1. コンスタンティン
《ネタバレ》 とにもかくにもビジュアルと内容がバッチリ過ぎて。 コンスタンティンはもちろんなんだけども、ルシファーとガブリエルがバッチリ過ぎ。 初めて見たのはずっと前だけど、ルシファーとガブリエル見たさに何度も見てしまいます。 Tスウィントンは、ビーチとかフィクサーとか、こういう狡猾で美しい役がホントに似合いますね。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-08-26 03:26:31) |
2. パール・ハーバー
《ネタバレ》 日本人として評価が難しい映画です。 エンタメとしての映画では高い評価に値する映画ではないと思います。 アメリカ映画なので、アメリカヒーロー、日本が悪役になるのも仕方ないかと。 ですがパールハーバーのシーンは考えさせられました。 戦史で言えば、たとえばアリゾナが撃沈したといわれますが、その船に乗っていた無名の人達。 その人達が泣き叫んで亡くなっていく。戦争に希望はなく、悲しみと絶望に溢れてる。 戦争がもたらす幸せはひとつもない。 それが描かれていると思える映画です。 残念なのはエンタメに偏って、アメリカ万歳にしてしまったこと。 パールハーバーのシーンは、戦争という手段しか選択肢が無くなってしまった日米それぞれの悲しみや絶像と、 それに巻き込まれて行く人たちがしっかりと描かれていたのに。 久しぶりの視聴でしたが、パールハーバーのシーンだけなら10点。 でも、前後を再見する気がしないので、でも、パールハーバーの無名戦士に8点です。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-20 09:02:49)(良:1票) |
3. アメリカン・クライム
《ネタバレ》 映画も含め、現実社会でも常に思い出すのは 「人間が最も愚かで残虐になるのは、自分が正義だと思った時だ」という言葉です。 何で見たか、誰の言葉かは覚えてないですが、 この言葉は自分の中で忘れてはいけない言葉だと思っています 虐待を描いた映画で、虐待の悲惨さを描いてはいますが、 メイン演出はそこではない。 なんだろう? 本質的には自分の行為に何も悔いてない感じ? 子供を守るためと言いながら、結局子供は子供自身の行為だった。 私のせいではないと普通に言える感じ? 私は辛かった。苦しかった。でも正しく真面目に生きてきた。 結果がこうなっただけで、私は間違ってはいない。 自分が正しいと信じ切ること。 それがどれほど怖いことか。 実話をベースにして(調べたら実際はもっと悲惨でした)描かれているからこそ もしかしたら自分も無意識に同じ場所に陥っているかもしれない。 自らの言動がどうなのか、しっかりと戒められました。 [DVD(字幕)] 10点(2024-03-12 15:24:02) |
4. ランボー/最後の戦場
ランボーの孤独と強さ。 何も語らず、何も求めず。 でも、根底に悲しさと優しさがある。 アクション映画ですが、見終わった後にホッと笑顔になれました。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-10-30 15:29:15) |
5. ヒトラー 最期の12日間
BSでやっていたので、久しぶりに視聴。 ヒトラーやナチスが絡む映画は、=絶対悪 =狂気の独裁者 的に描かれることがほとんどの映画の中にあって、 この映画は戦争、しかも敗戦濃厚な状況下の中、 ヒトラーさえも含んで 「人間」 というものを描いている気がする。 あるものはズルく、あるものは弱く、あるものは強い。 そしてそれは状況の中で、変節していくものもいる。 これはヒトラーという狂言回しによる、 人間のなんたるかを描いた作品だと個人的には思ってます。 [DVD(字幕)] 10点(2021-09-13 16:06:51) |
6. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 今更ですが投稿。 もう終盤。お願いだ、やめてくれ。 子供に向けてセイバーを抜くアナキン。 オビワンとの闘い。 手足を失い、憎悪を向ける目。 もう、やめてくれ、お願いだから。 手を握って泣きながら見ておりました。 今も見るには、少し勇気がいります。 [映画館(字幕)] 10点(2021-09-03 04:21:04) |
7. 炎のメモリアル
