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どんぶり侍・剣道5級さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 310
性別 男性
自己紹介    /i     iヽ
  ((/l ̄l\))
   ソ_∠ニ二ス         _,,..,,,,_
  ∠シ ,, ・ェ・ )ゝ      /・ω・ ヽ
    i つ旦とノ        l      l
    と__)_)     旦 `'ー---‐´
 
           
..__          
│足┃  /\               ∧,,,∧
│軽┃/__\            (・ω・` )    
│女┃( ・`ω・´)            / y/ ヽ
  ̄  /━∪━⊃━━<> ━(m)二フ⊂[_ノ
     し'⌒∪             (ノノノノ l l l )


  ,-======-、
  |n_j_ij__j__ji_j|
   (´・ω・) < ちょっとお待ちなさい
  ,ノ゙゙゙゙゙ハヽ、
  `~ェ-ェー'′
"""~""""""~""""""""

    _
   /;;;人  
.  /;;/ハヽヽ  
 /;;ノ´・ω・)ゞ あのお方はもしや!
 /////yミミ
   し─J
       

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21.  ジャスト・マリッジ
アシュトン・カッチャーの頭にぶつけられた灰皿の音だけで、5分ちかく笑いころげました。いくら愛し合っていても、紆余曲折を経て、夫婦になる。アルバムの中の笑顔と笑顔をつなぐ時間こそ夫婦にとって大事。とても安心して観ることができるラブコメですが、言ってるテーマは真剣で、とても良かったです。3歳の甥と一緒に観ましたが、ゲラゲラ笑っていたので、やはり面白い映画だと思います。主人公が2人とも真剣にバカやってるし。
[DVD(吹替)] 9点(2007-09-05 18:05:24)
22.  タイムリミット 《ネタバレ》 
面白かった~! 証拠隠しに奔走するデンゼル・ワシントンは、もはやコメディです。序盤30分は他人のラブストーリーを見せられて、あぁ、そう、だったんだけど、のこりの1時間は目がクギづけでした。証拠に関わる人間やそれをキチッと裏付けをとる捜査官が、聞かれた通りに証言したり、言われた通りに実行していて、妙にリアルでした。自分の失態をバレないように、バレないように嘘をつく、裏工作する。みんな1度はやったことがあるはず。脚本の魅力に、ただただ圧倒されました。
[DVD(吹替)] 9点(2007-07-12 17:22:57)(良:1票)
23.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
最近、手紙というものを書いたことがない。たいてい電話やメールで済ませる。意思を伝えてはみたものの当然、何を話したか、何をメールしたかなんて覚えていない。硫黄島での激闘は、戦った者にしか分からない悲劇であり、本土で安心に暮らす家族やその後の子孫たちの未来を守った(誰にも気づかれないでいた)功績であり、戦争の罪悪の象徴なんだと思う。御国のために戦場へ行った『父親』たちが家族に対し、実際はいつ死ぬかも分からない銃撃と爆撃の中であっても、戦地や蛸壺での醜態や悲劇を決して伝えることなく、手紙の中に書くことは家族1人1人を気にかけることだけであり、帰還をただただ約束する。本当のことを書きたくても書かない辛さと戦地へ徴兵されたことの覚悟を手紙には感じられる。戦争のきっかけって、首脳と首脳が1枚の書類にサインするしない(相手の主張にYESと言わない)ことで始まる。くだらない紙切れのために命を落とし、家族の絆を保つ大切な紙切れを守るために命を落とす。同じ紙切れでも、重さが違う。そういう意味で、50年?の時を経て手紙が発掘されたシーンは失われた大切なものを感じ取った。
[DVD(吹替)] 9点(2007-04-21 18:53:26)
24.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 
