1. 愛と青春の旅だち
きれいに整った青春映画に仕上がっています。家族愛が足りなく、半ば反発するように父親と同じような仕事を選んだり、友情と別れ、愛情を貫ききれなくなったりしますが、最後はハッピーエンドで締めくくる。いろんな要素をうまくはめ込んでいます。配役がものすごくうまくいった特異な例でしょう。出演者が皆それぞれの個性を発揮し、それがうまい具合に溶け込んでいます。有名は主題歌が、ソフト化されているバージョンと違っていたのには驚きました。 [映画館(字幕)] 7点(2019-07-29 18:09:56) |
2. サンダーアーム/龍兄虎弟
当時もそうですが、現在では考えられないようなアクションを、体を張って見せてくれています。それはそれですごいことですし、見ていても楽しいのですが、単発で終わってしまうシーンが多い印象で、ワクワク感が持続しません。目を見張るシーンの後はしばらく休憩、みたいな感じがします。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-29 23:41:00) |
3. 五福星
こんなことを言っては失礼かもしれないが、香港のカンフー映画にしては、脚本がしっかりしています。そのため、あまりツッコミどころがありません。カンフーのシーンはキレがあり、すごく楽しめます。一つ残念なのは、ジャッキー・チェンがせっかく出ているのに、脇役のため、あまり活躍していないことです。子供の頃はジャッキー・チェンの映画だと思いながら見ていたので、あまり出ていなくてガッカリした記憶があります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-18 17:51:35) |
4. サイクロンZ
アクションはすごいですけど、印象に残るようなシーンはありません。ジャッキー・チェンの出演作を見続けていると、記憶から消えてしまう1本になりそう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-15 23:16:18) |
5. フェーム
生命力あふれる映画でした。公開当時に登場人物たちと同世代だったら、生涯のベストワンになっていてもおかしくないくらい、青春の素晴らしさ、つらさ、楽しさ、苦さを感じさせてくれます。似た年ごろの若者が何人も登場して悩みを告白するミュージカルは、他にもいくつかありますが、これが最初でしょうか?この映画は深刻過ぎなくて、身の丈って感じがします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-31 00:03:14) |
6. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
公開されてから少しして、テレビ放映で見たのが初めてでした。その頃はすごく面白く感じられたのですが、30年経つと、やはりいろいろと気になる箇所があります。特に、音楽は完全に80年代風。いわゆる電子楽器を用いたもので、今となっては時代遅れ、いや、もう存在しません。CGは使っていないようで、そのためか映像に迫力がありません。キャスリーン・ターナーは美しいです。子供の頃はおばさん顔だと思ってましたが、そんなことないです。この後ブレイクしたのに、いつの間にか顔を見なくなりました。もったいないです。マイケル・ダグラスはワイルドさが足りません。現代で演じたら、もっとマッチョな男優が務めることでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-08-14 01:04:36) |
7. セント・エルモス・ファイアー
7人が何の仲間かわかりません。日本でもそうですが、アメリカでこの映画のようにタイプの違うメンバーが友人になるとは思えません。成長するにつれて、それぞれ性格や行動に変化が出てきたのならともかく、元からの性格なら、付き合いも生まれないでしょう。そういった不都合を差し引いても、変な物語です。若者の悩みをオムニバスにしたかったのでしょうか。一つ一つのエピソードに関連が無く、一つ片付くと一つトラブルが生まれる、連続ドラマのようです。年代からいって、さんまとしのぶが出てきそう。 [DVD(字幕)] 4点(2012-09-17 16:12:53) |
8. ストリート・オブ・ファイヤー
出演者を見てみると、この映画から有名になっていった人が多いですね。子供の頃にTVで見て以来ですから、すっかり忘れてしまいました。当時はきっと近未来を想定して作ったんだと思うんですけど、今になって見ると、どこから見ても80年代。原色を多く使った映像と、ドラムマシーンなどの打ち込み音楽が、当時を思い出させます。アメコミ映画みたいな作りですが、オリジナルでしたよね? [映画館(字幕)] 6点(2011-09-27 00:11:37) |
9. 恋人たちの予感
男女の本音が聞ける、そんな映画のパイオニアではないでしょうか。ビリー・クリスタルは、ほとんど台本どおりに台詞を言わない、と聞いたことがあります。共演者泣かせだそうです。この映画でもメグ・ライアンがその被害にあったことでしょう。そのメグ・ライアンの魅力が発揮されたのは、この映画が初めてだったと思います。後に、最高のパートナー、トム・ハンクスと出会うまでは、この映画がメグ・ライアンのベストだと思ってました。正直なところ、ビリー・クリスタルではなく、トム・ハンクスが出ていたら、と考えてしまいます。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-06-19 00:39:40) |
10. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
BTTFの1作目を境に、大スターになってしまったマイケル・J・フォックスとそれ以外のキャストの格の差が、この映画の配役に響いてしまったと思えます。フォックスが必要のない一人複数役を演じたため、1作目のパロディ映画のようになってしまいました。映像技術は今でこそ古くさく感じられますが、当時の最先端を駆使して、驚くほどの効果をあげていました。 [映画館(字幕)] 5点(2010-11-14 00:14:13) |
