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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 
本作の少し前にはボニー&クライドという、罪を重ねながらの男と女の逃避行モノがあっただけに、 本作を初めて見た時にはボニー&クライドを思い出しながらの観賞となってしまいましたが、 その中に描かれる男と女、クインシー・ジョーンズのクールな音楽、マックイーンのクールなカッコよさ。 それだけでなく本作は女の方もカッコいいんです。 内に秘めたる意志の強さを感じさせるアリ・マッグローの表情、その目ヂカラ。 マックイーンと見事に渡り合っている。 どう考えても2人は破滅に向かっているとしか思えない。 しかし。最後に出会ったおっさんとのラストのやり取りがいい。 ずっと張りつめていた作品の空気を最後の最後に緩める。 ニューシネマの時代にあって、それに抗うような真逆を行くラスト。 これもまた反骨の人ペキンパーらしくていいのではないか。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-05-13 18:12:19)
2.  決断の3時10分
護送する者と護送される者、2人の静かなる心理戦。 ガンファイトは終盤までは無いのですが、途切れることの無い緊張感。 護送する者はしがない牛飼い。護送される者は強盗団の大物。中盤以降はどちらも本当にカッコいい。 しかし、護送する者は最初からカッコよかった訳じゃない。 護送する者が護送される者に対し、2ドル、じゃあもう2ドルちょうだいと小銭をせびる、序盤のやりとりが効いている。 護送される者が護送する者に対し、終盤には7000ドル、ダメか?じゃあ1万ドル。しかし動じない。 苦労させている家族のためにカネを取るか?しかし男には正義のために戦わねばならない時がある。 護送する者はどんな決断を見せるのか?2人が見せるしびれるような心理戦が素晴らしい。 そして列車がやって来て決断の3時10分。邦題にある「決断」とは、護送する者の決断だと思っていたら、 動き出した列車に飛び乗る、護送される者の最後の決断。最高にいかしている。 リメイク版は公開時に見に行きたかったのですが、見に行けず今だに未見のままです。 グレン・フォードの役にラッセル・クロウ、ヴァン・ヘフリンの役にクリスチャン・ベール。 これもいいにきまってるんだよなあ・・・。近いうちに見ることにしよう。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-08-29 21:38:06)(良:1票)
3.  刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 《ネタバレ》 
同シリーズの「魔術師の幻想」などと同じく、 犯人が仕事場にいると思わせるトリックを仕掛け、 極めて限られた時間的制約がある中、犯行を実行する。 コロンボのシリーズは犯行自体はあっさり冒頭で済ますことも多いですが、 このパターンの作品は犯行そのものもサスペンスとして十分面白い。 鼻唄まじりのご機嫌で例の愛車をドライブ中の警部がいきなりやらかしてくれる冒頭も面白いです。 犯人の個人的なドラマも、犯人と警部の静かなる攻防も最後まで見応えがあり、 エレベーターと拳銃、この終盤の警部の仕掛けからラストまでの流れも見事です。 シリーズ中、かなり好きな作品の1つです。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2021-01-28 17:12:31)
4.  ゲティ家の身代金
見応えのあるサスペンスドラマでしたが、本作はキャスティングも素晴らしかった。 当初はクリストファー・プラマーではなくケビン・スペイシー、 ミシェル・ウィリアムズではなくナタリー・ポートマンという構想で動き出したそうですが、 名優プラマーの存在が作品に重厚感をもたらせたし、 鑑賞後にゲティ氏の写真を見たが、驚くほど本人によく似ていました。 また、息子を誘拐された母の苦悩、母の強さを演じたミシェルもまた素晴らしかった。 世界一の大富豪の家族の内紛のドラマとしても、 誘拐事件の攻防をめぐるサスペンスとしても見応えのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-04-23 16:46:01)
5.  刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
