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stoke on trentさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 50

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1.  父の祈りを
ユージュアルサスペクツで初めてピートポスルスウェイトを観た時には変な声の役者だなあと思ったものですが、この映画を観て、、、、彼の声にしびれた、、、。彼の声にはペーソスがあり、絶望の中の希望があり、勇気があり、ピュアネスがある。正しくこの映画のテーマそのものにもオーバーラップし、彼無しではここまで完成された映画にならなかってであろうと確信。
9点(2002-11-26 01:53:29)
2.  ブラックホーク・ダウン
これが政治的なプロパガンダという方にかなり異論。何に対してのプロパガンダ??だってソマリア紛争は明らかな失政であり、言ってしまえばアメリカはソマリアに介入してはいけなかったんですから。むしろ超大国ヅラしたアメリカの失政(と戦術の致命的な失敗)をダイレクトに本質的に伝え、また当時CBSで流れた、米兵の死体が引きづり回されるショッキングな映像に対する包括的で極めてジャーナリスティックな回答だと思いました。監督もイギリス人であるリドリー・スコットであるという事に対しても、プロパガンダ的な戦争映画と捉えられない最大の考慮をしている、とさえ感じたくらいです。(余談ですが、人種差別を真っ向から捉えたミシシッピーバーニングもイギリス人であるアラン・パーカーだから撮れた映画だと思ってます)
8点(2002-11-24 12:07:20)
3.  ミシシッピー・バーニング
アメリカ留学時に高校の社会科の授業で観ました。(余談ですが、これと一緒にグローリーも観た) 当時湾岸戦争の話題一色だったアメリカにしては、こんな歴史の暗部を率直に伝える映画がある事に感心したのですが、その後、監督のアラン・パーカーがイギリス人であると知ってある意味納得。ハックマンは最近は悪役もこなすようになったけれど、やっぱり彼には正義感あふれる頑固な南部男が一番良く似合うと思います。素晴らしい演技、脚本で真に感情移入できる映画です。
9点(2002-11-24 11:48:53)
4.  カウガール・ブルース
主演級のテロップにもかかわらずキアヌがトータルで1分程度しか出てこないのには笑った。ガス・ヴァン・サントのオフビート感覚炸裂の駄作ですね。だが!!こいつの音楽的センスはあなどれない。グッドウィルハンティングにおけるエリオット・スミスといい、この映画でのK.D.Langといいとにかく音楽がひときわ際立っています。
5点(2002-11-15 01:54:39)
5.  ガープの世界
偶然この映画のちょっと前にレイジングケインを観て女装のジョン・リスゴーに胸くそ悪くしていたのでこの映画でのオカマ役のジョン・リスゴーをまた観てしまったときは正直こいつは変態だと思いました(笑)。サイダーハウス・ルールしかりで原作者であるジョン・アーヴィングの作品の多くには「完璧な人間なんていない」という慰めにも似たペーソスが感じられます。相当のひねくれ者と見た。
7点(2002-11-15 01:18:38)
6.  アルビノ・アリゲーター
舞台役者出身のケビン・スピイシーがいかにも選びそうなプロットですね。これはどうみても舞台劇向きでしょう。映画人としての感性は超一流でも映画監督としては三流という事を図らずとも露呈してしまったようですね。
5点(2002-11-10 13:50:43)
7.  ある愛の詩(1970)
原題通り LOVE STORY にして欲しかったと思わせるピュアな作品。今の時代にこの映画を撮ったらデカプリオの「ロミオ&ジュリエット」みたいにぐしゃぐしゃに解体されてしまうのかな??今ピュアでいる事って難しい、、、。
7点(2002-11-10 13:47:59)
8.  アメリカの災難
ティア・レオーニ最高!ディープインパクトのシリアスな役柄より断然こっちのイカレキャラがはまってます。同じくイカレキャラのデイビッド・デュカプニーと夫婦共演を願う!!
