1. ワイルド・スピード/SKY MISSION
圧巻のアクション映画で、おススメです。一挙に魅せます。 長いシリーズなので、今作から見るのを躊躇う人もいるかもしれませんが、このエピソードは何?ってところを特に気にしなければ、十分に楽しめます。 他の映画で主役を張れるターミネータ的な敵役との対決で一気に進むアクション。今まで無敵だった主人公がピンチに!っていうお決まりパターンのところだけはちょっとダレるかもしれませんが。それはご愛嬌。 最後、車が並走するシーンは色々意味があるので、見終わった後、メイキングエピソードを調べて見てください。 [映画館(字幕)] 9点(2015-04-29 18:19:23) |
2. 海街diary
久しぶりに再見。ストーリーはほとんど忘れていた。 大きな事件は何も起こらない。異母妹を引き取った後の日常。 その日常が自然に切り取ったように撮れている。 そうそう、ちょっと前の日本は梅を漬けたりして季節を味わっていたんだよね。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-01-08 22:56:31) |
3. ぼくは明日、昨日のきみとデートする
《ネタバレ》 よく練られた映画です。主演の小松菜奈が魅力的に撮られています。 普通の恋愛映画と思って見ていたところ、画面にいきなりタイトルが! そうか、ここからなんだと心の準備ができます。 高寿の世界に一定の周期で逆時間で来る愛美にとっては、そのままでは 高寿と恋愛することは出来ないはず。どんな風に15歳の愛美は25歳の青年 から話を受けたのか…。 三木孝浩監督は、原田知世主演の「時をかける少女」を大きな影響を受 けた映画と言っているので、今作の力の入れようが分かります。 設定では、互いの時間は常に逆に進んでいる訳でなく、24時間のワンセ ットです。時間は連続的ではないため、そのワンセットが逆に流れること もありうる訳です。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-03 22:39:37) |
4. ゼロ・グラビティ
IMAX3Dで鑑賞。 これは3Dで観ないといけない映画です。 3Dで、普通体験できない宇宙飛行を体験する映画です。 2Dで観ると、なにこれ?になってしまう恐れがあります。 2Dで観て話の筋がどうのこうのという映画ではないですね。 [映画館(字幕)] 8点(2014-01-13 17:20:44) |
5. アイアンマン3
《ネタバレ》 今作は、ユーモアありペーソスありの完成度の高い作品。 (ユーモアというよりギャグ?) 前作までの監督から交代したことが吉と出たようです。 主人公トニー・スタークは、おちゃらけキャラながらもパニック障害もちで、「困った困った。あれが無いとどうしようもない。」と全くだらしない。 でも、キリアンからの仲間にならないかという悪の誘いにはキッパリと拒絶。 そう、アイアンマンスーツがあるからではなく、彼こそがアイアンマン。 「I AM IRON MAN!」 かっこ良さ過ぎます。 [映画館(字幕)] 8点(2013-05-05 05:56:00) |
6. クラウド アトラス
《ネタバレ》 過去、現在、未来の、それだけなら明快な話が表現効果を狙ってバラバラにされています。そのバラバラにされた夫々に同じキャストが出ていたりします。 トム・ハンクスは6役。それでもトム・ハンクスは分かりやすい方です。 ペ・ドゥナのメキシコ人違法工場の女なんて全く分かりませんでした。ペ・ドゥナは本作で印象的でした。クローンソンミが着ていた服は紙だったそうです。服も使い捨てということでしょう。是枝監督の「空気人形」をみたウォシャウスキー監督から連絡があったようで、今回は複製人間でした。 [映画館(字幕)] 8点(2013-03-20 20:43:23) |
7. レ・ミゼラブル(2012)
まず最初に、本作品はミュージカル映画です。 有名な作品なので、そういうことは少ないと思いますが、それと知らずにミュージカル嫌いの人が見に行くと悲惨な目にあいます。 通常、ミュージカル映画はアフレコですが、本作ではライブ録音で、ミュージカルとしての臨場感を高めています。時にイヤホンが外れたのかキーがおかしくなっていても、「舞台」と考えればそれもまた良しです。 映画では舞台と違って顔の表情をよく見られるという利点もありますし。 ジャンバルジャン演じるヒュージャックマンは、強制労働がいかに過酷であったかをその後の姿とで見事に表現しています。 レ・ミゼラブルというと、ミール・バヤールの木版画の少女コゼットのが絵が有名ですが、本作の少女・コゼットが生き写しでした。作品へのこだわり、愛情を感じました。 [映画館(字幕)] 8点(2013-01-06 15:56:21)(良:1票) |
