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mickeyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 59
性別 男性
自己紹介 ギリギリ20代です。
仕事のためなかなか映画を観る時間がない今日この頃ですが、
レビューを書くためにも頑張って観ていきます(笑)
宜しくお願いします。

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1.  ジョーカー 《ネタバレ》 
内容と反して映像がスタイリッシュで印象的なシーンやカットが多い映画でした。社会的弱者の象徴でもあるアーサーがもがく姿は現代社会を生きる多くの人々の心に刺さるのではないかと思います。老婆心ながらこれから「ジョーカー」を観ようと考えている人に注意点を。①禁煙中の方にとってはかなり拷問に近い映画です。劇中だけでも1ダース分ぐらいジョーカーがタバコ吸ってます(笑)吸ってないのは電車の中ぐらいです。②最近気分が落ち込んでる人も要注意です。更に落ち込むこと間違いなしの超ダウナーな映画です。 ③「社会に上手く馴染めてないなー」と感じてる方も要注意です。そんなマイナスな感情をこれでもかという程えぐってきます。自分も一歩間違えばアーサーみたいになってたのでは?と一瞬本気で心配になります。以上、3つの注意点を挙げましたが、ご安心下さい。3つ全部に当てはまる方でもラスト付近のジョーカーの誕生シーンでカタルシスを感じることがきっと出来ます。3つとも当てはまる私が言うので間違いないです(笑)長々と書いてしまいましたが大傑作です。
[映画館(字幕)] 9点(2019-10-21 18:21:16)
2.  パージ 《ネタバレ》 
「12時間はどんな暴力行為も合法」というのは全くリアリティがないが設定としては惹かれました。けどこれはただの密室でのドタバタ劇になってしまってて「パージ」が全く活きてないです。主人公一家も他の登場人物もことごとくアホ揃いで全く共感できない(特に息子と娘)。サイレンひとつで急に殺人者になったり善良な市民に戻ったり、人間ってそんなに単純ですか?設定自体は非常に面白そうだっただけに残念。
[DVD(字幕)] 3点(2017-02-27 21:26:41)
3.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 
ヘザー・グラハムの「無駄脱ぎ」を堪能しました(笑) すごく綺麗で好きな女優だけど、脱ぐのに全くためらいが無さそうなところが素晴らしい!この作品でも「えー!そこで脱ぐ!?」みたいなシーンで脱いでて、もはやお色気というより笑わせるシーンになっちゃってます。なんだか「ヘザー・グラハムが脱ぐ」ことばっかり書いてしまいヘンタイと思われそうですが、頭からっぽで楽しめるおバカ映画(褒め言葉です笑)です。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-22 23:15:53)
4.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
1人の男の成功と凋落の人生が詰め込まれた2時間半。かなり重厚な作品です。印象的なのは、貧しい山師時代には割と無口だったダニエルが、石油を掘り当てて成功していくにしたがってどんどん饒舌になっていく点。良くも悪くも成功は人格まで変えてしまうということですね。石油王の話、程度の予備知識のみで観たため、タイトルから石油をめぐる血みどろの争いを勝手に想像してましたが、かなり違いました(笑)。超利己的な性格のために自ら堕落してしまい最終的には人も殺してしまう。そうした意味で「There will be blood」なのかな?とぼんやり思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-22 23:01:30)
5.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 
これは隠れた名作だと思ってます。この作品のウッドチッパーのシーンを観て以来、ゴミ収集車を観たら必ず避けて歩くようになりました(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2017-02-19 23:05:40)
6.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
辛い現実に何度も直面し遂には実家に帰ろうとしていたすずが「この家に居させて下さい」と言ったあたりから何故か涙が止まらなくなった。戦時中と現代では全く状況が違うが、誰でも自分が今置かれている生活圏の中で精いっぱい頑張らないといけないということは今も昔も同じなんだと思わされた。お涙頂戴ではなく、悲しみの先にある明るさがほんのり見えるラストに救われた。
[映画館(邦画)] 10点(2017-02-19 22:47:27)
7.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
