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コメント数 33
性別 女性

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1.  ブラザー・サン シスター・ムーン
中学生の時に観て感動して以来、私にとってバイブル的存在の各品。これほど美しくて、清々しい映画は○十年経った今も見当たらない。鑑賞後は魂が洗われたような気分になるので、ことあるごとに観てますね。クレアのセリフ「理解されるより理解したい。愛されるより愛したい」は一番好きな言葉。殺伐とした今の時代にこそ、たくさんの人(特に十代の子達)にこの映画を観てほしいですね。名作として残っていってほしいものです。
10点(2003-11-08 17:27:48)(良:1票)
2.  ロミオとジュリエット(1968)
一体何回観たことでしょう。あっという間に恋に落ちて、後先考えずに突っ走って死んでしまう。愚かとも言えるけれども16歳と14歳、この年齢ならではで、だからこそ哀しい。シェークスピアの戯曲をこれほどまでに瑞々しく、生き生きと映画化したゼフィレッリの演出の素晴らしい。この作品の中の人物は本当に「生きてる」。美術、衣装、音楽すべて完璧なまでに美しい。そしてジュリエットのオリビア・ハッセーの美しさ。初登場シーンでは、演出の巧さもあるけれど公開当時劇場がどよめいたほど。彼女以上のジュリエットはいないでしょう。
10点(2003-10-30 23:34:49)(良:1票)
3.  グラディエーター
もう、隅々まで好き。冒頭の戦闘シーンからローマ軍の強さや、マキシマスの指揮官ぶりが良く描かれてるし、剣闘士になってからの戦いもそれぞれ趣向が違う物を見せてくれてうれしい。CGによる当時のコロセウムの姿の再現も歴史好きにはたまらない映像。そしてなによりもラッセル・クロウが素晴らしい。惚れました。正体を明かすシーンのセリフも下手するとクサくなりそうだけど、決めた!肉体的な逞しさだけでなく、哀しさや優しさまで完璧なまでに表現した彼の演技があったから、より説得力がある物語になったと思う。ホアキン・フェニックスの皇帝も単なる悪役ではなく、父に愛されなかったために歪んでしまった人間の悲しさを感じさせる好演。ジュード・ローと競って役を獲っただけあります。リチャード・ハリス、オリバー・リード、久々に見たデビット・ヘミングスらもいい味出してます。ラストは涙が止まらなかったけど、家族の元へやっと帰れたんですよね。リドリー・スコットに監督賞、ハンス・ジマーに作曲賞あげたかったですね。
10点(2003-10-30 17:21:55)
4.  ムッソリーニとお茶を
若い頃のゼフィレッリの、エネルギッシュで、瑞々しい青春の輝きに満ちた作品にひとかたならぬ思い入れを持っているけれど、年齢を重ねてのこの作品も、地味だけれどもしみじみと本当にいい作品。知っている人が少なそうなのが残念です。美しいフィレンツェの風景や、豪華な女優陣の演技ももちろん見所だけど、個人的には「ロミオとジュリエット」や「ブラザー・サン シスター・ムーン」に触れるエピソードが興味深かったです。父親からの愛情には恵まれなかったかもしれないけれど、こんなに素敵なご婦人達に愛情を注がれて育ったルカ。これがゼフィレリ本人の話だと思うと一際感慨深かくて、彼の映画の美しさの理由が解った様な気がします。
9点(2004-07-14 17:46:49)(良:1票)
5.  恋におちたシェイクスピア
大胆にもシェークスピアを主人公にした「ロミオとジュリエットのパロディ」作品のような趣もあるが、あちこちに68年版ロミジュリがだぶって見える。稽古場のシーンでは演劇関係者の情熱を感じ、劇中劇のシーンではこちらまで芝居小屋の観客になって初演に立ち会ったかのような感動。よく知っている話なのにこれが結構新鮮でした。グウィネスはそんなに美人とは思えないけど、クラシカルな衣装がよく似合って全体の佇まいが綺麗だし、もともと持っている雰囲気が商家のお嬢様役にぴったり。「十二夜」へ続く、というふうなラストなのでこちらも知っていればより楽しめるでしょうね。ヴァイオラ役は最初の企画ではジュリア・ロバーツ、その後ウィノナからグウィネスが奪ったとか言われているけれど、ジュリアのコスチュームプレイは想像できないし、ウィノナで観たかった気もするけどお嬢様度でやっぱりグウィネスに軍配が上がるかな。あまり好きとは言えない彼女だけど、これは好演していると思います。
9点(2004-03-21 00:06:06)(良:1票)
6.  エバー・アフター 《ネタバレ》 
魔法に頼らず、自分の力で幸福を掴み取るという所がとても良い。王子様を担ぐシーンや意地悪姉をグーで殴るシーンは大好き。ドリューもとても綺麗で、過去の事がウソの様にこのヒロインを違和感無く演じています。この時の好演が今の活躍に繋がっていると思いますね。アンジェリカ・ヒューストンの継母も、夫が亡くなる時自分よりも娘に最後の愛情を向けた事が、ダニエルを疎ましく思った原因かも。何よりこんなはずじゃなかった、という思いだったでしょう。短いシーンですけどそんなことを感じさせましたね。王子の政略結婚の相手のエピソードも微笑ましいし、とにかく何度観ても幸せな気分になります。
9点(2003-10-31 10:38:26)(良:1票)
7.  ナショナル・トレジャー
面白かった~ テンプル騎士団、フリーメイソンなんていうキーワードにもわくわくさせられたけど、これまでのトレジャー・ハントムービーのように古代遺跡や秘境じゃなくて歴史の新しい国アメリカに舞台を持ってきたところが新鮮。建国の観光名所巡りにもなってますね。謎解きは頭脳明晰な主人公達と違ってノロい私の脳ミソがツッコミを入れそうになる前にどんどん話が進むので最後まで楽しめました。敵役もそんなに極悪非道じゃないし、ドンパチで人が死ななかったも気持ちが良かった。続編もありそうだし、そのうちディズニーランドのアトラクションにもなるんでしょうかね?
