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301.  ダンボ(2019) 《ネタバレ》 
実を言うとコレ観たかったんですよね。 子供の頃からキャラクターは知っててもなぜかディズニーアニメには興味が薄く、ディズニーランドも子どもが小さかった頃に1回しか行ったことないです、 実際行って1回行けば充分だと思った。 本作は実写版でありティム・バートンていうのが観たいと思った理由になるかな。 さすがはティム・バートン、セットも映像もキャストも一流、一級品であり、アニメにはないリアリティ。驚異のCG技術だわ。 象親子がそのままサーカス団で生きていかない選択や、その後のメディチサーカスの変貌、遊園地が崩壊するとか皮肉も利いているとこが私は好きです。 ダンボの寂しそうな表情、健気さに泣けちゃったわ。ダンボの目がかわいかったな、観てよかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-23 14:58:40)
302.  はじまりへの旅 《ネタバレ》 
ウェス・アンダーソンの映画によくあるようなスチール写真で古着感がいい具合の衣装ですし、 シニカルなコメディかなと想像して観たんですが、コメディというより教訓みたいだなと。 コメディ色はあんまり感じなかったです。 ただ、出て来る人がみんな善人なんです、こんな風変わりで異質な集団なのに。そこがいいですね。  お父さんは権利のことばかり拘ってましたけど、権利だけじゃどうにもならない。まず子供を学校に行かせないっていうのがダメでしょ。これは権利じゃなくて義務であり、子どもは教育を受ける権利を奪われてるわけです。アメリカ人て大昔から何かっていうと権利だ自由だと闘ってるみたいな印象があるけど、そういうものを皮肉ってるのかな? 文明社会、管理社会を嫌うのはいいけど、自分が絶対君主、独裁者になっちゃって子どもを洗脳しちゃってるんですよね。 食料を救うミッションとかご都合主義だし、次男を救うミッションで娘が死にかけて「押し付け」だったと気付くお父さん、あぁよかった。いつでもどこでも極端というのはよくないし、受け入れられないですよね。 そして狩猟民族から再び農耕民族へ、ラストの登校前の朝の静かなひととき、音楽もセリフもなく反抗的だった次男がなんとも自然にシリアルの入れ物を渡すとこで泣けた。そしてお父さんが窓の外を見上げるとこね、なかなかセンチメンタルで感動的なラストでした。 アーミッシュにもなったことのあるヴィゴ・モーテンセン、デンマーク系っていうのもあるけど私の中ではマッツ・ミケルセンとどこか被るんですよねぇ
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-20 15:32:27)
303.  アメリカン・ドリーマー 理想の代償 《ネタバレ》 
真面目でリアルな社会派映画だと思います。 娯楽性は乏しいとは思うけど先日観た「ギリシャに消えた嘘」にも感じた視覚的な刺激や意表をついた展開でアっと驚かせることより、人物の内面や人間関係、葛藤。。そういうものをじっくり見せてくれます。 そしてどっちにもオスカー・アイザックが出てる。 不安感というものが最初からあって、一応解決というラストであってもどこか虚しいようなモヤモヤ感が残る。 「理想の代償」ってこういうことなのかな?この作品の場合、邦題の方が的を得てるように感じます。 ヒスパニック系移民とギャングの娘が夫婦となり、オイル会社を経営。事業を拡大しようとしたところへあっちからこっちから妨害され窮地に立たされるわけなんですが、奥さんがなかなかの曲者というかある意味ヤリ手なんですねえ、公明正大な夫の言うこともわかるし、奥さんのやり方も必ずしも否定できないのよ、だってそのおかげでマフィアに借金しなくてすんだし、破綻は免れオイル業界でキングとなることは確定、そうなったら嫌らしく脱税だ違法行為だと追い詰めていた検事まで掌返しだもの。 81年だからレーガン政権になった頃?この時代設定もいいんじゃないかと思います。「スタンダード・ヒーティング・オイル」ていう社名にもなんか意味があるのかしら?「スタンダード・オイル」があるし。 コレ良作だと思います、こういったタイプの映画が地味ってことであんまり話題にならないのが残念です。 オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインは「ある結婚の風景」のリメイク版HBOドラマでも共演してるんですね、しばらくしたら観られるかな?
