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1.  シービスケット 《ネタバレ》 
最初の方の背景説明は、後と全然つながってないので、あれならば不要でした。また、本編に入ってからも、勝ち上がって人々に希望を与えたのがメインなのか、その後の負傷からの立ち上がりがメインなのか、主題がはっきりしていません(そもそも、何で人々があの馬に熱狂したのかの説明もなされていません)。とはいうものの、競走シーンの迫力と、全体的な映像の美しさは十分で、なぜか見終わった後にはそれなりに印象に残る作品にはなっていました。
[映画館(字幕)] 5点(2024-06-01 23:10:31)
2.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
いや、これはもう、空港の6対6ですよ。このシーンを撮りたいがために、そこから逆算してストーリーを構築しているようなものです。逆にここから後はただのオマケです。しかもわざわざ、ちゃんと6人ずついますよということを強調するために、それぞれが横一列に並んで、まるでGメン75のごとくその横一列のまま前進するのです。ここだけでこの作品はOKです。ウルトラシリーズでいえば、エースキラーとかヒッポリト星人、ムルロアとかババルウ星人という名前を聞いただけで心のときめきを感じる方々であれば、このシーンの贅沢な価値を存分に味わえるはずです。●で、シリーズ全体を見て改めて分かったのは、ソーやハルクの不在にもきちんと意味があるということ。ホークアイやアントマンの帰趨についても、後々にしっかりつながっていること。そして、キャップとトニーの対立軸という全体の再構成によって、シリーズのステージを一段も二段も上げており、これがあったからこそ「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」が可能になったということ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-30 00:32:11)(良:1票)
3.  ジェロニモ(1993)
もっともらしく作られている割にはあまり盛り上がらないまま進んでしまうし、主要な登場人物は、結局ほとんどはああだこうだ考えているだけという気もしなくもない。しかし、一番問題なのは、ジェロニモを中心にしているように見せかけながら、結局叙述者(デイモン)の視点が、ゲイトウッド中尉ばかりを見ているという点ではないだろうか。結果、ジェロニモがどういう人物だったのかということは、ほとんど描写されていない。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2024-03-16 08:42:03)
4.  ショコラ(2000)
とにかく、ジュリエット・ビノシュの一貫した凛とした気品が素晴らしい。それを最大限に生かすべく、カメラは遠近を自在に使い分け、表情・仕草・動きを存分に切り取っています。また、ジュディ・デンチ、レナ・オリン、キャリー=アン・モス、そしてもちろん子役の彼女も、立ち位置を的確に把握した見事なサポートを見せつけています。かえって、ジョニー・デップが霞んでしまうほど。
[映画館(字幕)] 8点(2024-01-20 18:18:33)(良:1票)
5.  J.K.ローリングとハリー・ポッターの誕生〈TVM〉
一応、「ハリー・ポッターの誕生秘話」としてのドキュメンタリー、というのがウリのようなのですが・・・制作者が何をしているのかというと、ナレーター(監督でもあるが)が延々と喋っているだけ。で、それらしきイメージ・ショット(しかもほとんどが静止画)が次々に出されているだけ。関係者はおろかローリング本人のインタビューもなければ、映画の映像も出てこない。つまり、出来の悪い手抜きのプレゼンを延々と聞かされるだけなのです。もちろん、あのハリー・ポッターの世界やキャラクターがどう創造されたのかとか、彼女の生活がどのような状況からどう変わったのかなどという大事なことは、さっぱり分かりません。これ、真正のハリー・ポッター・ファンが見たら、激怒するんじゃないかなあ、などと余計な心配までしてしまいます。
[DVD(字幕)] 1点(2024-01-15 23:50:32)
6.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
モリアーティが「ただの悪党大物」になっている時点で、ダメというか、分かってないというか。どの事件でも余裕綽々のホームズは、モリアーティを相手にしたときだけは必死で真剣で、「彼を滅ぼすことができれば、僕は引退することに何の後悔もない」とまで言っていました。こんなに適当に相手ができるモリアーティなど、モリアーティではないわけです。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-09-09 00:50:31)
7.  シャーロック・ホームズ(2009)
人物像が原作と全然違うのはまあ仕方ないとしても、画面の一つ一つがいちいち撮り方に慎みがなく、18世紀イギリスの気品をまったく感じさせないのです。前半でせっかく出てきた洞察力や想定力なんかが、後半は何も使われていないのも問題。つまり、テーマが存在していません。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-08-22 01:31:16)
8.  幸せの1ページ
ジョディにしてもアビーにしても、よくこんな作品に出演を了承したなあ、という感想しか出てこない。U2の"Beautiful Day"に2点。
[DVD(字幕)] 2点(2023-07-25 23:56:19)
9.  ジャッジメント・デイ 地球崩壊<TVM>
