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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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301.  恋におちたシェイクスピア
誰でも、歴史上の人物の実際の生活がどのようなものであったかは、興味がわくことです。シェークスピアの作品の創作過程と、実際の生活を織り交ぜ、ラブコメディに仕上げたセンスは抜群です。ロミオとジュリエットがこのようにして出来上がったのなら、あの何世紀にもわたり世界の人に読まれている魅力も納得できます。ラストは余韻を残した後味の良い終わり方となっていますが、個人的には、盛り上がりを期待したので、点数低めになってしまいました。いい作品ですが、オスカー取りすぎという感もします。
8点(2004-02-07 16:41:19)
302.  十二人の怒れる男(1957)
陪審員が法廷で示された証拠や証言を基に評決するまでの過程を登場人物の表情と台詞だけで描いていきます。法廷に求められるのは、真実の追求と正義の執行です。社会生活で起こる事件やトラブルで私たちは司法を最後の拠所とするからです。しかし、この映画は、その司法の現場でも、過ちを犯す危険性があることを示しています。立派な法律があっても、事実を認定し、法を適用するのは人間である以上、個人的感情、誤解、偏見などが入り込む可能性がそこにあります。司法に携わる者の責任と判断の重みを示した法廷ドラマの傑作です。
10点(2004-02-07 08:56:46)(良:1票)
303.  ウェディング・プランナー
見終わって、非常に気になった点がありまして、あの結婚式や招待客はどうなったのか、そして、あの両親はどんな反応したのかという事です。もし私が親だったら、招待客には二人とも急に体調が悪くなったとかごまかして、秘密裏に相手の親戚と話し合い今後どうするか相談するかなあ。一番頭がいたいのは、ばれた時に何て言い訳するかだな。職場の知人や隣近所なんかのことを考えると胃がいたくなるだろうなあ。まあ、起こりえないと言えばそれまでだが。
6点(2004-02-05 21:28:12)
304.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
東西冷戦の中、東欧で起こった自由獲得への試みは、プラハの春の悲劇のようにソ連の力により封じ込められました。そのチェコから亡命したフォアマン監督の自由に対する特別な気持ちが作り出した傑作です。秩序ある組織としての病院は、ある日、突然のマクマーフィーの出現により、患者たちの押さえられていた欲望や、忘れていた感情が次々と刺激されていきます。それは、患者たちの人間性のめざめとも言えるものですが、しかし、同時に病院の秩序を乱すことにもつながっていきます。そして、度を過ぎる騒ぎに悲劇も起こり、異端児は消し去られます。自由とは、各人がそれぞれの価値観で発言し行動することであり、対立や秩序の乱れは当然の結果なのかもしれません。したがって、組織や体制の維持を優先すれば、自由を制限しなければならないことも当然なのでしょう。最後は、自我に目覚めたチーフだけが、病院を去っていきます。その姿は、まさに自由のない祖国を捨てたフォアマン監督そのものと言えるのかもしれません。
10点(2004-02-05 00:32:55)(良:3票)
305.  15ミニッツ
デ・ニーロが死んだ時、時計を見たら、まだまだ余裕の時間帯。これは、意外な方法で生き返るに違いないと思い、その後のストーリーそっちのけで、あれこれ考えをめぐらしているうちに、気がついたら終わっていた。その時の自分の顔を見てみたい。
7点(2004-02-04 00:25:53)(笑:2票)
306.  戦場にかける橋
