1. カクテル
トムクルーズ自身、歴代ワースト4に挙げているらしいけど、ホント、そんな映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-06 01:24:35) |
2. 悲しみは空の彼方に
《ネタバレ》 白人女優が主演の映画かと思ったら、話しが散漫になり、ラストは黒人の母親が主役になるというオチの映画。 それにしてもちょっと長すぎない? [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-21 01:04:47) |
3. グレムリン
主役やってる俳優の演技力が酷い。 これじゃ仕事干されるわけよね。 親父の発明品も全く笑えないし……。 公開当時、劇場でも見たけど、その時もつまらなかった記憶が蘇った。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-12-29 07:01:08) |
4. ハスラー
《ネタバレ》 男のために作られた男の映画って感じだ。 初めの戦い、エディがミネソタ・ファッツと何十時間もビリヤードで勝負する様は観ているこちらも疲れを感じてしまう。 そして、早朝のカフェでのエディとサラの会話。お互いアルコールに頼った人生を送っている、それだけで男女関係が生まれる時代背景。モノクロ映像が、このドロドロした関係を更に際立たせている。 サラがエディを暗黒の世界から救い出そうとするも、エディがわかるのは彼女が死んでしまった後。 最後のビリヤードはもう関係ない。 エディとバートのやりとりは、私が観たどの映画よりも緊迫感があふれている。間にいるファッツはもう完全な脇役。 エンディング、ビリヤードには勝てたが、人生の勝負には負けたエディ。しかし、一人残されたバートの姿は、どうみても勝者には見えなかった。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2021-12-29 02:44:30) |
5. 透明人間(2020)
犯人は始めからわかっているし、テンポは悪いし、私には退屈でなりませんでした。 そもそもエリザベス・モスって女優さん、どこが魅力的なのか全くわからないし、夫がどうしてそこまで主人公に執着するのか疑問でした。 [DVD(字幕)] 4点(2021-12-06 02:59:01) |
6. アス
なんだか最初は予想も出来ないようなストーリーで、どうなるのかと思ったのですが、裏の裏を狙っているのが、視聴する側も分かっちゃうみたいで、想定内のラストでした。 私は、この監督の前作「ゲット・アウト」のテイストは好きだが、同じようなものを2度も見たいとは思わない。 どうして、この監督は笑えないギャグを入れようとするのだろうか? ブルーレイの特典映像は、監督の本作に対する思い入れの話がてんこ盛りだったが、私は本編だけで十分。あまり見る価値はない。 [DVD(字幕)] 5点(2021-12-04 23:16:41) |
7. 山の郵便配達
《ネタバレ》 自分ももうすぐリタイアする年齢になって、そんな時に見た作品だから、父親にとても感情移入してしまいます。 「あんなに辛い仕事なのに」と言う母親に、 「信用できるのは息子しかいない」と、後を継がせる父親の言葉。 このオチは見ていて辛くなってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-10 18:37:49) |
8. ボウリング・フォー・コロンバイン
20年前の映画なのに未だに本作が世間に通用するということは、状況は全くと言っていいほど改善されていないということなのかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-16 04:32:31) |
9. 我等の生涯の最良の年
《ネタバレ》 戦争終わって1年後に、こんな映画作っちゃうアメリカは凄いです。 見終わって本作についてウィキペディアなどで調べてしまいました。 出演者のクレジットの順番。 義手の人。 綺麗なブロンド美女の悪妻を演じた女優さん。 制作の経緯。 オスカーetc… 特に義手の役者さんは本作が終わった後も両手が義手のまま生活を続けなければならないんですよね。 手先が器用だけど、お尻とかどうやって拭くんだろうかと真剣に考えてしまいました。 今の日本には忘れられてしまっている本作ですが、終戦記念日に見る価値のある作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-15 08:56:43) |
10. 追跡(1962)
町山智浩の推薦で見ました。 私にとっては見事なハズレ映画でした。 この映画は確かに、後々作られるサスペンス映画やアクション映画に多大な影響を及ぼしたかもしれません。 ですが、シナリオがズサンすぎます。 まず冒頭、銀行員のヒロインに「銀行の金を渡さないとお前と妹の命はない」と悪人が脅してきます。 そこへどういう訳か、ヒロインはFBIに電話するんです。 電話をしていることは悪人に知られ、彼女は一言だけ話して電話を切ってしまうんです。 そこからとんでもない展開が起こります。 たった一言で切られた電話をきっかけにFBIが総動員で彼女の救出に向かいます。 この時点で、この作品は駄作だと思いました。 犯行にも及んでいない悪人を探すために、FBIはヒロインを餌に、銀行の金まで都合をつけて、躍起になるんです。 当時のFBIはここまで暇だったんでしょうか? 話が矛盾過ぎて終始イラつきました。 一番イラついたのは、この映画を見るのに、DVDを購入しなければならなかったことです。 Amazonで中古も取引されていないし、ヤフオクにも出品されていません。 この映画に興味を抱いた方が、私のレビューを拝読し、購入するのを留めてくれるよう祈るばかりです。 ホント、駄作ですよ。間違いなく。 [DVD(字幕)] 2点(2021-07-02 02:31:57) |
