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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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301.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 《ネタバレ》 
 前作よりグロと過激さが増した復讐サスペンス第2弾。  主演の女優が前作よりかはかわいい。これ大事。  被害者から加害者へ。その変貌を遂げるプロセスが見所のひとつ。前作に比べると丁寧にその過程が描かれています。ただしそのぶん尺が長くなってしまい、途中でだれる部分がないわけでもないですが、許容範囲。  助かったと思いきや、だまされて再び監禁場所へ。そのときの絶望が凄い。  そして大男出現。ヒロインを更に拷問。それだけでは終わらず、イヴァンから殴打の嵐。  挙句、箱につめられ、埋められ、こんなん引田天功でもない限り絶対脱出不可能じゃん、と思っていたらまさかの生還。  そして地下サバイバル。復活。逆襲。完璧な流れです。  序盤で、ヒロインに密かな恋心を抱いていそうな男性が助けに来たのに、その直後に刺殺されちゃう。  主人公を疑う刑事から救い出してくれた親切な女性が、まさかのレイプファミリーの一員。  この上げて落とすっていうのが単純ながらも効果てきめんで、緩急のついたストーリー展開が巧みです。  前作同様、復讐の際のヒロインの台詞がスカッとします。  大変陰惨な映画であることは間違いありません。ですが『ファ○ーゲーム』や『○イオレンス・○イク』みたいな終始救いようの無い映画よりかは余程健全だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-09 02:13:45)
302.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》 
 ホラーというよりサスペンス。  そして甘美なカタルシスを得られる復讐もの。  まあつっこみどころはいろいろあります。  山奥、すっぱだかで川に転落。1ヶ月もどーやって生き延びたのか。衣類はどーやって調達したのか。細かい説明は一切無し。ある意味気持ちが良いほど開き直っています。そもそもこんな山奥女一人で宿泊先に鍵もかけないってどーゆー防犯意識なんでしょう。  で、見所はやはり後半。  過激な映像ばかりに目がいきがちですが、台詞の応酬が結構面白い。  主人公が男達から言われた暴言の数々をそっくりそのまま引用するのが爽快。  『もうやめてくれ』と懇願されたら『私もそう言ったわ』と冷たく言い放つ。  『娘に罪はないだろう』と言われたら『私もよ』と言い返す。  主人公の言い分はすべて正論。男達に言い逃れる術はなし。そして振り下ろされる正義の鉄槌。  ちょっともったいなかったのは、男達が互いの末路を見届けられなかったこと。  拷問を受け、苦しみながら死んでいく仲間を見て、次は自分の番かと恐れおののく。自分がやってしまったことを心の底から後悔する男たちが涙を流しながら命乞いをするシーンでもあれば、より良かったかもしれないです。  結構厳しめの評価がつけられているようですが、これはリメイクものの運命。  私はオリジナル版が未見なので、純粋にこの映画単体で楽しむことができました。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-02 12:14:34)
303.  インターステラー 《ネタバレ》 
 話の半分も理解できんかった。  あれよあれよという間にクーパーが人類を救うために宇宙に行く展開がすでについていけんかった。  そもそもクーパーとマーフがあの秘密基地にたどり着いたのは、基地側の人間からすればまったくの想定外の出来事だったはず。にも関わらず、クーパーに事情を全部話しちゃって、移住先の星を決めるという重大任務を与えちゃうっていうのが理解に苦しみます。  方程式はすでに解けていた?ブラックホールに入ると方程式の残りの解がわかる?それをモールスで娘に伝えて方程式が解けた?そしたらなぜか目覚めるとブラックホールから帰還していた?人類の移住が成功していて、それは土星?わかる人にはわかるんでしょうけど、私にはまさに荒唐無稽の映画でした。  期待していた分、落胆も大きい。せめて時間が短ければ・・・。  映像の迫力は息を呑みますが、理屈がいまいち理解できていないので、それが驚きや興奮や感動につながっていきません。  宇宙だけに終始ふわふわしていて、まさに地に足のついていない映画でした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-03-28 15:03:32)(良:1票)
