1. トゥルーライズ
シンプルに面白かった。 特に主演の二人の演技について、 コミカル・シリアスのメリハリが効いていて、 飽きさせないつくり。 ツッコミどころ満載だけれど、 あまり気にならないくらい、出来は良かったと思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-11-09 09:37:46) |
2. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 観やすい映画ではあったが、薄味の印象。 出来すぎな話だなあ、と思っていたら 実話ベースなのだと、後で知って納得。 悪い人は一人も出て来ず、 見事に”絵にかいたようなハッピーエンド”でした。 情操教育にはピッタリだと思う。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-11-03 09:34:50) |
3. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 だいぶ昔にテレビでやっていたのをチラ見した気がするけれど、 ちゃんと観たことはなかった気がしたので改めて。 世間では”名作”とされていながら、個人的に今まで何となく敬遠してきた理由が、 主人公が知的にユニークであることで、重たい映画なのでは?という バイアスがかかっていたことが大きい。 しかし、実際に鑑賞してみると、そういったものは感じられず、 あまりストレスを感じることなく観れた印象。 取り巻く環境を始めとした設定は確かにヘビーなのだけれど、 物語の大半が”フォレスト本人の視点・語り”で構成されているので、 あまり重たい描写はなく、テンポよく、だいぶマイルドな味わいになっていた印象。 そういうのもあってか、多少ご都合主義的なところもあって、リアリティーには欠けるのだけれど、 ”エンタメとしての映画”としてはこれくらいで十分かと。 ダン小隊長との物語については、ものすごくいい感じにまとまっただけに、 ジェニーとの物語についても、どうせならハッピーエンドにしてほしかった。 その点が心残りだけれど、総じては十分に”名作”の部類だと思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-28 18:14:51) |
4. ターミネーター
《ネタバレ》 2に関しては昔何度も観たことがあったけれど、 「そういえば1はなかったな・・・」と今更ながら初鑑賞。 「1のシュワちゃんは悪役」というのが事前情報としてはあったけれど、 序盤の見た目が「爽やかなマッチョ青年」って感じで、そのイメージでみれなかった。 ただ、徐々に”冷徹な殺戮サイボーグ感”が出てきて、ちゃんと悪役としてみれるように。 シュワちゃんの演技がだんだん板についてきたのかもしれないが、 序盤と中終盤では別人だったような印象。 CGが本格的に普及していない時代の映画ということで、目がえぐれたシュワちゃんや終盤のロボットのシーンについてはツッコミどころ満載だったけれど、 特に話のテンポ・緊迫感・カメラワークなどについてはさすがの一言。 2に比べると全体的に雰囲気・映像が暗いので、何度も観たいとは思わないけれど、 それでも”いい出来の映画”なのは間違いない。 改めて2が久々に観たくなった。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-13 09:37:04) |
5. ミスター・ガラス
《ネタバレ》 前2作は事前鑑賞必須。 終盤での高層ビルでのドンチャン騒ぎを期待しただけに、 演出面ではかなり地味だった印象。 確かにイライジャは”悪”だけれど、 だんだん応援したくなってしまうのが、 この映画の面白いところ。 前作を見ていると、ケイシーのケヴィンへの感情は分からなくもないが、 ビーストの存在が世間に知られて笑顔になっているのは、「そこまでビーストに思い入れあったか?」と。 物語が予想外の展開だったけれど、 それがかえって良かったのかもしれない。 ある程度”しっくり”とはくる帰結だった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-29 09:34:06) |
6. スプリット
《ネタバレ》 以前観たアンブレイカブルの続編であることが分かったので、 鑑賞してみることに。 ジャンルとしてはスリラーなのだと思うが、 序中盤は誘拐した女性をなぜか少し脱がせたり、別々に閉じ込めたりするだけで、 残忍なことはしないし、緊張感に欠け過ぎた。 ケビンの設定を作り込んでいて、 それを丁寧に作品内で説明していくため、 というのも大きそうだが、あまりに冗長。 終盤になって、満を持してビーストが登場したと思ったら、 犠牲者となった3人の死に様があまりにも地味。 壁のぼりのシーンやリッカーみたいに天井を張っていたシーンは、ちょっと笑ってしまった。 まあでも、ケビン役の人はいろんな人格の演じ分けを頑張っていたと思う。 この次の続編でアンブレイカブルと本格的につながるらしいので、 それに期待してみる。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-09-28 09:01:07) |
