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Thankyouさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 150
性別 男性
自己紹介 映像が綺麗な映画が好きです。
話題作からミニシアター系まで、最新作からクラシックまで広く遍くをモットーに。
評価の仕方は独断と偏見がかなり強いのであまり気にしないでほしいですが、
だいたい5点平均になるようにしてるつもりです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
私はまだ独身なので親の気持ちというものはわかりませんが、親はいつだって子を庇うもんなんですね、それがホロコーストの最中であろうとも。戦渦の中、楽しい父親を演じ続けるグイドを見る者誰もが応援したのではないでしょうか。最後の最後まで楽しい嘘を続けながらもあまりにあっさりと自身のラストを迎えてしまったグイドを見て、それまでの雰囲気との対比で逆にこの時代の残酷さを見せつけられた気がしました。また、スピーカーを使ってドーラにメッセージを伝えようとするシーンは文句なしの名場面だと思います。ジョズエを気遣うばかりでなく、全編を通して愛するドーラを常に気にしているグイドの姿も印象的でした。今まで見た映画の中では間違いなく一番の作品です。この映画を思い返すたびに、おかしな気持ちと切ない気持ちが入り交じったような気分になります。
[映画館(字幕)] 10点(2007-01-30 17:03:33)
2.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
何度見ても改めてすごい作品ですね。とりわけ陳腐なアクション映画を見た後だと尚更です。無駄にCGを濫用している映画とは違い,CGにしかできないことを効果的に為して作られた印象があります。読みが浅はかな私は液体窒素づけでバラバラになったシーンでこれで終わりか?と思ってしまいましたが,その辺はさすがもうひと山用意しているところが憎いです。そういえば「1」を見たときもラストの方でまだ続くのかと驚かされたことを思い出しました。「エイリアン2」もそうですが,続編を当てることのできる監督は珍しいのではないでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-05-15 04:13:06)
3.  ショーシャンクの空に
映画を趣味とする者ならば必ずや見るべき作品ですね。ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの二人の交流やラストシーンも素晴らしいのはもちろんのことですが,刑務所を舞台に次々と移り変わる人間模様や,狭い塀の中にいる間に変わってしまう外の世界への郷愁・情緒といったものが全編に漂っていてまた素敵でした。人が老いていくこと,罪を償うという意味,本当の善と悪…などなど,一つひとつ懇切に語りかけてくれるような作品だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2007-05-15 03:33:12)
4.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
家族を支える苦悩に揉まれながら、本人としては頑張っているのにもかかわらず弟以外の家族や警察から弟のことで文句ばかり言われるギルバートの気持ちが痛いほど伝わってきました。これといった捌け口もなく、毎日をこじんまりした商店と家と、時たま鉄塔との往復で費やす寂しさは言葉にしようがないものがありますね。弟を殴ってしまったと悔やむ様子が特に印象的でした。ベッキーの登場から彼女との恋愛がメインになってしまうのかと思いきや、そうでなかったのも好印象ながら、序盤のギルバートの配達先での不倫は少々不要かと思いました。ともあれ燃える家を見つめる兄弟たちのシーンと、全編にわたる片田舎の映像の叙情的な美しさが素晴らしかったです。名作。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-29 06:32:02)
5.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
一見全てがうまくいっているようにも見えますが、一般の人々の人生もうまくいったことばかりを繋ぎ合わせていけば(さすがにこの映画ほどではないかもしれませんが)、意外とそこまで作りすぎたストーリーではないような気もします。この時代にしてはなかなか上手にこなしたCGもよかったですし、全体を通して安心して見ていられる作りも個人的には好きです。終盤以外はフォレストが自分の人生を語るような構成になっていますが、そのお話が嫌味に聞こえないのもフォレストが知的障害を抱えた人であるという設定に妙があると思いました。同時にその人物設定により、幸せになるためには学歴も財産も、健常者かどうかってことも全く関係ないってことを伝えようとした作り手の手腕に敬意を表したいと思います。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-08 18:35:40)
6.  セブン
ずいぶん前にこの映画でフィンチャー監督に出逢いましたが、未だにこの作品がフィンチャーものでは一番好きです。ケヴィン・スペイシーの怪演ぶりも相変わらずでしたが、観るものにじわじわ迫ってくるような緊迫感の演出も、ラストの落としっぷりもかなり完成度高いです。時には雨を、時には夜の闇を、最後は砂の乾燥感を映像美に巧みに生かした手腕にも脱帽です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-28 14:48:25)(良:1票)
7.  シザーハンズ