[映画館(字幕)] 8点(2005-03-30 17:52:32)
8.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
すんごい冒険から生還し、お宝も探し出し、ついでに「頼れるいい男」もGet!こんな美味しい体験、私もしてみたいもんです。キャスリン・ターナーは序盤の都会の流行作家の部分はかえっておばさんくさく、コロンビアで泥まみれになるほどにカッコよく、きれいになっていく。タイトルロールでstoneの部分がエメラルド色に輝き、ハーレクインロマンスのような冒険活劇で始まるお茶目な出だし。ラストまで随所に散りばめられたお笑いもお洒落です。ロマンス小説好きな女の子でも楽しめる冒険映画だと思います。
8点(2004-03-24 01:21:03)
9.  レディ・ジェーン/愛と運命のふたり
チューダー朝の9日間女王として知られるジェーン・グレイの物語。ほぼ史実通りの映画化のようです。これがデビューのヘレナも、「アナザー・カントリー」直後のケーリーもとっても初々しくて美しいので、まわりの大人たちの野望に翻弄されての悲劇が余計に際立ってます。処刑後彼女達が「魂の楽園」へ旅立ったかのようにカメラは大空の鳥達を追う。そんな解釈と、ふたりが本当に愛し合い、ほんのひと時幸せに暮らした事とで少しだけ救いを見出せるので、悲しいながらも、美しいヘレナとケーリーを堪能したくて何回でも観てしまいます。ちなみにケーリーが演じたギルフォードはエリザベス1世の愛人ロバート・ダドリーの弟に当たるので「エリザベス」と合わせて観れば、歴史的興味が倍増するかもしれません。この作品にも彼と思しき人物がチラッと出てます。
8点(2004-03-20 10:59:29)
10.  ウェディング・シンガー
ドリューがまるで赤ちゃんかピンクの子豚ちゃん?のようにプクプクとしていてとっても可愛い。アダム・サンドラーの歌の巧さにびっくり。髪型のせいもあると思うけどこの時が一番素敵かも。ついこの前のことのような80年代がもうこんな風に描かれる時代になったなんて、という感慨もある。映画全体がほんわかと可愛いらしく、美味しいケーキを食べた時のように幸せな気分になれます。
8点(2004-03-19 23:56:46)(良:1票)
11.  ディープ・インパクト(1998)
観に行く前はこの手の映画には出演しないような俳優達のキャスティングに興味があって、さほど期待もせずに観たけど、結果は涙腺が故障したかと思うほどの久々の号泣。最後の時に自分だったらどうしたいか、という問題提起を感じて考えさせられたし、登場人物それぞれの人間ドラマが感動的。手違いで一緒にシェルターへ来れなかった彼女を探しに行こうとする息子の決意を受け入れる両親に、日米の親子関係の違いも感じました。目が見えなくなった飛行士がモニターを通して別れを告げるシーンは何度観ても泣いてしまいます。イライジャ、大きくなったね。リーリーとのカップルもさわやかで、可愛かった。同じ隕石がテーマということで「アルマゲドン」と比較されるけど、絶対こっち!