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-19 14:33:59)
304.  ギリシャに消えた嘘 《ネタバレ》 
そこまで期待して観たわけではなかったんです、時間も短めだしちょっと試しに、みたいな感じ。 今まで見聞きしたことがなかった映画で、アマゾンプライムで「あなたにお勧め」でひょっこり出てきたんです。 ふむ、アマゾンプライム私の好みを的確に見抜ているじゃないの。 トリックやあっと驚く大どんでん返し、衝撃的で意表をつくようなシーンや展開があるわけじゃないんですが、コレ結構引き込まれるんです。 例えたらひと昔前の犯罪サスペンス映画のような感じで、人物がきちんとしっかり描かれていて、最初から掴まれるわけではないんですが進めば進むほどジワジワくるのよ。ギリシャの風景もぴったり合ってる、遺跡やトルコでの逃走シーンはまさに迷宮という具合です。 最近の刺激やスピード感に引っ張られる映画に慣らされて、忘れていたテイスト、感覚に戻されたような気がしました。 酔いつぶれた男を介抱するように見せかけて運ぶとこは「太陽がいっぱい」にもあったなあ、なんて思い出したり。 チェスターとライダルの騙し騙されの駆け引きに攻防が最初から最後まで続き、そこにコレットの存在で危なっかしい三角関係もあり、終わってみれば3人の行動にずっとハラハラし通しの96分でした。 オスカー・アイザックがアンディ・ガルシアの若い頃みたいに感じ、茶トラ猫を抱えて歩いてた「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」がもう一度観てみたくなりました。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-16 14:28:56)(良:1票)
305.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
これも何度か放送されていて、ラストのあたりを2~3回観たことはあったんです、今回初めて録画してきちんと観ました。  クーデターというものにあまり良い印象はないんですが、この件に限ってはやはり印象は悪くないのね。トム・クルーズが唯一完了できなかったミッションですが。 そしてドイツ兵の中にもレジスタンスがいたということがわかっただけでも有益な映画でした。 ブライアン・シンガーはドイツ系ユダヤ人移民の家系だという、しかし巨人でクールな美形が多いドイツ人にはどうしても見えないトム・クルーズ、ドイツでは今も英雄とされている人物を、もろハリウッドの俳優が演じることにかなり反発があったらしい。 でもウィキでシュタウフェンベルク本人の画像を見たら、目元がトムみたい。伯爵であり、育ちの良さが出てますね。 海賊みたいな眼帯の効果もあるし、トムは期待以上に完璧に演じたと思います。 トム以外の主要な人物はほとんどが個性的な英国俳優であり、聞きなれないドイツ人の名前に苦心はしたけど誰が誰だかわからないとはならず、こういうところもいいですね。 トム・クルーズとケネス・ブラナーが一緒にいる映像というだけで何か感動してしまいました。ブラナーはドイツ兵が様になる人ですね、TV用だと思うけどヴァンゼー会議を描いた作品でハイドリヒを演じてた時も冷徹という感じがよく出ていたと思う。 ロケ地は実際の場所、跡地が使われたというし、史実に忠実らしい。暗殺に失敗した原因となるものもきちんと描かれ、わかっていてもハラハラして引き込まれてしまうのね、映画として優れていると思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-05 15:54:20)
306.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