警部vs犯人のしびれる攻防。シリーズ本来の面白さがぎっしりと詰まっている。  唸らされるような犯人の完璧な犯行。そんな犯人に対し、警部もまた唸らされるようなワナの仕掛け。  犯人役は刑事コロンボシリーズのミスター犯人役、ジャック・キャシディ。いつも通りのこの人の漂わすゴージャスで嫌味な雰囲気。しかしそれでいて品がある。今回も見事な犯人役でした。  “警部、高級レストランで好物のチリをご注文”の笑いドコロがしっかり挿入されているのも嬉しい。警部vs犯人の攻防戦良し、犯人役良し、ユーモア良しでコロンボシリーズではかなりお気に入りの作品です。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2014-02-08 17:33:46)
6.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 《ネタバレ》 
刑事コロンボシリーズの犯人像は大きく2つに分けられると思います。1つは富も地位もあり、野心家で自信家。己の野望の為なら殺人という手段も臆することなく実行に移す人物像。もう1つは己の愛するものが今にも奪われそうで、それを守るため殺人を犯してしまう、哀れみを感じさせる人物像。こちらは少数派。勿論本作のエイドリアンはこの後者に属する。また、本作は他のシリーズ作品とはかなり異なった印象を受けます。いつもなら犯人はコロンボの執拗な食い下がりに必ず一度は感情的になってしまう場面がありますが、本作のエイドリアンからはそんな雰囲気は感じ取れない。警部もいつものユーモラスな雰囲気はかなり抑え気味であるように感じられます。作品全体の雰囲気が実に穏やかです。エイドリアンと秘書の秘められたドラマも印象に残る。ドナルド・プレザンスとピーター・フォークという俳優の持つ温かみがあって人間味を感じさせる雰囲気、この2人の魅力がとても上手く融合していますね。時間にすると短いですが、エイドリアンが崖から戻ってきてコロンボに見つかって以降ラストまでは実にいい味わいがあります。このラストはシリーズ屈指の出来だと思います。警部に見つかり、ほっとしたような笑顔を見せる。そして「刑務所は結婚より自由かもしれませんな」と言う台詞。まるでエイドリアンはそこに警部が待っているのを願っていたようにすら感じられました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-09 20:20:29)(良:3票)
7.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
スピルバーグの映画監督としての第一歩となった記念すべき作品にしてとてもよく出来た不条理サスペンスだと思います。少しずつ精神的に追い詰められていく主人公が普通乗用車で大型タンクローリーと対決する様子や、顔を見せないタンクローリーのドライバーとの心理戦は何度見ても面白いです。かなり限られた撮影期間だったそうで、勿論お金もかけられない。それでもこんなに面白い映画が作れるんですね。
[地上波(吹替)] 8点(2009-01-07 23:59:04)
8.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
やはりこういう巧妙なトリックを仕掛ける知能犯と警部の対決は面白い。 犯人の高いプライドを巧みに操り墓穴を掘らせる。心理戦の達人コロンボらしい決着も鮮やか。 そして決着がついた後、警部のIQの高さを認め、警部をテストする犯人。 その犯人の期待通りに警部はいとも簡単に正解を導き出す。 実に穏やかなラスト。鑑賞後はこのシリーズらしい味わいのある余韻を残してくれる佳作です。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-06-26 19:18:03)
9.  激走!5000キロ
公道激走モノって面白い映画多いですね。特にこの頃は面白い映画結構ありました。このジャンルで有名なのは豪華キャスト競演の「キャノンボール」ですが、こっちも面白い映画ですよ!  本作で僕のツボにはまったキャラは不死身のバイク野郎と、の~んびり優雅な爺さまコンビですが、ちょっとキャストが地味でしたかね。同じ頃の同じ系統の映画では「トランザム7000」シリーズのバート・レイノルズ(キャノンボールにも出てましたね)のようなスターが1人入っていてくれたら良かったのですけどね。  古くは60年代の「グレートレース」(これも面白い!)なんかも同じですが、バカやってるけど、クルマに魅せられた連中がどいつもこいつも妙に清々しい。大したストーリーはありませんが、この手の映画はそれでいいんだと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-20 22:11:29)
10.  結婚しない女
