1. ショーシャンクの空に
「完全主義者」という言葉があるが、この作品はそのような人が作ったのかと思わせてしまう。それほどまでに、ストーリーが緻密で隙がない。もちろん、キャスティングや映像、音楽等も素晴らしく、満点以外の点数はありえない。 10点(2002-04-16 23:59:07) |
2. 奇跡の人(1962)
幼いヘレンは物心つく前に3重苦を背負ったが故に、「言語の概念」を得ることが出来なかった。そのへレンが、サリバン女史の厳しくも献身的な指導により、ヘレンに「言葉の概念」を獲得させるまでの物語。この映画は実に素晴らしい。伝記的映画ではなく、上記のようにエピソードを絞った事が成功をもたらした一要因だと思う。そして、それが実に巧みに描かれているのだ。また、みなさんも絶賛するように、子役のヘレンとサリバン女史の演技がこれ以上ないくらい迫真かつ絶品。さすが、アカデミー賞をダブル受賞(女性主演・助演)しただけはある。特に子役のパティ・ジュークが凄い!そして、モノクロ作品だが、けして古さを感じさせない。 9点(2002-04-17 04:54:59) |
3. レインマン
個人的に評価が高いです。作品性やテーマを損なうことがない、抑えた演出が絶妙。ダスティホフマンの演技も凄すぎ。 9点(2002-04-17 00:52:46) |
4. 七人の侍
いやー面白かったしかっこよかった。いろいろな意味で後世に大きな影響を与えたことも納得。でも、やや台詞が聞き取りにくいのがマイナスかな(笑)。 9点(2002-04-17 00:29:56) |
5. スタンド・バイ・ミー
本当に良い映画です。誰もが経験する子供時代への郷愁が湧き上がると同時に、ちょうど子供が少し大人になりかける頃のせつなさみたいなものもこみ上げてくる。人間は成長につれ「友情」や「友人」についての意義やあり方が変化する。そんなことを再認識もさせられた。誰もが共通に持ちながらも、描きにくいテーマを巧みに描き出している。唯一、もう少しだけ娯楽性があれば最高なのだけど。 9点(2002-04-17 00:17:12) |
6. 砂の器
名作だとは思うのですが、ご都合主義的な部分や演出のあざとい部分が少し気になりました。でも、良い映画です。風景や音楽も美しい。 8点(2002-06-18 03:40:39) |
7. バック・トゥ・ザ・フューチャー
実は、この超有名映画を未見でした(お恥ずかしい)。で、最近、ようやくレンタルで見ました。確かに面白かったです。かなり引き込まれました。ただ、やや一部の演出が安っぽく感じました。例えば、「存在が消える」ことを写真の人物が消えかける事で示す事とか。それも含めてタイムパラドックスに関する言及や処理も期待していたほどではなかったです。でも、普通に楽しめる作品でしたね。肩がこらないわかり易い作品は好きです。一言で言えば、「よく出来たドラえもん」って感じでしたね。 8点(2002-06-14 00:46:49) |
8. ミラクル・ペティント
ジャンル不詳の濃い映画。まあ、あえて言えばお馬鹿コメディなのだろうけど、ハリウッド等で見慣れたそれとは完全に1線を画す。いわゆる「センス・オブ・ワンダー」のようなものを感じるが、嫌いな人は嫌いだろうなとも思う。そして、内容的にやや意味不明。自分は全体的に好きだが、唯一、「タラリ~ン、タラリ~ン」だけは馴染みにくかった。逆に、火星人はお気に入り。 8点(2002-04-17 05:22:13) |
9. 少林寺三十六房
日本人好みの勧善懲悪もの。自分もかなり好き。途中も飽きないし、最後はスカッとするよ! 8点(2002-04-17 05:03:21) |
10. エレファント・マン
トラウマ的要素を持った映画の代表格。後味が良い映画ではないが、人間について色々な事を考えさせられる映画。一部で言われてる「あざとさ」は、自分は特に感じなかった。 8点(2002-04-17 04:59:56) |
11. ムトゥ/踊るマハラジャ
例の「ザ・スーパースター」がやや歪んだ意味でかっこよすぎ!あのタオルアクションを自分で何度まねしたことか・・・。個人的には、あのオープニングにこの映画のエッセンスの半分は詰まってると思う。全編は2回しか観てないが、オープニングだけなら数十回は観た(笑)。 8点(2002-04-17 01:14:29) |
12. シャイニング(1980)
キューブリック作品で一番好きかも。もう少し原作のホラー色を巧く再現してくれたら傑作だったのだが。 8点(2002-04-17 01:07:07) |
13. フルメタル・ジャケット
前半後半分離映画。それぞれに味わいがあるが、前半の方が好き。つーか、前半がかっこよすぎ。前半の最後、いじめられデブが「フルメタル・ジャケット」とつぶやいて事を起こすシーンは強烈。 8点(2002-04-17 01:05:03) |
14. ミザリー
キングの怖い系ではトップクラスかな。最後まで目をそらすことなく楽しめた。そえと、女が怖すぎ(笑)。クライマックスまでに、もっと驚くような仕掛けやそれに至る伏線があれば最高だったのだが・・・。 8点(2002-04-17 01:02:32) |
15. スピード(1994)
息をもつかせぬ展開に、時間を忘れて引き込まれた。やはり、映画は娯楽だ!と思わされた作品。特にバスの中にいる間は最高。でも、後半は蛇足的かも。 8点(2002-04-17 00:59:53) |
16. 羊たちの沈黙
前半9点、後半は少し安っぽくて7点。平均で8点。 8点(2002-04-17 00:55:08) |
17. 火垂るの墓(1988)
これほど泣ける映画をほかに知らない。つーか、泣かせ系としては反則だろ(笑)。 8点(2002-04-17 00:54:00) |
18. CUBE
映画は金をかけなくてもレベルが高いものを作れると認識させられた。斬新で不条理な設定にはまった。下手なホラーよりも随分と怖い。難をつけるならば、中盤以降の謎解きや展開がやや消化不良気味かな。 8点(2002-04-17 00:50:14) |
19. ガタカ
とにかく映像が美しい。センスのかたまり。視覚面だけで高評価を与えたくなる。ストーリーやテーマも興味深く楽しめたが、ギミックや設定にやや無理を感じたのがたまにキズ。 8点(2002-04-17 00:43:37) |
20. スモーク(1995)
あまりに淡々としてるけど、とにかくお洒落でセンスを感じる作品。各エピソードははったりもないし押し付けがましくもないが、体に味わい深く体に染みるよね。 8点(2002-04-17 00:36:58) |