1. ショーシャンクの空に
人一倍女性好きの私は基本的に、魅力的な女性が出てこない映画は全くつまらないと思っているのだが、この映画にだけはやられた。ことにクライマックス(脱出)からラスト(勿論そこに至るまでの丁寧な仕上げもあってこそ)にかけての繊細かつ豪壮な立派さには、何度見ても有無を言わせぬ感動をさせられてしまう。・・・それにしてもこれほど色気が無い映画も珍しいなぁ。でも、この作品に下卑た色気など加えたりしたらまず駄作になるだろうとも思えるので、そんなの無くて正解か。 10点(2003-01-15 20:22:13) |
2. ザ・ロック
フェイス/オフと並んで最高のアクション。キレや閃きならフェイス/オフだが、重厚感ではこっち。どちらか選べといわれれば、ややキワモノ的な方より正統を選んでザ・ロックかな。 9点(2003-01-03 00:39:21) |
3. フェイス/オフ
最高のアクション映画。減点1はヘタしたら大笑い物になりそな荒唐無稽なストーリー。それをよくぞここまで・・・。当時周囲で「ぴ~ち!」が流行りました。 9点(2003-01-03 00:01:21) |
4. ウインダリア
見たのは15年も前なんだけど、今このサイトでタイトルが偶然目に入って反射的に目を止めた位、記憶には残っているので書きます。まず、現在のこの平均点の分不相応な高さは、やはりアニメならではでしょう。あらゆる立場の人が見たら、おそらく平均6点台がいいとこでしょうね。ただ、アニメに全く思い入れが無い(むしろ嫌悪感がある)私でも、数少ない評価したいアニメではあります。全体的な出来としては、たとえば宮崎作品の方がはるかに高いでしょう。しかし、伝わってくるものは、これが上回っていると確信します。伝えたいものは凄く大きいものの、それを描ききれてないって感もありますが、それも好意的に取れば、感極まって適当な言葉が見つからないけど見てる人には伝わる、って感じで。そしてなにより、挿入歌やBGMが素晴らしくいいですね。思わずサントラを買ってしまい、中年にさしかかった今でも時々引っ張り出して聴くくらいです。この作品を見る機会があって良かったと本当に思っています。 8点(2003-04-05 01:23:59) |
5. ヒート
銃撃戦のシーンは映像も音響もリアルすぎで凄い。良くも悪くもある意味映画っぽくない。例えばジョン・ウーに言わせれば、これはエンターテインメントじゃないと言うのでは(笑)。でも間違いなく、ある一端の最高到達点ではあるでしょう。あと、デニーロ好きの私は、彼の演技、ことに表情の渋さに徹底的に酔わせられました。ストーリー等、あえて他の事柄には触れません(笑)が、デニーロ好き、銃撃戦シーン好き、それから映画を語るマニアは、とりあえず見ておくべき一作でしょう。 7点(2003-04-06 19:55:29) |
6. コンタクト
酒を飲みながら、といった気分で、腰を落ち着けてゆっくりと見たい映画。ゆったりとした、しかし無限のロマンの広がりを感じる。ハードなアクションもいいが、やはりたまにはこういう映画を見たい。但し、いわゆるSFマニアには全く受けないでしょう。野原に寝転がって満点の星空を眺めながら、心を許した人とゆっくり語らうようなんが好きな人にお勧め。日本が出てこなければ更に良かったのだが・・・あれで一気に興ざめ-3点。 7点(2003-03-30 17:21:37) |
7. シックス・センス
もったいない・・・脅かすぞ脅かすぞと言いながら脅かしたってその結果はたかが知れてるわけで。あれだけラストがどうのこうの言われたら、ああなんじゃないかこうなんじゃないかと考えてしまって、その中に実際の結末もあった。複線まで完璧に読み解いていたわけでは勿論ないけど、驚愕度は大方スポイルされてしまった。しかもそっちに気を取られたせいで、折角の物語・演技・人間描写も満喫できなかった。黙って見せられたら、物語を満喫した上での急転直下の結末ということで、本当に眩暈がするほど驚愕しただろうと想像できるので、安易で安っぽい唯一の失敗が悔しい。それでもなお悪い映画ではないが、9点の潜在能力を持った映画が7点になってしまった。 7点(2003-02-07 04:19:52) |
8. ジャンヌ・ダルク(1999)
高い評価が得られるはずはない作品だが(特に非クリスチャン国では)、個人的にはインパクトが残った。予告編からしても、戦闘シーンと「フォローミー!!」系スーパーヒロインで押し通すのかと思いきや、どんどん内に入るわ理想のヒロインからは程遠くなるわ・・・。一緒に見た女性(勇気をもらえると思ってた)を落ち込ませた意外性に7点。 7点(2003-01-03 00:14:13)(笑:1票) |
9. グリーンマイル
ショーシャンクは、力が抜けたことでかえって力が全開したような良さがありますが、グリーンマイルは力みすぎたかなって感じがしますね。でも、ショーシャンク絡みの情報が事前からあった影響で、感動しよう感動しようと見てしまった自分も力んでたかも。自分で自分を無理やり感動させようとしたのと、スタッフが感動させようとしたことの相乗効果か、白けてしまった場面がありました。とはいえ、普通に見たら、作品としては充分な力作でしょう。失敗があるとしたら、宣伝にショーシャンクを持ち出したことです。 6点(2003-04-05 19:35:16) |
10. ユージュアル・サスペクツ
やはり映画やTVドラマで本格ミステリ小説のようなのをやろうとするとダメ!クドくなって胃にもたれるし、論理的に隙のない複線はどうしても張り切れない。こういう作品でのどんでん返しってのは、完璧なそれらがあって初めて気持ちよく驚けるんであって・・・。とはいえ全体的に味気なくはないし、この系統では最も健闘してる作品とは言えると思う。 6点(2003-01-05 02:48:22) |
11. パッチ・アダムス
ロビン・ウイリアムスは、女に好かれ男に嫌われる傾向がありますね。低い評価をする人ほど長々と貶めコメントを書くのも傾向だ(苦笑)男の私はやはりやや鼻につくものの、決して悪い部類に入れる映画だとは思わないのでこの点。 6点(2003-01-03 00:44:45) |
12. ボルケーノ
リアリティがなくとも、娯楽として上等なら決して否定するものではないが、この映画は深刻なシーンになればなるほど、笑いそうになってしまった。 1点(2003-03-30 17:28:17) |
13. 模倣犯
頼むから、良質の活字作品の映画化(特に日本)はもうヤメレ! 1点(2003-02-08 19:12:23) |