犬の高速交尾ワロタ(・∀・) 人生って、一度きりしかないわけで、家族と仕事のどちらかをとるのは男性の人生のテーマなんだけど、片方だけを選べばいいものでもないと思う。父との別れがあり、妻との愛があり、子供たちへの愛情がなければ、人生は充実しない。しかしながら、仕事もきっちりこなさないと家族を幸せにできない。バランスが大事。その調整はとても難しい。時には愚痴を聞かされたり嫌なこともある。そんなときにこの万能リモコンは便利だと思う。でも時にはそんな嫌なことも含めて、妻との愛、家族の絆は深まるものだと教えられました。高速早送りでも、ジョギング中の女性のオパイの揺れをしっかりと確認するマイケルの目の良さは、母親ゆずりと妙に納得。序盤は笑えるし、終盤はとても(ちょっとウルッときた)感動しました。
[DVD(吹替)] 9点(2007-03-19 18:28:48)(笑:1票) (良:1票)
25.  ユナイテッド93
4200機もの旅客機をさばく航空管制塔のシステムの脆弱さ、国家の危機管理体制の連携の不徹底さ、危険物を持ち込まなくてもハイジャックできる恐ろしさ、いろいろな教訓をこの悲劇はもたらしたと思う。この事件がきっかけでイラク戦争に発展しました、という筋書きは一切なく、淡々と犠牲となった93便の中での出来事だけを伝えているところが(褒めていいのか分からないけど、)素晴らしい出来でした。テロリストの言語も忠実で、それだけでも緊迫してしまう。あのテロリストたちも強い想いがあって決死の突入をしたのだろう。乗客たちも恐怖におののく人、覚悟を決めた人、様々な想いがあって、最後あの行動をしたのだろう。しかし新聞記事は、93便は目標からそれましたとだけしか伝えられていない。僕らの知らない所でこのような葛藤があったというだけでも驚きと悲しみを拭えないと思います。とりあえず、機内の通路はもっと広くしたほうがいいと思います。
[DVD(吹替)] 9点(2006-12-02 16:34:20)
26.  フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 《ネタバレ》 
あんないいおばあちゃんを殺すなんて許せん。 ヽ(`Д´)ノ  人望のあるママと人望のないビクターがとても印象的でした。この4人、やってることはとってもムチャクチャです(笑)。だがママをとても敬愛している。犯罪や復讐を肯定してしまっては、社会は成り立たないんだけど、恩義に対する侮辱は、やはり人間として許せないものがあり、この4人を応援してしまう。お笑いもところどころにあり、飽きるところが全然ない。意外なところで意外な人物が死んでいくのもびっくりしました。B級的なタイトルなのが非常にもったいない。序盤でウルウルしてしまい、中盤でクスクス笑い、終盤でハラハラする。上手いなぁ。
[DVD(吹替)] 9点(2006-11-04 16:51:28)
27.  逃亡者(1993)
この13年後に、あるある探検隊に駐車違反のキップを切られるわけですね、ジェラード捜査官。
[DVD(吹替)] 9点(2006-10-25 23:07:21)(笑:1票)
28.  キートンのセブン・チャンス
自分は、ネクタイにぶら下がったカメで爆笑しました。笑いというのは、漫才でもコントでも芸人が笑ってるのを見ると、つられて笑ってしまう手法があります。芸人の笑い顔を、(ここは笑いどころだからここで笑えばいいんだなと)一種のサインと判断するからです。いま、エンタの神様に小梅太夫という、キートンさんと同じく”笑わない”お笑い芸人がいます。小梅太夫はキレたキャラで笑いを取ります。一方、キートンさんは、体を張ったギャグで笑いを取ります。ラスト10分のキートンさんの卓越した動きは、スタント顔負けです。笑いは、口先だけでウケを狙おうとするとスベる可能性が高いです。キートンさんのすごいところは、ここで3メートルのガケ越えをすればウケるとか、クレーンにぶら下がればウケるとか、考えることは誰でもできますが、誰がそれを実行するのかという問題に直面したとき、それを自分がやってるところです。転がってくる岩、どう見てもハリボテなんです。しかし、キートンさんが体を張って逃げるからこそ、ハリボテが本物に見えてしまうのです。胸の中にあるハラハラが、クスクス笑うことで重圧から解放される。腹の底から笑える。80年も前にこんなに偉大な喜劇王がいたことに感嘆します。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-07 22:34:30)(良:1票)
29.  ナポレオン・ダイナマイト 《ネタバレ》 