この仰々しいタイトルの中身をどうやって90分にまとめるのか・・・と思いながら見始めたのですが、逆に90分をつなぐのに必死な内容、というのに驚きました。導入はパニック・アクション的なのですが、途中で、何をしたいのかよく分からない悪役が出てきて、どうもそれと関連しているらしいっぽいことは分かる。しかし、ヒロイン(この人の演技が下手なのも致命的)もサポートの兄ちゃんも、とにかく行き当たりばったりに行動して、さらに分からない間に話が進行していく。というわけで、むしろ作品の方が崩壊したまま終わってしまいました。今や大スターのクリス・プラットの無名だった頃が見られるという点においてのみ、意味があるかも。
[DVD(字幕)] 1点(2023-06-27 20:22:34)
10.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
前半は、火山がどうのこうのとか謎の悪人集団がどうのこうのばかりで、あまり恐竜映画ではないのでは?と思いながら見ていました。後半はそこそこ盛り上がりますが、これって一般のアクション映画とかと見せ方が一緒で、よく考えると、恐竜が全部敵の武装集団か護衛集団だったとしても、作品として通じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-15 00:43:30)
11.  ジュラシック・ワールド
しかしこういう作品って、どうして登場人物がことごとくバカなのかな。起こった出来事にわーわー騒いで場当たり的に対応しているだけで、計画もなければ戦術もありません。かといって、それを超えるほどの何かの情の動きがあるわけでもありません。ブライス・ダラス・ハワードなんて、演技はきちんとできる人なのに、よくこの脚本のこの役で、出演をOKしたなあ・・・。クリス・プラットの自然な存在感はぎりぎりのところで作品を支えていたので、点数はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-14 00:29:39)
12.  幸せへのまわり道(2019) 《ネタバレ》 
心に傷を負った男が、インタビュー先で出会った人物とやりとりをしている間にその奥に変化が生じてきて・・・となれば、ありがち異環境交流モノを想像するのですが、意外にしっかり作り込まれた内容でした。まず、2人のやりとりにきちんと重心を置いて、誠実にその会話に向き合っているのがよい(脚本上の言葉の一つ一つがしっかり詰められている)。また、こういう作品は目まぐるしい切り返しにもなりがちなんだけど、そうならずに腰を落ち着けているのもよい(中盤のカフェの「沈黙シーン」に顕著)。全体としては、結局は定番の枠組を出ておらず、特に終盤は物足りない気もするのですが、製作側の丁寧なスタンスは伝わってきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-11 00:22:05)
13.  新・明日に向って撃て!
「若かりし頃」なんだから主人公2人が何か未成熟なのは別にいいし、ウエスタンというよりも裏街道青春モノではないかというのもまあいい。ただ、結局は一本の筋が見えない継ぎ接ぎ感満載の内容だし、ところどころ笑わせにかかっている箇所も、かえって浮いている。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-02-10 00:10:06)
14.  幸せをつかむ歌 《ネタバレ》 
最初のステージの場面、メリルは歌も演奏も完成されていて、しかもこの人だったらもちろん吹き替えなしなんだろうなあ、と勝手な信頼までしてしまう。また、ステージアクションやMCの喋り方なんかも、ロックシンガーそのものです。さらに横に控えるはリック・スプリングフィールド様!いや、本職のミュージシャンでも、そんな贅沢なシチュエーションはないぞ!バックにもバーニー・ウォーレルとかがしれっと混じってるし、さすがはトーキング・ヘッズで「ストップ・メイキング・センス」とか、ニール・ヤングで「ハート・オブ・ゴールド」を撮ったこの監督は、理解の次元が違います。●そして今回の相手はケビン・クライン、となればあの「ソフィーの選択」の伝説の取り合わせ再び!はたして、娘をはじめ他の関係者を段々と巻き込み、ドラマは拡大していきます。一家勢揃いの夕食の場面など、壊れそうで壊れない絶妙の場面回しが楽しすぎます。●なんだけど、中盤以降は急速に収縮していった感じだなあ。展開自体は超超超ありがちパターンですし、いや骨子がそうだとしても、そこまで散々人間関係の綾を構築してきたのですから、もっといくらでも乗せてくることが可能だったでしょうに。クラインやその現妻など、終盤はほとんど出番なしというか、ほぼ無視扱いです。何がどうなって制作側のテンションがあそこまで下がってしまったんだろう・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-12-02 00:43:34)
15.  ジュディ 虹の彼方に 《ネタバレ》 
レネー・ゼルウィガーのスーパー形態模写は全編にわたって存分に楽しめるのですが、「演技力」が満喫できるかというと、そうではありません。それに、大事なシーンは、結局みんなステージ頼みなのでは?あと、ジュディ以外の各登場人物のキャラが、どうやっても弱いですし、かつ、定型的です。ドラマを感じたのは、ゲイカップルのアパートでの一夜くらいでしょうか。●せっかくジュディを扱うのなら、少女時代と晩年だけとかではなくて、一度は干されたハリウッドで「スタア誕生」で再起したとか、再度離れた後に今度は「ニュールンベルグ裁判」で渋い助演を発揮したとか、その辺の経緯や背景も見たかったんだけど、そこまでやると尺がいくらあっても足りないか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-17 00:30:58)(良:1票)
