅力的なノラ。胸の開いた服を着て、煙草をふかす姿がきまっている。でも婚約解消され、衣料品店で働き始めたノラは、どんどん陳腐になっていく。狭いごちゃごちゃした部屋で、ルーズな服を着て電話に張り付く。そんなノラに、登場シーンでの鮮やかな魅力は、ひとかけら残っていない。 そんな恋愛模様の生々しさに、あっさりとしたサスペンス。なかなかの良作。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-14 22:21:31)(良:3票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS