1. マトリックス
アニメ的な構図やヘビメタ風の衣装、ビートの利いた音楽、仮想現実、夢と現実の接点など様々な要素がからみあって最高の映画になっています。良い音の映画館で見る楽しみがありました。この映画を見るためにDVD用のホームシアターセットを購入しました。 10点(2003-10-08 14:41:20) |
2. 恋におちたシェイクスピア
軽いノリで見られる楽しい恋愛映画です。シェイクスピアの作品をベースにしての言葉遊び的な部分が楽しめます。衣装や建物なども良いです。とても映画らしい映画と思います。 9点(2003-10-08 13:30:55) |
3. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 サスペンスだと思ってみていたら、エンディング近くになってSFだったと云うことで、あまりの事に噴飯してしまいました。しかし、あとからゆっくり考えてみると「夢と現実の境界がわからない」映画としては、非常に良くできたストーリー展開だと思います。何度も見ると味わいが深いです。どこからどこまでが夢なのか、現実なのか、劇中で提示された以外の解釈もできる映画です。DVDのコメンタリーも良いです。 9点(2003-10-04 21:53:17) |
4. ブレインストーム
今から考えるとバーチャル・リアリティー(VR)の走りですね。VRと云う発想が一般化した今となっては確かに内容は少々古いかもしれないし、ストーリーのツメが甘い。ナタリー・ウッドが撮影途中で事故死してストーリーを変更せざるを得なかったらしい。 当時は画面サイズが変化するのをとっても興奮してみました。巨大化したVR世界で画面が回ると、見ている観客も体が傾いていくのが面白かったです。ダグラス・トランブルは秒間60フレームのショウスキャンに当時は取り組んでいて、映像によるリアルな体験を目指していたと思う。今でもIMAXで見たい映画のベスト5に入る映画です。 8点(2004-12-01 14:22:43) |
5. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
前2作と比べて映像が風景を重視した写し方に変わっていて、ホグワース周辺の空間的な広がりが美しいです。映像的にはとにかく素晴らしい。 映画一本に詰め込むには無理がある内容なので話しが判りにくいです。 ディメンターがあまり怖くない。シリウスとハリーの結ぶ付きが判りにくい。 もし小説を読んでいないならば、読んでからもう一度見たら補うとさらに楽しめると思います。 8点(2004-09-18 17:37:11) |
6. イノセンス
こういうバーチャルと現実を取り扱った映画は大好きです。そのなかでも攻殻機動隊は別格に好きです。アイマックスで見たから映像も音も素晴らしかった。ただただ浸りました。 帰ってから攻殻機動隊を見直したら、アニメ技術の長足の進歩に驚嘆しました。攻殻機動隊もかなり凄かったけど、イノセンスでの画面の情報量は素晴らしい。 展開がまったりしているのは仕方ないか、、、。その分残念だが10点満点ではない。 8点(2004-06-27 01:54:47) |
7. パルプ・フィクション
絶妙のストーリー展開に感心しました。 8点(2004-01-25 03:06:31) |
8. チャーリーズ・エンジェル(2000)
楽しもうと思って、その通り楽しめます。 8点(2004-01-25 03:05:48) |
9. ハリー・ポッターと賢者の石
短い時間によくここまで詰め込んだ物です。 8点(2004-01-25 03:04:38) |
10. 悪いことしましョ!(2000)
エリザベス・ハーレーのコスプレが楽しいです。ちなみにDVDの特典映像にはロックスターになる18禁のエピソードが入っています。 8点(2003-11-17 11:11:57) |
11. マトリックス レボリューションズ
マトリックスの3部作を監督がこのようにまとめたことを僕は肯定的に受け取りました。マトリックスの世界観の中で色々なストーリーが考えられたと思う。自分には変えられない大きな流れの中で個人がどのように行動していくのかを力強く表明していると思います。監督が自分が作りたい映画を最後まで作りきったと云うことに拍手です。CGと実写を使ってのアニメ的な表現に慣れてしまったせいか、映像的な驚きは少なくなってしまいました。 8点(2003-11-14 15:46:26) |
12. リメンバー・ミー(2010)
《ネタバレ》 心に傷を持った人たちが、生きる喜びを取り戻すさまを丹念に描いた都会のラブストーリー。と思って見たら、最終的にはかなり印象が違う映画で、強烈な余韻が残りました。 いわゆる「衝撃のエンディング」とも云えますが、観客を驚かせるためだけにこのエンディングではないと思います。このエンディングを描くための映画を考えたときに、日常の人間ドラマを丁寧に描いて、なんの脈絡もなく、なんの前触れもなく、このエンディングというのが描きたかったんだと思います。 注意してみると、最初の場面で背景に映っているもの、色々な小物、テレビで放送している映画など、細部にわたって、緻密に配置して、映像に仕上げてあると思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-11 20:43:41) |
13. プリティ・ヘレン
敏腕のキャリアガール(ケイト・ハドソン)が他界した姉夫婦の子供を預かって、子育てと仕事の両立させようと奮闘する心温まるコメディです。キャリアガールとして格好良いケイトはイケイケで、一昔前のバブル期のテレビドラマみたいです。子供たちを預かってそこから落ちて、それでも人生を肯定的に楽しんでいこうとする、そういう展開で予想できる範囲の内容です。子供の異性付き合いに対してすごく厳しいのが、これがアメリカの現状なのか、たまたま、そのように描いているだけなのか、どうなんでしょう。欲を言えば、どうしてケイトがどうして子供たちを引き受けたのか、もう少し説得力ある説明が欲しかったです。ケイトの極上の微笑み、大口開けての馬鹿笑い、意味のないズッコケを見るだけで楽しめるならば、充分お薦めです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-21 16:46:44) |
14. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
