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果月さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 《ネタバレ》 
サブタイトルのとおり、不倫の二人は最後まで関係を持ちません。そこが古典的というか現代では失われてしまった「奥深さ」でしょうか。 でも、やっぱり上流階級に生まれた人は最後までその階級から出られないというか出ようとしないんですよね。 上流階級の「決して本音を言わない優しい冷酷さ」は怖すぎ…; 最初からその上流階級の人望を「得られなかった」男性は離婚と再婚を果たした。 一方、その階級の人々から愛されていたニューランドは最後まで自分の心のままの人生を生きられなかった。 その対比がさりげなく描かれていましたが、結構、監督が言いたかったところってそこかもな~と思いました(ちょっと前に流行った本「嫌われる勇気」ってやつ?) さすがスコセッシ監督と思わせる美しい背景やセット、映像の色使いのセンスは素晴らしかった。 俳優さんで素晴らしかったのはなんといってもウィノラ・ライダー。 皆さんご指摘の通り、ミシェルは好きな女優さんですが、この役にはイマイチでしたか?; 「異端」の雰囲気はあったけど、それにふさわしい行動がなかったような気がします。 ケイト・ブランシェットみたいな女優さんがよかったのでは? 最後に「会わない」選択をしたのもニューランドならでは。やっぱり「枠」から出れないんですよね。 ほっとしたような淋しいような気がしましたが、この映画の結末にはふさわしい、と納得はしました。 良質な映画だけど、もう、ひとひねり欲しかったかな~と言ったところ。
[地上波(字幕)] 6点(2016-06-04 14:57:19)(良:1票)
22.  リンカーン
一見、地味な映画ですが中身はすごい人間ドラマでした。「人種差別」といういまだに解決出来ていない問題を真っ向から立ち向かった人々の軌跡を描いている。この時代「差別は間違っている」と堂々と言う事にどれだけに勇気が必要だったか。ましてや国会で取り上げるなど、本当に命がけの行為です。 観賞するにあたっては、ある程度の予備知識は必要とされる大人の映画。 まず、米国で一番傷になっている戦争は第二次世界大戦ではなく南北戦争なのです。生活している場が戦場になったのですから。 どれだけ奴隷が冷遇されていたか知るには「ルーツ」というドラマがお勧めです。 大統領という巨大な権力を持ったとして元は一人の人間。リンカーンの孤独と苦悩がひしひしと伝わってくるようでした。 しかし、なんといってもトミー・リー・ジョーンズの存在感がすごい。 「私はこの修正案を通すためならどんなにののしられようと構わん」 卑怯者と言われようがいくらでも泥をかぶってやる。これが本当の信念と覚悟ってやつですね。 自らのプライドを優先する人はただの見栄っぱりのお子ちゃまです。 派手な戦闘シーンやアクションなどをウリにしたチープな映画があふれかえる昨今、こういった良質の映画がもっと作られて欲しいな~と思います。
[地上波(字幕)] 8点(2016-04-16 21:54:00)
23.  マリーゴールド・ホテルで会いましょう 《ネタバレ》 
「時間がないと価値観が変わる」とは某映画の台詞ですが、この映画にもそれが感じられました。英国からマリーゴールドホテルに来た人々は、みんなそれぞれこれまで自分が捧げてきた人生に「裏切られた」「偽り」と感じているように思いました。 自分も親を失ったり、長患いの友人が逝ったり、身体の無理が利かなくなってきたり、といろいろと「人生の終わり」が見えてくる歳になったので、身につまされる映画でした。 旦那がこっそり作っていた借金で何もかも失ってしまった妻と旦那に失望している妻の対比。娘が成功して失ったお金が戻ってくると分かったら、あっさり夫を置いていく姿には笑った。結局あんたが執着してたのは「伴侶」じゃなくて「金」かい~(笑) ホテルオーナーの若いカップルが初々しくて微笑ましい。女優さん超綺麗でびっくり!あんないい女逃がしたら一生後悔するぞ~ 映像は色彩に満ちているが決してケバケバしくはない。どこか上品でそこがファンタジックでもあります。 現実的には英国から発展途上国のインドで晩年を迎える彼らの姿を「惨め」とか「負け組」なんて言う声も大きそう。が、幸せとか充実感なんて本人しか分からないものだし、本人が感じて決めるものでしょ。 インドに死にに来た判事は誰からも尊敬される地位も人柄ももっていたけど「牢にいたのは私だった」と言っていた。最後に解き放たれたのは救いでした。 「本当に強いものは変化できるものだ」とはダーウィンの言葉だったかな。 人生にもそれが当てはまるかもね~ 自分の人生は他人の価値観ではなく自分の価値観で生きないとね。それには勇気がいるけれど、その勇気を少し分けてくれる映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-05 16:32:55)