11. 健さん
《ネタバレ》 CMでマーティンスコセッシがコメントしている映像が流れたので興味を持ったのですが、冒頭、過去に健さんと共演したという中国人の俳優が超演技下手クソで、10分で見るの止めようかと思いました。 演技が下手というより演出が下手なんでしょうか。 その役者が健さんとの思い出を語りながら大阪の映画館に入り、健さんの映画を見ていると、健さんの登場シーンで、周りに座っていた観客が「よっ健さん!」って叫ぶんです。昭和初期のテレビドラマじゃあるまいし、あれには参りました。 で、退屈な老人関係者たちの思い入れのインタビューが続くのですが、このままヘタレで終わるのかと思ったら、中盤から盛り返してくるんです。 江利チエミさんとの結婚あたりから、自宅の火事、アメリカ進出のエピソードが面白くなっていき、「ブラックレイン」で共演したマイケルダグラスなんかが登場するんです。 で、健さんについて語るのですが、どのコメントも「健さんの存在感がそれだけで演技」みたいな、同じようなものばかりで少々飽きてきます。 健さんの肉声も随所にあり、前半3点、後半7点、おおまけで平均6点といったところでしょうか。 まあ、健さん大好きな人でも暇つぶしに見る程度の作品です。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-27 22:08:10) |
12. わが谷は緑なりき
ここまで人間を描ききった映画も珍しいです。 ヒュー少年がロディ・マクドウォールだというのは後になって知りました。 ビックリです。 少年が社会の綺麗な面、汚い面を見ることによって成長する過程は素晴らしいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-15 13:45:07) |
13. ランボー/ラスト・ブラッド
《ネタバレ》 11年前に前作を見たとき、私はスタローンをジジイとしか見れませんでした。 あれから何が変わったのでしょう。 私はアラフィフになって腰が悪くなり今はジョギングすら出来ません。 それに比べ70歳を過ぎたスタローンの何と若々しいことか! 馬を乗りこなす彼の勇姿は素晴らしいの一言に尽きます。 もうそれだけで満足です。 後味悪い結末でしたがスタローンにはいつまでも頑張ってもらいたいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-09 13:08:07) |
14. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
劇場公開されたとき見た記憶があります。 当時、原作を先に読んで、私が思い描いていた主人公は高倉健とはイメージが違うなぁって思いました。 今回、高倉健生誕90周年ということでテレビ放送され見直しました。 年々自分が歳を取るにつれ、俳優としての健さんのよさが理解できるような気持ちになりました。 でも、この映画は私の苦手なファンタジーです。 初めて見たときはそんなふうに思わなかったんですけどね。 それに加えて、言葉の訛りにストレスを感じました。 広末が出たあたりから「いつ終わるのかな?」って、そんなことばかり考えてしまいました。 健さんには申し訳ないのですが、この点数です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-09 10:00:56) |
15. 知りすぎていた男
若い頃、「サイコ」とか見て面白いなとは思ったけど、21世紀にもなってヒッチコックというのは古びたものなんだという印象が強くなってしまったのは否めません。 きっと、こういう作品を教科書にして、三谷幸喜なんかは映画を作るんでしょうね。 でも、現在、娯楽として通用するかというと、もっと面白い映画は沢山あったりするんです。 先日も「裏窓」を見ましたが、またしても冒頭30分、何も事件が起こらないシチュエーション、もうウンザリです。 テンポも悪すぎます。 伏線を張り巡らせた脚本は私には計算されているのがわかりやすくて、逆に自然体に見えないんです。 この作品を最後に、ヒッチコックは卒業したいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-07 16:39:54) |
16. イブの三つの顔
《ネタバレ》 お正月に「テキサスの五人の仲間」に出演していたジョアン・ウッドワードがとても魅力的だったので、ネット検索して、この作品を見つけました。 結論、たいした映画ではなかったけど、ソフトを購入しなければ見る機会には巡り会えないのが残念ではあります。 多重人格者役のジョアン・ウッドワードは、この作品でオスカー獲ってるだけあって、迫真の演技を見ることができます。 エロティックなダンスを披露したり、綺麗な生足を披露したり、とてもチャーミングな女性です。 実話というモノローグから始まるオープニングですが、制作当時、ヘイズコードの規制があっただろうと思います。 で、多重人格になったきっかけがハイライトになるんですが、今だったらきっと、大人から受けた少女へのイタズラ行為が原因となるだろうというところを、本作では、少女は亡くなったお婆ちゃんにキスするのが嫌だったのが多重人格者になった原因だという、ちょっと無理がある捉え方に時代を感じさせます。 ブルーレイを購入するには値を貼りましたが(2500円)、テレビ放送されることがあったら、是非チェックしてもらいたい作品です。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-04-09 00:21:54) |
17. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