かなりブラックな要素の強い映画ですね。。人が人(この映画ではロボットですが)に対してここまで簡単に掌を返してしまう怖さや、集団心理の前ではどんなに正しい主張をしていても潰されてしまう現実がよく描かれています。原色に統一された家並みやエドワードの作った刈り込みが映画中の随所に映りこんだりして、おとぎの国での話であることを忘れさせない作りになっていますが、要旨はあくまで現実社会に置かれています。ちょっと前の話でいえば、事実上の公認候補を弟だとか息子だとか祭り上げながら当事者が逮捕されたら知らん顔の政治家たちを見て、この映画の言っていることが証明されたような気もしました。ストーリー面の話をすれば、序盤エドワードが街の人に簡単に受け入れられすぎでは、とも思いましたが。そこはご愛嬌ってとこでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-25 21:53:19)
8.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
この映画を観た後に、帰り道の街ですれ違う人々や帰った先の家族の姿がどこか疑わしく見えてしまったのは私だけではないのでしょうか。この映画は公開してすぐ見に行きましたが、未だにこの映画の着眼点や発想というものが私に大きな影響力を及ぼしているのを感じます。メディアの執拗な取材が問題として時たまパパラッチという名で揶揄され取り沙汰されたりしますが、大衆の知りたがっているというかこつけでメディアがどこまで人のプライバシーに踏み込んでいいものなのか。他人のプライベートを食のタネにするために傲慢な取材をするような下劣な人種に観て、そして考えてほしい映画です。しかし映画中でこういった番組に対して人権問題の議論がされていなかったのは疑問に感じました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-02-04 21:30:31)
9.  インサイダー
とてもかっこいい男たちを描いた映画です。この映画のアル・パチーノのようなジャーナリストが今の日本にはどれだけいるのか、虚偽内容を放送したテレビ局のニュースを見てこの映画を思い出しレビューしてみました。日本の報道を請け負う人々の現状を憂うばかりです。知らなくてもいい事実ばかりを報道することではなく、人々が知らなければならない真実を伝えるのがメディアの本当の仕事だと再確認させられました。しかしインサイダーになるってのは大変なことなんですね。自分がラッセル・クロウならなかなかこんな決心はつかないだろうと思いました。少々長いのが玉に瑕ですが、この映画に関しては長いことによって見応えと価値が損なわれているわけではないと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-22 23:44:42)
10.  逃亡者(1993)
面白いですね。意外と死刑囚の割にはフットワークの軽いこと,トントン拍子で逆転まで繋がることは映画ということで目を瞑って,単純にその過程を楽しむべき映画だと思うのでよしでしょう。最近は日本のTVCFで見慣れてしまったトミー・リー・ジョーンズがハリウッド俳優として生き生きとしていることには少々驚きました。キンブルほど頭の良くない私には,やはり冤罪というのは怖いものだなと思わされる作品です。
[地上波(吹替)] 7点(2007-07-09 11:09:50)
11.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
公開当時映画館で見ました。以降もDVDで再見したことがありますが、やはりいい作品ですね。趣のある片田舎を舞台にした、情緒溢れる物語にはラッセ・ハルストレムがぴったりです。全編を通し叙情的というか、感情を簡単には台詞にせずに表情や背景の描写、音楽などスクリーン全体で観る者に伝えようとしたような作りがとても好きです。最初にホーマーが孤児院を出て行く動機が微妙に弱いような気がしたり、途中少しだれる感がありますが、孤児院で育ったホーマーの生まれて初めて(のはずの)恋であったり、束の間の青春を過ごすホーマーの瑞々しさがとても印象的でした。個人的にはもう少し親の温もりを知ることなく人知れず死んでいく孤児にもスポットを当てて欲しかったところです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-21 01:43:36)
12.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
エドワード・ノートンの名演に尽きますね。白人至上主義グループのカリスマリーダーとしても、出所し心変わりをしてしまってからも説得力のある演技を見せてくれます。ノートンとファーロングの兄弟で部屋の壁に貼り付けた旗などを外すシーンが印象的でした。ラストは確かに衝撃でしたが…ノートンの身に何か起こりそうな展開にしておいてファーロングが撃たれるってのはちょっと作りすぎ且つ狙いすぎな気がしました。ともあれ人種差別をストレートにえがいた秀作であることには変わらないと思います。なぜか坊主がカッコよく見えてしまうのもこの映画の不思議なところです。
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-25 16:49:20)
13.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
評判通りの面白さでした。観る者を欺こうとしたのか、伏線が多く話が複雑なだけに無駄な部分が多い印象もありますが、これくらいの方がちょうどいいのでしょう。こういった映画は2回目以降はまた観る目が変わりますね。ラストに向けて何が起こるのかという緊迫感が加速していく感じがたまりません。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-18 05:36:40)
14.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