11. ある日どこかで
時を超えて、美青年と美女が恋に落ちます。というお話でしたが、それ以上でもそれ以下でもないと言いましょうか、何のために時を超え、どういうところに惹かれあったのかが、説明不足だと思います。ファンタジー映画と思えば、それなりに不思議な現象が起きても納得できますが、ラブ・ストーリーには必然性が必要だと思うんです。時間の壁を越えた愛はロマンティックですが、それ以上は感じられませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2010-11-13 23:59:33) |
12. スターマン/愛・宇宙はるかに
《ネタバレ》 異文化の人間と知り合って、一緒に過ごしているうちにお互いに理解し合う、というよくある話ではあります。宇宙人なんだから、もっと不思議なことできてもよさそうな気もしますが、やたらいろんなコトすると、侵略者になってしまうので、この程度が良いのかも、とも思えてきます。互いのことを理解するための場面が少ないのが、この映画の欠点でありますが、演じているジェフ・ブリッジスとカレン・アレンが素晴らしいので、見ていて引き込まれてしまいます。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-11 17:20:13) |
13. 九龍の眼/クーロンズ・アイ
5点は得も損もしていないということですが、この場合は、得も損もしてるという意味での5点です。映画としての出来は、全く褒められません。シリアスだったり、妙におどけていたり、センチメンタルだったりと、統一性が全くありません。観客を惑わすためだけに、前作のキャラクターを大勢出すのも、感心しません。ですが、コミカルなシーンと戦闘シーンは最高に楽しめます。マギー・チャンの出番が大幅に増え、コミカルなシーンは彼女の独壇場です。戦闘シーンはジャッキー・チェンの技と演出が冴えています。凄くいいトコと悪いトコを持ち合わせた映画です。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-26 23:47:25)(良:1票) |
14. ムーンウォーカー
音楽に秀でた才能を持つ者が、映画や芝居にも才能があるとは限らないことを証明した映画です。子供が喜びそうな、音楽、SF、動物、機関銃、などなど全てを詰め込んでいます。この映画が公開されたのは、アルバム「BAD」の人気が落ち始め、「スムース・クリミナル」がシングル化される前でした。PVとしては良く出来ていますが、映画として扱うことさえ、ためらわれます。映画館での鑑賞や、レンタルで見たのであれば、料金を払ったことを、間違いなく後悔していたでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-06-26 17:05:45) |
15. ダーティ・ダンシング
公開当時、まだ10代でした。映画よりもサントラから興味が湧いて、ついでに映画も、といった具合でした。その頃はティーン向けの甘いラブ・ストーリーだと思ってましたが、年を重ね、いろいろなことに気が付く年齢になると、この映画の良さが分かってきました。これといって特徴のないストーリーではありますが、ラブ・ストーリーの見本とでも言えるほど、しっかりとした映画です。余談ですが、1980年代のサントラ・ブームはこの映画が最後となってしまいました。 [映画館(字幕)] 7点(2009-12-19 18:39:06) |
16. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
M・リングウォルドの魅力に頼り切った映画でした。山の手と下町の架け橋になるべく、アンディという主人公が出来上がったはずなのに、それが活かされてません。恋に落ちるまでのプロセスも、相当いい加減です。 [DVD(字幕)] 3点(2009-09-19 15:56:21) |
17. 刑事物語
大昔、子供の頃にTVで放映された際に見て、とても楽しかった記憶があります。このストーリーから、DVD化されないのではと思ってましたが、念願かなってDVDを購入しました。前回見たのがいつだかも分からないくらいですが、結構細かいところまで覚えてました。面白い映画は、一度しか見てなくても、結構記憶に残るものです。登場人物の葛藤が、見ているこちら側にも伝わってきて、とても切なくなります。 [DVD(邦画)] 7点(2009-09-05 23:40:16) |
18. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
公開された当時は確かに面白かったのでしょう。しかし、現在の目で見ると、粗が多く見られます。大きな石が地響きを立てて崩れる様子も、いかにも軽そうな発泡スチロールの固まりだと、分かってしまうのです。やはりこういう映画は旬の時期を逃してはいけません。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-18 22:35:01) |
19. クロコダイル・ダンディー
カルチャーギャップ・コメディなんですが、それ以上でもそれ以下でもない。1つ1つのエピソードは練り上げられていて面白いのに、ストーリーがまるで出来ていない。100分掛けて映画を見るより、長い予告編を見た方がテンポが良くて面白いのかも、と思ってしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-03 23:38:24) |
20. フェリスはある朝突然に
公開していた頃は、すごく見たかった映画でした。今見ると、時代と世代が違っているので、フェリス達のノリについていけないと感じてしまいます。しかしながら、つまらない現実から抜け出して、夢のような1日を過ごしたい、そんな気持ちは充分に共感できます。パレードのシーンは最高でした。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-25 00:18:27) |