304.  ヒックとドラゴン 聖地への冒険 《ネタバレ》 
 映像の美しさが半端じゃない。特に『水』や『砂』の描写はその質感まで感じ取れるクオリティ。本物を超えちゃっているんじゃないでしょうか。映像だけでも一見の価値ある作品です。  今作は人間達がドラゴンから自立するお話。  ヒックたちバーク島の人間は、ドラゴンたちを保護し、悪い人間から守っていました。でも実はドラゴンたちに依存していたのは人間達のほうだったっていう真実。オープニングバトルでの母親の一言。『ちょっとあなたたちドラゴンに頼りすぎかもね。』まさにこれが今作のテーマ。すでに伏線は張られていたわけです。  ですので、前半や序盤はドラゴンたちと共に戦うシーンが多く、後半はヒックたちがドラゴンの力を借りずに自分達の力だけで戦う構図が出来ています。そして勝利を掴む。これこそがこの物語の帰結点。  いつもだったらクライマックスは巨大なボスドラゴンと、ヒックたちバイキングとドラゴンのど派手な戦いで幕を下ろすのですが、今作はなし。いつもとは違うラストバトル。それはそれで面白いのですが、やはりドラゴンが脇に追いやられてしまうとなんとなく物足りない感じはしちゃいますね。  切なくも美しい別れを描き、有終の美を飾る本作。  最後にそれぞれ家族を築いたヒックとトゥースの再会が描かれます。ファンとしては嬉しい限りですが、映画としては蛇足かもしれませんね。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2021-03-24 10:53:14)
305.  怪盗グルーのミニオン大脱走 《ネタバレ》 
 いつもに増してドタバタ感が強いシリーズ第4弾。『ミニオンズ』をスピンオフ作品として除くと、正確には第3弾?  グルーとドルー、生き別れになっていた兄弟の再会。アグネスのユニコーン探し。ルーシーとマーゴの絆。ミニオンたちの造反。だいぶつめこみましたね。そのせいか、ちょっと散漫になっちゃった感じです。おかげで今回の敵ブラットの存在感が薄い薄い。  複数のエピソードを同時進行させたせいで、スピード感の割りにそれぞれの物語があまり進まず、テンポがよろしくない。やはりもう少しエピソードの数を絞ったほうが良いんじゃないでしょうか。1つ1つのエピソードを丁寧に作る。その中で小ネタを散りばめ笑いをとる。そんなスタンスのほうがこのシリーズには合っていると思います。そもそもががちゃがちゃしているシリーズなんだから、これ以上散らかす必要はないでしょう。  あと個人的にはまっとうな仕事をするグルーは魅力半減。グルーはいつも悪巧みをしているのが似合います。ミニオンたちのブーイングは気持ちがよくわかります。悪党なのに、アグネスたちやミニオンたちに優しい。このギャップが素敵だし笑えるのです。  そして今作ではミニオンたちが早々に離反しちゃうので、グルーファミリーとミニオンズたちの協力プレイがほとんど見られません。これはもったいない。一番楽しみにしている見所なのに。これはちょっと不満でしたね。  まあ、不満ばかり並べ立ててしまいましたが、エンターテイメント性は抜群で、1つの映画としては文句なしに面白い。  あくまでシリーズのファンとして、もう少しミニオンズとグルーの掛け合いを見たかったというだけです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-03-21 09:20:23)
306.  LIFE!(2013) 《ネタバレ》 