SF的な部分はクローンというだけで、それ以外はクラシカルな雰囲気でグレーの制服が上品で風景も美しく、イギリス上流階級の物語のような語り口ですね。 暴動が起きることもなく淡々と話が進んでいくのが逆に切なく哀しく、残酷に感じました。「提供」「終了」という事務的な表現も冷めてはいるけどなぜか嫌悪感はなく、むしろ上手い言い方だなと。 例の猶予の噂を噂と言いながら、最後の望みとしてマダムを訪ねるキャシーとトミーが哀し過ぎです。  ガラス越しに手術台を見つめるキャシーの思い出で寄宿学校にいた頃からの3人が語られる、これもまた淡々としていて喜怒哀楽もそれほど感じないんですが、ここで大いに感情移入させられて鑑賞後の私自身の落ち込みを想像するとあれでよかったのかもと思ってしまった。 生あるものは全て終わりが来るのはわかっているけど、自分のクローンまで用意するほどの生への執着てなんなのかしらね。 キャシーとトミーも二人の今の時間を少しでも長く持ちたいとなった時、噂でしかない「猶予」に望みを託す。 生きている時間は限られている、生きてるだけで良し勝ちとか、だから大事に意味ある時間にしましょうというよりも、何が生への執着になるのかということを思ったし感じたし、でもどうあろうがどうしようが人はみんな遅かれ早かれ例外なく死ぬってことを強く再確認させられたような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-21 15:11:52)(良:1票)
307.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
細かいことは抜きにして、たのしめました。 「七人の侍」が・・・ていうことで日本人の私はちょっと誇らしい気持ちもあります。 しかし、やっぱりいちばんハラハラするのは馬なんですよね、あんな派手に倒れて骨折でもしたらと。  アントワン・フークワ監督作品では、今のところいちばん爽快に観れた映画です。 悪党のボスがやっつけられるとこ、その後のチザムのちょっとバツの悪そうな表情とか、シブく決めてたのに最後の最後にブラックジョークぽいものを感じて、フフっと笑えました。西部劇に強い女の存在っていうのに今の時代の傾向もちゃんと考えてるのかなと思ったり。 ピーター・サースガードはすっかり悪役俳優という感じなんですが、初めて知ったのが「終わりで始まりの四日間」でなかなか爽やかで好印象だったのでちょっと残念かな。 ところで「チザム」なんですが、ジョン・ウェイン主演の西部劇であったと思うけど、あの映画からの引用もあるってことかな?
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-31 11:42:12)
308.  魂のゆくえ 《ネタバレ》 
宗教には疎いのですが、アメリカでの福音派と政治、大企業との関係というのが問題提起されているのはわかります。 トラー牧師の息子が亡くなったイラク戦争の開戦にも取引?があったようですね。 社会派だとは思いますが、ミステリー要素も感じます。 監督のポール・シュレイダーは「タクシー・ドライバー」の脚本を書いているんですね、その経歴を知ったらトラー牧師の人物像もすんなり納得できました。 どのシーンも必要最小限のものしかない室内、最近よく聞くミニマム、でも暗くて重苦しいんです。テーマが反映してる感じで細部まで行き届いてるなと思いました。 トラー牧師は結局救われたわけですよね?そのきっかけとなる人物が妊婦で名前がメアリーなんだもの。その旦那がマイケルですし。聖母マリアと大天使ミカエルがプロテスタントではどのような解釈なのかは知りませんが。 二人が重なっているとこでは、あのまま浮いたりして、、、と思ったらほんとにそうなりまして、様々な意味ありげな映像が出てきて、実際ああいった経験はありませんがあの感覚はなんとなくわかります。 あまりに唐突なラストで、録画したものを観てたんですがハードディスクが壊れたと思いました。 イーサン・ホークが主演を演じたことでラストまでしっかり見届けることができました。俳優の魅力、力量ってやっぱり大きいですね。知らないことを知ることができたということでこの評価です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-26 15:39:29)
309.  僕のワンダフル・ジャーニー 《ネタバレ》 
うん、もう余計なことは何にも思わない、考えない。 ひたすら健気なワンちゃんたちを見守る映画。ビーグル犬のモリーの最期は人間のエゴが原因だったわけで、 あそこだけは憤りを感じたけど。 動物には叶わないね、猫のボブの続編の公開も楽しみ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-19 20:18:33)
310.  ドローン・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
