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USS_Barcelonaさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 133
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介 【今最も観たい映画】
クイール!
【敬愛する映画監督】
ウォン・カーウァイ
【好きなジャンル】
単館系渋め映画、ホラー、サスペンス、SF、アニメ、犬関係
【苦手なジャンル】
大作系映画(つまりハリウッド映画全般)

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アメリカン・グラフィティ
飛行機の中で見ました。見る前は「どうせ下らなくて、ダサいアメリカ青春映画だろう」と思って、途中で寝るつもりで見ました。ところが、見ているうちに何だか胸が熱くなってしまって、最後まで観てしまいました。いつの時代でもどこの場所でも共通するのもがあるんですね。確かに、高校卒業する頃なんて考えることといえば、女の子のことと田舎から抜け出すことくらいのもので、まさにこの映画の登場人物たちと完全に同じなわけです。一晩の夜遊びを一本の映画にまとめるセンスが光るし、その夜遊びがホントにダサい田舎の夜遊びなのが、この映画のポイントですね。都会育ちの人には判りにくいかもしれないけど。
7点(2004-03-03 22:59:56)(良:1票)
2.  ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
まだ音楽に専念している頃のミック・ジャガーと、ちゃんとギターを弾いているキース・リチャーズが楽しめるとともに、かの「オルタモントの悲劇」をドキュメンタリーとして鑑賞できる映画です。ストーンズ好き以外の方には、明らかに「注釈が必要な」映画でもあります。ウッドストックの向こうを張って、カリフォルニアで大規模な無料コンサートを敢行するストーンズですが、セキュリティ対策の不備から、親衛隊「ヘルズ・エンジェルズ」のメンバーが、エキサイトした黒人青年をステージの目の前で刺殺してしまうという事件が起こってしまいます。60年代後半はドラッグとヒッピー文化の萌芽の時代であり、ストーンズにとっては長らく休止していたライブ活動を再開した時代でもあります。クレイジーな観客をミックが何度もなだめるシーンが印象的です。私のように「Start me up」からストーンズを知った若い世代には、「こんなストーンズもあったのか」という驚きの作品です。
6点(2004-02-10 17:21:57)
3.  Mr.BOO!ミスター・ブー
DVDで観たので、残念ながら吹き替えは楽しめなかったけど、それでも充分面白いと思いました。こういう時代のギャップがある映画は、最初の30分くらい我慢して見ないと時代背景に馴染んでこないですが、一旦馴染めば笑えます。
7点(2004-02-09 16:59:23)
4.  エイリアン
「遊星からの物体X」と双璧。設定の妙では「物体X」の勝ちですが、怖さでは「エイリアン」のほうが上かな。とにかく、カメラワークで怖い、静と動の対照で怖い、パニックで怖い、謎めいて怖い、救いがなくて怖い、意外な展開で怖い、逃げ場がなくて怖い。ホラー映画に必要な部分を殆ど備えている優等生です。一つ欠けている要素は「身近にありそうで怖い」ですが、まー宇宙の話だからしょうがないか。シガニー・ウィーバーが若くて綺麗だから十二分にカバーできてます。
8点(2004-01-26 23:25:20)
5.  地獄の黙示録
ストーリーは決して破綻してないですね。別の人が撮れば、ここまで話題作とはならなかったまでも、骨太の戦争映画ができると思います。音楽は抜群です。ワーグナーもドアーズも両方ばっちりですね。問題点は、プロットが散漫すぎることとテーマを描ききってないことでしょう。これは、コッポラが「錯綜」や「狂気」を表現したくて確信犯的にやっていることだと思いますが、やっぱり川を上るあたりでは眠気に襲われます。多分幾ら理由付けしてこういう作品の良さを布教したところで無駄でしょう。観た者に「こういうの好き?」「退屈?」という二者択一を迫る映画ですから。この作品が好きで何回も観た人の気持ちは判るし、コッポラの気骨には10点あげたいですが、個人的にはやや「退屈」でした。