男、女、若者、老人・・・作品ごとに様々な事情を抱えた決して器用とは言えない主人公が登場しますが、いつもマザースキーの映画は優しさがありますね。  本作では夫の浮気が原因で離婚した女性が自立していく姿を描いていますが、女性映画の秀作がいくつも生まれた70年代の時代の空気を感じる作品です。  主演のジル・クレイバーグが実に良かった。僕にとっては馴染みの無い女優さんで、女優としては地味な印象の人ですが、スケートリンクのシーンでの彼女の笑顔を見ているとマザースキーが主演に彼女を選んだ理由が分かるよう様な気がします。  大きな大きな絵を持って街を行く彼女の姿で作品は終わりますが、よろめいたり、風にあおられたりしながらも絵を抱え街を行く彼女の姿からは、これからも困難はあるかもしれませんが、彼女は力強く人生を歩んでいくだろう。そんな希望を分かりやすく感じさせてくれる、爽やかさのある素晴らしいラストシーンでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 16:28:17)
11.  結婚記念日 《ネタバレ》 
監督・脚本・製作マザースキーでウディ・アレンは俳優に専任の異色作です。 いつもの自虐ネタやユダヤネタは無いけど(アレンさん、アドリブで入れたくてウズウズしたんじゃないかな?)ノリは完全にいつものアレン映画でしたね。  冒頭、結婚記念日の朝。互いにそれぞれの仕事で成功し幸せな仲睦まじい夫婦。朝からセックス、一緒にお風呂。仲睦まじいのは結構ですが、ウディ・アレンとベット・ミドラーのこんなシーン、別に見たくも無かったりして。  記念日のパーティの買い出しに来たショッピングモールでアレンが浮気の告白をしたものだからさあ大変。中盤以降は2人が延々と揉めまくります。いつも通り喋りまくるアレン。でも、ベット・ミドラーがそんなのに負ける訳が無い。アレンのしゃべくりが全開ならミドラーも濃い存在感全開。  この2人が夫婦役、さすがに面白かったし、クリスマスムードのショッピングモールの雰囲気も楽しかったです。ほとんど2人芝居の作品で、この調子で喋り続けてくれるので最後はちょっと疲れましたが・・・。  ニーノ・ロータの挿入曲、これはマザースキーからフェリーニを敬愛するアレンへの粋な計らいだったのでしょうか。そう言えばロス在住のウディ・アレンというのも珍しい作品でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-13 21:41:09)
12.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
このシリーズには2つのお楽しみがあります。1つはいかに警部が犯人のトリックを崩していくか、という所ですが、本作はそれだけじゃなく双子のどちらが犯人か?というミステリが2重の構造になっており、2人共にひと癖ある怪しい言動もよく考えられていて、警部だけじゃなく見ている僕たちをも悩ませてくれます。  そして2つ目のお楽しみであるユーモラスな警部の笑いドコロもふんだんに盛り込まれていて、ミステリと笑いドコロ、2つのお楽しみのバランスもとてもいい作品です。いつもの警部vs犯人だけじゃなく、警部vs家政婦さんのバトルや、料理番組にご出演の警部の姿も必見です。  「構想の死角」では被害者の奥さんにオムレツを作ってあげたり、「美食の報酬」では料理研究家の犯人に「あなたは料理人になるべきだった・・・」と料理の腕前を絶賛されていました。警部、やっぱり料理がお好きなんですねえ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-08-15 01:18:03)
13.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。  極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。  本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。  広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 17:50:44)(良:1票)
14.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
警部が犯人に対し激高する。このシリーズの犯人像も色々で、時に警部は本作のように、犯人に対し「私はあんたがやったと思っている」と宣戦布告し、激高する事があります。  例えば「自縛の紐」の時も卑劣な犯人に怒りをあらわにした警部。本作の犯人も相当な知能犯にして相当なワルだ。犯人役は何とスポック船長ですが、見事なまでに悪のオーラを醸し出しています。  完全犯罪のはずの犯人のわずかなスキに入り込み犯人を追い詰める。犯人のトリックも、警部の捜査も、警部vs犯人の攻防戦も、本シリーズの面白さがよく出ている作品です。ラストも痛快!