なんだこれわ(笑)。映画には感動を求めている僕には笑撃的でした。美男美女ではなく、オタクやエキストラに焦点を当てるとこんな面白い映画になるんだぁ。美男美女が題材だと、センスの良さ、人柄の良さ、時にはとげとげしさ、話が膨らむ。しかし、それとは母集団がちがう人間を取り扱うと、宇宙人に会ったかのような衝撃を受ける(宇宙人に会ったことはないがな)。アメリカ人に対するイメージって様々ですが、日本の高校生と比べると私服のセンスがシンプルだけど、友人関係が社交的なところとか、何よりも個性的なところに憧れを感じます。そんな社会でもオタクは異端視されるわけですが、この映画は偏見とされるその個性を”改善”するような無粋なオチを良しとせず、最後のデビーとの戯れを観ても思うに、みんなじゃなくても、誰か1人でも認めてくれればいいんじゃないの?という姿勢が感じられます。そこにどことなく人間への讃美を感じ、アメリカ人を身近に感じてしまいます。登場人物がゆるくて、とにかくゆるくて、魅力的です。草尾毅さんのムダに力強い吹替も面白い。なぜか全員ハッピーエンドになるのも◎です。一番の見所は最後のジャミロクワイの曲でのダンスでしょう。何であんなに上手いんだよ(笑)
[DVD(吹替)] 9点(2006-06-12 17:02:02)
30.  チャーリーとチョコレート工場
子供は純真です。この映画でも純真な善と悪の両面を、欲と競争心で動機づけして勧善懲悪で描いてあります。ウンパルンパの役者さんの顔はマジでウケます。しかしそれは突き詰めて考えると、観ている僕らの性根にある、(言っちゃあなんだけど)東南アジア系の人々や生活の貧しい者を見下している部分を、ティム・バートン監督が独特の残酷で幻想的な手法でえぐっているように思います。次々と脱落していく家族たちの存在が僕らの代役をしているように思います。ノリノリで軽くて意地悪なウォンカ自身も、チャーリーや他の悪ガキとの接触を通じて、自身のノスタルジーを懐古します。いつまでも子供の心を持ち続けていたつもりが、失いかけていた大切なものに気がつきます。この映画ではウィリー・ウォンカは絶大な成功者です。しかし所有していないものがあった。それは…。おとぎ話には必ず何かしらの教訓があります。愉快で不思議でちょっぴり残酷な映画です。でも5歳ぐらいの子供がこの映画を観ても、この映画のテーマは分かってもらえるのではないかと思います。
[DVD(吹替)] 9点(2006-02-05 22:30:27)
31.  シンデレラマン
傲慢さもなく、ただひたすら、妻と3人の子供を守るために、プライドを捨ててでも働き、リングでも逃げずに、真っ直ぐ立ち向かうジム・ブラドックの生き様に勇気をもらいました。プロボクシングの世界は、一夜にして一攫千金を手にできる。妻のメイは、家族を守ろうとする夫ジムを誇りに思いつつ、死と隣り合わせのボクシングをやめてほしいと願う。家庭をもつことと、それを支えることって、どんな時代でも大変なことだと思う。「男なんて山ほどいるのにね(笑)」なんて言いつつ、でもホントにこの人で良かったと芯では思っている、レネー・ゼルウィガーの静かだが力強い演技もこの映画には欠かせないもの。2人ともお互いを思いやり、愛情をもって子供たちを守っていくこと(金銭の問題だけでは決してできないこと)が、口で言ったり思っているだけよりもどんなに大変かを伝えてくれた。当時の失業者たちにも勇気と希望を与えてくれた、こういう誰も知らないような偉人を映画化してくれたことは、それだけで評価に値する。きっと、次に観るときには10点になってると思う。観て良かった。
[DVD(吹替)] 9点(2006-01-27 12:45:08)(良:1票)
32.  バンド・オブ・ブラザース<TVM>
この戦争ドラマにプロパガンダなど存在しない。戦闘の恐怖や退役後の夢など、彼らは兵士以前に人間であることにスポットを当てている。兵士たちは自分の命を第一に守ることも当然ながら、共に戦う兄弟たちとの絆を、駐留生活でのひとつひとつのドラマを通して上手く映し出している。陽気なガルニエ、無能なダイクなど、市民生活では勝ち組でも戦場では…と、壮絶な戦闘シーンを通してその違いを突きつける。普通はダイクのように混乱してしまうのだろう。しかし恐怖を乗り越えないと戦場では生き残れない。一瞬の判断ミスが中隊を全滅させてしまう。兵士が敵兵を殺害するのは、国のためではなく、早く85点を貯めて故郷に帰りたい、という実に単純な理由です。しかし、その唯一の方法に全てを賭けている。あのソベル中尉とウインタース少佐の敬礼の命令のやりとり、上官・仕官の階級もありますが、ぬくぬくとしてきたソベルに対し、昇進していったウインタースの背中には犠牲となった多くの兵士たちがあり、その名誉の戦死への敬意も含まれているように思う。一番、感銘を受けたのは第6話の『衛生兵』です。この映画には絶対唯一の主人公というものは存在しない。一人一人がそれぞれにその瞬間のドラマがある。この戦争ドラマが、戦争を知らない、映像を通して戦争を知る我々にもたらした功績は大きい。