7. 悪の教典
《ネタバレ》 ツッコミどころは多々ありながらも、 序盤のスリリングな展開は期待を持たせてくれた。 が、終盤の殺戮の部分は、半分ネタに走っているだろう?という感じで、 一気にこの映画をチープなものにしてしまった感。 制作側の趣味なのか? キャストは豪華でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-09-21 09:30:13) |
8. アンブレイカブル
《ネタバレ》 全体的にカメラワークが独特で、映像が暗いシーンが多く、テンポも速くない。 これは作品全体を通して一貫していて、内容をふまえた”意図的なもの”なのかもしれないが、 観ているときは、なかなかに疲れた。 主人公のブルース・ウィリスのキャラクターについて、 最初のシーンで結婚指輪を外してナンパを始めた時は、どうなることかと思ったが、 終わってみれば、まあハマっていたのかも。 概ねハッピーエンドに向かうと思っていたので、ラストは予想外だったけれど、 イライジャの作中での行動や性格をふまえて考えると、私の中で腑に落ちたから、 そういう意味ではよくできた構成だったと思う。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-15 09:14:51) |
9. オットーという男
《ネタバレ》 鑑賞後、「最近、似たような映画を観た気がするなあ」と調べてみると、なんとそのリメイクだった。 (https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=24252) ただ、大筋以外の細かいところが、現代風にアレンジされていた。 (SNSリポーターとか。) 終盤のシーンで、オットーが自身の身の上のすべてをマリソルに明かすところ、 不動産業者を撃退するところはベタだけどグッときた。 序中盤が少々退屈でしたが、王道展開のなかなかいい映画でしたね。 ソーニャ役の女優さんは美人だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-08 09:20:10) |
10. いまを生きる
《ネタバレ》 終盤にニールが死んでしまう展開は、正直あまり好きではないけれど、 逆にこの展開だからこそ、ズシンと心に響くのかもしれない。 ”物事にはいろんな見方がある”というのがキーティングの教えの一つだったが、 ラストシーンで座ったままだった一部の生徒の存在が、キーティングの考え方を絶対的なものとはせず、 この映画をまた味わい深いものにしている。 印象的だったのは、内向的だったトッドが自身の内面をさらけ出すシーンと キーティングがマーロン・ブランドのものまねをしていたシーン。 これだけでも、この映画を観た価値はあったと言える。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-12 11:34:53) |
11. RONIN
《ネタバレ》 ロバート・デ・ニーロとジャン・レノの共演ということで期待したけれど、 う~んって感じの内容だった。 まず話の内容が分かりにくい。 おそらく大筋の敵役はシーマスとグレゴールと思われるけれど、 どっちも”小物感”が強くて、イマイチ。 随所でカーチェイスのシーンがあったけれど、 特に終盤のは長すぎて間延びした印象。 結局ケースの中身も分からなかったし、 なんかスッキリしない終わり方。 序盤の有能なデ・ニーロの立ち振る舞いにはワクワクさせられただけに、 尻すぼみ感が否めない。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-11 09:26:13) |
12. 藁の楯
《ネタバレ》 特に、ストーリーの流れ・演出があまりに”アレ”だった。 致命的だったのが、登場人物をバッタバッタ退場させるのは別にいいのだけれど、 それぞれに進行上の”意味”や”効果”があまり感じられず、呆気に取られている間に終わってしまった感じ。 内容・題材的に終始シリアスだったのだけれど、 これならツッコミどころ満載のバイオレンス系に全振りした方がまだマシだったように思う。 ただ演者さんは、主演からその他脇役も含めて、 できる限りのいい演技はしていたと思う。 藤原竜也に関しては、最初から最後まで嫌悪感を増長するような”ハマリ役”だったと思うが、 終盤に松嶋菜々子を”おばさんくさい”という理由で殺したのが、個人的には一番許せなかった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-08-09 16:20:50) |
13. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 話の展開とは言え、最序盤で元妻を退場させたのはいかがなものか? そのせいで、2作目と違ってどうしても後味の悪い結末に。 とはいえ、主人公が警察から逃げながら真犯人を探すというのは、 王道ながら間違いのない展開。 娘が終始主人公を信じ続けたことと、 主人公の友人兼仲間に見せ場があったことも良かった。 1~3作目全て良作と思える作品は珍しいのではないか。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-26 10:19:32) |
14. 96時間 リベンジ
《ネタバレ》 前作と比べ、主人公の独壇場ではなかったけれど、 その分、娘の活躍があったり、元妻のお色気?シーンがあったりと、 いろんな意味で”バランスのいい”映画になっていた。 敵の親玉は自分の息子の悪事は棚に上げるどうしようもない奴だったけれど、 そんな奴に主人公がラストで慈悲を与えようとした理由も 納得のいくものだったし、全体的に話の流れが自然だった。 後味もいいし、続編としては無難にいい出来だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-21 09:12:11) |
15. 96時間
《ネタバレ》 終盤の展開が少々淡白だったような気がするけれど、 テンポが良く、長さもほどほどで、観やすかった。 何より娘の無事以外は一切気にしないという”割り切り”が、 非常に心地よかった。 それにしてもハメを外した娘の友人は死んじゃったし、 外国は本当に怖い所なのだというのを、実感しました。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-07-20 08:44:01) |
16. トレーニング デイ
《ネタバレ》 序盤は退屈でしたが、観終わってみるとまあまあ。 最後の最後までデンゼル・ワシントン演じるアロンゾが完全な悪役であることを信じられなかった。 それくらい”善人役”のイメージが強い。 ジェイクに対するささやくような甘言が真に迫る印象で、 あれだけ極悪人なのに、最後の最後まで憎めない存在だったことは確か。 ジェイクは序盤は頼りなかったけれど、 終盤はよく頑張っていたと思う。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 16:20:26) |
17. ウルフ・オブ・ウォールストリート
序盤は品はないけれど、シーンの切り替わりがスピーディーで、テンポよくストーリーが展開。 ただ、中盤あたりから「なんでこのシーンにこんなに尺を使うのか?」と思うところがチラホラ。 さすがに3時間は長かったけれど、 随所のディカプリオの演説シーンは、カリスマ性が感じられてすごくよかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 10:59:01) |
18. イコライザー THE FINAL
《ネタバレ》 2作目と比べて格段に面白かった。 まず、話がシンプルで、悪役が清々しいほどにクズ。 このおかげで、主人公にいたぶられて殺された時のカタルシスがすごい。 飄々と敵を殺していくデンゼル・ワシントンは、抜群にハマっている。 「明日やるのではなく、今日やることが大事」というのを悪役が教えてくれました。 ダコタ・ファニングがまさかスーザンの娘とは思わなかったが、 少々控えめな役どころだったように思う。 邦題は「FINAL」だけど、原題は「3」。 続編も期待したくなるけれど、主人公が”安息の地”を見つけられたということで、 これで終わるのもきれいなのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-07-06 21:41:22)(良:1票) |
19. イコライザー2
《ネタバレ》 悪役の無能感・小物感があまりにも気になった。 最終局面、なぜわざわざ主人公のホームグラウンドに乗り込んで、 アウェイの戦いに持ち込んでしまったのか? 人数での優位性に慢心したのか? 分からない。 前半のタクシーの乗客などのサイドストーリーをもう少し省いて、 メインストーリーに力を入れても良かったのではないか? 素材はいいのに、盛り上がりきることなく終わってしまった感。 まあ、でもデンゼル・ワシントンは格好良かったので、次回作も観ます。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-05 21:59:23) |
20. イコライザー
《ネタバレ》 主人公が強すぎてツッコミどころ満点だけれど、 テンポよく、話も分かりやすくて、何より面白かった。 終盤のホームセンターの工具で敵を倒していくシーンは、 アイデアに満ちていて、あの名作「ホーム・アローン」も思い出した。 続編も作りやすそうだと思っていたら、実際あるようなので、 近いうちに観ようと思った。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-30 09:33:51) |