5点(2002-11-10 13:39:01)
9.  ア・フュー・グッドメン
トム(トップガン)とデミ(ゴースト)にも関わらずラブシーン一切無し!!はストイックですね。この映画でジャック・ニコルソンは脚本を1回しか目を通さず、多少のアドリブも加えてNGなしで演じきったそうです。感服。
7点(2002-11-10 13:31:08)
10.  アニー・ホール
「マルコビッチの穴」のコメントで、「ニコルソンの穴」も是非作って欲しい、と書いたのですが、どうせ言うなら「アレンの穴」も見てみたいですね。ユダヤ人である事を茶化してみたり、ラブストーリー(と思われる)にも自分を主役に配しつづけたり(そういえばミア・ファローと別れて自分の養子と再婚した時はぶったまげた)、実はこの人自己顕示欲の肥大した誇大妄想癖があるのでは??(現代のレーニン?)映画と関係無い話ですいません、。
8点(2002-11-10 13:25:57)
11.  フォレスト・ガンプ/一期一会
この映画がヒットした頃、アメリカではガンプイズム = 無垢なものは美しい という新しい価値観が芽生えたのだけれども、ダブルスタンダードを振りかざすアメリカそのものが正しく欠けている部分(アフガン戦争なんていい例)。同時多発テロ後の雨後の筍のような戦争ムービーは、明らかにイラク戦争へ向けた政治的な煽動を感じるけれどある意味この映画がこの頃にやっていたら逆にとても反戦的なインパクトを与えていたかも、と感じる。ところで個人的にはこの映画のような「Life goes on ~そして人生は続く~」的な映画に弱いです(他には「道」とか「ギルバートグレイプ」とか「ストレートストーリー」とか)。ガンプの言葉を借りれば「人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるまで何が入っているか分からない」。この映画を観終わった以後、ちょっぴり自分もワクワクしながら自分の(人生の)チョコレート箱を開ける(迎え入れる)事ができるようになったと思う。それ位意味深い映画でした。
9点(2002-10-28 00:07:07)
12.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
フィデロ・カストロは実は自国民を深く愛する(世界で有数の出生率の高さを誇る)、そして自国の文化保護についてもとても理解のある指導者でもあり、それは知られるところでは野球、葉巻、そして音楽の方面で最高の「産出国」でもあります。この映画での、ピュアで愛らしいキューバンアーチスト達を見ると、「音楽こそが世界は救う」という事は決してただのセンチメンタルなイデオロギーでは無い、真実の言葉として響いている気がしました。もちろん純粋に音楽を楽しむ映画であるけれど、自分みたいな「ポスト・ロック」世代にとってはむしろ音楽がいかに人を魅力的にするかというパワーに、深い感動を覚える作品です。ブルース一辺倒だと思っていたライ・クーダーがこんなに引き出しの多いアーチストだったという事も一つの嬉しい発見。
8点(2002-10-27 18:59:24)
13.  地獄の黙示録 特別完全版
今回初めて見ました。元々は20年前の、べトナム戦争の記憶もまだ薄らいでいない頃の映画とあって、戦争叙実詩的なものかと思っていたら、なるほど、これはウィラードという「個」の物語なんですね。冒頭で軍人としての職務を全うできない事にフラストレーションを感じていたウィラードが、結果的には軍人である事の偽善、狂気に気付かされる過程がとても興味深いものでした。戦地においても「セックス、ドラッグス、& ロックンロール」なバブルガム的精神構造が支配しているアメリカ軍が、なぜべトコン百姓軍団に敗北を喫してしまったのかが良く分かる狂気ぶり。それを忌み嫌ったカーツ大佐がなぜ皮肉にも狂気に走ってしまったのかが個人的には一度見ただけでは理解する事ができませんでした。ただしデニス・ホッパー扮するフォトジャーナリスト(それにしてもデニス・ホッパーはどんな映画に出てもシュールな雰囲気を醸し出す不思議な俳優だ、、)の「(カーツ大佐は)頭は冷静でも心が病んでいる」という言葉に、一生を軍人として捧げたゆえの絶望と自分に対する憎悪がカーツ大佐の心を病ませ、そして人間らしく死にたいという冷静な心が結果的に、自らをウィラードに殺させたのかなと思いました。
