1. 崖っぷちの男
《ネタバレ》 TV予告を観た段階ではノー・マーク状態だったのですが、他の方のTwitterの「よかったよ」のご意見を見て、映画館に行きました。 映画中盤、仲間の作業シーンが出始めることによって、飛び降り志願の主人公の真意がわかってしまいます。そこで謎がわかってしまう分、若干退屈するのですが、後半は「いったい結末はどうなるのか?」のワクワク感につつまれ、ラストのビル屋上からの大ジャンプで、「アァ~、地面に置いる自殺防止用エアマットのこと、忘れてた~」となりました。スッキリとまとまったラストに心地よい爽快感がありました。 「フォーン・ブース」を引き合いに出されることが多い本作品、私は「崖っぷち」の方が好きです。 [映画館(吹替)] 8点(2012-07-15 10:54:50) |
2. 長ぐつをはいたネコ(2011)
IMAX-3D:吹替え版を観ましたが、とにかく映像のスゴさに感動でした! この作品を観て、フルCGアニメと3Dの親和性は非常に高いと感じました。他の実写+CG作品をIMAX-3Dでいくつか観ましたが、紙芝居(の平面画)を3枚くらい前後にズラして配置されたものを観ている感が強く、どうしても立体っぽくなかったです。それから字幕が視点のずっと手間にあるように見えるので、モノスゴク読みづらい。通常の2D版の字幕の3倍は読みづらく、二度とゴメンです。なので3Dは字幕と決めてます。 本作品はストーリーよりも3D映像を楽しむためにあると断言します! [映画館(吹替)] 7点(2012-07-04 10:26:42) |
3. 劇場版 SPEC~天~
本作のひとつ前の「翔」を観てなかった(知らなかった)ので、最初は戸惑いましたが、最後まで観賞はできました。 正直、敵キャラ(2名)の倒し方が淡白過ぎてツマラナカッたです。 テレビ版も含めてSPECに言えるのは、徐々に敵キャラが強力になり、その倒し方のネタ切れ感が否めないということです。で結果、回を追うごとにツマラナくなっていく。 今回もご他聞に洩れず、肩透かし全開。わざわざ劇場で観るほどのデキではありませんでしたネ。 [映画館(邦画)] 5点(2012-07-04 10:16:46) |
4. ロボット
《ネタバレ》 「インド人がSF・CG・ロボットものをつくったらこうなった」っていう映画かな。 どうもこの映画、3時間のフル・バージョンと2時間15分くらいのセミ・バージョンがあるようで、その差は踊りのシーンの量みたいです。私が観たのは短い方。 踊りメインのインド映画と思ったら大間違い。ロボット(アンドロイド)が恋の嫉妬に狂って人間社会に復讐するってストーリー自体、現代のハリウッド映画には出てこないのでは? ロボに依存しようとする人間や、人とは似て非なるアンドロイドの悲運を皮肉をこめて描いたこの映画、私にはとても魅力的で新鮮でした。 DVD出たらまた観たいですネ。 [映画館(字幕)] 7点(2012-07-04 10:08:25) |
5. テルマエ・ロマエ
原作漫画もチョットだけ読みましたが、クスッと笑える楽しい映画。年代・性別の区別なく、万人ウケするつくりになっていると思います。 内容自体は大した話ではありませんが、この映画の魅力は、ただひたすらに主演の阿部寛さんの演技力と、ローマ人を濃いルックスの俳優陣でかためただけという発想力につきます。 それに意外(失礼!)と豊満な胸の上戸彩さんにチョットどきどき。 [映画館(邦画)] 7点(2012-07-04 09:59:22) |
6. ラム・ダイアリー
《ネタバレ》 友人である実在の人物をジョニー・デップが素で演じたという前説のこの映画。私はラム・ダイアリーの”ラム”がラム酒のことだということさえ、わからずに観ました。 ’60年代、都会に疲れきった新聞記者がプエルトリコで酒に溺れながらも、捨てきれないジャーナリズム魂を引きづりながら生きていく。 私はひたすらドン底まで堕ちていく退廃的なジョニー・デップを期待してたのですが、全体的にダラダラと大した盛り上がりもなく終わってしまったという感じで、やや期待ハズレ。実話に基づいているので派手で非現実的なシーンが無かったということかもしれませんが、デップ好き以外の方にはお薦めできない映画だと思います。 蛇足ですが...、主演女優さんの ①オープンカーに乗ってるシーンでのフル・メイク状態 と ②消息不明後、突然デップの部屋を訪ねて来た時のスッピン(?)状態 の ギャップはヨカッタなぁ~。 [映画館(字幕)] 6点(2012-07-04 09:39:17)(良:1票) |
7. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 Twitterで話が出て、前情報なしで観に行きましたが、頭をカラッポにして映像を楽しめました。 異性人モノのキー・ポイントは映画前半でこれでもかってほど強敵に仕立て上げた相手を「いかにして倒すか」につきると思います。本作品の急旋回シーンで宇宙戦艦ヤマトのあのシーンを思い出した方は多かったのではないでしょうか。 また、老兵を最前線に引っ張り出すというのもどこかで観たネタですよネ。 それに太陽光に弱いにはいいとして、最新鋭の駆逐艦の外壁をブチやぶるミサイル兵器を装備する敵戦艦のブリッジの窓がライフル1発で貫通するというオチなど、『突っ込みどころ満載』のこの映画! 最終的には爽快なエンディングに時間を忘れて楽しむことができました。 個人的にはド迫力サウンドのIMAX+3Dで観たかったなぁ~。 [映画館(字幕)] 7点(2012-07-04 09:25:22)(良:1票) |
8. ダーク・シャドウ(2012)
アダムズ・ファミリーが好きな方には、それなりに楽しんでもらえる映画だと思います。 もうちょっとシリアス感を期待してたのですが、シザーハンズのような悲壮感は無く、個人的にはちょっと肩透かしをくらったという感じでした。 万人受けする内容ですが、逆にコレといった特徴も印象に残るようなシーンもなかったと思います。「なにはなくともジョニー・デップ、ティム・バートン作品は全制覇済み!」という方はご欄になって損はないと思いますヨ。 [映画館(字幕)] 6点(2012-07-04 09:13:08) |
9. アンダーワールド 覚醒
《ネタバレ》 IMAX-3D字幕で観賞してみました。前作シリーズとテーマは同じで、「ライカン&バンパイア両種族からはじき出された混血種のサバイバル」です。ただし今回、コルビナスの末裔であるマイケルくんはほとんど出てきません。今回の敵は一見「人類」、だと思ってたら眼前の敵は実は人間達の「粛清」から逃れたライカンどもだったというストーリーです。ケイト・ベッキンゼール&マイケルくんは人間につかまり、冷凍保存され、実験動物扱いされます。遺伝子操作(?)によって、本人達の知らぬ間につくられた子供との新たな逃避行&戦いが勃発! まだまだこのシリーズは続けられるゾっていうラストシーンでした。3Dについてはそれなりに迫力はありましたが、戦闘シーンでは残像がチラツいて観難かったなど、「別に3Dじゃなくてもよかったな」って感じました。ただ、IMAXのクリアな映像と地鳴りが腹にズンズンくる音響システムは最高でした! シリーズ作品としてそれなりに楽しめましたが、目を瞠るような脚本ではなかったかな。変わらぬ主演ケイトの美しさに敬意を表して6点です。 [映画館(字幕)] 6点(2012-03-08 07:32:41) |
10. TIME/タイム
《ネタバレ》 TVCMでは「真実の謎に迫る!」みたいな宣伝文句でしたが、ストーリーは単純・明快で、ヒネリもドンデン返しもナンも無し。近未来の話ですが、派手なSFっぽい映像も無し。CM観て想像したとおりのストーリーだったので少々肩透かしを食らった感が否めなかったです。 ただ、劇場の迫力のおかげもあってか私は時間を気にせずラストまで観られました。自分の余命も他人のも、腕さえ見れば確認できること、またその余命時間を増やす(働いて得る/他人から奪う)・減らす(他人にあげる/奪われる)コトが可能という設定が、独特の緊張感を生んでいたのだと思います。 個人的には余命を管理されるようになった詳しい経緯やその技術的な仕組みの説明が欲しかったのですが、ほとんど触れられていませんでした。なので「余命管理のシステムの弱点を突いて窮地を打破する」的な話にはなっていません。 主演の女優さんは好きです。見た目、年齢重ねたらミッシェル・ファイファーな感じになるんじゃないかなと...。 [映画館(字幕)] 6点(2012-02-25 13:21:53) |
11. リアル・スティール
《ネタバレ》 ロボット(人工物)のCGは完成の域に達していると思える程のすばらしいデキだと思います。特にラストのATOMとボスキャラの戦闘シーンは、白対黒の色対比のおかげもあり、とても見易かったです。トランスフォーマーのCG担当者にも見習ってほしいものです。 主人公とその息子のカラミ等は比較的サラッと作られているところにも好感が持てます。これはドロドロした、お涙頂戴のヒューマンドラマでは決してありません。近未来のロボットの格闘シーンを純粋に楽しみたい方にオススメしたいです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-12-17 11:41:47) |
12. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
