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《ネタバレ》 CIAを引退した親父が誘拐された実娘を救出するためジェイソン・ボーンばりの活躍で暴れ回る。こんなワン・アイディアでここまで面白い映画が作れてしまうのだからまったくうらやましい。わずかなヒントから犯人グループを突き止めていく過程で、カメラや携帯や戦闘その他いかにもプロのスパイならやりそうなというシーンが次々出てきて楽しめる。
【以下バレ】 パリ情報管理職の何の罪もない細君を問答無用で撃つシーンだが、盲目的な親の愛というより目的達成のために手段を選ばずという大方のアメリカ人の心情を反映しておりそこがウケたんじゃないかと思う。しかしあれ、フランス人は怒らないのかしらん。 ひとつだけ言わせてもらえば、あまりにも強すぎてちっとも手に汗握らない。唯一ピンチだった地下室捕らわれのシーンも、脱出の仕方があっけなさすぎる(つーか、はっきり言ってあんなのインチキだ)。ラスボスも弱いのなんの。時間も余り気味だったことだし、もう一つ二つ危機一髪なシーンを追加してもよかったと思うが、それをやると下手すりゃ老人虐待になってしまうから難しかったのかな。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-06 01:51:46)
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