21. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
《ネタバレ》 米映画館で観ました。こちらの観客は大爆笑でした。ディカプリオの英語は聴き取りにくい。ブラピの英語は聴き取りやすい(あと肉体が完璧すぎる)。いかにもハリウッドという二人を起用したのは良かった。女優さんは他の人でも良かったかな。最後のアホシーンは秀逸だったけど、最後だけで良かった気もします。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2019-07-29 13:02:39) |
22. チェ 28歳の革命
《ネタバレ》 キューバ旅行の帰りにトランジットのマイアミで観ました。ドキュメンタリーに近く波が無い映画。キューバ革命を勉強した直後だったのでそれなりに楽しめたけど、そうでない人にはキツイだろうな。カミーロが重要人物であったことが分かる作品。インタビュアーにスペイン語で喋る→英語に訳すなど冗長な描写は何とかして欲しかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-06-30 15:42:16) |
23. アリー/スター誕生
《ネタバレ》 飛行機で観ました。ブラッドリーもガガも素晴らしい才能を持っていることは認めるけど、いかんせんスターが誕生するまでの過程に興味が全く湧かなかった。困難に苛まれた人がそれを克服していくようなストーリーなら分かるけど、これを見せられて一般の人は面白いんだろうか。 一点だけ評価したいのは、自殺の詳細な描写をカットしていたことです。American Foundation for Suicide Preventionのrecommendationをちゃんと守っていてそこは大変良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-06-22 06:37:06) |
24. グリーンブック
《ネタバレ》 飛行機で観ました。ジャズそのものに対する描写が少なく、マイノリティの葛藤や友情にフォーカスを集約したことが逆に良かった(セッションやラ・ラ・ランドのようにならずに済んだ)。自分はアメリカ在住ですがアジア系、移民、アメリカ国籍なしとザ・マイノリティなのでかなり響きました。最後のシーン"Thank you for helping him with the letters"も良かった。 しかしヴィゴモーテンセンが主演してたことに気づきもしなかった。映画館で観てたら9点だったかな。クリスマスにもう一度観たい。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-06-22 06:32:32)(良:1票) |
25. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 めっちゃ面白かったけどちょっと長いかな。バットマンがカッコ悪くてジョーカーがカッコイイという善悪でカッコ良さが逆転している作品。"You know the thing about chaos? It's fair"という台詞がカッコ良くて忘れられない。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-06-17 03:05:33) |
26. モーターサイクル・ダイアリーズ
《ネタバレ》 普通に面白いんだけど、題材的にはもっと面白く出来たと思うので勿体ないと思う。もっと南米の情景を鮮やかに描いたり、南米の音楽と上手く登場人物の心理状態を絡めたりすれば良かったのにと。もう少しカタルシスが欲しいところ。最後のアルベルト・グラナード本人登場はグッときた。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 16:22:03) |
27. アメリカン・アニマルズ
《ネタバレ》 実話をもとにした映画ではなく、実話。普通に面白かったけど、特筆するところもなく2回目を観ることはないかな。 [映画館(字幕)] 7点(2019-06-05 21:50:37) |
28. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 まず冒頭の地球の海の描写で2点くらい持っていってる。相変わらず水の色彩だけでなくテクスチャーまで表現することにかけて天才的。無重力に浮かぶサンドラブロックの涙もね(世界で最も美しい顔1位なのに演技も上手い泣)。音響やカメラワークも妥協がない。事実上、登場人物が2人しかいないし(2人とも魅力的)、時間も90分しかないのに、この濃密度はちょっと考えられない。むしろ映画はこれくらいシンプルでいいのかもしれない。自分的には宇宙映画ナンバーワンかな。 [インターネット(字幕)] 9点(2019-05-08 13:20:39) |
29. 大いなる遺産(1998)
《ネタバレ》 すげー面白かった。ちょっとフォレストガンプみたいだなと思いながら観てました。水飲み場でキスするシーンは印象的ですね。 グウィネスパルトロウの乳が見えそうで見えないのは怒りで震える。他の作品で散々セックスシーン出てくるのに、有名な女優さんを起用したことで却って表現されるべきものがされなくなっている。パリに行くくだりは必要なかったというか、表現が唐突だった(パリでエステラに会うのかと期待した)。ラストシーンを深く描かないのは良い。イーサンホークは格好過ぎて人生って不公平だなと思った。しかしガタカといい彼はピュアな役が似合いますね。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-15 15:21:46)(良:1票) |
30. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 最後のシーンが蛇足という意見もありますが、自分にとってはとても良かったです。ただ少し長すぎるかな、2回に分けて観ないと。他のレビュアー様も仰っている通り、シンドラーが清廉潔白な聖人として描かれていないところが逆に良いと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-03-07 13:51:32) |
31. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 未来系SFの中では普通に面白かった。少なくてもブレードランナーよりは面白かった。ただ、結局何を伝えたい映画だったのかと言われると。。子供を持つことのユニバーサルな尊さ? しかしBrits Englishは本当に聞き取りずらいわ。あとChildren of men→トゥモロー・ワールドっていくら何でも邦題ひどすぎません? [インターネット(字幕)] 7点(2019-03-04 15:38:31)(笑:1票) |
32. バベル
《ネタバレ》 カタルシスゼロ、要所要所の冗長なシーンの連続で、「多分平均点5点台だろうなー」と思ってたら実際そうだった。ただ自分的にはすげー面白かった。時系列の前後や、沢山出てくる登場人物を感じさせない自然かつ緻密な作りと、音楽の差し方が素晴らしかった。菊地凛子さんは聾の演技上手すぎてちょっと引きました。アウトレイジの全員悪人ならぬ、全員ちょっとダメな人という感じの映画だが、ガイド役のネパール人が金を受け取らなかったり、ケイトブランシェットが生還したり、最後の方に救いがあって良かった。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-03 12:10:24) |
33. セッション
《ネタバレ》 レビュアーの皆様の高い評価に正直驚いています。大変残念ですが、良い映画とは思えませんでした。理由は単純で、あまりに現実のジャズシーンと解離しており、リアリティがなく、またジャズという音楽そのものに対する誤解を与える作りだからです。作中では「次のチャーリーパーカー、バディリッチ」のような表現が随所に出てきます。しかし、現代のジャズシーンにおいて、そのようなプレイヤーは全く評価されません。実際のジャズシーンでは「チャーリーパーカーやバディリッチと違うオリジナリティ」こそが至上命題であり、作中で登場人物たちが追い求めるプレイヤー像は、ジャズの本質的な創造性から最も遠いあり方といえます(実際主人公のドラミングもそんな感じでした)。フィクションと言ってしまえばそれまでですが、もっとミュージシャンにちゃんと取材をしてほしかったです。実際プロミュージシャン数人に感想を聞きましたが、同じ反応でした。 本来のジャズは真摯で、創造的で、作中で描かれているよりも遥かにシビアです。こんな風な撮られ方をするのはとても悲しいです。見せ方は上手いのでしょうが、根本的な部分がズレているので低評価とさせて頂きます。 [DVD(字幕)] 2点(2019-03-02 17:36:48)(良:2票) |
34. リトル・プリンセス
《ネタバレ》 発音的には完全にサラだし、小公女セーラって訳は超微妙ですね。 普通に面白かったけど、普通かな。ストレートな親子愛、友情、勧善懲悪、夢を見ることの大切さ。掃除するシーンのカメラワークはROMAと一緒ですね。キュアロンはROMAの最初のシーンや最も危険な愛し方のテキーラのシーンみたいに、水の描写はもう少しディテールまで表現して欲しかった。有名な原作だとあまり個性出せないのだろうか。 US Netflixで字幕なしで観ました。"All girls are princesses." 覚えておこう。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-02-26 15:01:54) |
35. ROMA/ローマ
《ネタバレ》 とても精巧に作られた映画であることは間違いないのですが、すみません、私は無理でした。「どーせこれ流産するんだろーなー、実際したら嫌だなー」と思いながら観ていて、本当にその通りになってしまい、感動よりも辛さや胸糞が勝ってしまいました。最初と最後の飛行機のシーンを始め、解説を見るまで気づかないメタファーが多く、自分の感受性の無さにちょっと落ち込みました。ただ、最初の水のシーンは好きです。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-02-24 15:48:48) |
36. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 リアルタイムで劇場で見て、最近ストリームで見直しました。面白いんですがやっぱり日本語がひどすぎますね。何で誰も指摘しなかったのか。戦闘シーンと、コットンマウスの復讐アニメシーン(確か日本人が作ったんだっけ?)は良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-12-12 14:59:42) |
37. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 映画館で泣いてしまった。周りの人も泣いていた。どうやって再現したの?というくらい高いレベルで再現されていて(役者さんマジで似すぎで後で確認するまで本人が特殊メイクしたものかと思ってた)、またクイーンに対するリスペクトが終始感じられて良かった。クイーンは高校以来あまり聴いていなかったけど、その素晴らしさを思い出させてくれたことに感謝したい。今やAIDSは死なない病気になったので、フレディがもし生きてたらな~なんて考えながらこのレビューを書きました。 [映画館(字幕)] 9点(2018-11-11 17:38:21)(良:1票) |
38. キングコング: 髑髏島の巨神
《ネタバレ》 BGMでパラノイド使ったのは良かった。まあ普通に楽しめたけどツッコミどころ満載だし7点が上限かな。さほど多く語るほどの作品でもないかと。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-09 11:52:34) |
39. レッド・スパロー
《ネタバレ》 元バレリーナがスパイやるっって設定的に無理がありすぎる。一瞬で身バレでしょ。こういう雰囲気の映画自体は好きなので勿体ない作品だと思いました。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-09-09 11:51:03) |
40. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 続編を見たので思い出し投稿。掛け値なしに恐竜にワクワクした少年時代を思い出した。リアリティ、展開、"パーク感"、どれをとっても自分にとっては良作だ。 歌舞伎町のTOHOシネマズを出た後でも、ちょっとした街の物音に「どっかから恐竜出てくるんじゃないのか!?」と感じるくらい、気分的には入り込んでいた。本当に楽しい時間だった。元祖へのオマージュというかリスペクトもしっかり感じられて良かった。 映画館で見た場合と、PCで見た場合で別物だと思う。本作は映画館で見るべき作品。 [映画館(字幕)] 9点(2018-07-17 02:01:14) |