24.  ミシシッピー・バーニング
大人になって人種差別問題を勉強するようになってから見たので、かなり感情移入できました。 差別主義者にNoという事がどれだけ勇気がいるか今なら分かります。 勘違いしてはいけないのは「白人を殺すのは白人である」という事。 私は日本人だから日本の社会に対して責任がある。日本の差別にNoと言った時、攻撃してくるのは日本人です(だから勇気がいるのです) 差別主義者を増長させているのは「大勢の普通の白人」。「私達は公平です(黒人は)彼らにふさわしい扱いです」となんの疑いもなく言う人々。 「日本はいつも正しい」と盲目的に信じている大勢の「普通の日本人」の姿にそれがダブります(私もかつてそうだったから分かります) イギリス人の女性が日本人留学生と話した時「自国の歴史に対して無知すぎる」事に呆れたそうです。「ドイツ人でナチスの蛮行を知らない者などいないのに」。 そう、この映画に描かれている白人は東アジアにおける今の日本人の姿と同じなのです(ロバを毒殺した父親のように、他のアジア国が日本の上をいくのが許せない)それを理解して観なければ、この映画の真のメッセージは汲み取れないでしょう。 ジーン・ハックマンの存在感に負けないデフォーはすごい、と思いました。…顔のせいだけではないよね…(←失礼;)
[地上波(字幕)] 8点(2014-06-08 02:07:21)
25.  ライムライト 《ネタバレ》 
私自身「老い」を感じる今だからこそ共感できる事が多々あり、チャップリンの優しさと崇高さに涙しました。私が一番泣いたのはラストではなく、テリーがプリマと認められるオーデションの場面。 「君は真の芸術家だ」テリーの才能に感動して座ったままのカルベロ。彼の周りからライトが消えていくせつなさ。カルベロ自身がはっきりと自分はプリマ・テリーの為にならない存在だと分かった場面ではなかろうか(この映画の舞台クオリティは非常に高い。バレエのシーンなど、本当のバレエ演目としても通用するレベルである) 最後にお酒の力を借りて舞台を成功させるカルベロ。しかし、その代償は「死」である。 酒の力を借りれば笑わせる事が出来る、と証明したかったのかもしれない。 最後まで彼は舞台芸人だったのだ。 私はカルベロとチャンプリンの命がけで芸術を貫いたところが重なってみえた。 チャンプリンの様々な思いが詰まっているこの作品は、私にとって「愛しい作品」です。
[地上波(字幕)] 9点(2014-04-14 00:02:57)
26.  トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2 《ネタバレ》 
ガラガラの映画館で観てきましたよ;(半分やけくそ;)見続けてきたんだからしっかり最後も見届けねば;私としては「あっぱれ!」と言いたくなる終わり方でしたね。この映画の言いたかった事は「平和」だと思うんですよ。一度、壮絶なバトルを繰り広げますと「憎しみの連鎖」が生まれ、簡単に終われなくなるんです(現実世界を見てみればお分かりでしょう?)ある程度納得しないまでも「どこかで引く」駆け引きが大切なんです。「気に入らないやつは全員ぶっ殺せ!」なんてガキ理論です(ガキの映画が多くて困る)非現実でありながら、現実への警鐘を私はみた。要するに某歌手の歌「愛は戦争より大きい」なんですね。ラブラブストーリーにふさわしい幕切れだったと思います。個人的はベラがヴァンパイアになった時点でテンション落ちたんだけどね~「違う種族が惹かれあう~」ってとこが乙女心(おい;)をくすぐったのよね~なので、初めてマイナス1点です。
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-23 16:55:51)
27.  ツーリスト 《ネタバレ》 
この映画に足りないのはセンスだべ;ストーリーは期待してないからせめて二大大物俳優を活かした「おしゃれな会話」とか。「昼下がりの情事」の音楽隊みたく「まぬけな子分」とか。変なこだわりをもった「マニアな敵」とか。しゃれっ気満載にして欲しかった。それでこそ美しいベニスの背景やゴージャスな世界が生きてくるというもの。このところのハリウッド映画の脚本は劣化がひどすぎる(ストライキ起こされた時のやつか?)ジョニーもジュリーも好きですが、キャストは才能ある新人さんにした方が良かったかな。いかに美女とはいえジュリーはピンチに見えんのよ;胸の谷間からナイフだしてブスッと敵をやっつけそうなんだもんよ;