 後半につれて盛り上がる構成が良い。この展開は好みに合っています。  ですが前半の妄想ラッシュがあまりにしつこくて辟易。  回数が多く、しかも1回1回が結構長い。すぐに妄想で話が脱線。イライラします。  ただ、前半でうだつのあがらない主人公像を構築できたからこそ、後半のウォルターの覚醒にカタルシスを感じられるわけですが。  後半のアドベンチャーは妄想を超えるような出来事ばかりで、エンターテイメント性は申し分なし。また、大自然の迫力と脅威を感じられるビジュアルは見て損はないでしょう。  ストーリーは前半もそうですが、個人的には着地点も気に入りません。意中の人とはうまくいきそうなのでとりあえずハッピーエンドなのは良いのですが、ウォルターの能力が正当な評価を受けず結局社会的地位は向上していないのが腑に落ちません。  もちろん表紙のオチで、ある程度の溜飲は下げられるのですが、表紙になったからってそれで飯が食えるわけではありません。  なんか仕事面でも、もうひとつくらい逆転エピソードみたいなのがあってほしかった気がします。  堅実な、縁の下の力持ち的存在。こーゆー人たちが普段文句一つ言わず、ただ黙々と世の中を支えている。映画の中でくらいスポットライトを当ててほしいものです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-03-21 09:00:19)(良:1票)
307.  ヒックとドラゴン2 《ネタバレ》 
 おお、ヒックがなんかかっこよくなっている。というのが最初の感想。すっかり主人公顔です。  ドラゴンブレードや飛行スーツなど、装備が充実しているのがまず楽しい。  ヒックの姿だけでも、前作からの月日の流れを感じさせるオープニングがとても良いです。  世界観はそのままに、前作とはまったく違うストーリー展開。  母親との再会。父との死別。悪い人間と悪いボスドラゴンに操られる善良なドラゴンたち。なんとトゥースまで操られてしまって・・・。前作とはまた全然違う、ドラマチックでありカタルシスも感じられる緩急の効いたストーリー展開。  ここでの評価が冴えなかったことも幸いしてか、あまり期待せずに観賞したぶん、その面白さに終始ひきこまれました。  わたしはこの『2』も前作に負けず劣らず大好きです。  心優しきボスドラゴンの死や、父との死別という前作にはない悲しいエピソード。  その一方で母親という偉大なドラゴンライダーと新しいドラゴンたちとの嬉しい出会い。更に今作ではトゥースもなにやら覚醒したかのようなクライマックスに少なからず興奮。  どうしても次作に期待をしてしまう、かっこいい終わり方が最高です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-03-16 11:59:09)
308.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
 アベンジャーズの中でのスパイダーマンは良い味出していたのですが、今作では今一歩という感じが否めません。  ラストこそ大活躍でそれなりにカタルシスを味わえましたが、全体を通してみるとちょっと精彩を欠いているような気がします。  序盤はベックばかりが目だって、スパイダーマンは完全なる脇役。『親愛なる隣人』も良いけど、ちょっと隣人すぎるな。  中盤から後半にかけてはひたすらボコボコ。アクションも恋愛も、何をやってもうまくいかない。  エンドロール後のオチは、アン・ハッピーエンドな終わり方で不愉快。ピーターあんなに頑張ったのにそりゃないぜって感じ。  ただ、アクションは流石のスピード感だし、映像の迫力と臨場感は文句のつけようがありません。  中盤から後半にかけては多少イライラしてしまったものの、やはり終始楽しんで見てしまったので、エンターテイメント作品としては合格ラインなんだと思います。  ヒーローものとしてはいまひとつといったところ。  ヒロインもいまひとつといったところ。  MJとメイおばさんだけは、サム・ライミ版のイメージとかけ離れすぎていていまだに慣れません。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-03-15 03:42:03)
309.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 
 このシリーズはどうしてもトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビが刷り込まれているので、2人がいないのがちょっと残念ですが、これはこれで個人的には超アリな作品です。  そもそもこのシリーズの『宇宙人たちが地球のあっちこっちにしれっと溶け込んでいる』っていう設定がかなりツボなんです。  個性あふれる宇宙人たち。バリエーション豊かな武器やアイテムの数々。そういった見たいものを見せてくれている時点でこの映画は成功と言っていいんじゃないでしょーか。  ストーリーはみんなで超破壊兵器を奪い合うだけ。わかりやすい。