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《ネタバレ》 時間を自由に移動できる、という発想とその描写に対して、行った先の世界の魅力が釣り合ってないのが残念。「良い世界ではない」という意味ではなくて。
未来に行って、大冒険をして帰ってきたが誰も信じない、という、この「大冒険」の部分の面白さと、信じてくれないというオチを見せたかったのだろうが、いかんせん、「未来に行く」という部分の魅力が大きすぎるのだと思う。花の開花の微速度撮影など、映像的時間操作をそのまま上手く、タイムマシンの動作として見せているのもさすが。 タイムマシン装置自体もうまく作ったものだ。あそこまで作ったら、キャスターくらい付けたかったろうが、定点という所がまた原初っぽくていい。最初の機械があの形なら、なるほどエメット・ブラウン博士が、自動車に組み込んだのも素直に頷ける、などと思うのも今となっては面白い。 それにしても、アメリカ映画の主人公は、異国の地でも戦場でも、宇宙の果てでも未来でも、必ず現地の女と恋に落ちるな。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-22 07:13:06)
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