6点(2004-01-26 22:48:59)(良:1票)
6.  ロッキー
多くのスポ根ものと同じように、この映画も時代とともに風化していくのは否定できません。「スラムダンク」の世代に「巨人の星」で感動しろと言っても難しいでしょう。それと同じようにタイソンが数分で相手をKOするのを見て育った私が「ロッキー」を見ても、いまいちリアリティが感じられず乗り切れないのです。ロッキーという等身大の人物が主人公なだけに、リアリティに欠ける試合シーンを見ると萎えてしまいます。私は「スクールウォーズ」世代を自負していますが、それも今の十代には受け入れられないでしょう。悲しいけどしょうがないことですね。
5点(2003-12-29 22:49:25)
7.  ルパン三世 カリオストロの城
略して「カリ城」って言うのを初めて知りました。読み方は「カリジョウ」?それとも「カリシロ」かな。
7点(2003-12-18 08:13:49)
8.  幸福の黄色いハンカチ
高校の時に、映画好きな地理の先生が授業を潰して見せてくれたんですが、意外に面白かったですね。見る前は元気が出るテレビの企画の印象が強くて、馬鹿にしてたんですけど。時代感覚的についていけない部分があったので、点数はこの辺で。高倉健は人間国宝として保護すべき日本の格好いい男性像です。この存在感は世界でも屈指でしょう。
6点(2003-12-15 23:28:13)
9.  病院坂の首縊りの家
矛盾点や偶然性を指摘するコメントもありましたが私も同感で、謎が細かすぎてちょっとややこしさを感じました。
6点(2003-12-15 11:20:33)
10.  犬神家の一族(1976)
「八つ墓村」と双璧。大仕掛けな謎と怨念、おぞましい殺害現場、異相の怪人、どれをとっても一級のサスペンスです。金田一シリーズは、和風ホラー的な要素をうまく使っているから面白いわけで、オカルト的な謎を名探偵が見事に理論的に説明づけていく過程にカタルシスを感じます。
8点(2003-12-15 11:01:08)
11.  八つ墓村(1977)
400年前の悲劇の怨念と大正末期の狂気の事件がうまくオマージュされていて、本当に良くできた話だと思います。映像的にも、ジメジメした鍾乳洞、不気味な双子のお婆さん、狂気の座敷牢など、うまくできています。最後に金田一耕助が全て合理的に謎を解きほぐしてくれるとわかっていても怖いです。渥美清の金田一は賛否両論だと思います。やはりシリーズもので固定のイメージが出来上がった役者は難しいと感じました。ただし、豊川悦司版金田一とどちらを見るか迷ったら、こちらをお勧めします。
7点(2003-12-09 05:41:58)
12.  時計じかけのオレンジ
この映画を観て嫌悪感を感じない人は、私はちょっと危ない人だと思います。これほどわけのわからない暴力と悪意をストレートに描いた作品はないでしょう。評価の分かれ目は嫌悪感をどう消化するかにあると思うのですが、私の中では嫌悪感が嫌悪感のまま残ってしまいました。もう二度と観たくないけど、一度は観て良かったという意味でこの点数です。
6点(2003-12-08 12:01:34)(良:3票)
13.  砂の器
高校の時、社会科の先生が映画好きで、授業を潰してたまに映画を見せてくれました。その時に観た映画はどれも良かったのですが、この映画が一番です。
9点(2003-12-07 10:57:12)
14.  スター・トレック(1979)
人気TVシリーズであるスタートレックを、映画としてどう見せるかを模索している作品だと思います。ラストシーンのアイデアは良いのですが、途中の展開が軽快さに欠けます。当時のスタッフは某SF大作映画を意識してこの映画を作ったそうですが、その結果スタートレック本来の面白さが影を潜めてしまいました。スタートレックはSFではなく、全人類の「希望の未来」なのです。スペースシャトルの名前まで「Enterprise」にしてしまうほど圧倒的な影響力がある「現時点で世界一人気のある物語」なわけです。次回作からはスタートレックらしい作品になって、ひとまず安心でしたが。
4点(2003-12-07 00:26:51)
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