《ネタバレ》 ストーリーは使い古されたケースなんです。 証拠が残っていないか気になって現場に戻るというラストは「指輪の爪あと」や「パイルD-3の壁」などで使われているんです。 でも、今回のエピソードで、ひと捻りあるのは、コロンボと犯人のやりとりではないかと思うんです。 犯人「人殺しと二人きりで危険を感じないかね」 コロンボ「ちっとも。あなたはそんなに怖い人じゃありません」 コロンボ、ラジオをつけると、犯人の歌が流れる。 中略。 コロンボ「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 このやりとりはコロンボと犯人のやりとりではなく、犯人役はカントリー歌手の大御所、ジョニー・キャッシュ自身に戻っているというのがミソになっています。 だからアメリカの視聴者にとっては、このオチは日本では知名度が低いジョニー・キャッシュに、より感情移入できるのではないでしょうか。 これがもし演歌歌手の大御所、北島三郎で コロンボが「これほどの歌が歌える人に悪い人はいませんよ」 となったら、日本人の視聴者が受ける印象も変わっていたのかもしれません。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-04-08 23:53:15) |
18. 男と女 人生最良の日々
冒頭10分で見るのやめようと思いました。 正直、自分が見るには20年早過ぎると…。 でも、このサイトの点数がよかったので、とりあえず最後まで観ました。 この1966年の第1作目をリアルタイムで観た人の半分以上は既に亡くなっているのではないでしょうか? 私は10代の頃、80年代にテレビの深夜放送で第1作目を観ました。 現在、私は40代です。 40代で、第1作目を観ている人なんて、「みんなのシネマレビュー」を覗いているような、よほどの映画マニアしかいないと思います。 そんな私でさえ、この1966年の第1作目は古い映画と感じます。 で、本作なんですが、サブタイトルが「人生最良の日々」ですか。 素晴らしいタイトルですね。 実際、私にもそんな人生最良の恋愛経験が、2度ほどありました。 それぞれ20代、30代の時、この第1作目のような恋愛経験をしました。 でも、2019年の本作を見ていて、ふと、我に返ってしまったんです。 自分が20年後、もしくは30年後に、半分ボケてしまって、介護までされるような年寄りになったとき、彼女たちは会いに来てくれるだろうか? 映画の中では、男性の夢が随所に見受けられます。 それを考えると、急に現実に戻されたように感じて、感情移入できなくなってしまいました。 映画は90分で終わり、ネットで本作について調べてみて、アヌーク・エーメが87歳だと知ってビックリしました。 てっきり彼女は70歳くらいかとばかり思っていました。 こうなると話しは変わります。 私にとって20年後の自分は想像できるのですが、40年後の自分はどうしても想像できない。 40年後に自分が思い出をどのように大切に守っているのか全く想像できないことに気づきました。 映画の中で生き生きとしている87歳のアヌーク・エーメを見た私は、この映画を今後も大切にしていこうと決めました。 テレビで放送されたこの映画をディスクにダビングして、自分が87歳になったとき再鑑賞して、自分がどう感じるのか楽しみになりました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-28 15:22:42)(良:1票) |
19. 欲望という名の電車(1951)
《ネタバレ》 この作品はまず原作を読んでから映画とセットでご覧になられたほうがわかりやすいです。 原作は戯曲で210ページほどなので簡単に読めます。 映画は原作では描かれていないシーンがあります。 当時はヘイズコードという表現の規制がありました。 原作では、ブランチが10代の頃に結婚していた亭主(青年)がホモだったという告白が、映画では曖昧な表現でミッチに告白しているので、その後、ブランチが精神不安定に陥る理由に説得力がありません。 それから原作では、ラスト、スタンリーに向かって、割れたビール瓶で抵抗するブランチが、力尽くでベッドへ連れて行かれるという描写が、映画では、鏡に映るブランチとスタンリーのシーンでストップモーションがかかり次のシーンへ行くので、映画だけ見た方にとっては、ブランチがレイプされたという意味が伝わらないかもしれません。 ラストが原作と映画では全く違います。 原作では、ステラは「もしブランチの言うことが正しければ、私はスタンリーとは一緒にいられない」と言っていますが、映画の字幕スーパーでは、「もしそれが本当なら」という簡潔な表現のため、読み飛ばしてしまうかもしれません。 ブランチが精神病院から医者と看護婦に連れて行かれた後、原作では、それを見守るステラにスタンリーは膝まづくところで終わりますが、原作では、ステラは、スタンリーの呼び声に「もうスタンリーのところへ戻らないわ」と言い、2階へ駆け込むところで終わります。 私は今回、ディレクターズカットと呼ばれる、公開時にカットされていたシーンを追加したオリジナルバージョンのDVDを観ました。 それに付属されたプロダクションノートを読むと、公開時、レイプシーン(実際には暗喩)のカットと、レイプしたスタンリーに何のお咎めもないラストの描写を変更しろという、上からの命令があったそうで、監督は相当苦労されたそうです。 実際、映画でステラがスタンリーのところに戻らない決心をするのは、そういった意図があったからだと想像できます。 [DVD(字幕)] 8点(2021-03-18 17:10:38) |
20. 禁断の惑星
1956年とは思えないくらいモダンなセットでした。 ロボットも当時最新のデザインだったのでしょう。 ストーリーが退屈でつまらなかったのですが、紅一点のアン・フランシスのミニスカート姿が本作を引き立てる役割を果たしていたと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-10 10:38:57) |