[地上波(吹替)] 5点(2013-04-14 16:28:28)
28.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
この名作を観る機会をやっと得ました。期待を裏切らない素晴らしい映画。1957年の作品だから当時の科学捜査のないお粗末さや、差別社会が反映されているのも緊張感に拍車がかかります。陪審員は「裁く」のではなく「判断」するだけ。それを忘れてはならない。脚本の出来、カメラワーク、役者の演技力、名作たる理由は他の方が書いていらっしゃるのであまり言う必要はないでしょう。なのでちょこっと違う視点を。 ●「8」は欧米では不吉なナンバー●「判定を途中で変えた」ヤンキーズ男に怒った彼はおそらくユダヤ人(おそらくナチの迫害から逃げてきた)●DAN鑑定が確立された時、事件を調べなおしてみたら、約100件もの無罪が判明した(死刑囚あり)だから今の捜査ではいかに「現場を荒らさずに確実な証拠を回収できるか」が大きな鍵らしい。 
[地上波(字幕)] 9点(2013-04-14 00:28:04)
29.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
アメリカよ…そんなにも核兵器を肯定したいか…私にとっては最悪な種類の映画でした。最期のオチはシュワちゃんの某映画と同じではないか。ようするにアメリカ様は自国で核爆発しなきゃいいんです。自国以外が放射能汚染されようが自分が無事なら関係ないない万々歳v警察が「善」で市民の義勇団が「悪」とくっきり描かれていたところは「ばかにしているのか?」と思った。警察にも「悪」義勇団にも「善」はあるだろうに。これでは権力主義ではないか…(ダークナイトでは善人も悪人になる二面性や囚人が命を懸けて人を信じる姿勢をみせた事に意味があった)使い古された脚本を切り貼したかのような展開にはため息が…;主人公に関係するヒロイン的女性が二人出てきた時点で私は「こっちの女性が黒幕か…」と気づきました。ベインと子供は日本の漫画「BASARA」にそっくりなのが出てきます。読んでいるんじゃないかな~キャットウーマンと絶望からの帰還は良かったので、そこだけ評価します。
[ビデオ(吹替)] 2点(2013-01-10 16:35:08)
30.  ターミネーター4
この映画を企画した人は映画人ではなく、利益追求型の企業人間だろう。映画を愛する人ならば作れない映画である。が、最近はそんな映画がウィルスのごとく増殖してきて悲しい限り;若い人ならばアクションシーンを楽しめるかもしれないが、小学生の頃から映画を観賞してきている年配者としては「またこのパターンか…」の連続で戦闘シーンは早送りしちゃいました;役者さんにとっても辛い時代かも。演じがいのある話が少なくなってきてるんじゃないかな~?;
[地上波(吹替)] 3点(2012-09-23 15:00:28)(良:2票)
31.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
誰もが知っている星座の神話。お話は知っているので映像や演出を楽しみに鑑賞。神だの人間だのまともに考えてはいけないストーリー展開は覚悟してました;でもなんだろう?何というか神秘性が物足りない…(元映画の方があった)主役が泥くさいから?鑑賞時に母がヒロインを見て「叶姉妹に似てない?」と言ったから?う~ん理由は分からない。映像は面白くて、最後のクラーケンは迫力がありました。映画で観たらすごかったんだろうな~アンドロメダ姫はもっと透明感のある乙女にして欲しかった;生贄になるという処女性が感じられんのよ;最後に叶姉妹を選ぶ主人公に納得してしまったではないか;
[地上波(吹替)] 4点(2012-04-23 22:45:44)
32.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
この映画は単純なヒーローものではなく善悪をあまり明確に描いていない。映画中の台詞どおり「彼(ヒトラー)以外のドイツ人もいた」の証明ではないだろうか。反乱側の目的は「暗殺」ではなくて「祖国の為」にあった。頭の良い将校ならこの戦争は敗北に終わる事は分かっていただろう。だから「降伏」ではなく「休戦」にしたかったのでは(少しでも国に有利になるように)作戦の失敗は分かっているので、ずっと緊迫しながら画面に見入った。鑑賞後「暗殺に成功しても作戦は失敗したのでは?」と思えてきた。「洗脳」と「服従」が蔓延した当時のドイツ体制をクーデターで覆せなかったのではないか?(「惰性と恐怖」の支配は強力である)出来るのは「敗戦」という破壊だけだったかも?と感じた。感情移入しにくかもしれないが「人間ドラマ的映画」にしなかった事こそ私は評価したい(トム・クルーズの配役は少しでも多くの人に鑑賞させる為かもしれない。でないとこんな地味な映画見ようって人少ないだろうし…;)