三谷ワールドは健在! クスクスっと笑いを誘い、それでも時折ホロッとさせてくれます。 もちろん締めはやっぱり明るく笑顔で楽しくオチャらけてくれる。 落ち武者のコトバ使いとか、緊張感が全く無い裁判シーンとか、突っ込みどころは満載ですが、幽霊が見える理由や幽霊を証人に呼んだ裁判をいかにして成立させるか という点は、それなりに合点がいきました。 エンドロールで流れるお二人のデュエットの上手さにはちょっとビックリです。 [映画館(邦画)] 7点(2011-11-06 00:34:15)(良:1票) |
13. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 何度もなんども8分後に必ず訪れる死の苦痛を味わされながらも、素性のあやしい軍関係者からの爆弾犯捜しというミッションを遂行せんとする主人公は痛々しい。 近未来の想定だと思うが、ストーリーの割には思ったほどゴテゴテしたCGは無く、とてもスマートにスッキリ作られた映画だと感じた。 鑑賞中の興味はズバリ、このストーリーの落とし処(結末)はどの辺だろう? ということではないだろうか? ①過去は変えられない。②8分前に戻っての世界は過去へのタイムスリップではなく、死者達の最後の記憶を組上げたプログラム という本ストーリーの前提(理屈)から、二人のキスのストップモーションが美しいエンディングだと思っていた。 が、実際には爆破事故が起こらないもう一つの世界(パラレルワールド?)を創造してしまったというオチに、私は違和感を覚えた。あの女性軍人が主人公からの最初で最後のメールを受信できたことも? 最後は何でもアリの世界なの? せめてマトリックス並みのつじつま合わせはしておいて欲しかったと思ったのは私だけ? という不満はあったものの、全体的にはよく作りこまれた楽しい娯楽作品であったことはホント! 一観の価値アリということで7点を献上します。 [映画館(字幕)] 7点(2011-11-05 23:15:05)(良:1票) |
14. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 最初に人類並みの知性を得るチンパンジー シーザー他、猿は見た目にCGと判るレベルではあるものの、実写である他の登場人物等と連動した動きはとても自然な動きだ。そのおかげで十二分に映画に入り込めたと思う。 今までのシリーズ公開作品を全く観ていなくても、問題なくこれ単体の映画として楽しめます。 シーザーが自らの意思を明確に持ち始めたということが、顔(特に目)の表情でハッキリわかるので、その瞬間を楽しんで欲しいと思います。個人的にはやっぱり、シーザーが自ら檻の扉を閉めたシーンがメッチャよかった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-10-13 18:03:09) |
15. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 プレデター2以来、人間の女とできちゃいそうになる(?)AVP、暗くて戦うシーンがよくわからなかったAVP2と裏切られ続けたが、本策はやっと原点回帰してくれたプレデターシリーズの第3作目と言える。特に森林を彷徨う人間達が追い詰められていく時に流れるあのおどろおどろしいBGMがイイ。ひとりづつ殺されていく=『プレデターに駆られる人間の壮絶なサバイバル+絶望感』という本策のテーマを十分堪能できる造りになっており、お勧めできます。 ただ、本策のシチュエーションが第1作目と似ているため、新鮮味に欠ける点はいなめない。プレデター達に拷問される”裏切り者”のプレデターやサバイバルを生き抜いた激太りのフィッシュバーンで変化を持たせようとしているものの、大した感動につながらなかった。「アレレ?」って感じ。 この手の作品の最重要課題=主人公(人間)が敵(プレデター)を殺す大逆転劇が今一どころか今三のデキなのが、おしい!! バレバレの伏線は冷めます。 全体的には期待通りに本来のプレデター路線を踏襲してくれて、作品そのもののデキも良かったので久々に7点あげちゃいマス! [DVD(吹替)] 7点(2011-02-19 08:54:52) |
16. のだめカンタービレ最終楽章 後編
《ネタバレ》 前編のストーリー展開が良かっただけに後編の停滞感が大きく減点です。 話のネタが絶対的に不足しているため、演奏シーンばっかりという印象しか残らない。 前・後編に分けずに1本にまとめるべきでしたネ。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-23 01:38:06) |