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アメリカ万歳、我こそ正義、戦争こそがアイデンティティーの歴史の浅い国が描いたあらゆる面で徹底的に歪曲された史実、日本人として悔しく不快極まりないな点が数々ある・・のだが、映画と言う芸術を観る時に偏見になってはいけないからとりあえずそれは「おいといて」。ドキュメンタリーでもないし必ずしも歴史を忠実に描く必要はない、そんな考えで歴史描写を度外視しても、とてもいい作品とは思えない。描きたかったのは、戦争の悲惨なのか、なんだか分からない尻軽な恋愛模様なのか?個人的にはとても前者とは思えず、男女の関係を描くために真珠湾に尾ひれを付けた程度の作品に観えてシラけてしまった。この作品のスポンサーに中国がついていたというのは本当だろうか?自国を絶対的な世界の基準と決めつけ、自国の利益のためには自分より遥かに古い歴史ある国の文化すら認めない。そんな視点が見えるようで恐ろしくも思えた。「セブン・イヤーズ~」などで中国の政府はアメリカに猛抗議をしましたが、日本政府もそんな姿勢があってもよさそうなものである。・・・やっぱりこの映画はどうしても単純に映画として楽しめない、いつも偏った視点で観てしまう・・・・。
【six-coin】さん 0点(2003-11-14 01:25:02)(良:1票)
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