つっこみどころ満載だって良いじゃない。そんな大味なところもこの映画の魅力の1つなのかもしれない。  クリス・ヘムズワースはアベンジャーズシリーズで結構好きになった俳優さん。ですがエージェントHは、あまり良いところがなかったですね。『お調子者。だけど切れ者。』だったらそのギャップにある種のカタルシスを感じるのですが、最初から最後までお調子者で終わっちゃった印象です。  テッサ・トンプソンはお世辞にも美人とは言えませんが、なんか人を惹きつける魅力があります。好奇心旺盛な新人エージェントMは、はまり役だったと思います。  大ボスの存在感の薄さと出番の少なさ。圧倒的存在感だった2人組の中ボスの最期のあっけなさ。ハイTの意外な正体がいまいちサプライズとして効いていない。なんとも盛り上がりそうで盛り上がりきれない部分がありますが、その一方でスピード感溢れる追いかけっこアクションなど見所も多い。CGを駆使したエンターテイメントSFとしては、十分合格ラインを超える出来栄えだと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-03-14 16:18:40)(良:1票)
310.  キス&キル 《ネタバレ》 
 この一昔前のよくあるB級アクション大好き。  『実はスパイだったんです。』『凄腕の殺し屋だったんです。』とゆー何万回も作られてきたであろう設定が、いつまでも変わらず好き。そして何よりアシュトン・カッチャーがかっこいい。イケメンなのに、どこかずれている部分があって、そこがまた良い。  隣人や同僚や友人が突然襲ってくるっていうシチュエーションはあんまりないかもしれない。  みんな父親に雇われた潜伏スパイ。女友達いわく『この日のためにあんたの自慢話を3年間も我慢して聞いてたのよ』ってことは、3年前からみんな父親の雇われヒットマンだったってことかい?同時期にそれだけの人が移住してきたらさすがに変な気はしますが、細かいことは抜き。このノリと雰囲気を楽しみましょうという作品。  私はこの監督の作品とはことごとく相性が良いみたいです。ちょっと古風で野暮ったい作風がどーにも好き。  難を言うならば、アシュトン・カッチャー演じるスペンサーが、登場シーン以外あんまりぱっとしなかったのがもったいなかったかもしれませんね。  凄腕のエージェントならではの見せ場みたいなもんが随所にあって、ジェーンが夫のそんな隠れた一面に少しずつ新たな魅力を見出していくっていう展開ならより一層のめりこめたかも。  ラストはジェーンが主導権を握って、父親とスペンサーをしかりつけるようなオチが凄く好きです。
[DVD(字幕)] 7点(2021-02-27 03:50:29)(良:1票)
311.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 
 良く言えば手堅いつくりなんでしょうけど、手堅すぎて面白みに欠けます。アメリカ産とは思えないくらい淡々としています。なんかヨーロッパ系のお堅い感じの作品。  特に前半1時間はオープニングを除いてこれといったことが何も起りません。  何か起りそーな予感はある。そーゆー緊張感はずっとある。音楽も『なんか起るぞー』って感じで煽ってくる。でも何も起りません。そんな予感と緊張感だけで1時間ひっぱるのは流石に無理だと思います。  依頼された銃で自分が狙われるかもしれないと気付き、銃に細工をしかけておくっていうのは、ありがちだけど好きなオチ。結果、女ヒットマンの頭がパーンってなっちゃうのもビジュアル的になかなか良かった。  ただ女ヒットマンも、それくらいの危険は察知してほしかったです。ジャックが警戒しているのはカフェでわかったはずだから。渡された銃に何か細工がしてある可能性くらいは考えなよ。  なぜボスが自分を消そうとしているのか。そーゆー背景を一切語らない潔さと分かりやすさは嫌いじゃないです。
[DVD(字幕)] 5点(2021-02-26 14:35:13)(良:1票)
312.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 