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-20 22:46:41)
33.  トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 《ネタバレ》 
このシリーズ好きだけどいつもDVDだったのに…ついに映画館で観てしまった;「恋におちる→ベッドイン」が定石のハリウッド映画で「緊張する初夜の花嫁」は貴重。後半はシリーズ中一番エグイんでないか、と思えるぐらいすごい展開。痛すぎる~!いや~ベラってすごいわ。その純愛っぷりと強さに脱帽よ。シリーズ1でも「死んでもいいぐらい好き」だったけど今回も徹底してます。エドワード君も「ベラが死んだら生きていけない」オーラでまくり。いつものラブラブロマンスは迷いなしで清々しい。転生も含めてシリーズ最大の試練でしたね。最終回もしっかりラブラブ色で尽き進んでいってくれたまえ!期待しとるよv(終わり方が「アバター」に似てたんでちと笑えた;)
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-20 17:07:49)
34.  X-メン 《ネタバレ》 
つ、つまらんかった~;というのが観終わった後の感想です;話雑すぎでは?始終言い訳している感じがして嫌だった。「ローガンが人を殺したのは戦争でだけですよ、悪者しかやってません、手術したのは恋人の復讐の為、恋人いたのは催眠術のせい」等など…一番嫌いなヒーロー像だ~;兄弟の確執も殺し合う程の事?「(兄は弟に)見捨てられたって荒れてたぜ」という台詞を聞いた時には「思春期の少年か…」と突っ込みましたよ;中途半端に幼少期や傭兵時代なんて描かず、カナダのシーンから描けば他の部分が丁寧に出来たのでは?原発事故を起こしたスリーマイル島をだしてくる意味は何?(映画製作時は福島原発事故前だけど)とにかくつじつま合わせだけで終わってしまった映画だったな~ウルヴァリンは結構好きだったのに評価下がっちゃった;アクションシーンはそれなりかもしれんが、緊張感がなかったし。で、兄ちゃんて狼男かミュータントかどっちなんだろう?
[地上波(吹替)] 3点(2012-02-19 17:11:00)
35.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
昔のトレンディドラマみたいに少し古臭い、と感じる部分がある(公開当時はスタイリッシュだったんだろうけど。時代を背した恋愛映画だから「時代を超える作品」にはならないかな)初めはヒロインの態度に「どうして私がこんな目に合うの?この男のせいよ」みたいな雰囲気があってイラつきました。自分も庭を手にいれる目的があったくせに棚上げかよ~どうも「優等生な私」を演じるきな臭さがあるので「子供たちの為に~」も説得力を感じなかった。だからラストで「庭なんかどうだっていい」の本音に可愛い女じゃないか~と顔がほころびました。これから二人の本当の恋愛が始まるのだな~という予感を感じさせるラストは良かったです。
[地上波(字幕)] 6点(2012-01-21 17:48:36)
36.  ウルフマン(2010) 《ネタバレ》 
何故かはまってしまった作品;皆様がおっしゃるように「熊男」だったり脚本の深さがイマイチだったりするのだが、大好き映画の一つになってしまった;多分、子供の頃に初めて見た「狼男」の怖さを再現していたから、あの時の怖さドキドキ感が蘇ったからだと思う。美術から醸し出すゴシックホラームードは1級だしv役者陣は皆素晴らしく、ベニチオという男優さんを知ったのも収穫でした。アンソニーホプキンスの存在感を壊すことなく立ち位置を確保できる俳優は少ないんじゃないかな。話的には「ひでー父親」と思った;狂気と訳知りなのは初めから感じたが、妻殺し息子殺し、果ては尽くしてくれた従者まで殺すし~(地下にこもるのは息子から身を守る為かと思ったじゃん;)もしかして、父親は「妻殺し」を暴き出した息子を憎んでいて、自分と同じ苦悩を味わせたかったのかも?個人的には殺戮シーンより精神病院のシーンが怖かったです。「大人になって一番怖いのは「怪物」から「人間」になったのかな~」と思いました;初めて「狼男」を観るなら絶対これをお勧めします(あくまで初めて、ですが;あ、R15でね)
