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《ネタバレ》 先日観た1作目と同様、15年ぶりの鑑賞。ちなみに僕は1作目の方が好き。なぜならビトーが好きだから。なのでこのパート2の中ではビトーの若き頃を描くシーンが好き。『いい奴そうなんだけれど寡黙で、物事を考えながら発言をするので会話のテンポが1つズレていて、その分実は怒らせると怖そうな捉えどころの無い男』のデニーロが良いです。異論は大いに認めさせて頂きますが、今ならライアンゴズリングに演じてもらいたい役。家族と仲間を大切にし、成功していくビトーのシーンは開けていて輝いています。一方マイケルを描くシーンは閉じていていつも何かに追われている印象。だからやはりビトーとビトーを描くシーンが好き。で、母親に相談をするシーンで気づく(遅くてすみません)事ができたのが『これはビトーになりたかったんだけれどもなる事ができなかったマイケル』の話なんだと。なのでビトーのシーンを分かりやすく良いものにしている。で、ビトーが築き、守り、愛した家族(ファミリーではなく、本当の家族)を殺す事でマイケルはいよいよ神であり同時に悪魔となる。それが良いとも悪いとも結論づけていないと思うのですが、ラストシーンで完全に光を失ったマイケルの目が印象に残りました。
【HIRABAYASHI】さん [インターネット(吹替)] 7点(2017-12-24 22:47:45)(良:1票)
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