どんな気分の時に観てもすっと物語に入り込める作品。冤罪や刑務所内での不正など、扱われるテーマは割と重いですが、テンポが良く意外と笑えるシーンもあり全く飽きずに観れます。自分の利益の為なら手段を選ばない刑務所長も、人間の弱い部分を凝縮したような存在であり個人的には反面教師として捉えています(笑)。メッセージ性と娯楽性が絶妙なバランスで同居する、ほとんど完璧と言える作品ではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 10点(2017-02-19 20:41:14)
8.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
冒頭で父親がクリスと弟に言った、「人間には羊、狼、番犬の3種類がある」という言葉を頭に入れながら鑑賞した。テロリストが狼ならその犠牲になる弱い民衆が羊。そしてそのテロリストを駆逐するアメリカ軍が番犬である。しかし民衆の立場から見ればテロリストもアメリカ軍も「狼」に見えるのではないだろうか。アメリカはテロリストを軍事力で排除してきたが、その代償として多くのイラクの一般市民が空爆の巻き添えなどで犠牲になっている。そして立場に関わらず戦争の当事者誰しもが簡単に「羊」となり得てしまう。そんな理不尽さが戦争なのだろうと思わされた。また、普通に娯楽作品としても面白く、特にライフルのスコープを覗き込む場面は観ている自分も思わず画面を息を止めて覗き込んでいた。メッセージ性・娯楽性がバランス良くまとまった良作だと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2015-08-31 18:27:42)(良:1票)
9.  シベリア超特急
約2時間の間、全く揺れない列車とは裏腹に心は揺れまくりでした。特にラストはもうビックリを3周ぐらいして茫然自失状態。その後3日間ぐらいは「シベ超」のことが頭から離れませんでした。でも3日ぐらい経つと完全に忘れていました。しかし私は映画を観る際は「どれだけ心を揺さぶられるか」を期待して観るため、そうした観点からこの作品に点数をつけるとこの高得点(?)になってしまいました。一度は観てみることをおススメします。保証はしません(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2013-02-09 20:43:14)
10.  愛のむきだし 《ネタバレ》 
「ヒミズ」を観た時にも感じたが、園監督は「人が人を救済する」という演出が好きなんだなあと率直に思った。「ヒミズ」では、自暴自棄になった主人公をヒロインが救済しようとするし、この作品ではインチキ宗教団体に洗脳されたヨーコをユウが救い、終盤ではヨーコがサソリ(ユウ)を救おうとする。人が人を見捨てずに救おうとすること。それこそが園監督の考える「愛」であり「希望」なのではないだろうか。そう考えると、過激な演出に注目が集まりがちな園監督だが、意外と優しい人なのかもしれないと思った。
[DVD(邦画)] 8点(2013-02-09 20:20:17)
11.  バベル 《ネタバレ》 
実在した古代都市・バビロンにて、天に届く高い塔を作ろうとした人類が神の怒りを買い、神が塔を崩壊し言葉を通じなくさせ、人類は世界各地に散っていった、というのが有名な「バベルの塔」の記述である。人類の愚かさを戒める有名な伝説だ。この映画も恐らく、世界中に散らばってなお私利私欲に走って他人を傷つけてしまう人間の愚かさを伝えようとしているのではないかと思う。そうしたメッセージ性は確かに伝わってくるのだが、致命的なまでに表現が下品だ。聾唖の少女が、言葉が喋れないからと言って本当にあんな愛情表現をするだろうか。「言葉を通じなくさせた」というバベルの塔の話を具象化した存在なのだろうが、誤解を招くのでああいった表現はしないでほしい。聾唖でも手話や筆談で普通の人とコミュニケーションを図っている方もたくさんいる。演じた役者には罪はないがこれでアカデミー助演ノミネートなんて有り得ないと思ってしまった。メッセージ性は良かったのだが、それを伝えるための表現にどうしようもなく不快感を感じたのでこの点数で。
[DVD(字幕)] 3点(2012-04-11 17:52:29)
12.  ドーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビたちの全力疾走に唖然とした。お前らは陸上選手かよと言いたくなるぐらい。タイトルは「よーいドーン!オブ・ザ・デッド」がいいでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-11 16:30:16)
13.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
「名作」とあちこちで紹介されているこの作品。序盤はあまりのスローなテンポに不安になった。しかし、ブレンダがジャスミンに心を開き始めるあたりから物語は俄然面白くなる。まったりした雰囲気の中、頭のネジが外れたような連中が交錯していく様は、もはやコメディと言っていいと思う。ブーメランやポロリなど、理解不能な演出もなんだか微笑ましかった。ジャスミンが現れたことによって、ブレンダをはじめ「バグダッド・カフェ」に集う人々に変化が表れていくが、ジャスミン自身も知らない土地で心が洗われ、別人のように生まれ変わったのだと思う。最初の登場ではジャスミンは真っ黒の服を着ているが、終盤でブレンダと再会した時には真っ白のドレスに身を包んでいた。黒から純白へ、彼女自身の心も変化していったということだろう。2人が満面の笑みを浮かべながら抱き合うシーンはこれまで観た映画の中でも屈指の美しいシーンだった。「あぁ、いい映画を観たなぁ」と素直に思える、そんな映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-11 12:48:12)