8点(2002-10-27 16:22:58)
14.  サイン
「必然と偶然」がテーマにしては、ミステリーサークルとかエイリアンとかをプロット設定に持ってくるのはどうも下世話な感じがして、、。明らかにヒッチコックの影響を受けたシャマランって流石に特殊映像や音楽に頼らない、ホラーの演出は上手いけど、だからこういうプロットだと陳腐に見えて仕方ない、といった感じです。良く言えば、テクニックとかセンスの良さを過剰に誇示するような自己顕示欲の強い最近のハリウッド界の映画監督が幅を利かせる中においては、シャマランの存在は貴重でもあり、応援したくなるけど。若さゆえ(まだ30歳前後だったはず)良い映画に欠かせない「バランス感覚」が備わっていない(笑うシーンなのに笑えない、泣くシーンなのに泣けない)けど、そこをキャリアとともに身に付けていけば絶対凄いものを作ってくれそうではあります。
5点(2002-10-27 13:51:56)
15.  ビッグ・ダディ
手作り感覚のコメディーですね。アダム・サンドラーは実は表情豊かな実力のある俳優だと判明。シニカルな笑いがどことなくジェニファー・アニストンに似ていると思ったのは自分だけ!?どうやら「マグノリア」の監督であるポール・トーマス・アンダーソンと映画を撮るらしい。同世代同志意気の合った凄いものができそう、、。
6点(2002-10-24 01:45:24)
16.  ベティ・サイズモア
夫が殺されるシーンを目撃してしまったショックで、大好きなソープオペラの中の虚構の世界に入りこんでしまう、という斬新なプロットが凄い良く練られてもいて、オスカーで脚本賞を取ったのもうなずける。ただ残念なのは他の方も書いてある通り前半の残酷なシーン。あれさえなければ後味が良いままテンポの良いコメディで終わったのに。四文字言葉連発のモーガン・フリーマンの役者としての飽くなき探究心に拍手。彼の役者としてのプロフェッショナルさに触れたいのであれば是非この映画とドライビング・ミスデイジーを立て続けに見て欲しいと思います。
7点(2002-10-24 01:25:27)
17.  裸の銃を持つ男
デビッド・ザッカーの出世作(?)ですね。テレビ版「フライング・コップ」を見てた人にとっては相変わらずのお約束ネタのオンパレードで、この分かり易さはまさしくグローバルコメディー(?)でもこれで笑い転げた人は、ザッカー初期の名作「トップシークレット」も是非見てください。これの5倍は笑えます。
10点(2002-10-07 01:07:54)
18.  ビッグ・リボウスキ
論理的に説明の付く映画はもはやコーエン兄弟じゃないですよね(いくつか例外あるけど)。タトゥーロも「お前らの映画はとりあえず出演させろ!!」って感じで、、(笑)コーエン兄弟の作るこの雰囲気が無条件に大好き。
7点(2002-10-06 18:04:50)
19.  フルメタル・ジャケット
戦争は狂気と美しさの2面性があって、前半が「狂気」、後半が「美しさ」がテーマとしてキューブリックは捉えたのだと、個人的には確信してます。さしずめ一番最後のミッキーマウスのマーチのシーンはその2つのテーマの融合か!?
8点(2002-10-06 17:53:57)
20.  フェイス/オフ
ジョン・ウーーーーー!!!な作品ですね。二丁拳銃と、スローモーションの銃撃戦と、撃たれて派手にぶっ飛ぶのはもう飽きた。MI2でも相変わらずやっているし。
3点(2002-10-06 17:48:19)
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