 何者でもなかった自分が、何かをきっかけに特別な存在へと進化していく。こーゆー話大好きです。  アニメとしての映像美はもう素晴らしいの一言。特にトゥース(ナイト・フューリー)に乗って大空を翔ける疾走感、浮遊感は最高の映像体験。  また、ストーリーはわかりやすく面白く、テンポは速く、キャラクターも個性的。人間だけでなくドラゴンにも個性をしっかり持たせたのが良かったのかもしれません。  敵対関係にある者同士が、少しずつ歩み寄り友情を育んでいくってのは、いつの時代でも良いもんです。映画、物語には不変の良さが確かに存在するようです。  その姿を見たものは誰もいない。出会ったら逃げるしかない。伝説のドラゴン、ナイト・フューリー。それを最初に仕留めたのは、まさかの村の最弱キャラ。最強と最弱が心を通わせ、唯一無二のパートナーになっていく。そして最弱キャラは敵も味方もすべてを救う伝説の人物へと成長していく。なんとワクワクするストーリーなんでしょう。そう、王道です。ストーリーはまさに王道なのです。ですがこの作品が大ヒットしたってことは、今も昔も王道に勝るものは無いってことでしょう。  『仲間達が手の平を返したようにあっという間にヒックを慕う』『ヒック以外の人間が簡単にドラゴンに乗れてしまう。』『父親の二転三転する態度の無理矢理感』細かい点を挙げれば気になる点は多々あるのですが、細かいところを気にさせない爽快なエンターテイメントストーリー。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2021-01-31 22:26:21)(良:1票)
313.  ミニオンズ 《ネタバレ》 
 『月泥棒』と『危機一発』ですっかりミニオンのファンになり、期待していた3作目。  遂にミニオンズ、主役の座へ。  ですが期待値が高かったせいか、何か見たかったものとは若干ずれたものを見せられているような感覚が。  おそらく、『使命感』とかそーゆーものがミニオンズとは相性が悪いのかもしれません。ミニオンズはもっとあっぱっぱーな感じで、良いんじゃないでしょうか。スチュアートとボブはまだ良いのですが、ケヴィンがちょっと真面目すぎるかな。  ラストでケヴィンが巨大化して逆転、ってのも何か違う気がします。せっかくなら仲間と合流して、数で圧倒してほしかったですね。ミニオンズは個々人の能力ではなく、何と言ってもそのチームワーク、チームプレーが最大の魅力なのだから。  とは言え、ミニオンズの楽しさやおかしさがいっぱいつまった映画ということに変わりはありません。少なくとも見ている間は何も考えずにただ楽しい時間を過ごせます。  ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのロゴが出るオープニングをなぜかミニオンズが歌う演出。つかみはばっちり。  ミニオンズが仕えた歴代のボスたちが、ミニオンズたちのせいでその命を散らしていくのはブラックだけどユーモアに溢れていて面白い。なんといっても『仕えるボスがいないと生きる気力が湧かない』というミニオンズが愛らしくて良いじゃないですか。  映画としては少々いまいちではありましたが、ミニオンズの良さは随所に感じられる作品です。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2021-01-21 13:04:17)
314.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 
 思っていたより面白かったです。ここでの評価が低かったので、どうかなと思っていたのですが。  オリジナルがあってこその低評価。なるほど。どうしてもリメイク作品は厳しい目で見られがちになるものですから、多少低評価になるのは致し方ないかもしれないです。  パニックムービーとしてもクライムムービーとしても及第点。これ単体で見れば悪くない作品じゃないでしょうか。  演出がパワー不足なのか、やや盛り上がりに欠ける気はします。ですが最初からずっと、それなりの緊張感を絶やすことなく、最後まで楽しませてくれます。  私怨をはらし、利益も追求する。激情家に見せてその実計算高い。そんなクレバーな人物を流石の演技力で魅せるトラヴォルタ。  一方、一般人でありながら、存在感のある主人公を見事に演じていたデンゼル・ワシントン。  この2人が主演を務めたからこその面白さもあるかもしれません。  面白けりゃなんでもよい私にとって、この作品とは相性が良かったみたいです。  唯一難点を挙げるなら、暴走する無人列車そっちのけでライダーの追跡をしちゃうガーバーはキャラに合っていない気がしました。違和感を感じます。人命最優先ではなかったのでしょうか。だったらすぐ本部と連絡をとって状況を説明するのが先決ではないかと思うのですがね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-01-19 12:20:38)