この監督の「ガタカ」と同じく無機質ですね。マジで怖いことですが、これってブラックジョークなんだろうかと迷うようなところが満載といいますか、全てがそうだとも思える。それなのに訴えたいことは明確だし、上手い描き方だと感心。 必ずしも兵士の苦悩だけを言いたかったわけではないと私は思います、戦争犯罪だとはっきりわかる描き方ですし。  砂漠の中のただのコンテナと見える中で行われている事、ベガスの目抜き通りが通勤経路とか、新兵はゲームセンターからリクルート などなど。使ってるのはPS、Xboxなんですよね?冗談かと思えるようなことが乾燥した雰囲気の中で重苦しく描かれています。 安全な場所だからこその葛藤とか罪悪感ですかね、実際の戦場なら大義名分の下で敵もはっきり確認できるから感じることはないんでしょうね。 確実に犯罪者とわかるレイプ犯の存在とその顛末、ずっと虚無感無表情なトミーが初めて見せた人間味のある安堵の表情が印象的でした。最初はハズレだったかなとラストまで観る自信がなかったんですが、なぜか惹き込まれてしまいました。 静かで地味と言えるけど、スタンス、スタイルにブレがなく独特でオリジナリティがあり、演じるイーサン・ホークが素晴らしいと思う。 酒を捨て、スアレスの誘いに流されず、リノへ車を走らせるトミーにほっとして観終わったのでした。 でも奥さん役の女優がぱっとしないのよ、スアレスはインパクトありました。レニー・クラヴィッツの娘なんですね、納得です。ラングレーはピーター・コヨーテだったのか・・・
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-07 14:11:24)
311.  三人の妻への手紙 《ネタバレ》 
洒落たコメディですね。 カーク・ダグラスが出てるとは。。。そっくりだけど息子マイケルより清潔感があっていい。 最後までアディを出さないっていうのが粋だし、余計に興味を掻き立てられます。 夫婦3組ともバラバラのようで、傍から見てるとちゃんと共通してるとこがありまして、それは奥さんが何かと厄介で旦那さんたちが3人とも信じられないほど理解と忍耐力があって優しいのね。 奥さん3人の回想シーンが順番に描かれ、今までの自分を反省するみたいなね。なくしたかもしれないとなって初めて気付く自分の愚かさ、世の女への戒めみたいなはなしでした。しかし法律そのものに男女差別ありみたいな時代だったんじゃないかと思うんですけどね。完全に男目線で描かれてるなとは感じましたが、コメディとしてはなかなか面白いと思います。 カーク・ダグラスのフィリップス夫妻のエピソードがいちばん好きです、メイドのキャラも良かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-27 13:17:56)
312.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
よく知ってる俳優はマット・デイモンだけ。あとはあんまり、殆ど見おぼえないぞという イーストウッド映画によくあるキャスティングで観る前はちょっと不安というか見当つかないというのも初めてじゃないんですが、やはりイーストウッドの映画は絶対退屈はしない。デレク・ジャコビの登場の仕方もうれしい。  サンフランシスコ、パリ、ロンドンの三者がそれぞれ語られるわけですが、その繋ぎは絶妙ですし 津波と爆発シーンの迫力、兄の事故の衝撃、特に爆発シーンの唐突さにはやられました。 淡々としているのになぜか惹き込まれてしまう、イーストウッドに外れはないと改めて感動です。  そして運命の?三人がロンドンで出会うんですが、最後の最後にこれはジョージが唯一のパートナーと遂に巡り会えた、救われたはなしで、臨死体験や死後の世界、死者との会話がどうだこうだがメインではなかったんだなと。 運命というか、もともと繋がっていたというか、身に起こることは全て必然ていうのは間違っていないのかも。 マーカス君の役割も重要なのです。  ジョージは自分の能力を「呪い」だと言う、「シックス・センス」のコール君も怖いし誰にも理解されず苦しんでましたね。 余談ですが、同級生で高熱出して数日寝込んだあとにそういう力が身に付いたって子がいたんです。名前見るだけでいろいろ浮かぶんだそうです、それが結構当たってまして。でも仕事にはしなかったですね、それはしたくないって言ってたっけ。 本物ほど金儲けの手段にはしないってことかな?