デビッド・リーンの作品らしく、見ごたえのある骨太な人間ドラマが、大自然の中でくりひろげられていきます。みなさんと同様に、戦争のむなしさも感じましたが、それ以上に人間の生き方も考えさせられました。主人公は、捕虜として生きていく上で、軍人としての誇りある生き方を、橋を見事に完成させることに求めます。救出をただ待つといった、あるいは、戦争終結まで生き延びるといった受身の姿勢ではなく、敵の仕事でも積極的に協力して、自分たちがこの戦争に関わった証を残そうとします。やがてそこに、敵味方の間を超えて、信頼関係が生まれます。人間は、たとえどんな状況でも、考え方を変えれば、生きがいや目的を見つけられるのかもしれません。しかし、こうして順調に進んだかに思えた仕事も、結局悲劇に終わり、戦争のむなしさを、よけい引き立たたせる結果ともなっています。
9点(2004-02-03 00:55:09)(良:2票)
307.  マディソン郡の橋
見てからだいぶ経つのですが、まだこの作品に対する評価がはっきりしません。もやもやした部分があって、どう解釈すべきか悩んでいます。不倫はどういう理由があるにしても良くないでしょう。ただ、ずるずると深みにはまることなく、一線を越えずに終われば、必ずしも悪い面だけではないようにも思います。家族を裏切らなかった自分の理性を確認でき、切ない思い出も残り、人生を豊かにしてくれる気もします。理想としては、不倫と言えないかもしれませんが、西部劇の名作「シェーン」の主人公と奥さんのような関係で終わるのがいいですね。やはり、男はがまんして、相手を傷つけないように去っていかないといけないなあ。
7点(2004-02-01 05:50:09)(良:1票)
308.  パール・ハーバー
まあ、しかし、零戦の勇姿も見れたし、あらためて真珠湾攻撃の戦術面での完璧さもわかったし、アメリカの挑発と陰謀に乗ってしまったとはいえ真っ向から挑戦した先人の勇気も感じたし、アメリカ人のノー天気ぶりもわかったし、野外御前会議も見れたし、...いくら言い訳してもむなしさは消えない。とほほ...。
4点(2004-02-01 05:04:06)
309.  風と共に去りぬ
前半最後のスカーレットが神に誓う言葉の衝撃が、名曲とともに心に残っている。この強さはどこから来るのだろうか。私の常識では、自分を抑制できることこそ強さに結びつくが、わがままで勝手な人は、むしろ弱い面が多いと思っている。彼女のわがままは、自己主張や生きることへの執着と結びつき、どんな場面でも、あくまでも自分を中心として行動している結果なのかもしれない。いずれにしても、この場面は感動した。私の生きていく上での心の支えにもなっている。生きていくことは、きれい事ではない。戦いであり、常に勝つ努力をしていくことなのだ。たとえ傷ついても、明日また新たな気持ちで挑戦していけばいいのだ。
10点(2004-01-30 00:37:48)(良:1票)
310.  ターミネーター2
いい映画でした。ところで、最近わかったのですが、何と、この映画に、現在のカリフォルニア州知事が出ているらしいのです。みなさん、どの人かわかりましたか?ロボットの役らしいのですが。
8点(2004-01-30 00:08:06)(笑:7票)
311.  ビッグ・ウェンズデー
サーフィン仲間の友情と生き様を描いた心に残る青春映画。若者ならではの怖いもの知らずの乱れたパーティーや懲役逃れの無茶苦茶な行為などと同時に、戦死した仲間の追悼の場面や精神的に成長していく様子をさわやかに描いている。どんな人でも、永遠に続くのではと感じたであろう若い時代も長くは続かない。年月の経過は、友を離ればなれにし、愛を消し去るのに十分だった。そして、ついに伝説の大波がやってくる。かつての友は集い大波に挑戦する。自分たちの生きた証を確認するかのように。人間は、たとえ不器用な生き方しかできなくとも、自分の気持ちに正直である心意気があれば、誰でも輝けるのかもしれない。ベアに乾杯!
