1. リュウの道
主人公柴田リュウは密航した宇宙船で捕らえられ、冷凍睡眠のまま地球に戻ってくる。 戻って来た地球は数世紀後の地球で有り核にて人類は終末を迎えようとしていた・・・ 当時映画公開された『猿の惑星』や『2001年宇宙の旅』に大きく影響を受けていると思われるが、 核による自然環境の破壊、人類の終末や生命や意識・・・をSF大河ロマン作品としてまとめあげた、 石ノ森章太郎の最高傑作SF作品だと思います。 氏の作画は時代において大きく変化が有り、この時期はまさに緻密な劇画タッチを極めた時期であり、 大きな作品感とその緻密な作画があいまり、壮大なクライマックシーンを生み出しています。 10点(2008-01-16 11:30:58) |