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《ネタバレ》 個人的にこの映画は差別と闘う人々の話ではないと思う。
この映画に出てくる人は黒人差別と闘ってる人達ではない、むしろ街角でプラカードを持って差別を訴えている人達とは距離を置いているようにしています もちろん理不尽さは感じていますが、黒人専用トイレを使うし、社会のルールとして受け入れています。 彼女らが反発する時は自分の成すべきことが見つかったときに、障害となるものが差別であれば乗り越えようとする行動力です。 「社会のせい」「会社のせい」「生まれた環境のせい」と思っている人には「ドリーム」は掴めない そんなことを言っているのではないのかな。 ドロシー・ヴォーンは計算係はいつか必要とされなくなるとIBMのコンピューターの時代を察知して勉強をする そして白人女性上司から「ヴォーンさん」と言われ黒人女性初の管理職を勝ち取る (この場面が一番涙がこみ上げた) この映画を観て、自分の3年後、5年後何をしているのかと自問自答しました 目の前にあることを流されるように処理しているだけでは未来は何もやってこない、この仕事がなくなったら、会社がなくなったら 結局頼るのは自分であって将来の自分に投資した人が成功というワードを手にしているんだと。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-11-27 10:29:46)
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