315.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
 その臨場感、緊迫感。映画としては最高の出来なのでしょう。ただ好きか嫌いかと問われれば、間違いないく嫌いなジャンル。やはり戦争映画とは相性が悪いと再認識しました。  特に、少年の足や頭をドリルで貫くシーンは一瞬ではありましたが吐き気がしました。『目を背けてはいけない。』というクリント・イーストウッドのメッセージなのかもしれませんが、不特定多数の人間が見るコンテンツにおいてここまで過激な描写が本当に必要だったのでしょうか。  戦友たちは次々とその命を散らし、最後まで救いの無い結末で物語りは幕を閉じます。実話みたいなので仕方がないのかもしれませんが・・・。どうにも気が滅入りましたね。  ただこの映画を見て、一人でも多くのアメリカ人やテロリストが、『戦争はいかん』『人の命を奪ってはいかん』と思えば、反戦映画としての価値はおおいにあるかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-12-29 12:51:24)
316.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
 人さらいが母親のふりをして子供を育てる物語。はっきり言って凶悪犯罪ですが、そこはディズニー。うまいことライトでポップな感動エンタメムービーに仕上げています。  高評価のため期待値を上げての鑑賞。そのためか、面白かったのはその通りなのですが、『期待を超える』作品とまではいかず。  そもそもミュージカルが苦手な自分。特に序盤は歌ばかり歌ってあまり物語りが進まないので少々だるい。  フリンとラプンツェルが出会ってからは歌が減り、コメディテイストが強くなる。二人の掛け合いは面白く飽きません。  『恋愛は付き合うまでが面白い』と誰かが言っていましたが、この作品もまさに二人の心が寄り添うまでが面白いです。最初反発し合うのはもはやお約束ですね。  2人が城を目指し塔を出てからはコメディ要素に加え、アドベンチャー、そしてアクションの要素も加わり、面白さが加速。この辺から歌もあまり気にならなくなります。歌が物語に自然と溶け込んでいる感じがします。  スタビントン兄弟や城の兵士たちとのおっかけっこはスピード感があって、アトラクションのよう。アニメーションは文句なしのクオリティ。空飛ぶ灯篭が有名ですが、私はラプンツェルの髪が光る映像の美しさに圧倒されました。あの髪の質感と光の表現力はもう髪だけに神の領域かと・・・。  終盤、ラプンツェルが突然過去の記憶を思い出すのはあまりにも都合良すぎ。そこは大事なところなので、もう少し説得力のあるエピソードを用意して欲しいところです。  瀕死のフリン・ライダーがラプンツェルの髪を切るシーンは感動の名シーン。これは子供向けだと馬鹿にできないと思いました。  まさかこのままフリンが死んでしまったら、21世紀になってディズニーも随分と変わったもんだ思ったのですが、そこはディズニー。ファンタジーパワーで当然復活。悪だけが滅び、お約束のハッピーエンドが待っているのでした。  ただ、ヒロインはラプンツェルですが、ヒーローはマキシマスかも・・・
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-12-23 14:32:35)(良:1票)
317.  ゾンビーバー 《ネタバレ》 
 もっとダメダメな映画かと思っていたのですが、意外にイケる作品。  テンポ良し、リアクション良し。おバカ映画のノリと、ホラーとコメディのバランスが程良い感じです。  確かにゾンビーバーのクオリティはひどい。ですがこれはもしかすると確信犯的なものかもしれません。こんな低クオリティの人形劇のようなビーバーを、ちょっとでも怖いと思ってしまったのは私だけでしょうか。『音』の使い方が効果的で、恐怖演出、バカにしたものじゃないと思います。  更にはビーバーに噛まれた人もゾンビーバーになってしまう王道展開。こんなありきたりムービー大好きです。  てっきり主人公かと思っていたジェンは、あっさりゾンビーバーに。  一番偏差値低そうな、明らかに殺され要員兼お色気要員の女の子がまさかのファイナルガール。セオリーの外し方が何気にうまいです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-12-08 11:59:51)(良:1票)