8点(2004-01-27 00:49:36)
312.  ギャング・オブ・ニューヨーク
オスカーの作品賞は取ってほしかった。シカゴよりは上だと思います。スコセッシ監督まだ無冠ですね。欲を言えば、最後の盛り上がりに若干欠けるところがあったかなと感じましたが、圧倒的な迫力と映像美は見ごたえ十分でした。ニューヨークに対する思い入れも感じました。
9点(2004-01-21 23:38:53)
313.  スタンド・バイ・ミー
原作と映画の比較はどうしてもしてしまう。私の場合、先に見た(読んだ)ほうが評価が高くなる。原作を先に読むと、想像により画面が印象付けられ、後に見る映画とマッチしないとつまらなくなってしまう。逆に、映画を先に見ると、視覚の印象とせりふが文章と一致せず違和感を覚えるのだ。しかし、この映画だけは別である。どちらも甲乙付け難い。原作を先に読んだが、読書後のイメージと映画が一致した数少ない作品である。もちろん彼らの体験と私の少年時代は似ているとは言えないが。その日暮らしの子供ではなくなり、自分の立場を意識しだし、漠然と将来のことも気になりだしたあの頃。遊び友達の関係が友情になり、大人の自分がもうすぐそこまで迫ってきたような感覚。今でも思い出すと、懐かしさと切なさがこみ上げてくる。あの時の友達は今なにをしているのだろう。自分は今まで何をしてきたのだろう。名作です。
10点(2004-01-20 00:33:31)(良:2票)
314.  チャップリンの独裁者
名作です。やはり感動しますが、それと同時に悲しさも感じます。それは、映画というメディアの限界と無力を感じるからです。こんなにすばらしい作品を作ったのに、結局ナチスの悲劇は防げませんでした。今、我々があの時代にこんな作品を作れたことを評価しても、現実の歴史はチャップリンが恐れた結果になってしまったのです。映画は同時に多くの人に訴えることができる影響力のあるメディアだと思っていますが、こと戦争に関しては、あまりに無力のような気がします。映画が誕生して以来、多くの名作と言われる「反戦映画」が作られていますが、戦争は相変わらず続いています。見る人の心に訴え、感動を与えるだけで、政治を動かすまでには至っていないのでしょうか。
9点(2004-01-18 22:58:14)(良:2票)
315.  チャップリンの殺人狂時代
この作品に限らず、邦題の付け方が気になってました。有名な監督の名前を付けて、「○○の・・・」というのが妙に意図がみえみえのような気がして。なんか、内容はともかく有名な監督の作品だから見なさい、と言っているようで。付けた人の感性を疑ってました。その後、しばらく忘れて、普通に映画を見ていたのですが、最近、ある歌を聞くとその時の気持ちが思い出されてしまって。そうです。その歌のタイトルとは「きよしのずんどこ節」です。
7点(2004-01-18 22:34:57)(笑:2票)
316.  激突!<TVM>
これを見て以来、トラックを追い越すことに神経質になってしまった。当然、妻も気づいたらしく、妻「なんで、そんなにびくびくしてるの?」私「トラックは追い越す時に細心の注意が必要なんだ。」妻「普通に追い越せばいいのに。」私「殺されるよりましだ。」妻「テレビの見すぎよ。」私「1回しか見てない。」妻「?」、以後、ときどき同じような会話があり、けなされ続けている。
10点(2004-01-18 22:24:20)(笑:5票)
317.  危険な情事
これを初めて見た時から16年、未だにグレン・クローズが私の浮気への欲望を止めている。この危ない女性が夫婦円満に貢献していると考えると、素直に喜べないが。
8点(2004-01-16 00:05:56)(笑:2票)
318.  ダラスの熱い日
ケネディとキング牧師という正義と良心の象徴をアメリカは生み出したが、同時に二人を暗殺してしまうという過ちも犯してしまう。これは、大統領暗殺の真相に迫るサスペンスだが、映画での推理に納得できる面も十分ある。また、「私には夢がある」というキング牧師の名演説が実際の映像で見れるのもこの作品の大きな価値となっている。真相は未だ闇の中であるが、いつの日か明らかになるのだろうか。
7点(2004-01-15 23:56:17)
319.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
鍛えられた肉体と美しいまでに華麗なアクション。これだけでも見る価値が十分ある。道具を使うことなく、肉体だけで戦うという人間の本来の能力だけによる戦いに誰もが興奮する。数ある戦いの場面の中でも、武道大会でのオハラとの1対1の対決が何といっても最高の見所だ。冒頭の回想シーンで妹がオハラに辱められるのを拒んで、自ら命を絶ったことも、この対決を一層盛り上げる。オハラの卑劣な行為に途中まで冷静だったリーも遂に爆発。まさに神がかりな技が炸裂する。一世を風靡したアクション映画の名作である。
9点(2004-01-13 23:48:33)
320.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
人類の進化を語る上で、道具の使用が大きな意義を持っている。作品では、道具との関係をターニングポイントにしている。はるか400万年前、人類は始めて道具と出会った。それは、人類と3次元空間との出会いにつながるものであった。人類は自身が持つ能力以上に道具の力で飛躍的に発展し、地球を飛び出し宇宙空間を行き来するようになる。やがて、道具との関係に変化が生じる。道具の制御が出来なくなる事態が発生する。全て道具に依存している状態を変える必要が生じた。新たな人類の進化の時期が来たのだ。キューブリックは、それは、時間の観念を超えた4次元への移行と肉体と精神の関係の変化だと予測する。死によって現在の肉体に別れを告げたとき、新たな人類の進化が始まる。
10点(2004-01-12 22:20:28)
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