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-20 14:10:32)
313.  ミッドサマー 《ネタバレ》 
怖いとは感じなかったです、気持ち悪いとも思わなかった、なぜか。 誘われるまま来てみたらとんでもない集団で生贄にされましたっていう話は昔からよくありますし、ああいう集団というのは絶対に幻覚剤みたいなものを使うし、集団ヒステリーという言葉がすぐに浮かぶ。 短い北欧の夏が眩いほどに輝いていて、色鮮やかな花々に壁や天井に描かれた絵、白地にブルーの民族衣装などとても清潔感があるんです。ダニーとクリスチャンの部屋だったかな?やっぱり目を引く絵が飾ってあり、会話も相手は鏡に映った状態っていうのも印象に残りました。 ダニーは90年に一度の祝祭での女王候補として連れてこられたんですけど、大当たりでしたね、ペレの人選はなかなかのものだわね。もともとメンタルが不安定であり、家族をあのように一度に亡くしたダニー、あの村くらい奇抜で異常な世界じゃないとまともに生きていけないのかもしれません。ダニーが覚醒する話だと思いました。 クリスチャン、ジョシュ、マークの3人て悪い人たちじゃないけど、良き友人、良きパートナーになり得るっていうのも感じないのよね。だからなのか、みんなああなっても「んー仕方ないよね」くらいにしか思わなかったです。 ところであの村の人々の最大の敵は熊ってことですかね?毎年熊に襲われて死ぬ人がいるんだろうなきっと。 怖くない、不快感のないホラーていうのがすごいなと。ていうかホラーというよりダニーの成長再生物語みたいに感じて、そんなふうに感じさせられたことに驚いています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-09 15:04:26)
314.  ハッピー・デス・デイ 2U 《ネタバレ》 
続編て特にこういうジャンルの映画はガラリと変わったりすることがあって、それにがっかりさせられることがよくあると思うんですが、SFみたいになってはいるものの本当に続いてて、カーターの部屋で何度も目覚めるとこまでちゃんとあるのがなんかうれしい。 前作も今作も原因は色恋沙汰で、盲目のフランス人になって協力してくれたダニエルを選んじゃう。ソレはソレということで、カーターが絡めば情け容赦なし、女ってほんとにこういうとこあるんですよね。 主演のジェシカ・ロースは臆することなく全力で演じているというのが伝わって観ていて気持ちいいくらいです。 最後の最後まで目が離せない映画です、面白かった。 アジア系のライアン役の人は日系ではないようですが、どっかで見たことある誰かに似てるという感じで映画が終わるまで気になって仕方なかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-05 22:57:35)
315.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 
コメディ色が強そうだから観てみました。 ハチャメチャかと思ってたけど、悟りとか教訓的なとこもあってかなりマトモじゃないですかね、コレ。 カーターを助けるためにもう一度、というところが良かったな。 観終わってみれば、カワイイ映画だななんて思ってしまいました。続編も観たいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-01 13:17:10)(良:1票)
316.  ふたりの女王 メアリーとエリザベス 《ネタバレ》 
シアーシャ・ローナンもマーゴット・ロビーも文句の付けようがない女王振りでした。 史実にわりと忠実なんだろうなとは思うけど、時間の経過がわかりにくいんですよね。メアリーがスコットランドに戻って処刑されるまで20年以上たっていると思うんですが、その時間を感じないところが奥を感じないになってしまうような気がします。よけいに駆け足になってしまうというか。それでもなぜかイングランド王室モノは面白いです、メアリーだらけで混乱するけど。 ところで黒人の臣下とアジア人の侍女ってどうなの? 平等っていうのはわかるのよ、でもいくらなんでも16世紀のイングランド王室でそこまでしなきゃいけないんですかね。 なんかいちばん矛盾を感じるところでした。  エリザベス1世は処刑されたアン・ブーリンの娘、次のイングランド、スコットランドの王がやはり処刑されたメアリーの息子ジェームズ、それ以降現在のエリザベス2世までメアリー・スチュワートの直系だというこの事実が凄いわ。 やったやられたを繰り返すも王座はきちんと継承されているのね。 God Save The Queenだわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-18 21:48:44)(良:2票)