318.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 
 ニコラス・ケイジが出るアクションやサスペンスはだいたい見るようにしているので。  普通のバイオレンスアクション。かと思いきや、なんか人外のものが暴れまわる話。  ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は何故死んだのか。どうやって現世に復活できたのか。神殺しの銃とは何なのか。監査役とは何者なのか。一切の説明がなし。すべてご想像にお任せします状態。ここまで開き直りまくりのまる投げ状態だと逆に清々しいというかなんというか。まあ、ザ・バカ映画って感じで。  ただB級グルメに位置する作品なんでしょうが、そこまでおバカに徹する気もないみたいでして。  復讐劇であり、救出劇。そしてニコラス・ケイジの要所要所での迫真の演技。ミルトンの過去の独白なんか、どーゆー気持ちで見ればよいのか。おそらく、ストーリーに深みを持たせようとか、そーゆー気持ちは製作側にあるんじゃないだろーかとも思われるわけです。ですが演出やCG、展開はバカ映画そのものでして。なんともちぐはぐな作品になっています。  ですので、復讐劇ならではのカタルシス、救出劇ならではの爽快感、そんなものとは無縁の作品となっております。  ミルトンを追っかけていたマッド・ポリスの方々が最後まで絡んできて、三つ巴戦とかにしちゃえば、もうちょっと盛り上がったかもしれないですね。それからジョナ・キングでしたっけ?ミルトンの相手をするには、ラスボスとして小物すぎた印象。悪役にもそれなりのカリスマが必要ということでしょう。  最高に良かったのは監査役。ヒロインはいまいち。
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-06 13:38:20)(良:1票)
319.  13日の金曜日/ジェイソンの命日 《ネタバレ》 
 シリーズ最低作。いえ、13日の金曜日と銘打っていなければ、愛すべきB級ホラーとして受け入れられたんですけどね。  このシリーズの良さは『何も考えていない若者たち』が『何も考えていないジェイソン』に1人1人血祭りにあげられちゃうのが良いのに。説明やら理屈やらは無いほうが良いんです。  13日に金曜日に、オカルトやらSFやらファンタジーの要素はいらない。  ってゆーかあの短剣なにー?  あのおっさん誰ー?  『俺のこと覚えているか?』って誰も覚えていないんですけどー。今までのシリーズに出てきましたっけ?
[DVD(字幕)] 3点(2020-11-30 01:10:23)
320.  怪盗グルーのミニオン危機一発 《ネタバレ》 
 笑える映画ってそれだけで評価が高くなります。『笑い』って『感動』より難しいと思うんですよね。  とにかくミニオンがかわいくて面白い。  1作目では脇役に徹していたミニオンたちも、今作では準主役級のキャラクターに成長。底抜けに明るく、前向きで一生懸命なキャラクターが最高です。これは人気が出るのもうなずけますね。こーゆーキャラを生み出しちゃう人間の想像力ってすごい。  1つ1つの演出が面白いので、なんてことないストーリーでも面白く感じます。  今作も悪役、陰謀、出てきますが、どちらかというと恋愛がメイン。このシリーズに恋愛ってどうなのって思ったのですが、なかなかラブコメとしてそつなくまとまっていました。ルーシーのキャラと、中島美嘉さんの声が良かったのかな。  前作ではグルーはサイテー人間として登場したのですが、今作では最初から良いパパスタート。それが良かった気がします。アグネスの誕生会でプリンセスをしてあげて、マーゴの恋愛に目くじらたてる。大人気ないところも好感が持てます。  とにかくミニオンのおふざけが前作より多いので、わき道に逸れがちですが、それを含めて大変面白い。個人的には前作より好きです。  ブルーレイに収録されていた『ミニオンと子犬』のムービーが相当良いです。セリフが全然ないのに、ストーリーがこんなにわかるって凄い。製作陣のセンスの良さを感じます。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-11-29 20:19:59)(良:1票)
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