14.  セブン 《ネタバレ》 
「ユージュアルサスペクツ」とこの作品を観て以来、ケビンスペイシーがいい人そうな役で出てきても基本的に信用しないようにしています。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-09 16:39:01)
15.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
ジュールスが横取りする「ビッグ・カフナ・バーガー」と「スプライト」、ミアが飲む「5ドルのシェイク」、どれも美味しそうだ。出てくる登場人物全員はどこか間抜けだがみんなかっこいい。そして生き生きしている。理屈でなく感覚的な部分に訴えてくる映画だと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2012-04-09 16:37:26)
16.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
冒頭の墓のシーンから釘付け。スプラッター描写はあまり出てこないが、最初の犠牲者カークがハンマーで殴られ痙攣するシーンとか相当怖い。粗い画質も、カルトっぽさや陰湿さを出すのに効いている。コメディ的要素が強い「2」と対象的に、こちらは純度100パーセント正真正銘の「ホラー映画」だ。もしテキサスに旅行に行くときはヒッチハイクをしている男は拾わないように気をつけましょう。
[DVD(字幕)] 10点(2012-04-09 08:57:04)
17.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
2人が歌うシーンを挟みつつ淡々と進む展開が心地良かった。主演の2人は本当のミュージシャンということで、歌や演奏の上手さは流石という感じである。全く境遇の違う人間同士が街角で出会い、そして別れる。切ないがその繰り返しが人生だと思う。2人とも新しい生活で幸せになって欲しいと心から思った。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-09 08:56:10)
18.  ロッキー 《ネタバレ》 
超有名だが、今まで何となく敬遠していた作品。もっと早く観ておけば良かった。オーディションに落ち続け用心棒をして日銭を稼いでいたというスタローンにとって、ロッキーバルボアは彼自身の投影なのだろう。他の有名な俳優を起用する案もあったようだが、貧しい生活を送っていたスタローンが演じることで、ロッキーのハングリーさや無骨さが上手く画面に表れていると思う。また、エイドリアンの存在も重要な要素だ。スポ根映画のようでいて、実はエイドリアンという女性へのロッキーの愛情がこの作品の核だった。最後のシーン、ロッキーにとって勝ち負けはどうでもよく、エイドリアンを必死に探す。彼はエイドリアンのために戦っていたのだと思う。不器用な2人が抱き合うエンディングがただひたすら美しかった。
[ビデオ(字幕)] 9点(2012-04-08 20:31:53)
19.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
人間生きていると思い通りにならないこともたくさんある。受験に失敗したり、希望した仕事に就けなかったり、異性にフラれたり。だけどそれだけで本当に「負け組」行きだろうか。この家族は、それぞれが思い通りにならない現実を抱えているが、家族でみんな仲良く生きている。それなのに「負け組」なんて、誰が言えるだろうか。そもそも「勝ち」と「負け」は所詮相対的なものでしかなく、人生の当事者にとっては「幸せ」か「不幸」かしかないはずだ。この家族はそれぞれが欠落を抱いているが紛れもなく幸せだと思う。でもまあそんな難しいこと考えなくても、コメディ+家族+ロードムービーときて面白くないわけがない!欠落を抱きながら生きている全ての人にお勧めしたい。満点!
[DVD(字幕)] 10点(2012-04-04 20:08:39)(良:1票)
20.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
映像は確かに40年以上前の映画とは思えないほど素晴らしいし何だかとてつもないメッセージが含まれているような感じがする。しかしそのメッセージが「何なのか」、私にはよく分からなかった。一部の洞察が鋭い方を除けば、大半の人がこの映画が伝えんとすることがよく分からないまま終わってしまうと思う。まるで攻略本を買わないと絶対にクリアできないTVゲームをさせられている感じ。分かる人には分かればいい。分からなければそれは洞察が足りないだけ。そんな製作者側の横暴な考えが見えるかのよう。本当に宇宙に行っているかのような気分にさせてくれる映像に対してこの点数です。
[DVD(字幕)] 4点(2012-04-04 19:15:12)
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