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-03 21:47:49)
15.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
犯人は作戦通り警部にパイルを掘らせる。しかし警部も作戦通りパイルを掘っていた。結末を見ればそう気付かされますが、途中は犯人のしたたかさ、その上を行く警部のしたたかさ、その攻防戦の見せ方が見事でした。  本作は誰よりも警部のことを理解しているピーター・フォーク自らが監督した作品。それだけに警部のしたたかさ、しつこさ、役所で待たされ部署をたらい回しにされるくだりの笑いドコロも含め、コロンボ警部らしさがとてもよく出た作品です。  ピーター・フォークさん、コロンボシリーズをはじめ色々な映画で本当にいっぱい楽しませていただきました。日本のウイスキーのCMでの粋なバーテンダーの姿も忘れられません。ご冥福を心よりお祈りします。 
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-07-08 15:28:32)
16.  刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 《ネタバレ》 
いつになく警部が怒っています。途中からはマイロに対し完全に敬語も使わなくなった。警部と比べると富も地位も雲の上の犯人ですが、これはいつも通り。ですがマイロに殺された被害者の奥さんを精神的に苦しめる卑劣なマイロが許せなかったのでしょう。  普段は庶民派の人情刑事で殺害に及ぶしかなかった犯人の事情に同情を示すこともある警部ですが、今回は心底マイロが許せなかったのか、正義の人、コロンボがいつになくカッコ良く熱い一作。  エンドロールでマイロの経営するジムの何とも幸せそうなCMソングが流れますが、マイロの実像とのギャップの大きさを感じさせ、テレビのCMに対する皮肉のようでいいですね。  最後に本作の笑いドコロを。捜査のため訪れたとある会社で、かなりウザい受付のお姉さんとかなり面倒くさい警部との絶妙の間とそのやり取りには笑わせてもらいました。そして皆さんご指摘の通り、警部のあの青ジャージ姿はかなりヤバいです。
[DVD(吹替)] 7点(2010-07-29 19:15:52)
17.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボのファンならみんな大好き、ポンコツカーとヨレヨレコート・ネタをたっぷり味わえる一本。この2点セットがこれほど見事なまでにバッチリ似合う俳優はピーター・フォークしかいませんよね。教会のシスターや教習所の先生とのコントといった笑いドコロも満載となっています。  特に教会の救済所でシスターに「ようこそ兄弟。お腹が空いているのですね」「そのコートはいくらなんでも・・・」のコントには笑わせてもらいました。それにしても警部、救済所でメシ食ってる姿はいくらなんでも似合いすぎでしょう。まあ、これもピーター・フォークという名優の妙技ですね。  このシリーズの犯人は中にはそれではとても警部に太刀打ち出来ませんよ、というお粗末な者もいますが今回の犯人である写真家のポールが仕掛けた空き家、写真、ムショ帰りの男、モーテルからの脅迫電話などのトリックの数々はよく出来ていたのではないかと思います。その反面ラストの警部が仕掛けはかなり強引な賭けだったように思いますが、完璧だったはずの計画の小さな矛盾点を少しずつ追及していく警部とポールの対決はなかなか見応えがあり、犯人役のディック・ヴァン・ダイクも見事でした。  
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-07 11:53:46)(良:1票)
18.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 
ウィルソン刑事との警部のコートをめぐるコントが面白かったです。なかなか素敵なコートだったけど、警部にはやっぱりいつものヨレヨレコートが一番似合っていますよね。魔術師サンティーニのお株を奪うマジックを披露しながら犯人を陥落させるラストはお見事でした。
[地上波(吹替)] 7点(2009-02-25 22:24:41)
19.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
記念すべきシリーズ第1作。コロンボが若い!コートがヨレヨレじゃない!頭もボサボサじゃない!でも第1作から既に事件の本質の話になかなか入らず、カミさんの話や親戚の話、ようやく用件が終わったと思ったら「そうそう、もう一つだけ」というおなじみの台詞で犯人をイライラさせて犯人の心理を手玉に取るコロンボお得意の心理戦が全開でコロンボのキャラクターはこの後、さえない風貌が味のヨレヨレスタイルに固まっていく訳ですが、犯人を焦らせて徐々に追い詰めていくこの心理戦は第1作にして出来上がっていたんですね。それと、コロンボシリーズ全般に言えるのですが、日本で公開される映画の邦題は首を傾げたくなるものも少なくないですが、コロンボシリーズのサブタイトルの邦題は短く簡潔、センスがあって洒落ていて、作品の雰囲気にとてもよく合っていて本当に秀逸だと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2009-02-15 19:52:24)(良:1票)
20.  ゲットバック 《ネタバレ》 
稼いだだけ金を使いまくる浪費家として有名な人なので常に金が必要なのか、 とにかく何でもかんでも映画に出まくっている印象を受ける近年のニコラス・ケイジ。 まあ、この人らしいクライム・アクションサスペンスなんですけど、 これは結構いい方なんじゃないでしょうか。 冒頭の銀行強盗から8年、ムショを出てからのお話がメインなんですが、 彼を追うFBI、人間のクズのような8年前の共犯者と、この男に誘拐された娘。 それぞれにニコラスと均等に絡みがあり、無難にまとまっている。 何事も無かったかのように元の鞘に収まる家族とその様子を見守るFBI。なかなか洒落たラストが良かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-01-16 16:59:30)
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