映画館でかつて観賞し、先日衛星放送で見直しました。劇場で見たときと字幕が変わっていて、印象に残っていた台詞がニュアンスの違う言葉で綴られていたのが非常に残念でした。しかし内容は相変わらず素晴らしく、それぞれに表向きの表情と裏にコンプレックスを隠し持った二面性のある登場人物が多く、観賞した誰もが数ある登場人物の誰かに共感できるのではないかと思います。個人的にはベン・アフレック演じるチャッキーにどことなく自分と相通じるものを感じてました。またランボー教授は何となく「アマデウス」のサリエリに似ているような気もしますね、自分とウィルの才能の差に苦悩する様子がよく描かれていました。部屋の中の映し方の色遣いなど、映像面でも楽しめる場面が多くよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-09 20:45:17)
15.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 
初めて映画を観て泣きそうになった作品です。当時はまだ中一だった私は映画館で泣くということがどうも恥ずかしくて必死でこらえていた覚えがあります。「アルマゲドン」がやけに娯楽性に走ってしまっている分、様々な状況に置かれた登場人物の人間ドラマを真面目に描いているこちらの方が私は好きです。イライジャの恋人が(リリー・ソビエスキーだったかな?)が両親を置いてバイクに乗るシーンが印象的でした。こうした危機的状況とは関係なく、人と人の別れというのは切ないもんですね。しかし隕石が1年後に衝突するという事実や、それはともかく大統領がもう打つ手がなくなりました、という発表を公式にしていいもんなんでしょうか?国内のみならず世界中が混乱に陥るのは目に見えていると思うのですが。その点は非公式にプロジェクトを進めた「アルマゲドン」の方がリアルではないかと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-31 18:34:59)
16.  海の上のピアニスト
寓話としてかなりの出来映えだと思います。「ニュー・シネマ・パラダイス」といい、トルナトーレ監督はどこか懐かしい雰囲気のある物語を描くのが上手ですね。郷愁を帯びたような海を背景にした、男同士の戦いや淡い恋のエピソードのひとつひとつが何ともいい世界を創り出していると思いました。音楽も素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-24 14:46:17)
17.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
スピード感溢れる映像と、緊迫感の滲み出るような演出のお陰でアクション映画の一級品として成り立っていると思います。私は割と地下鉄のシーンも嫌いではありませんが、働き盛りのSWAT隊員と初老を過ぎた爆弾魔の直接対決ならそりゃ勝敗は明らかだろとも思いました(その割にはデニスも大健闘)。あとはバスが途切れた道を飛び越えるシーンですが、あれはあれでありなんでしょうか。。ちょっと無茶しすぎな気がします。この映画を観て以来キアヌのファンです。ヤン・デ・ボンのように一発屋にならなくてよかったです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-21 03:46:08)
18.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
この映画に描かれた人間模様が果たしてリアルなのかリアルでないのか、それすらも普通の日常を暮らしている私たちにはわからないような設定ですが、やけにどこかでありそうな物語なのが面白かったです。スノーモビルの事故に見せかけてしまうところは当然ながら、雪国という設定をうまく生かした展開や演出が秀逸です。夫婦間の諍いで収められてしまったブレント・ブリスコーは可哀想な気がしましたが、似てもいないしあまり釣り合っていない兄弟のようでしっかりお互いを思い合っているビル・パクストンとビリー・ボブ・ソーントンのコンビがよかった気がします。最初は消極的で自他共に認める有識者だったビル・パクストンの言い分が徐々に変わっていく様子が、静かに狂い出す人間像をリアルに表現していて、観ていて少し恐ろしくなりました。それでも結局は札束を隠して得をするような、非道徳的な結末で終えなくて良かったです。ラストに札束を守ることとは別の切り口の山場が用意されていたのも良しです。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-11 23:33:16)(良:1票)
19.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
テンポのいい展開が何より肝ですね。社会の闇舞台を象徴した少々色褪せ気味の映像映りがいい効果を引き出してる気がしました。ただ結局関係者がみんな死んでうまくいく、的な終わりは若干短絡にまとめすぎ?な印象は拭えません。ともあれ見て後悔はさせない映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-25 21:11:16)
20.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
映画に登場する小道具や大道具、または舞台などの随所にハイセンスさが感じられさすがと思う反面、ストーリー的にはいかがかと思わざるを得ない部分もありました。ファイト・クラブが人々の心を掴むところまでは非常に納得がいったのですが、その後のタイラーの言い分はただの屁理屈に見え、テロ集団に発展するまでになると正直現実味がなさ過ぎです。オチもわかったところで感動は起きず、ふーんというだけで終わってしまいました。ラストのビルが崩れ落ちる映像は手抜きにしか見えなかったところも残念です。しかし主演の二人は見事に役どころにハマっており、観ている間は素直に楽しめたのでまずまずの佳作といっていいと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2007-04-10 00:32:30)(良:2票)
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