8. ドラゴン・タトゥーの女
本作は、スウェーデンのスティーグ・ラーソンのベストセラーであるミレニアム三部作の第一作。スウェーデンでは既に三部作の映画化を終わっているが、これを「セブン」「ソーシャルネットワーク」のデヴィッド・フィンチャーがリメイクした。 経済ジャーナリストのミカエルが凄腕調査員のリスベットと大富豪から依頼された失踪事件の解明に挑む。リスベット役の女優が、「ソーシャルネットワーク」の主人公の恋人と同一人物とは…。 [映画館(字幕)] 8点(2012-02-12 22:54:37)(良:1票) |
9. ロビン・フッド(2010)
《ネタバレ》 良くできた映画です。 リドリー・スコット監督が、手堅い俳優陣を使って、中世から切り出してきたような映像をつくっています。 一つひっかかったのが、ロビンフッドの父が民衆の指導者たる石工という点。なんで石工? 東北大学の有光准教授によると、当時は石造建築の革新期で天井の重さを巧みに分散させて支える数学的知識をはじめ、高度な知的能力が必要とされる職業で、高度で複雑な最先端の知の世界に触れる存在として石工という設定が選ばれたのでは、とのこと。 [映画館(字幕)] 8点(2010-12-19 22:24:28) |
10. IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 1を見てないのに、いきなりchapter2を見に行くという暴挙をしてきました。 でも、記憶を思い出すという作業のおかげで何とか流れに置いて行かれずに見られました。 流石にスティーブン・キング原作。単なるホラーでなく、ノスタルジックで哀愁のある話で、 長尺を感じませんでした。 しかし、ホラーは音で吃驚させますねぇ。顔にヘドロ?がかかった時だけはコメディでした。 [映画館(字幕)] 7点(2019-11-17 22:49:52) |
11. 翔んで埼玉
《ネタバレ》 この映画は、映画館で観るに限ります。それも埼玉か近隣で。 初め、様々な規制になれてしまっているので、ここまで言ってしまっていいのか?という雰囲気が会場を支配します。 しかし、これでもかと繰り出されるディスりに麻痺し、そのうち、会場の端々でクスっと笑いが出るようになります。 その後は、苦笑…、爆笑…。会場が一体になります。 浦和と大宮の争いに黙ってろと言われる与野など関東にしか分からないネタでしょう。 埼玉に愛情のある映画、良かったです。 でも、なぜか県下第2位の都市、川越市は全くイジられてなかったですねぇ。 [映画館(邦画)] 7点(2019-03-23 22:07:03) |
12. 夜は短し歩けよ乙女
この映画の原作は、もう10年以上前になるんですね。若干、原作とは設定が変わっていますが、原作の独特な雰囲気が良く再現されていると思います。これはアニメで成功ですね。実写ならVFXを多用しないとつくれないでしょう。 [映画館(邦画)] 7点(2017-05-13 16:57:45) |
13. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 無事全員生還して結果が良ければ全て良しとして検証はしないよりもキチンとした方がいいが、この間抜けな事故調査委の話が事実というのが驚き。 [映画館(字幕)] 7点(2016-10-01 18:44:15) |
14. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 「アニメにもかかわらず大ヒット」と紹介されていたので、急きょ見に行きました。 新海誠監督作品は、「雲のむこう、約束の場所」以来です。絵が綺麗だけどストーリーは破たんしているという印象でした。 今回、絵の綺麗さは大人しくなっていましたが、ストーリーはギリギリのところでまとまっていました。 若い人は良かったーって言ってましたが、年配者はまあこんなとこかという感じでした。 入れ替わりは、「転校生」。未来から来るのは「時をかける少女」ですかね。 それぞれオマージュがあったような気がします。 ならば、再会の場所も数寄屋橋でなくっちゃね。 [映画館(邦画)] 7点(2016-09-19 16:12:13) |
15. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 東京湾から怪獣が上陸!その姿をみると、できそこないのウツボのようで、「ははん、これは前座怪獣だな。」と高をくくっていましたが、進化とやらでゴジラに! 官邸から避難するまでは、臨場感・緊迫感に溢れ、他国が攻めてきた場合はこうなるであろう姿として説得力もありました。 が、アメリカが介入してくるあたりから、2時間ドラマレベルに低下。 血液凝固促進剤を経口投与って? 大人しく飲み込まされているゴジラもゴジラ…。 というわけで後半がちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 7点(2016-09-10 22:17:52) |
16. 007/スペクター
《ネタバレ》 オープニングのアクション。今回はヘリコプターでしたけど、スカイフォールのバイクの方がスピード感は上でしたね。 スペクターの秘密会議?に紛れ込んだ時のボスの不気味さはそれからの展開を期待させるものでした。 しかし、姿を現した後は意外と弱い…。至近距離での爆発耐性は驚異的に強かったですけど。 最後に撃たなかったのが「殺さない許可」でもあるといったところなんでしょう。 でも、007が仕事よりも恋が大事って、ボンドも現代的になったということですかね。 [映画館(字幕)] 7点(2015-12-08 22:01:18) |
17. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 IMAXで鑑賞。特に3Dでなくとも良かった感じ。 最初、主人公のダメっぷりといったらもう…。 その後、リセットを繰り返して強くなっていく様はまさにゲームそのもの。 タイムループはよくある話なのでB級などと言われますが、なかなか良く仕上がっていると思います。ラストはもうちょっと上手くできそうなところですけど。 ひっそり原作者は続編をつくると言っているようです。 [映画館(字幕)] 7点(2014-08-31 01:29:39) |
18. コクリコ坂から
今作のジブリは、冒険やファンタジーではなく、少女マンガ雑誌「なかよし」に掲載された作品を原作とした、高校生の淡い恋を描いた作品。下宿屋コクリク荘を切り盛りしている女子高生・松崎海が、学校新聞を発行している風間俊に惹かれ、ガリ切りを手伝うようになる、というのが話の発端。「ガリ切り」って分かる人は少なくなってしまったのではないでしょうか。うちにも鉄筆が何本か有りました。 東京オリンピック開催をひかえながらも戦争がまだ遠い昔のできごとになっていない昭和38年。横浜に路面電車が走り、オート三輪が街中を行きます。 監督は宮崎吾朗。近藤喜文が生きていれば本作の監督は彼だったでしょう。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-18 00:38:59)(良:1票) |
19. アデル/ファラオと復活の秘薬
「リュック・ベッソンが放つヒロインアドベンチャー超大作」というのが、この映画の宣伝文句ですが、これでアドベンチャー超大作なんていうのを期待してしまうと大いに肩透かしを食ってしまいます。主演のルイーズ・ブルゴワンは、エンターテイメント性豊かな天気予想コーナーを担当していたお天気お姉さん出身の女優さんです。つまり、ドタバタ喜劇系なのです。ストーリーは、おきゃんな女主人公が病床に臥せる妹を救うべく奮闘するというものです。刑務所に変装して忍び込むあたりは完全にコメディーになってます。コメディーですから、エジプトあたりも色々ちゃっちい所もありますが、それもご愛嬌でしょう。 [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 23:25:14) |
20. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスでの銃乱射事件の話。 クリントイーストウッドがテレビで、実際に犯人を取り押さえた人で映画を撮ったが、最初は反対されたよと語っていたのを聞いてみにいきました。 実際に見てみたら演技がとても自然! 多分、言われなければ普通に俳優を使って撮ったと思う出来。 ヨーロッパ観光は、一緒に旅をしている感じで楽しかった。 事件は、発砲が起きると乗務員が扉を施錠して閉じ籠ったこともあり乗客全員が殺害されることを覚悟したというもので、この三人がいなかったら凄惨なことになっていたでしょう。 本映画は事実に基づいているので、このへんをあまりドラマチックにはできなかったようです。 いやあ、それにしても、巡りあわせですね。 [映画館(字幕)] 6点(2018-03-11 20:44:10) |