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-02 11:48:26)
37.  猿の惑星 《ネタバレ》 
40年以上たってもいろんな形でリメイクされ続けるのは、根底に流れるテーマが不変のものであり、発想力の素晴らしさ故だろう。実を言うと宇宙船が墜落するシーンで「別の惑星」という発想が思い浮かばず「帰ってきた」って思いながら観てました。なので、ラストのタイラーに「え?気づいてなかったの?」と別の意味で驚愕しました;「オチ知らず」「初鑑賞時は小学生」という(今では)超幸運に恵まれていたにも関わらず、それを活かせなかった。何やってんだ私は…; でも、好きな映画なので(テーマに魅かれる)シリーズは全部みたし、どんな形でもリメイクされると喜んでしまいます。
[地上波(吹替)] 7点(2011-09-24 01:01:21)
38.  私の中のあなた
この映画を観て二つの話を思い出した。「夫の死で救われる妻たち」という本と聖書の(私個人は無宗教) 「子を失った母親がイエスに「奇跡の力で子供を生き返らせて下さい」と懇願する。イエスはあるものを持ってきなさい、と言うが母親は果たせずイエスの元に再び来る。その時イエスは母親に 「あなたは子供が生きていないと愛せないのですか?」と尋ねた」という逸話。 アナの行動に「私も姉を愛しているが母と同じ愛し方はしない」という決意を感じた。 裁判という形にしたのは、第三者が介入する必要があったからだろう。 サラのケイトへの愛は疑いようがない。彼女がいなければ、ケイトはあれ程充実した「生」を生きれたか分からない。 しかし「依存」になっていたのも事実。結局サラは最後までケイトの希望を聞かなかった。 私はケイトほど強くないのでサラのような母親はちとキツイ; 生命の死亡率は100%だ。「いつ死ぬか」より「どう生きるか」が大切なのではないか? これは「家族愛」ではなく「生・健康=(イコール)正しい・善」とした社会風潮に疑問を投げかける社会的映画だと思う ※「夫の死で救われる妻たち」は超お勧めの書籍です
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-23 00:51:17)
39.  モールス 《ネタバレ》 
実は全くの予備知識なしで鑑賞。リメイク版であることも知らずオリジナルも未見(それが吉だったようで) 当初はサスペンスものか悪魔系かと思いましたので意外性がありました。 アパートに引っ越してきた時、少女が男性の前を歩いているとこで、少女に支配権があると気づくべきでした。 全体的にもの悲しさが漂っていて、それが雪に閉ざされた世界とマッチしていました。 少女も少年も「誰にも必要とされていない」孤独を抱えている。 二人は共にあることで孤独から解放されるが、その未来は絶望的。 今、二人を結びつけているものは「恋と友情」かもしれないが、根っこは依存関係なので、いつか破綻する。 少女は少年が歳をとる事に、少年は少女が歳をとらない事に孤独を感じるようになっていくだろう。 しかし、他に行き場のない二人。絶望的な閉鎖感。 希望があるとすれば、少年がある程度大人になった時に、少女と同じになる可能性がある事でしょうか。かといって二人の孤独が癒されるのかは分かりませんが… ふと思ったのですが、少年の両親が画面に出ないのは、その両親の少年に対する「関心度」を表しているのかも。
[映画館(字幕)] 7点(2011-08-27 14:24:47)(良:1票)
40.  トランスフォーマー/リベンジ
…これ、映画じゃないよね?CGによるロボット宣伝VTRだよね?製作側はひらきなおって徹底することにしたらしい。前作は一応「映画」という体裁を整える程度にストーリーをつけていたが、今作に対して迷いはなくなったようだ(前回は設定説明の必要があったからかもね)前作の点数は「オプティマス」にささげたものだったが、今回ず~と停止(死んで?)してるんだもん。点数つける部分がなくなっちゃった;私はロボットものは好きなんだけど、この映画は逆にロボット映画を貶めているように感じてしまった。「ちゃんと作って~!」って叫びたくなった;もしかしたら、バンフォーベン監督のように超ブラック皮肉映画なのかも「こんな中身のない戦いやって破壊しか能のないエロバカなのがアメリカなんですよ!」みたいな。その可能性もあるのに期待した点数です。
[地上波(吹替)] 2点(2011-08-16 11:52:40)
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