16.  ジャスティス(1979)
ストーリーがどうこうという以前に、そもそも法制度自体(手続関係とか倫理面も含む)の描写が滅茶苦茶で(あれが実態に即しているとすれば、実態が滅茶苦茶でしかないということ)、これはコメディ映画かと思ってしまうくらいでした。しかし、制作者は真面目な作品にしようと思っているっぽいので、主演がパチーノでなければ、悲惨なことになっていたのではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-03 23:19:51)
17.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
最初に見たときは、ナレーションがしつこいとかところどころやたら都合が良いとかいう点が気になっていました。しかし、この映画ってキリスト作品なんだな、と分かってからは、気にならなくなりました。レッドは福音者の立場なのですから、語り続けないといけないのですね。また、理不尽な目に遭わされ続けながら最後に理想郷に到達するアンディは、神の子だというわけです。●と思っていたのですが、さらに再見して、もしかしてアンディってイエスではなく、むしろユダの隠喩では?と思うようになりました。冒頭で所長は自身が神の使いであるかのごとき宣言をし、所長室にも聖書の言葉を飾っていますが、主人公は(中身や行動は悪徳とはいえ)その所長に報復し、聖書をくり抜いて脱獄用具も隠しています。屋上のシーンは、囚人の数は12人であり、それに含まれるアンディはイエスではありえません。そしてアンディは会計が職業ですが、ユダは12使徒の中で金入れを預かる会計担当でした。●そして、そんなこととは別次元で、作品を美しくまとめているのが撮影と美術の腕であり、特に、役者の表情や人物配置や全体光景まできっちり撮りきっているカメラの技術は特筆すべきといえます。また、何気ないシーンでのエキストラの動きが美しく、そこだけでぞくぞくします。
[映画館(字幕)] 7点(2022-08-07 15:47:19)(笑:1票) (良:2票)
18.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
動物が壁を突き破って集団暴走するとか、屋敷がジャングルになるとか、床がいきなり泥沼になるとか、はっきりいって話としてはアホなのです。しかし、この作品が優れているのは、あくまでもそれを愚直に大真面目にごく単純な「双六ゲーム」のルールの中でやり通している点です(それに、ゲーム盤から問答無用で断定されると、かなり怖い)。サイコロはどこで振ってもいいはずなのに、律儀に屋敷の中にいちいち戻っていくのも、何ともいえないおかしさがあります。タイム・トラベル風に締めるラストも好みでした。●それと、改めて見てみると、当時13歳のキルスティン・ダンストの静かな存在感は凄い。子供目線で見た頼れる冷静なお姉さん、という役回りを完全に理解しているし、ロビンの突っ走り演技をピン留めしてバランスを確保するパワーすら感じる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-07-28 02:06:19)
19.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
「マイティ・ソー」シリーズを「バトルロイヤル」において異次元のレベルに高める豪腕ぶりを見せつけたワイティティ監督が、その演出力と調整力をいかんなく発揮した作品。ナチス・ドイツをコメディチックに描くという難題に挑戦しながら、すべてをぎりぎりのラインで成立させ、かつ面白く見せるという結果を達成している。主人公の少年はヒトラーに心酔しているのだが、それもどこかアホらしさを漂わせているし、笑わせる場面の挿入具合も見事で、かといってシリアスな描写も忘れてはいない。そしてそれらが一体となって完成されている。一方で、キャプテンは(ユダヤ人と同じく弾圧の対象だった)同性愛者の象徴なのだろうし、そもそも主人公自体も(これも弾圧の対象だった)障害者の象徴なのだろう。そして終わってみれば、少年の初恋、そして好きな子とのダンスこそが、戦争よりも何よりも最も重要なテーマだった、という着地点。当初は、ナチス信奉少年がユダヤ人少女とのやりとりや交流を経て変わっていって・・・というだけのありきたりな展開を想像していたのですが(それはそれであるのだが、そこに依拠しているのではなく、むしろ作品構築の上での当然の前提となっている)、制作側の意識は遙かに上を行っていました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-07-24 20:31:09)(良:2票)
20.  シェラマドレの決斗 《ネタバレ》 
世にウエスタン映画は数あれど、この作品ほど対象がごく僅かな範囲に限定されているものも珍しいのではないでしょうか。つまり、主人公が悪役に馬一頭を盗まれて、それを取り返すというだけです。本当にたったそれだけです。ただ、それ自体は発想として悪くはないのですが、そのように軸を限定するのであれば、枝葉をもっとつけてもらわないといけないのですけどね。特に、主人公が特に強くもなければ技術や知能があるわけでもなく、ただ思いつくままにうろうろしているだけなのは致命的です。またそれ以前に、やっぱりマーロン・ブランドとウエスタンは合わんだろ、という自然な結論が確認できる作品でもあります。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-06-28 01:37:08)
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