《ネタバレ》 なによりJトラボルタの上司っぷりが素晴らしい。 そして消防士という危険と直面した仕事を誇りと思いつつ 不安と闘わなければならない妻と 父の仕事を無邪気に理解している子供を想う親の心。 ひとりの人間としての消防士を すごく丁寧に描いた映画だと思います。 心から、祈るように見てしまいました。 [DVD(字幕)] 10点(2020-09-03 23:50:14) |
8. ワルキューレ
《ネタバレ》 誤解を恐れずにそもそも論を言えば、 ヒトラーが絶対悪であることを根拠に作られてる映画。 でも、ヒトラーという存在は絶対悪なのかという常々の疑問。 だって、あの時代はヒトラーを信じた人たちが多かったからこそ、存在できたのだから。 相対的な根拠に基づくならクーデターとかも歴史上、世界上に起きたクーデターに絶対的正義はない。 この映画でも主人公を含めクーデターに関わった人々が絶対的な英雄ではない。 ただ、自分が正しいと信じることに忠実であったことは間違いない。 そうではないクーデター側の人間もいるからこそ。 その存在が心を魅かれるし、失敗に終わったことが悔しい。 日本の近代史でいえば226も含め。 それが絶対的に正しいかではなくて、大勢に流れることなく、強さと信念で行動したことに対して。 トム・クルーズは過小評価されすぎ。 シンガー監督の演出と、とトム・クルーズの演技あっての映画だと思います。 [インターネット(字幕)] 10点(2020-02-26 20:30:55) |
9. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 ま、わっしょい映画ですからね。 でも加齢のせいか、動体視力がついていきませぬw それにしてもティムロスの ガラスのような眼と語り口はたまりません。 人形みたいです、悪口じゃなくて。 いろんな映画でも、なんか人間離れした作り物のような無機質感と 饒舌な雰囲気の語り口が好きなんです。 常人ならざるものみたいで怖魅力なのです。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-19 22:30:18)(良:1票) |
10. エネミー・ライン
《ネタバレ》 映画としては、ちょっとな感じですが、 序盤の撃墜シーンの映像は、さすがミュージックビデオ監督上がりの スピード感あるスタイリッシュな作りこみ! そこを見たいがだけのためにDVD(当時)買ってしまった。。。 [映画館(字幕)] 5点(2019-04-05 17:20:34) |
11. チャーリーズ・エンジェル(2000)
《ネタバレ》 久々に見たw パリッとサクッとテンポよく元気いっぱいw 3人とも可愛らしくて素敵ですね~。 [DVD(字幕)] 7点(2019-04-02 11:02:16) |
12. タイムマシン(2002)
《ネタバレ》 スタート地点とゴールが全然違って?の連打。 彼女はタイムマシンを作るきっかけ造りに死んだだけ? 終盤はただの兵器じゃん。 タイムマシンというタイトルである必要性も感じなかったな~。 良い俳優さん使ってるのに、もったいなーい。 [DVD(字幕)] 3点(2019-04-01 14:58:08) |
13. 紀元前1万年
《ネタバレ》 金と時間を湯水のように使って壮大なB級映画を作らせたらエメリッヒの右に出るものはいませんな。 期待を裏切らない映画でした。 褒めてるんですよ。それを期待して見たんだから。 病みつきになるんですよねぇ、エメリッヒw ただ、こちらは万人様が見るサイトなので 間違っても高得点はつけられません!w [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-01 13:57:01) |
14. サイレントヒル
《ネタバレ》 世界観や映像美も良いけど、実はラストのパラレルワールド化が印象的。 憎しみと復讐が生み出したアレッサは、望みを叶えて消えたわけではなくて、シャロンと同一化した。 ずっと渇望していた母からの愛を永遠に独り占めするため 自分のサイレントヒルにローズを閉じ込めたんだろうな、と。 復讐と愛。 欲しかったものを共に手に入れたアレッサは ローズに抱かれるシャロンの中で、ニヤリとほくそ笑んでいるのでしょう。 ホラー系なんだろうけど、恐怖というよりは圧迫感や閉鎖感で息が詰まるような感じ。 孤独という虚無感を感じさせる、自宅でのパラレルな終わり方も秀逸です。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-12-29 13:04:09)(良:1票) |
15. チアーズ!