[DVD(吹替)] 9点(2006-01-24 13:12:09)
33.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
この映画を観て、ロメロのゾンビ映画で気がついた共通点が2つ。①黒人を勇猛果敢に描いている。②女性は守ってあげるべき存在。①について、この映画ができた1968年はちょうど、公民権と非暴力主義を訴え続けてきたキング牧師が夢半ば暗殺された年です。襲ってくるゾンビもほとんどが白人。裏切る男も白人。ラストで○○する人間も白人。この映画に関して、本当の恐怖は”人間”なんですが、僕には白人と黒人の差別問題も提起しているような気がしました。白人も黒人もみな同じ命、死にたくないのだと考えれば、映像をわざわざモノクロにした理由もなんとなく納得します。②について、バーバラがまったくの役立たずですが、兄思いの妹です。他にも冷静な判断の出来ない夫をみかねて娘を守る母、ゾンビを省みず恋人を追いかける女の子もいます。か弱いけど男にとっては女性は精神的にも必要な存在であるということを伝えようとしている。以降のゾンビ映画でも男が女を守ってやらねばならないという描写が、目立たないけど結構ある。そういう意味ではこの映画にはテーマがいっぱい詰まってる。当のロメロ自身は怖い映画を撮りたかっただけなのかもしれないんでしょうけど。映画で大事な事、”観た人間がどう思うか”ってことですね。ところでゾンビの中に一人、しましまパンツ1丁のオヤジがいました。彼はゾンビになる直前、一体ナニをしてたんでしょうか? 非常に気になる…。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-16 22:10:09)(良:2票)
34.  エディ&マーティンの逃走人生
『ショーシャンク~』に次ぐ良作を発見! ”腐れ縁”とは、こういう2人を言うんですね! 涙涙の友情でないところが非常に良い。黒人差別の問題も盛り込んでありますが、テーマは『奇妙な友情』にあります。憎まれ口を叩き合い、相手のことを友達だなんて、これっぽっちも思いたくないって心境がよ~く分かるw 自分を陥れた元凶レイ。しかし、彼は父親を尊敬してやまない。ついカッとなってレイの父親まで侮辱してしまうクロードですが、すぐに詫びます。コメディなのに胸にキュッときました。果たして彼らはどうなったのか? 彼らを知る老囚人が若い囚人たちに語る過程もミステリーチックで面白い。結末が気になってワクワクしてしまいます。観てない人は必見です。後味が爽やかですよ。
[地上波(吹替)] 9点(2005-12-25 18:09:41)
35.  マイ・ドッグ・スキップ 《ネタバレ》 
犬を飼ったことがある人なら感動せずにはいられない秀作。家族は家族だし、友達は友達に過ぎない。でもペットって、家族であり友達でもある存在なんだよね。僕も昔飼っていた犬(ポンタ)のことを思い出し、涙が止まらなかった。死んでしまったときのことを今でも鮮明に覚えている。だから今はネコを2匹飼っている(よくごはんを食べてるw)。なぜネコかというと、犬を飼って別れるつらさを2度と味わいたくないから。でもいま飼っているネコともいずれ別れるときが来ると思うとつらいなぁ。「少年時代に飼う犬は、愛と信頼を教えてくれる。それは決して色あせない」とっても良い言葉です。いじめられっこウィリーがスキップの世話をしたり、学校が終わるまで待っててくれるスキップを通じて、友情の大切さを学んでいく課程が心温まる。スキップのお話は自分と飼っていた犬とは違う種類であれど、少年時代の僕の思い出を思い出させてくれたこの映画に感謝したい。お礼を言い尽くすには言葉が足りない。もどかしい。いわゆる、往年の名作とは別に、一生涯大切にしていきたい。自分に子供ができたら、ペットを飼う。動物の世話をすることの難しさと素晴らしさを体験させて、この映画を見せたいと思います。
[DVD(吹替)] 9点(2005-12-22 20:44:28)
36.  黄金(1948) 《ネタバレ》 
ドブスの高笑いとハワードの高笑い。この対比に尽きます。とにかく笑うしかないや(笑)。サスペンスで展開してコメディで締める。面白い。金に振り回されるだけ振り回されて、全てが始まりに戻る。面白い。これまでお金やお宝をめぐる映画を観てきましたが、これは教育映画ですね。みんなで仲良く山分けか、それとも…。さりげなく勧善懲悪で終わり、『ショーシャンクの空に』を初見したときのような爽快感がありました。しかし、ボギーがここまで強欲で汚い役を演じていたというのはショックですね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-17 23:16:52)(良:1票)