317.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号と宇宙飛行士たち、なのに地味でエンターテイメント性はほぼ無し。失敗した「アポロ13」とは違い過ぎてびっくりした。 なぜアームストロング船長役にライアン・ゴズリングがキャスティングなのかよーくわかりました。 華々しいヒーローじゃなくて苦悩の人という感じで描かれているわけだからね。語らずともその複雑な内面を演じるゴズリングなんです。 ソビエトに遅れをとり、なにがなんでも月には先に行く、これがあれだけの犠牲者を出す原因のひとつとも思われ、「白人が月に行く」スピーチはインパクトがあり、いよいよ月面着陸というシーンでは「カプリコン1」が浮かび、今まで観た宇宙へ行く映画のなかでは最も考えさせられる映画だったことは確かです。 描き方を大きく変えたことで成功はしてると思います、でもスピード感とハラハラ感と爽快感を味わいたい人には期待外れな作品だと思います。 ところでゴズリングがはっちゃけてる主演映画ってないのかな??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-19 14:34:14)
318.  ハイウェイの彼方に 《ネタバレ》 
日本では劇場未公開なんですね。三振アウト法なんていうのも初めて知りました。 イーサン・ホークは演じるタイプがほんとに多岐にわたっていると思うんですが、その中でも本作のような人物を演じると見事ですね。 おどおどしていて自分をなかなか表に出せないみたいな。繊細で表情も情感に溢れていてこちらにズンズンくる感じ。 もうオープニングからラストまでラッセルの表情だけでウルウルしてくる。とにかくイーサン・ホークの演技が素晴らしい。 最初は赤ちゃんを育てることで生きる糧を見出し、再生していくのかなと想像していたのですがちょっと違ってまして。赤ちゃんとのことがきっかけになって亡き両親と向き合うために故郷へ戻るわけで、そしていつも首からかけていた鍵がなんだったのかがわかり、一気に状況が変わるといいますか、光がさしてくるっていう具合。 全編ラッセルにウルウルだけじゃなくハラハラしどうしなんですが、赤ちゃんをベッドの端っこに寝かせたままにしているのにいちばんハラハラ。 でもあれって伏線になってたってことかしら。生後4~5か月というような赤ちゃんにチュールレースの安っぽいドレスを着せて置き去りっていうのが余計に哀れに感じて泣けたわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-17 21:46:26)(良:1票)
319.  大統領の陰謀
先に「ザ・シークレットマン」を観たので混乱してワケわからんということにはなりませんでした。 観てなかったら誰がどうで何やったんだかよくわからんけど、とにかくニクソン政権が悪いことやって大統領は辞任になったのね、若い二人の記者は圧力に屈せず頑張った、ピューリツァー賞も受賞しちゃってるし。くらいだったと思う。 常にあっち行ったりこっち行ったり、みんな早口だしなんだか息つく暇もない映画でした。 「大統領の陰謀」と「ザ・シークレットマン」どっちも観ると、ウォーターゲート事件の表と裏、記者側とディープスロート側の両方が観られるし、被るシーンがあるのもなんかうれしい。当たり前だけどダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードの若さよ、レッドフォードはやっぱり足が長い。 こうなったら「ペンタゴン・ペーパーズ」も観るべきですかね、ウォーターゲート事件のちょっと前の出来事で本作の主幹ベン・ブラッドリー中心のようですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-15 21:17:41)
320.  ザ・シークレットマン
コレ、かっこいい映画だなあと思いました。 まずですね、個人的にもともと持っていたリーアム・ニーソンへのイメージ、それにドハマリしてるんです。 それとFBIが完全な正義かどうかは別として、権力に屈しない男たちというのもかっこいいです。 「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」の監督と同じなんですね。うん、なんかわかる。ふっと「グッドナイト&グッドラック」を思い出したり。おまけで「フォレスト・ガンプ」も浮かびました。実際、逮捕されたきっかけはなんだったの?見落としてたのかしら。 ウォーターゲート事件については大統領が絡む盗聴事件で、大騒動してたという記憶はありますが「ディープ・スロート」は知らなかったです。事実は小説より奇なりというか、まさに映画みたいな事実というか凄い出来事だなと。 今まで流す感じできちんと観たことがない「大統領の陰謀」も真剣に観てみようかな。 マーク・フェルトのプライベートな部分もちょっと語られてて、娘のことを出すことでフェルトの苦悩も感じられ、単に権力やプライドの争いだけという感じにはなってないとこもいいです。 アクション映画に出ずっぱりだったリーアム・ニーソンも70歳近くなったことだし、これからはこういった役柄が増えていくかな、期待してます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-28 16:24:27)
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