8点(2003-11-12 17:02:45)
12.  摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
マイケルが元気でフットワークも軽く、可愛い。そんなに巧くいく訳が・・と思いつつもそんな主人公に嫌味を感じず、楽しく観られるのはマイケル自身のキャラクターのおかげ。自分より身長が高いヘレン・スレイターとエレベーター内でキスする時もギャグにしてしまったり、正装した時も足元はスニーカー!そんなマイケルがかっこいい。ヘレンもこの時が最高。水を飲むシーンではとても美しいし、すべてが露見してウエ~ンと泣いてしまうシーンは可愛いいっ。何度も観てますが、そのたびにフェリーのキスシーンは繰り返して観てしまいます。素敵だわぁ~ とにかくごきげん気分の一作。
8点(2003-11-11 10:36:19)
13.  ビッグ 《ネタバレ》 
主人公の年齢が12歳なのがミソ。子供の部分が大半だけれど、大人の入り口がもうすぐそこ。男の子のほうが体が小さいこの時期、「おとなにして」の願い事にも納得。この年齢が元にあるからこそ大人になってしまってからの数々のエピソードに女性とのラブロマンスをからめる事ができた。どのシーンもいいけどやっぱり一番は「ピアノ」でしょう。名シーンといえると思います。トムの演技もこれがベストでしょう。アカデミー賞、あげたかった。とっても楽しくて何度観ても飽きないけど、後半ちょっと弱かったような気がするので、この点数です。
8点(2003-11-02 17:21:08)(良:1票)
14.  タイムライン
こんな設定が好きな私としては面白かったです。つっこみどころは多々あるし、石棺を見ながらの会話である程度先が読めたりするんだけどね。深く考えずに楽しんだ者勝ちってとこでしょうか。タイムスリップした考古学者達に同化してわくわくしながら観ました。レディ・クレアとマルクのラブストーリー、「レディ・ホーク」と合わせて考えると、ドナー監督って結構ロマンチストのような気がしますね。
7点(2004-03-20 17:16:49)
15.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
邦画はあまり観ないんですが、とても丁寧に作られているな、というのが第一印象。生活は苦しくても出世欲も無く、男尊女卑でもない清兵衛。だから、一家にそれほど悲壮感は無くて子供達も幸せそう。清兵衛の生き方に♪ボロは着てても~と口ずさみそうになりながら、最後に報われればいいなと観てました。朋江と手を取り合ったところで、よかったね~と思ったのに、そのあと3年で・・なんてラストは喜んでいいのか、悲しんで良いのか、、後日談は無かったほうが良かったと思うんだけど。陽水の歌も浮いてたかなぁ。あと、屋外セットがきれいに作られすぎてて、本当の生活の匂いまで感じられなかったのがちょっと惜しい。宮沢りえもたすきがけのシーンなど着物の所作が美しくて日本女性の美が感じられて良かったです。
7点(2003-12-05 17:18:59)(良:1票)
16.  キューティ・ブロンド
ブロンドで人の良いお嬢さん育ち、おしゃれ命!てところは「クルーレス」の延長線上だと思うけど、エルが凄いのは超ポジディブ思考で諦めないで頑張るところ。ルックスがかなり回りから浮いてても、自分のスタイルは貫き通す。彼女だけカラフルなノートパソコンに羽のついたペン、教授へも笑顔、のシーンなんかは解かり安すぎて笑ってしまった。今までだったら嫌われたり、バカにされたりだったキャラをリースがキュートに決めてる。軽くみられがちの映画だけど、大切な事は何か、ちゃんと描いてある良い映画だと思います。
7点(2003-11-25 17:08:10)(良:1票)
17.  エリザベス
何と言ってもケイト・ブランシェットが素晴らしい。アカデミー賞挙げたかったね。アメリカ人だったら多分獲れたでしょう。エリザベス一世が女王になるまでの話は映画化が無かったと思うので、期待して見ましたが事実と違う点が多くて気になってしまった。忠実な映画化が見たかったですね。でもレスター伯ロバート・ダドリーのジョゼフ・ファインズはイメージも近くて、魅力的。ふたりのダンスシーンは、こんなだったかも、とうれしくなりました。
7点(2003-11-15 17:28:50)
18.  トレマーズ
B級映画の傑作。モンスタームービーの中でも一番のお気に入りかな。低予算なのに暗いシーンを使って誤魔化そうとしてないし、全体的にトボけた雰囲気があるのがいいです。街の人達も結構個性的で、そんな所が何度観ても飽きない。ケビン・ベーコンとフレッド・ウォードのコンビもかっこいいです。
7点(2003-11-09 17:18:06)
19.  アザーズ 《ネタバレ》 
観ているこっちの胃がキリキリしてくるくらい厳格な母親が、病を持った子供を抱えて、戦地から帰らない夫を待つうちに精神的に追い詰められてしまった末の悲劇。あまり好きでなかったニコール・キッドマンだけど、グレース・ケリーを彷彿とさせる美しさに加えて、同時期の「ムーラン・ルージュ」とがらりと変わった姿に感服。それにしても最後のオチ、私予告で解かってしまいました。それでも楽しめましたけど、もっと注意して作ってほしいです。
7点(2003-11-02 10:00:00)
20.  マネキン
アンドリュー・マッカーシーが一番素敵だった頃の映画。内容もロマンチックで幸せな気分で観られるし、軽いノリも良い。ただキム・キャトラルはイマイチ。この頃他にもっとぴったりの人いなかったかしら。
7点(2003-10-31 00:41:37)
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