世界にひとつのプレイブック の 花守湖 さんのクチコミ・感想

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世界にひとつのプレイブック の 花守湖 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 世界にひとつのプレイブック
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2013-02-22
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 人生は長い。だからいつ、どこで、誰に、心を傷つけられるか分かったものじゃない。主役の男女のことを精神病という偏見で観ると本質が見えなくなる。2人は我々と違う人種ではありません。2人の身に起きたことは誰にでも起こりうることなのです。男は妻を失い、心を傷つけられ、妻は夫を失い、心を傷つけられた。人を本気で愛したことがありますか?傷の浅い人間は、傷の深い人のことを変人と呼んだり、共感できないとほざくのです。今の世の中は健常者のふりをして、傷ついて心が壊れた人間に変人というレッテルを貼って嘲笑する連中があまりにも多すぎる。2人が精神安定剤の話題で盛り上がるシーンは笑えますがこの映画を象徴する印象的なシーンでした。男は自分が傷ついて心が壊れていることに気が付いていなかった。だから女を見て「お前と一緒にしないでくれ」と言った。反対に女は心の傷を自覚していた。だから同じ心に傷を持った男の痛みを理解できた。この世の中は、心が傷ついた人間に対して厳しい。「お前ら弱者なんて理解できない。変人ヤロウ、イライラする!」そう言って0点をつけるそんな世の中だ。しかし心の痛みを持った人間は同じ痛みを持った人間に対してやさしい。女は無意識に男を救おうと考えていた。この時点では愛はなかった。しかし男を救ったことで、女は自分自身を救うことにつながった。男と女が必死に努力した結果は5点だった。それでいいと思う。人生は5点ぐらいがちょうどいい。そう考えたら楽になれる。2人は幸せに生きていけると思います。 しかしこの映画は10点でした。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-22 12:02:28)(良:2票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2016-08-16オデッセイ(2015)9レビュー6.82点
2015-10-12メイズ・ランナー8レビュー5.82点
2015-08-16マレフィセント10レビュー6.27点
2015-06-25ブルージャスミン0レビュー6.43点
2015-06-25ゴーン・ガール10レビュー6.87点
2015-01-04トランスフォーマー/ロストエイジ1レビュー5.42点
2014-11-09シュガー・ラッシュ9レビュー7.50点
2014-10-25チチを撮りに8レビュー6.76点
2014-10-18永遠の01レビュー6.27点
2014-10-05それでも夜は明ける9レビュー6.50点
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