キャラクターが生き生きしていて、笑いあり、ワクワクありの、二時間半が中だるみすることなく、あっとの間に過ぎるほど盛りだくさんで楽しませてくれる映画です。帆船が海を航海する場面のダイナミックな映像は、第一作で経験済みではあるけど、やはり格好良いです。音楽は重厚でワクワクする響きがあります。主人公が、まるでマンガのように危機一髪になり、ばかばかしい展開で切り抜けます。まさに娯楽映画の王道です。 しかし、娯楽作としてちょっといただけないのは、タコ船長の家来の外見がグロイこと。また、横からワッと脅かすような場面があることです。また、イベントを詰め込みすぎて、映画全体の落ち着きが足りません。そして、この後どうなるのって終わり方で、映画が終わっての爽快感もちょっと足りません。男二人と女一人の主人公とか、恋愛模様とか、映画の続き感を含めて、スターウォーズの第二作にすごく似ていると思いました。第三作が来年の5月らしいので、待つのが長いです。 これから見に行く方へのアドバイスとしては、必ず第一作を先に見ること。エンドクレジットは最後まで見ることです。というより、エンドクレジットの途中で立っちゃダメでしょ。また、東インド会社についてちょっとだけ予備知識を増やしていくと時代背景が楽しめると思います。フライング・ダッチマンと云うのも古典的な幽霊船の話を踏まえているようです。 [映画館(吹替)] 7点(2006-07-31 19:44:52)(良:1票) |
15. アップタウン・ガールズ
コメディーと思って見たら期待通り楽しく見られたけど、それだけじゃなくて、ブリタニーとダコタの友情物で内容は深かったです。それぞれが抱えた問題を心に秘めて、頑張って暮らしている二人がお互いを年齢を超えて理解し合うのが良いです。後味も良いです。ダコタの演技のうまさは特筆に値します。感心しました。彼女の最高作じゃないだろうか。しかし、皆さんが書いているように、最後にダコタに踊らせたのは余分だったかも。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-06 20:41:38) |
16. ガール・ネクスト・ドア
青春ラブコメです。隣に引っ越してきた女の子がAV女優だったという話し。ちょっと期待してみたら、期待通りに面白かった。可愛らしい隣人に振り回されて、主人公が体験する色んなトラブルも楽しい。後味もばっちりさわやかでした。 かなりエッチな場面がありました。監督のコメンタリーによると劇場では放映されなかったエッチ場面をDVDにはずいぶんと追加されているそうです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-23 02:28:38) |
17. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 タイムトラベルの話しは好きなので期待通り良かったです。とても期待して見始めたら、最初に少年時代の話しをこんなにするとは思っていなかったし、ロリコンの場面が出てきたり、かなり面食らいましたが、テンポよく話しがどんどん進むので引き込まれてみました。全編を通してスキやムダのない話しで、悲恋でありながら、後味が悪くならない、ちょっと切ない話しでした。 自分の幸せよりも母親の幸せ、彼女の幸せを願う気持ちが彼にとっての救いになったのだと思います。 今から思えば、子供のころに描いた殺人の絵とか、幼少時のフィルムを見ながら机の下で書いたメモ書きは何の役に立ったのかとか、判らないところも少しあります。いずれDVDを見て解決できればと思います。 公式サイトで予告を見ていたら映画を見る前に結末が判っちゃったのがちょっと残念でした。予告編の作り方をもう少し考えて欲しいです。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-21 23:34:15)(良:1票) |
18. コンスタンティン
《ネタバレ》 映画は大画面で見るのが幸せだなぁとの思いを強くして帰ってきました。地獄の映像とか地獄の生き物は凝っていました。最初の悪魔払いもなかなか見応えのある映像でツカミはばっちりです。謎解き風のストーリーは先が読めなくて楽しめました。 しかし、伏線(たとえばロンギヌスの剣)があんまり活かされていなかったり、これでもかこれでもかと山場の波が襲ってくるのですが、どの波も同じぐらいの波なので終盤にむかって盛り上がっていくって感じじゃなかったです。終盤は「ああ、また波が来たなぁ」って感覚が麻痺しました。最後の戦いが他力本願なのが今一つ爽快感がない原因かも知れません。 ガブリエルはバニラ・スカイでも神々しい役をしていた女優さんで適役だったと思います。マトリックスのキアヌ・リーブスが出ているから大作映画だと思うのじゃなくて、コミック原作のB級映画だと思ってあまり期待せずに見たら、満足度が高いだろうと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2005-04-17 11:20:15) |
19. 10日間で男を上手にフル方法
ケイト・ハドソンが可愛いですねぇ。本当はそんなに美人じゃないのに、こうして可愛く見えるというのは映画の中での役割が良いからでしょう。撮り方もうまいのかな。本編を見て楽しむだけでも良いですが、DVDでの監督のコメンタリーが詳しくて、内容をさらに理解するのを助けてくれます。ゲームの開始時にアンディーが2回、このゲームを続けて良いかと相手に問うている場面があったり、終盤になって、まだゲームを続けるのかと思わず本音を言っているシーン、ラストでは愛のために仕事を捨てる展開になっていないことなどが丁寧に解説されています。シナリオにないアドリブも多かったようで、出演者が楽しんで作っているのがよく判ります。映画が気に入ったらDVDもご覧になるのをお薦めします。ブルシットの場面が心温まる雰囲気で良かったです。 7点(2004-12-13 15:33:17) |
20. CUTIE HONEY キューティーハニー
面白かったです。実写でアニメ風にはじける感覚が楽しい。テレビ放送のゴレンジャーのノリかな。馬鹿馬鹿しさを心を広く持って楽しむのが正解だと思います。下手なコメディー洋画を見るぐらいなら、この映画がお薦め。 7点(2004-11-01 13:15:34) |