37.  怒りの葡萄
お母さんって、とっても偉大だ。この映画でも、くちではトムに「お前がいなくなったらどうなる」と心配するお母さんですが、むしろお母さんがいなくなったらとっくにこの家庭は崩壊している。男は働き、女は家を守る。現代だったら、女性の社会進出やらで田嶋先生あたりがフンッとか言いそうですけど、当時のアメリカは、というかどの国でも男女の役割はこの点にあると思います。住み慣れた土地を追われ、行く先々で合う明日の見えない絶望。貧しくても富める者たちよりも自分たちは強く生きていく。決して簡単には崩れない。強いメッセージを感じました。僕は幸い仕事に就いていますけど、いざとなったら仕事の好き嫌いは選んではいられませんね。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-09 23:38:54)
38.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
野球のチケットと回らない扇風機だけで、この緊迫した時間と空間を作り上げるなんてスゴイ!僕も会社で終業時間が近づくと(まだかなまだかな)とソワソワするクチです。みんな家に帰りたいばっかの状況の中で1人敢然と11人に立ち向かうのってすごく勇気のいることだと思います。12人だと票が割れちまうじゃないか、と思っていましたが、採決を決める13番目は誰か、言わなくても観ていれば分かることだと思います。よく考えると、皆どこにでもいる普通の人たちなのに、誰もがヘンリー・フォンダのように英雄?になれるから不思議なもんです。ひとり、またひとり、ミカン取りがミカンになるかのように無罪に考えを変えていく様は、論客でなくとも痛快さを感じると思います。おじいちゃん陪審員の癇癪が好転していて面白い。本人は本気で怒ってるんだけどなぜか笑ってしまいます。「ところであんた、名前は?」この一言で僕の開いたままの口がさらに開いてしまいました。日本でも裁判員制度について議論がなされていますが、この映画を観るとさらに賛否が分かれてしまいますね。
[DVD(吹替)] 9点(2005-11-16 15:21:56)
39.  エバー・アフター
これは良かった! 久しぶりに清々しい、爽快感に満ちた映画を観ました。誰もが知っているシンデレラの話だったのもありますが、ドリュー・バリモアの元気な演技に深夜の2時に観たのに惹きこまれました。継母と長女が憎ったらしく、王子もほどよくバカなのが良い。あんなに虐げられても、我慢の限界まで継母に愛されようとしたダニエルの気丈さに、つい涙がでそうになりました。継母もやなやつだったけど、一度だけ見せた亡き夫への思いをはせた表情だけが救いのような気がします。シンデレラのお話の先入観をもって観ると、非常に楽しめる映画だと思います。勧善懲悪って、やっぱりいいなぁ!スカッとする!
[DVD(吹替)] 9点(2005-11-05 08:43:29)(良:1票)
40.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
てっきり女性ボクシングチャンピオンになってハッピーエンドの映画だとばっかり思ってました。やっぱり映画は前知識なく観る方が正解ですね!スポーツ物のセオリーである”すごい素質のある若者”という人物設定をばっさり切り捨てて、生きがいと夢を持った31歳の貧しいウェイトレスという主人公。物語の展開も動と静の波をつけた、素晴らしい映画でした。ボクシング、そして終盤のあの場所でのヒラリー・スワンクの体を張った演技には、ズンッと胸を打つものがありました。すでにオスカーを受賞した女優なのに、「この映画の役だけは、どうしても自分にやらせて下さい」とクリント・イーストウッド監督に直訴したというエピソードから察するに、知識がないくせにいちいち脚本や演出にチャチャをいれる二流役者たちと違って、本当に『映画』を作りたいという3人の一流の役者たちの熱意が、モロに映画に反映されていました。こういう映画に出会えたことを幸せに思います。物話は幸せじゃないけどね。・゚・(ノД`)・゚・。
[DVD(吹替)] 9点(2005-10-29 22:48:51)
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