《ネタバレ》 シンプルにハッピーで元気な映画です 見た後に、良い意味で何も残らない爽快なストーリー。 エンディングのノリノリのミッキーに自然と口元がゆるんじゃいます。 ちょいちょいエッチなのも青春ですなw [DVD(字幕)] 8点(2016-09-21 16:52:36) |
16. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 H.ウィービングの抑制のきいた、テンポとリズムの良い台詞を聞いているだけで 個人的には見ごたえがあって、何度も見る映画の一本です。 内容の哲学的な部分は好みの分かれるところだと思いますが 個人的にはいろいろ考えさせられます。 単純に娯楽アクションとして見ても楽しめるとは思いますが いろんなことを考えながら見てみると意外と違う魅力が見つかるカモw [映画館(字幕)] 9点(2016-09-06 18:15:12) |
17. あずみ
《ネタバレ》 アクションもストーリも演出も中途半端で 何を見せたいのかわからない、大変にありがちな日本映画です 若かりし上戸綾の太ももが見たい方はどうぞ [DVD(邦画)] 3点(2016-08-06 14:48:28) |
18. グラン・トリノ
《ネタバレ》 かつて、黒沢明の「生きる」をハリウッドがリメイクする なんて話が話題に上っていましたが この作品はこそ「生きる」のイーストウッド版でしょう、きっと 定められた死を前に何をしていいのかもさえ分からず 人付き合いも少なく、ただひとりで 芝刈りをして過ごす自分への焦燥感と虚無感 自分が育ててきた息子との距離や擦れ違いの埋め方が分からない姿 後悔以外、残されたもののない人生への懊悩 そんな苦しみの中から 力なく弱い立場の人に、未来を残すことに 残された自分の命を昇華させるこを決意して行動する 細かい設定こそ異なりますが 貧しい庶民は、隣家のモン族と少年タオ 庶民を苦しめていた環境汚染は、劣悪な治安 弱者が抗しきれない役所権力はギャングの暴力 主人公が残したかった公園は、穏やかになった町とタオの未来 置き換えてみても違和感を感じません ラストの、情感あふれるウォルトの歌声に グッと胸にこみ上げた人もいらっしゃると思いますが あれこそ、まさに 「生きる」の主人公が、ブランコに揺られ歌っていた「ゴンドラの歌」 主人公の万感の思いが胸に染みこむような歌声です 舞台を現代のアメリカ社会に置き換えながらも 「生きる」に描かれていた大切な要素を残し そして、余命を宣告されてからのわずかな時間が ウォルトにとって満たされたものだったことをつたえてくれる、 優しく、穏やかな歌声 監督としても、主演としても そして歌声までも、さすがのC.イーストウッドでした [映画館(字幕)] 10点(2016-08-04 06:13:08)(良:3票) |
19. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 数多いゾンビ映画作品の中でも、屈指の面白さでした ゾンビが全力疾走するだけならず 生前の人としての意識を残していて 息子の声に気がついたり、命令を聞いたり 銃を使用したり、人を救おうとしたり それにしても主演のミーナ・スヴァーリが こんなに凛々しい役が似合うとは! もともと大好きな女優さんですが 今作が最もいいかも。。。 あー、でも ゴシップカフェも良かったなー でもやっぱりアメリカンビューティー。。。 いやー、でも本作かなぁ~ って、きりがないのでやめますw [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-08-03 15:43:46) |
20. ザ・コア
《ネタバレ》 科学のことは詳しくわからんですが たとえば火星のことより 深海や地中のことの方が不明なことが多いのですから 演出はデータと想像に偏らざるを得ず まあ、しかたない展開かなと そういう意味では なかなかチャレンジした映画だとは思います [映画館(字幕)] 5点(2016-07-12 17:53:11) |